あ行

アウル

イカルガ内戦時、ジンが配属された第九分隊の隊員。
ジンが発見した「黒き線の集約地」にてラピスラズリに殺された。

アカネ=テルヒコ

リミックスハートにて登場。
士官学校時代のジンと同級生でルームメイト。かつ生徒会役員。
かなりのキレものらしい。

アヤメ=ヤヨイ

暗黒大戦時代における十二宗家「ヤヨイ家」の少女。
黒き獣との戦いに参戦しており、そこでハクメンを目撃し憧れを持った。

事象兵器を作るための「時間稼ぎの戦い」に、封印兵装・十六夜を装備して参加。
黒き獣の策略に捕まった部隊を脱出させるため、十六夜の力を使い先陣を切る役目を背負う。
使命を果たすも光を失い、ハクメンの前で力尽きた

イグニス=クローバー

カルルの母でありレリウスの妻。レリウスによって波動兵器イグニスに組み込まれている。
レリウスは常にイグニスと共にいるが、決してお互いに依存しているのではなく共に「孤高の魂」だとか。
詳細は不明だが、いわゆる普通の夫婦関係ではなかったのだろうか。

エイダ=クローバー

カルルの姉でありレリウスの娘。
レリウスによってニルヴァーナに組み込まれている。当人はその時点で死亡しているとのこと。

カルルに対するしつけはしっかりとしていた模様。
「心の乱れは服装から。いつ何時でも美しい服を身に着けていなさい」らしい。

エイト

暗黒大戦時代における十聖の八番目。派手な衣装を纏ったスレンダーな女性。
自分より若くスタイルの良いナインに対して敵対心を持っており、
お互い気が強いこともあって何度となく衝突している。

セブンと共に事象兵器タケミカヅチを運用・管理しており、セリカを犠牲にして黒き獣を打倒しようとした。
戦争終結後にユキアネサを盗難し失踪したとされるが、実際にはセブンに罪をなすりつけられ殺されている。

エステラ=マッケンジー。

リミックスハートに登場した士官学校の教員。通称エマ先生。
ナイスバディでカグラにもお茶や食事に誘われている。

寮の部屋には大量のトレーニング器具。冷蔵庫にはプロテインとスポーツ飲料オンリー。
それが「先生らしい」と言われるような人だが、しかし隠し部屋には少女趣味な衣類や人形が……

カグラが送り込んだエージェント「E」。

エドガー=ヴァーミリオン

ノエルの養父にして名付け親。貴族・ヴァ―ミリオン家の現当主。

病弱であり従軍できなかったこと。貴族の家系として跡継ぎが生まれなかったこと。
さらに統制機構に対して非難・批判を憚らない人物であったため、
統制機構や他の貴族から白眼視されたことで貴族特権を減らされる。

結果、ヴァーミリオン家は没落することとなった。

エレナ

リミックスハートに登場。士官学校の初代生徒会長だった女性。
非常に有能で、士官学校の基盤を作り上げた優秀な生徒。
卒業後も統制機構内で目覚ましい活躍を残していたが、最愛の恋人を亡くしてしまう。

以降、トリフネの第10層で死者蘇生の研究に没頭。その最中、探求の魔道書を発見。
「死者蘇生を求める心」と「探求」が惹き合い、探求の魔道書と融合した。
結果、初代は蒼が持つ「創造」の力に到達。
しかし完全な人体精錬には及ばず、様々な失敗作を生み出し続けていた。

目的は「あの人にもう一度会いたい」。
その想いは、マイによって叶えられることになる。

エレン=ネルソン准尉

CS序盤に登場。第三魔道師段所属。
カグツチの窯で大怪我をし魔操船に収容されたジンの世話役をハザマから命じられている。
ジンを尊敬していた模様。

か行

カカ族の長老

カグツチの最下層、ロストタウンにあるカカ族の村の長老。
他のカカと違い、顔をドクロの仮面で隠している。

カカ族の未来を憂いライチにカカ族の生態調査を依頼。
タオカカを一人前の戦士にしようと導いたりもしている。

暗黒大戦にて、ミツヨシの遺伝子から作られた最初のクローンのうち一人。
そして「最初のクローン」として生存している最後の一人でもある。

「暗黒大戦時代に生まれた」「ドクロ」というと
フェイズシリーズに登場した子供のカカ「トトカカ」と重なるが……?

カジュン=ファイコット

リミックスハートに登場。マイ=ナツメの士官学校でのルームメイト。
落ち着いた佇まいや口調はお嬢様のようだが、マイに対するスキンシップが激しい。
また洗濯ができないらしく、彼女の服(下着も)はマイが洗濯していた。

勉強も術式も幅広くこなす才女で、特に術式の応用力が高い模様だが、自身は器用貧乏を自称している。
構造を紐解いて研究するのが好きらしく、日々の出来事などをちゃんとノートにつけている。
料理はできるが考え方が微妙で、「材料も栄養価もほぼ同じなら纏めても一緒」と言い放ち
本来4品作るための材料を鍋にぶち込み1品にしてしまう。でもちゃんと美味しい。

その正体は第七機関の研究者でありココノエの部下。
第七機関でマイの体のことを研究していた際に、
メイファンがマイを狙っていることを知り、マイを救うために動いた。
この時点で、第零師団から処分命令が出ていた模様。

本編CF時点でも生存しており、引き続きマイのサポートをしている。

カズマ=クヴァル

暗黒大戦時代、魔導協会イシャナの魔術学校で魔法を学んでいた学生。
7年以上前の記憶を失っており、体を怪我してもすぐに治る能力を持っている。
またセリカが近づくと何故か体調が悪化する。

その正体はレリウスによって作られたテルミ用の肉体(器)。
作られたのは7年前。つまり彼の7年以上前の記憶は、失ったのではなく元々存在しない。
保存に適した場所として最も魔素の影響の薄いイシャナに送られていた。

テルミの精神体に気付き、境界に近づくことで本来の記憶(作られた目的)を取り戻すことになる。
融合後も決して存在が消えたわけではなく、テルミの意思で精神を分割することが可能。
これを利用しナインによる強制拘束から逃れたカズマは、大戦の裏で暗躍していた。

大戦後、獣兵衛とハクメンによってテルミが窯に落とされたことで、肉体は消滅したと
ヴァルケンハインが語っているため、カズマはこの時点で消えたものと思われる。
(ハザマとの関係に関する推測は、「ハザマ」の項を参照のこと)

カレンジーナ=パルセット

イカルガ内戦時、ジンが配属された第九分隊に傭兵として参加。階級は伍長。
癖の強い黒髪のドレッドヘア、インディゴブルーでつり目の瞳。桃色の唇。
褐色の肌をした気の強い女性。

ドライブ「索敵(シーガル)」を有する。
目に見えなくても周囲の反応を探ることができるドライブで
戦争中はこれにより敵の位置や重要な拠点を知るなど、有効活用されていた。

両親と弟の4人家族だったが、両親が内戦に巻き込まれて死亡。
姉弟の二人となってしまい、弟を養うために自分を売った。

統制機構でも第七機関でもない「魂の研究をしていた何者かの施設」に買い取られ
そこで実験動物となり、非人道的な研究の材料として使われていた。
ドライブ能力は、その実験の果てに目覚めた後天的な能力だという。

今は復讐のために生きている。家族を奪ったイカルガ内戦そのものへの復讐。
この戦争を長引かせたいという何者かの意図に逆らい戦争を終わらせること。
だからこそグリムウッドと共にいた。

戦争末期、隊長であるグリムウッドが反逆者として処断されたことで
その副官たる彼女も統制機構に拘束され、拷問を受けてしまう。
結果、顔と腕に大きな傷を負い、ドライブも二度と使えなくなってしまった。

ギイ

レイチェルの使い魔。
丸々と太った赤色の蝙蝠で、よくレイチェルから顔を伸ばされたり傘で叩かれたりされている。
戦闘中においてもレイチェルの盾となり敵の攻撃を受け止めているなど酷い扱いだが、
本人(?)はレイチェルを慕っている。
…殴られると分かっていながら失言を吐くあたり、実は誘い受けなのかもしれない。

クラヴィス=アルカード

暗黒大戦時代におけるアルカード家の当主。千年以上を生きたヴァンパイア。
本編中においても「幻想生物」と呼ばれている。
小説フェイズシリーズにて登場するが、暗黒大戦末期に亡くなっているため本編には一切登場しない。

人類を含めた「生きる者」の命を案じている。
はるか昔には第一素体による素体戦争を予測し、人類に「十六夜」を用意させていたらしい。
また暗黒大戦時代にも世界を救うためにミツヨシたちやブラッドエッジを通じて世界に干渉していた。

ヴァルケン曰く「人類が自分たちの意志で選択し、未来へ進むような世界を。人が人らしく生きる世を
願っていた。」とのことだったが、「理想の半ばで力を使い果たしてしまった」という。

薔薇をこよなく愛し、紅茶に蜂蜜を入れて飲むのが好きだったとか。

グリムウッド

グリムウッド=ハスター大尉。
イカルガ内戦にて、ジンが配属された第九分隊の隊長。

豊かな口髭、見事な体躯の大男。ジンとカレンジーナが並んでもそれより大きな肩幅。
筋肉に覆われた四角顔。短く刈り込まれたアッシュグレイの髪。明るい緑色の瞳。
大斧を用いて戦う戦士でありながら、優れた統率力を持つ男。

テンジョウが「帝」であることを知っている。クシナダの楔のことも一部であるが知っている。
自分たちの「敵」、イカルガ内戦をコントロールしている者がいて、
統制機構とも連邦とも第七機関とも繋がって武器を流していることを知っていた。
その戦争の裏を知り、そして終わらせようと語った人物である。

カレンジーナとジンの能力を用いて統制機構の秘密の場所(イザナミが眠る棺のある地)へと向かい
その先でラピスラズリに反逆者として断罪され、窯のような場所へと捨てられた。

ラピスラズリによれば、第七機関のココノエと通じ、統制機構側に情報を流していたスパイ。
また秘密の場所へ向かったのは「統制機構内部の相当な権力者からの指示」らしいが詳細は不明。

彼が単なるスパイだったのか、それとも戦争を終わらせその真実にたどり着こうとした者だったのか
本当のところが語られることはなかったが、少なくとも最後まで彼はジンを守ろうとしていた。

クレア=ヴァーミリオン

ノエルの養母。
上品でやさしく温かいが、厳しさも持ち合わせる女性。
クレアおばさん。

コノエ=マーキュリー

ナインの項を参照

さ行

サイファー=アルバール

リミックスハートに登場。ラスボス。
士官学校の講師だが、一年の殆どを自分の研究室で過ごすため滅多に姿を見せない。
そのため彼の存在を知らない生徒も多いとか。

天才錬金術師と言われるが、レリウスからは「つまらんザコ」扱いされた。

彼の研究は「人と魔道書の融合(リミックスハート)」。
これまで何度か人体実験すら行っていたが全て失敗している。
しかし「成功例」たるマイの存在を知り動き始めた。

目的は自らと紅の魔道書の融合、それにより「魔法」を得ること。
後世の歴史に残るナインのような英雄になりたかったと語るが
結果として、不完全な紅の魔道書との融合によって暴走。
魔道書をハザマに奪われたのち、行方不明となった。

士官学校の講師となる前は、第七機関にいた模様。

サヤ

ラグナとジンの妹。二人と共に獣兵衛に連れられて教会にやってきた。

「あの日」、ジンにユキアネサを渡したのは彼女である。
ただし彼女がなぜユキアネサを持っていたのかは不明。
「よくわからないけどジンに渡せって言われた」らしい。

惨劇のあとテルミによって攫われる。
その先で、ハザマの実験(何度も殺す)を数十回受けたことで壊れてしまった。
体はレリウスによって帝の「器」にされている。

通常なら入って2日で器が自壊するほどの「冥王」を保つ事ができる肉体であり
レリウスを持ってすら「奇跡に近い」と言わしめるほど。
獣兵衛によれば「人の形をした魔道書」であり、魔素を極限まで増幅させる。
だからこそ教会に連れて行ったのだという。

本編でプレイアブルキャラとなっているレリウス製の素体No.11〜13は、彼女のクローン体である。
そのためサヤと彼女たちは外見がとてもよく似ており、ラグナやジンは戸惑うこととなった。

彼女の「魂」は、半分はノエルの中に、半分はイザナミの中にあるという。
器がイザナミと融合した際にサヤの魂は切り離されるはずだったが、
その記憶や感情の半分が「相当混ざった状態」で残ったのだとか。

兄を強く慕っており、その想いはクローン体である3人や帝にも影響を与えていた。
またノエルと同様に料理が下手。果物と砂糖を煮詰めるだけでダークマターを生み出している。

サユリ

ハクメンのいい人という、ぶるらじA(BBCP-SP)でのネタ。
ぶるぎりコーナーにて、「こんなハクメンの必殺技は嫌だ」というお題に対する
『「椿祈」を使うと稀に知らない女性の名前を言う』という回答のスチルで名前が出た。

ハクメンさんにも色々あったんだな……

シオリ=キリヒト

リミックスハートに登場。
士官学校に転入し、マイ&カジュンとルームメイトになる。

暗殺一家であるキリヒト家の少女で、多彩な毒の扱いを得意とする。
ただし彼女の毒は「死人」には効果が薄いらしい。

キサラギ家からジン暗殺依頼を受けて士官学校にやってきた。
幼いことから暗殺訓練の日々。何人も殺してきたが、なんの感情もわかない。
キリヒト家の操り人形であり、死ぬまで抜け出せないことを自覚していたが
同じような境遇のマイの心を知り、マイに惚れることになる。

最終的にはジン暗殺指令よりも、マイを護ることを優先するようになった。

シスター

とある教会に住んでいた、獣兵衛が連れてきたラグナたち3兄妹を匿い育ててくれた恩人。
「あの日」、彼女の力を危惧したテルミによって殺害されてしまう。

その実、暗黒大戦時にラグナが出会ったセリカその人。
獣兵衛が連れてきた子供との出会いは、彼女にとっては長年待ち続けていたラグナとの再会でもあった。
詳しくは「セリカ=A=マーキュリー」の項を参照。

シュウイチロウ=アヤツキ

セリカとナインの父親。
セリカのミドルネーム「A」は、彼の「アヤツキ」である。

魂と物質の融合に関する研究者であり、数々の論文で様々な賞を得、大きな功績を残した科学者。
しかし家族より研究を優先するような人間のためナインには嫌われている。
日本出身。

レリウスの助手として「境界」の研究を行っており、長年「物質に人間の魂を定着させる技術」を研究していた。
天才であるレリウスに対する劣等感から、彼の研究を止める方法を極秘裏に開発。
その完成品こそ「櫛灘の楔」。後にレリウスは、彼の研究が正しかったことを認めている。

タカマガハラシステムに代わるものとしてクサナギノツルギを製錬しようとしたが
その精錬実験の最中に黒き獣が出現、暗黒大戦を引き起こすことになる。
「この世界を狂わせた存在」だとアマネは語った。

黒き獣と核兵器によって崩壊した日本の第一区画にある隠し研究所内にて生存していたが、
既に重度の魔素中毒となっており、二人の娘と再会した直後に死亡した。
ナインが止めを刺した気がするが…

ジュリアン

ハヅキ家に忠誠を誓う、丸眼鏡のメイドさん。
目つきは鋭く、性格もそうなのかマイは「さん」付で呼ぶほど、ちょっと弱気に対応する。

スズカカ

暗黒大戦時代に生きたカカ族の戦士。
イシャナ内での争いから脱出しようとした獣兵衛らを助け、またその後の黒き獣との戦いでも一族と共に戦った。

スリー

暗黒大戦時において最も十聖歴の長い老齢の女性。一応ナインからも尊敬されている。
広範囲に影響する魔法を好んで使うため、銃との相性は良いとヴェルベルクを預かった。
戦後、混乱によりヴェルベルクを喪失したと報告し、秘密裏に確保した。

セブン

暗黒大戦時における十聖の七番目。端正な姿の男性で十二宗家「キサラギ家」の人間でもある。
常に冷静であり功名心も強く、そのためエイトと共にセリカを犠牲にしてタケミカヅチを召喚しようとした。

水の魔法に長け、剣の扱いも得意とのことでユキアネサを預かり、黒き獣との最終決戦でも活躍。
大戦後、エイトにユキアネサ盗難の罪を着せて殺害。密かにユキアネサを確保した。

た行

タロ=ササガエ

リミックスハートに登場。本編ではCPにて「タロ先輩」として一瞬だけ名前が出てくる。
士官学校でジンの同級生かつルームメイトであり生徒会役員でもある。

ジンのことは「ジンジン」、マイは「マイマイ」、シオリは「シオシオ」、カジュンは「ジュンジュン」など
親しい相手には名前(の略称)を二度続けて呼ぶ癖がある模様。

カグラとは「親戚」らしく、彼のことを兄貴と呼ぶ。また彼にジンの監視と守護を命じられていた。
(ジンはそのことに気づいていたが、知らないふりをしていた)

糸使いであり、術式で編んだ糸を操る戦いを得意とする。

チビカカーズ

カカ族の村にいる子供のカカたち。本編では名前のある子が4匹ほど確認できる。
ラグナのことを「らぐにゃ」と呼んで懐いている。

区別できないように見えるが、胸のリボンと宝石、尻尾の色で固体を区別することが可能。
ただ以下の通り、同じ配色でありながらCTとCSで名前が違っていたりする。
CS以降は変わらないからループによって違うんだよきっと
宝石リボンしっぽCTCS以降
青系ピンクふさ、全体白、先っぽ灰色ミケカカポチカカ
黄色黄緑直線、全体三毛タマカカミケカカ
臙脂青色直線、全体黒、先白ヤルカカ
濃い青橙色ふさ、全体黒ヤルカカタマカカ
 ※各色については設定ではなく筆者の主観に依るもの。

チャチャカカ

リミックスハートに登場。
シオリと一緒に転入してきたカカ族の少女。

腰まで届く長い髪(ストレートではなく少し癖あり)。細長い尻尾。
髪と尻尾は共に薄い茶色?で先が濃い茶色。尻尾は色の境目あたりにリボンをつけている。
頭と体を覆うフードと尻尾のリボンはピンク色。
士官学校の制服とルーズソックスも合わさり、ギャルっぽく見える。

ハヅキ家当主(マイの父親)から、マイの暗殺依頼を受けている。
ただし実力的に勝てないと知り、さっさと依頼は諦めた。

カカ族らしい能天気さでありながら、マイやハヅキ家当主の複雑な関係を慮り
マイに父親の心中を伝えるなどの気遣いも見せた。

ツー

暗黒大戦時代における十聖の一人。
十聖の筆頭で、暗黒大戦時における重要な会議の進行役?を務めていた。

テンジョウ

第八階層都市・ワダツミの元領主であり、イカルガ連邦のトップ。
白と赤と黒を基調とした召し物を纏う高貴な人物。床にまで到達する長い紫色の髪。
白い面で顔を隠しており、昔の戦で負った大きな傷を隠していると言われている。

真の名前は「天ノ矛坂 天上」。
統制機構の「帝」でもあったのだが、何者かの意図により「内線の首謀者」として扱われる。
元々、イカルガ連邦の独立には反対しており、独立に協力した第七機関や他の領主とも反目していた。
また第七機関が生成しようとしていた黒き獣を止めるために、櫛灘の楔を用意していた。

バングやカグラの師匠。大戦末期にはカグラにホムラを、バングに五十五寸釘を託し
その五十五寸釘の中に自らの魂を封印していた。

電撃作戦により突入したジンに斃されている。
本来なら内戦時点の未熟なジンが勝てるような相手ではなかったが
大戦を終結させるため、楔のキーとなるためにわざと負けたと推測されている。
(が、実のところは既に楔に魂を渡しており、また器も限界だったことが理由)

その素顔を見たものは殆どいないというが、実はその顔はサヤ(髪型からイザナミ)と同一のもの。
メイファンとは「女子同士の語らい」をしていることでも「女子」の躰である模様。

その肉体も「器」であり、内戦開始の時点では既に限界が来ていた。
内戦時代にニルヴァーナを発掘したのは、それを自らの器とするためだった。

トトカカ

暗黒大戦時に、スズカカの横にくっついていた子供のカカ。
頭に乗った小さなドクロがチャームポイント。
ドクロのカカというと本編におけるカカ族の長老を思わせるが……?

トモノリ

獣兵衛の弟の一人。二刀を操る戦士。
目を覆うほどの長髪(白髪?)、緋色のコート、二股の尻尾(ふさ系、白/灰色に先っぽが茶色)。

兄以上の頑固者で、自身の信念を貫くためなら犠牲もいとわない信念を曲げない男。
しかし決して粗暴ではなく、行き場をなくした半獣人たちを匿うなどの優しさも見せる。

暗黒大戦時代、クラヴィスの命令でカズマを監視。
しかし必ずテルミとして覚醒するとの考えから独断で彼を殺害しようとした。

最初は単独で殺害を狙うも、不審な動きに感づいたナインに目撃されまいと逃走した。
2回目は彼ら獣人族に伝わる「刻殺しの刀(ヒヒイロカネ)」を持ち出してカズマを殺害しようとするも、
覚醒したテルミに殺された。その際にテルミの「精神体」を見て、またヒヒイロカネで一太刀を浴びせている。

その「概念」をレイチェルが義眼として製作し、後に兄ミツヨシ(獣兵衛)の右眼となった。

トラカカ

タオの前の「村の守護者」。カカ族にしては珍しく、知識が豊富で礼節を重んじる性格。
タオに護り手の任を引き継いだ後は世界を放浪していたが、タオが旅に出るにあたって一時的に村に戻った。
その後、一時モモに村を任せてイカルガに向かい、タオらと再会している。

獣兵衛に会いに教会跡を訪れた際、彼の下で修行していたラグナと出会っている。
ただしラグナは覚えていなかった。

な行

ナゴ

レイチェルの使い魔。かなり大きな黒猫で、傘や椅子などに変形して常にレイチェルと共にある。
おネエ言葉を話すが性別はオス。ギイほどではないが、よくレイチェルに殴られる。
そのお仕置きを待っているような仕草をみせることも。

なんとかジャスティス

ナオトが会ったことがあるという、ハクメンに良く似た女性。
ハクメンと同じような格好、同じようなことを言っていたとか。
正義の味方らしく、レリウスも知っているらしい。詳細不明。

【推測】
 正義の味方とか、ハクメンに格好や言動が似ているとかいう話、
 イザヨイのドライブ名「スカーレットジャスティス」との相似性もあり
 CFのエンディングに出てきた、鳴神を持ったツバキとの関連が気になるが…?

は行

ハン先生

オリエントタウンの医者。リンファはヤブだと思っている。
ライチによれば、口は悪くてちょっと乱暴だが腕は確かとのこと。

バングの部下

バングのことを「お頭」と呼んで慕う、忍者装束の男たち。
4人登場し、それぞれABCDと服の色で区別される。

A:濃い緑 B:濃い赤 C:濃い黄色 D:濃い青

なおBはラグナ、Cはジンと同じ声優による兼ね役である。


ファジー

ヴァリアブルハートに登場。メイファンと仲の良い、おかっぱ頭の少女(?)
衛士は彼女を「人外」と呼び、ラグナは彼女を「吸血鬼」だと看破した。

吸血鬼であるため、グールやボーンドラゴンなどの「死した存在」を使役できる。
また背の羽(のように操れるマント)に死を集めたその力を、ラグナは「モドキ」「どこで手に入れた」と述べた。
「黒き獣の残滓から造られている」のだとか。

マイ達に傷つけられた後、「No.16」という棺にて安息を取る。
が、実際にはメイファンにより破棄され、蓄積データは「十七号」「十八号」に上書きされて再起動された。
更にその後、20体近くの同キャラが同時に稼働しマイたちを追い詰めた。
ただし少なくともNo.16単体よりは弱く、回復能力も低かった模様。

さりげに「転移」を使用している。

※少女っぽいが女性とは明言されていない。性別不明
 自分を僕と呼ぶこと、股間がもっこりしていることから男の子かもしれない。

ファントム

テルミやレリウス、帝に付き従う亡霊。失われた「魔法」を使う謎の存在。
その正体は、暗黒大戦後によってテルミに殺された六英雄の一人、ナイン。

テルミが境界に落とした彼女の魂を、帝が拾い上げ、レリウス用意した器に固定させた存在。
意志のない人形として操られている。
帝に依る「コード:ナイン」の実行によって意思を得ると共に、その力を全開にして獣兵衛に襲い掛かった。

フォー

暗黒大戦時代における十聖の一人。体格の良い寡黙な男性。

ブラッドエッジ

暗黒大戦時における獣兵衛の戦友。
黒き獣に立ち向かい「空白の停止期間」を生み出した、歴史に伝わらない勇者。
彼の遺したコートと剣はセリカが守り続け、100年の時を経てラグナに託された。

その正体は、イブキドの窯を通って未来からやってきたラグナ=ザ=ブラッドエッジ本人だった。

フランツとロジーヌ

カルルの伯父(フランツ)と叔母(ロジーヌ)。
ニルヴァーナを連れて家を出たカルルが助けを求めた相手。
エイダの末路を知り嘆き悲しむと共にニルヴァーナを警戒もしていたが、それでも二人を匿ってくれた。

ちなみ別のシナリオで、にカルルが「信頼していたが裏切った『叔父』」のことを話しているが
『伯父(フランツ)』の間違いなのか、フランツとは別の親族なのかは不明。

 ※一般的に「伯」は親の兄姉(とその伴侶)、「叔」は親の弟妹(とその伴侶)を指す。
  例えば「父親の兄(とその妻)なら、たとえその妻が父親より年下でも「伯父と伯母」になる。

  つまり「伯父と叔母」ということは、レリウスかイグニスの「兄と妹」にあたるはずで
  「叔父」は同じく「弟」であるはずだが、誤った使用も多い言葉のため詳細不明。
  

ベル

ヴァリアブルハートに登場。内戦終結後、マイが出会った少女。
ベルと言う名は彼女の本名ではなく、マイがそう勝手に名付けたもの。

ラグナの「ソウルイーター」「蒼の魔道書」を知っていたり「朱弾」にリミッターが無いことも看破する。
プラチナに良く似た「大きな鈴の付いた首輪」をしており、左肩には「Es-No28」の文字。

ラグナは彼女を「素体」と呼び、破壊しようとした。
ココノエも「次元境界接触用素体」と呼んでいる。

相互観測システム『ルナセナ』の雛形であり、「ベル」はその緊急時の自己防衛人格。
自身が悪用される可能性がある場合に、自らを窯に投棄して消滅させようとしていた。

マイの影響(と獣兵衛は推測した)により自己認識が始まっており、
それ故に『あの子達』(恐らくルナ/セナのこと。)が目覚めない、とか。

ホウイチロウ=ハヅキ

マイの父親であり、現ハヅキ家の当主。
元・統制機構衛士最高司令官。

『武帝』と呼ばれ、メイファンを「ごとき」とすら言いのける実力を持つ。
公開されていないが、アズラエルすらも単独で撃退した「英雄」の一人で
朱弾を持つマイをして、一歩も動かすことすらできずに打倒されるほどの強さを有する。

全ての組織から、危険度も、暗殺対象としても上位に扱われているとか。

女となったマイを勘当し、チャチャカカを刺客として放った。
そのためマイは「自分」という存在の価値を認められなくなっていた。

非情な人物のように思われるが、チャチャカカによれば「不器用なだけ」だとか。
「あの男なら、本当に女になったマイを不要と判断したなら殺してるハズ」と断言。

マイをハヅキ家として育てることは、マイに当主としての汚れた世界を背負わすこと。
だからこそ当主として生きられるように厳しく育てていた。

だがマイが女に変わったことで、その宗家の呪縛から解放させてやれると想い
「ハヅキ家の子」ではなく「一人の人間」として生きていける道を用意したのだと。
不器用なりにマイを愛していたのだと、そうチャチャは語っていた。

ホノカ

イカルガ内戦時代、出兵したジンの付き人としてキサラギ家が用意した人物。
階級は伍長。とにかくよくしゃべる、外見も中身もまだまだ幼い少年兵。

なおテンジョウを倒したジンの前にも、そう名乗る男が現れている。
が、ジンはその時「ホノカ」の姿を思い出すことができず、また男の姿も見えていなかった。

その口調や後に見えた姿などから、正体はハザマだと思われる。

ボブ

家庭版CPのストーリーモードに登場。
コロシアムでバレットと戦う予定だったが、控室でアズラエルに潰された。

ホムラ

イカルガ連邦のトップであるテンジョウの子供(殿下)。

本名は「天ノ矛坂 焔」。
内戦中に行方不明となっていたが、実はイカルガが壊滅する前に
テンジョウからカグラに預けられ匿われていた。

まだ幼い子供ではあるが、既に権力者として相応しい物言いや立ち居振る舞いを見せる。
帝(サヤ)をみて「冥王イザナミ」と呼んだが、両者の関係性については不明。

顔立ちはテンジョウに似ているが、髪の色は「相手」に似て黒色。
外見は子供故に中性的で、作中やCPゲーム内での用語集においても性別は明言されていない。
氷刃ではテンジョウから「将来はきっと美しく育つ」と描写されていた。
ただし「CS教えてライチ先生」においては「息子」と表現されている。

ま行

ムネフユ

獣兵衛の弟の一人(末弟)。
暗黒大戦時代、カカ族が自身を作り出した国を失った際に、彼らを纏め上げ最初の村を作り上げた。
その後、カカ族の戦士数人と共に、黒き獣との戦いに参戦している。

メイファン

メイファン=ラピスラズリ。

内戦の時点で大佐であり、第零師団の団長でもある。
全員が白いフードと仮面により個人の見分けがつかない第零師団において唯一
そのスタイルすら明確になる服装をしており、顔も隠していない。

若く美しい女性であるが、傭兵が「化け物」と呼ぶほどの実力の持ち主であり
カグラですら時間稼ぎしかできないほど。

帝に心酔しているようで、その行動は全て帝のためだというが
その帝とはテンジョウであること、子供の頃から見知った仲であることがヴァリハで語られた。

士官学校へ入隊した年にイカルガ内線が勃発、卒業後イブキドに配属される。
そこでタケミカヅチの砲撃にあうも生き延び、そこをレリウスに拾われた。

内戦の真実の一つ(腐敗した権力者たちによる黒き獣の争奪戦)を知り
それに対抗するため、「帝の剣」となるため、自らを事象兵器「巨人タケミカヅチ」へと
精錬するために、ノーネームであるマイと、制御装置であるベル(ルナセナ)を狙った。

テルミは彼女のことを、既に「モノ」であり「モザイク」と語った。
BBEXにてスピナー(テルミを彷彿させるキャラ)が、
緋鏡キイロ(素体No,007)のことをモザイクと呼んだが……?

モモカカ

カカ族の戦士。タオが修行のため村を離れた後、代役を務めていたトラカカも村を離れるために
一時的に村の守護を任されたとして名前のみ登場している。

ら行

ラオチュウ

ライチの頭に乗っかっているパンダ(髪留め?)。
詳細はライチの項に記載。

ラケル

ナオトが探し求めていた、彼の世界における吸血鬼の少女。レイチェルと良く似ている。

彼女たちの世界は消滅したが、境界で生まれた彼女は世界との繋がりが少なかったため無事。
また自身とつながりが深い存在であるナオトを「この世界」に送り込むことができた。

自分たちがいた世界を取り戻すため、「この世界」の可能性を救うために
自分と同じ存在?であるレイチェルの躰を借りて、ナオトを導いた。

リン=ハヅキ

マイの母親。
外見は女性化したマイにそっくり。天然っぽい、おっとり系な性格だが地獄耳。
文武両道、武芸百般であり、ホウイチロウをも擬態できるほどの「擬態者」。

リンファ

オリエントタウンにてライチの助手を務める、医師を目指している女の子。
幼い頃に戦争で両親を亡くし祖母に育てられた。髪留めの櫛は母の形見。

ショートカットのボーイッシュな女の子だが、ライチに憧れ髪を伸ばしている。
カカ族を野蛮猫というが猫大好きで、実は仲良くしたいと思っている。
年中半袖で、かなーり寒い日だけ上に何か羽織る。ボクっ娘。

実は「けっこう強い」という設定があった模様。

このページへのコメント

コメントを下に内容を修正。
タロとカグラが「従兄弟」ってどこかで出てました?

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Posted by  xblazblue xblazblue 2022年08月28日(日) 22:20:19 返信

多分ファジー男だと思う
漫画見ると下半身もっこりしてたし

あとホノカの文章で句点(。)二つある
タロはカグラと従兄弟だったはず
登録したくないので気が向いたらどなたか修正してください

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Posted by まる 2022年08月03日(水) 22:28:31 返信

▼記事修正▼

『バングの部下』
 →項目新規追加

『ファジー』
 →ハーフであること、羽(のようなマント)の情報を追加

『ブラッドエッジ』
 →ラグナが自称したこと無い、という誤った記載を削除(ラグナの項に合わせる)

『マイの父』
 →項目削除(「ホウイチロウ」に集約)

『その他』
 →各項目の誤字脱字を修正、その他文面の体裁を整えるなど。

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Posted by  xblazblue xblazblue 2018年05月02日(水) 00:51:24 返信

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