つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉

タグ検索で袈裟は61件見つかりました。

僧伽梨衣

iの音写。 ''あるひはいふ、[[袈裟]]はこれ[[吉祥服]]なり。これを服用するもの、かならず[[勝位]]にいたる。おほよそ[[世界]]に、この僧伽梨衣の[[現前]]せざる[[時節]]なきなり。　『[[正法眼蔵]]』「[[伝衣]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%ce%b2%c0%cd... - 2010年01月29日更新

袈裟文庫

(blue){''【定義】''} [[袈裟]]を入れておくための箱のことで、書き物などを入れる文箱を転用しているから、袈裟文庫という。機能的には、[[袈裟行李]]や[[袈裟袋]]と同じ、[[装包]]。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b7%b6%ba%c0%ca... - 2010年01月27日更新

(blue){''【定義】''} [[袈裟]]を入れる袋のこと。[[行李]]を用いる場合には[[袈裟行李]]。[[禅僧]]が[[行脚]]する時には、必ず首に掛けて持ち歩くとされる。[[袈裟文庫]]という物もある。 ''[[黄昏]]の[[坐禅]]、罷めんと欲せば板を鳴らすべし。或は二更三更の中、或は一点二点三点なり。[[住持人]]の指揮に随う。既に板鳴り罷んで、[[大衆]][[合掌]]して袈裟を襞み、被巾に裹んで[[函櫃]]の上に安ず。　『[[弁道法]]』''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b7%b6%ba%c0%c2... - 2010年01月27日更新

三衣

、個人の所有を許された３種類の衣服（[[袈裟]]）のこと。大きさの違いから、[[大衣]]・[[七条衣]]・[[五条衣]]がある。[[十八種物]]、[[比丘六物]]に含まれる。 &color(blue){''【内容】''} ・大衣は[[僧伽梨衣]]といい、正装に当たる。町に[[托鉢]]に出たり、王宮に招かれた際に着る衣。九条衣ともいい、現在[[曹洞宗]]で[[授戒]]を行う場合の[[戒師]]は、これを着けなくてはならない。・七条衣は[[鬱多羅僧]]といい、入衆衣とも呼ばれ、[[礼拝]]や聴講、[[布薩…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bb%b0%b0%e1... - 2008年01月12日更新

糞掃衣

ていたようなボロ切れを綴って作られた[[袈裟]]のこと。[[道元]][[禅師]]は基本的に[[袈裟]]は糞掃衣でなくてはならぬとしており、『[[正法眼蔵]]』「[[伝衣]]」「[[袈裟功徳]]」巻などで、[[十種糞掃衣]]を説く。 ''[[諸仏]]の[[常法]]、かならず糞掃衣を上品とす。　『[[正法眼蔵]]』「[[袈裟功徳]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%b5%c1%dd%b0... - 2009年12月31日更新

化糸

[[正法眼蔵]]』「[[伝衣]]」「[[袈裟功徳]]」巻にて論じられている「袈裟の素材の糸」の話。『法苑珠林』巻３５に見える南山道宣の説。絹の袈裟は、蚕の生命をもって作られたものであるため、殺生の素材であり、[[慈悲]]の[[袈裟]]には成らないが、化女の口の中より出た「化糸」は、害生の糸ではないので用いるという説。[[道元]][[禅師]]は批判的である。 ''[[小乗教師]]、また化糸の説あり。よるところなかるべし、[[大乗人]]、笑ふべし、いづれか化糸にあらざらん。なんぢ、化をきくみみを信ずとも…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b2%bd%bb%e5... - 2009年12月28日更新

脱落

の[[弊衣]]を脱落して、仏祖正伝の[[袈裟]]を[[受持]]するなり。まさしくこれ[[捨邪帰正]]なり。　『[[正法眼蔵]]』「[[袈裟功徳]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c3%a6%cd%ee... - 2009年12月18日更新

屈眴

れ、達磨大師がインドから中国に伝えた[[袈裟]]がこれであるとされる。 ''おほよそ[[袈裟]]、そめて青黄赤黒紫色ならしむべし、いづれも色のなかの[[壊色]]ならしむ。[[如来]]は、つねに肉色の袈裟を御しましませり、これ袈裟色なり。[[初祖]][[相伝]]の[[仏袈裟]]は、青黒色なり、[[西天]]の屈眴布なり。　『[[正法眼蔵]]』「[[袈裟功徳]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b6%fe%26%23305... - 2009年09月18日更新

衩衣

(blue){''【定義】''} [[袈裟]]をたたんだままで、左腕に掛ける略式の方法のこと。 ''元子が参問は、今より已後、昼夜の時候に拘らず、著衣衩衣、而も[[方丈]]に来って道を問ふに妨げ無し。老僧は親父の無礼を恕すに一如せむ。　『[[宝慶記]]』''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%26%2334921%3b%... - 2009年08月14日更新

皮袈裟

定義】''} 動物の皮革を使ってできた袈裟のこと。或いは植物の樹皮を使って出来た袈裟を指すこともある。 &color(blue){''【内容】''} [[道元]][[禅師]]は、『[[正法眼蔵]]』「[[伝衣]]」「[[袈裟功徳]]」巻に於いて、袈裟については、その様式が問題なのであり、素材にはこだわるべきではないとされる。その中でも、特に「皮袈裟」について触れているのが目を引く。 ''又、数般の袈裟のなかに、布袈裟あり、絹袈裟あり、皮袈裟あり。ともに[[諸仏]]のもちいるところ、仏衣仏功徳な…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c8%e9%b7%b6%ba... - 2008年01月16日更新

随方毘尼

五分律』では、皮製品しかない国で、[[皮袈裟]]を許した様子が見える（「皮革法」）。 ''叉手法　支那の儒の礼なり。詳しくは『事林広記』に見える。近時の[[教家]]に、[[叉手]]と[[合掌]]と同義の説あり。然るに、支那にある叉手と合掌と、其の義別あり。又、是れ随方毘尼なり。故に『禅苑規』に叉手法が出るも、『広記』と同じ。又、諸清規に「叉手出班・合掌帰位」の明文あり。検知を要す。　『[[永平小清規]]』「新学須知」''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bf%ef%ca%fd%c8... - 2009年07月24日更新

弊衣

定められた正しい作り方がされていない[[袈裟]]のこと。正伝のない袈裟のこと。 ''このゆえに、[[祖師]][[西来]]このかた、大唐より大宋にいたる数百歳のあひだ、[[講経]]の[[達者]]、おのれが業を見徹せるものおほく、[[教家]]・[[律教]]等のともがら、[[仏法]]にいるとき、従来旧巣の弊衣なる袈裟を抛却して、[[仏道]][[正伝]]の袈裟を[[正受]]するなり。　『[[正法眼蔵]]』「[[伝衣]]」巻'' ②破れた衣のこと。 ''この[[糞掃衣]]をもちいることは、いたづらに弊…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%c0%b0%e1... - 2009年04月09日更新