Wiki内検索
最近更新したページ
最新コメント
Menu
ここは自由に編集できるエリアです。
タグ
このウィキの読者になる
更新情報がメールで届きます。
読者数:0名
このウィキの読者になる

大腿筋膜張筋 Tensor fasciae latae muscle

起始

上前腸骨棘

停止

脛骨外側顆に付着する腸脛靭帯

支配神経

上殿神経(L4〜S1)

作用

股関節を屈曲・外転・内旋させる
骨盤〜股関節にかけて中殿筋小殿筋と共同して外側の安定性に関与する。

備考

長距離ランナーの代表的な疾患の一つとして腸脛靱帯炎がある。また、縫工筋と同様に上前腸骨棘の剥離骨折を引き起こす原因筋である。大腿筋膜張筋は二関節筋であるため、単関節である中殿筋小殿筋に比較して非常に使いやすい。そのため、緊張が亢進し短縮をきたす結果となる。大腿筋膜張筋の短縮評価テストとしてOberテストがある。

Oberテスト:患側下肢を上にして患者を側臥位にする。膝関節を90°屈曲位にして、股関節をできる限り外転し、腸脛靱帯をゆるめる。そして外転した下肢を離すと、腸脛靱帯が正常ならば下肢は内転位に落ちてゆく。
しかし、大腿筋膜張筋か腸脛靱帯に拘縮があると、下肢を離しても外転位のままとどまる。
2007年10月15日(月) 23:27:39 Modified by mediwiki_kaiboseiri




スマートフォン版で見る