長内転筋
起始
恥骨結節の下方停止
大腿骨粗線の内側唇中部支配神経
閉鎖神経(L2・L3)作用
股関節を内転・屈曲・外旋させる大腿骨の固定により、作用した筋側の体側の骨盤を下制させる。
筋の付着により、長内転筋は特別な作用をする。股関節屈曲60°までは屈曲に作用し、60°以上の屈曲により股関節伸展に作用する。
備考
内転筋炎や内転筋肉離れは、長内転筋であることが多い。また、薄筋に次いで股関節外転制限の筋因子となることが多い。【私的見解】
長内転筋の短縮はサッカー選手に多く見受けられる。キック動作の際に、股関節の内転を伴うために、長内転筋を多用するからではないかと考えられる。2007年10月17日(水) 00:00:13 Modified by mediwiki_kaiboseiri