韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」の関連記事・二次小説置き場です。特別寄稿『今英嘆 水天の月編 終章 霽月』は7/6にUPされました。

「呪いの札」の顛末

国内正規DVD版字幕

夜、おばの部屋
めい(おばの方を見ずに)「断ります」
おば「断るだと?」
めい「はい お断りいたします
チェ一族は料理の腕で
最高尚宮の座を
守っていけるはずです
なのに なぜです?」
おば「怖いのか?」
めい「自尊心が傷つきます」
おば「自尊心か」
めい「私たちはそんなことを
しなくても…」
おば「黙りなさい
大きな勘違いをしているな
確かに チェ一族から輩出した
最高尚宮は皆 優れている
でも 優れているだけでは
ダメだ
優れていれば 誰でも
最高尚宮になれるとでも?
他に優れた者が
いなかったと思うか?
聡明なお前ならわかるな?
我が一族は
宮廷を牛耳る勢力の
陰の仕事を引き受けてきた
それが 一族が
繁栄した理由よ
知ってのとおり
この座にいれば
高い地位にはなれなくても
汚れ役を引き受けて
莫大な富を得られる
我が一族の宿命だ」
めい「でも 人を雇うことも
できます
なぜ直接 手を下すのです?」
おば「女官になったら必ず
大仕事をさせるのが
先代からの方針だ
恐れを知ってこそ強くなる
私も女官になってすぐに―――
命令を受けて
友を1人 死に至らしめた
それに 宮廷では
誰も信用できぬからだ
(お札を差し出す)
退膳間に
このお札を隠しておいで
皇后様のおなかの子を
姫君にするお札よ
生まれてくる子が
後継ぎになる男の子だと―――
オ・ギョモ様も
我が一族も安泰ではなくなる
わかるな?
避けることはできない
一族の運命を受け入れ
お札を隠しなさい」
めい(おばを見ずに)「断ります
おば「クミョン」
めい「私はイヤです」
めい立ち上がって部屋から退出
おば「それでも やるしかない
私がそうだったように…」

めいの部屋
(我が一族は
宮廷を牛耳る勢力の
陰の仕事を引き受けてきた
それが 一族が
繁栄した理由よ)

私の自負心や誇りは
どうなるのですか?
王様に最高の御膳を捧げて
得た富や名誉でないなら
何の意味があるのですか?
謀反の密告で 地位を
手に入れる成り上がりと―――
同じではありませんか
そのために私は
宮中に入ったのですか

別の日の夜
(めいおばの部屋に入ってくる)
めい「お札を下さい」
(おばお札を渡し、めい受け取る。めい部屋から出ようとする)
おば「クミョン」
めい「これが定めなら
受け入れます
でも こんな定めは
私の代で最後にします
私で最後です」

露見後
(納屋におばが入ってくる)
おば「おいで」
めい「でも…」
おば「私から女官長様に
お願いする
何の罪もないお前を
閉じ込めるなんて
明らかに怪しい行動を
した者がいるのだから」
(おばめいを連れて出て行く)

別の場所
おば「絶対にあのことは
話してはならぬ
きぜんとした態度で
いなさい
女官長様には
お話ししておくから
しばらく姿を隠しなさい
決して油断をしてはいけない」
めい「はい」

失敗後
おば「我ら一族の立場が
わかったな?
失敗は この私が
二度と許さない」


吹き替え

夜、おばの部屋
めい「お断りします」
おば「何?断る?」
めい「はい、尚宮様、お断り致します。
そんなことをしなくても、私達チェ一族は、料理の腕で十分に最高尚宮の座を守っていけるものと思います
なのに何故そのようなことまで!?」
おば「断るのは怖いからか?」
めい「いいえ自尊心が傷つくからです」
おば「ふっ…自尊心か」
めい「っ!はい、尚宮様。私達はこれからのし上がろうとする者達とは違います」
おば「甘いことを言うのもいい加減におし!
お前は何か大きな勘違いをしているようだね。
確かに、チェ一族から出て最高尚宮にまで上り詰めた方々は皆優れた方々ばかりだった。
しかし、優れているだけではダメなのです。
この宮中で、優れてさえいれば誰でも最高尚宮の地位につけると思っているの?
最高尚宮を独占してこられたのは他に優れた者がいなかったからだとでも?
聡明なお前に分からぬはずはあるまい。分かるね?
我らチェ一族は、宮廷を牛耳る勢力が表立ってはできぬ仕事を代わりに引き受けてきた。
それが我が一族が存在する理由です。
分かっているだろうが、この座にいれば高い地位にはなれなくとも地位以上の富を手に入れられる。
汚れ役を引き受けることにより、莫大な富を得て一族は繁栄してきた、それが我が一族の宿命なのだよ。」
めい「でも、人を雇うことだってできます。何も直接手を下さなくとも」
おば「その理由の一つは、まず女官になったら必ず大きな仕事をさせるというのが先代からの方針なのです。
恐れを知ってこそ強くなれるというもの。
私も女官になってまだ間もないころ、命令を受けて、友を一人死に至らしめたことがある。
もう一つの理由は、宮廷では他人は信じられないから。
(お札を差し出す)
さあ、退膳間にこのお札を隠しておいで。これは皇后様のお腹の中の子を姫君にするお札。
もし、生まれてくる御子が跡継ぎになる男の子だったら、オギョモ様はもちろんのこと、我が一族の将来も安泰ではなくなる。
分かっているわね?」
めい「…………」
おば「お前には拒むことも避けることもできない。一族の運命を受け入れて、退膳間にこのお札を隠してきなさい。」
めい「……………………………………お断りします」
おば「クミョン」
めい「……私は嫌でございます」
めい立ち上がって部屋から退出
おば「それでもお前にはやってもらうしかない。私がそうだったように…」

めいの部屋
(我らチェ一族は、宮廷を牛耳る勢力が表立ってはできぬ仕事を代わりに引き受けてきた。
それが我が一族が存在する理由です。)

では、私の自尊心や誇りはどうなるのですか?
(画面向かって左目から涙が流れる)
いくら富や名誉を得たとしても、王様に最高の御膳を召し上がっていただくことで手に入れたものでないなら、何の意味があるのですか?
謀反を密告して、その見返りに地位を手に入れる成り上がりと、まったく変わらないではありませんか。
そのために私は宮中に入ったのですか?

別の日の夜
(めいおばの部屋に入ってくる)
めい「お札を下さい」
(おばお札を渡し、めい受け取る。めい部屋から出ようとする)
おば「クミョン…」
めい「これが定めなら受け入れます。
でもこんな定めは、私の代で最後にしてみせます。
…………………………こんな思いをするのは私で最後です。」

露見後
(納屋におばが入ってくる)
おば「おいでクミョン」
めい「でも最高尚宮様が…」
おば「気にしなくてもよい。私から女官長様にお願いしよう。
ヨンセンの言葉を信用して、何の罪もないお前を閉じ込めるとは……
明らかに怪しい行動をした者がいるのに何故お前が罪をかぶらなくてはならない。
さあお立ち」
(おばめいを連れて出て行く)

別の場所
おば「どんなことがあっても、絶対にあのことは話してはならない。
とにかく私にまかせて、お前は毅然とした態度でいなさい。
それから、女官長様には私からお話しておくから、お前はしばらく姿を隠していなさい。
何かあったら知らせるけど、決して油断をしてはいけない」
めい「はい」

失敗後
おば「我らチェ一族の立場がよく分かったであろう。
あのような失敗はこの私が二度と許さない。」


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☆39話の百合妄想

クミョンがヨリに「チャングムを私にささげるといったわね?」 と言いました。

クミョンがチャングムをもらったら
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・「私の足もお揉み!」とリフレクソロジー
・納屋に数日放置後、飲まず喰わずで衰弱しきったチャングムをおんぶして部屋まで連れて行く。
・その後重湯をあーんさせて介抱するも、介抱中延々と「そんな女官がいたことを」と自作ポエム披露。
・医女なんか呼ばないでクミョンがつきっきりで看病←これで治りがより一層遅くなる
・チャングムが回復するまで毎晩添い寝←これで治りがより一層遅くなる
・チャングムをだしにしてチョンホを呼び出し、ふられた腹いせに「チョンホ様より私の方が早くチャングムと出会った」と訳の分からないアピール。

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