サノス（Thanos）
最終更新：
daisuke_taiten1990 2019年09月16日(月) 20:46:25履歴
サノス（Thanos）とは 
マーベルコミックスのスーパーヴィラン。
初登場作品
インビンシブル・アイアンマン 55号
おなじみアベンジャーズのアイアンマンが主役を務めるヒーローコミック。
この時点では、現行作品のような複雑な設定こそ存在しないが、キャラクターとしての原型はできあがっており、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーとなるドラックスとの因縁も描かれている。
この作品は、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の外伝である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：プレリュード（小学館集英社プロダクション）』に収録され、日本語で読むことができる。
あらすじ
アイアンマンことトニー・スタークに怪人兄弟ブラッドブラザースが襲いかかる。
その裏に控えていたのは、謎の悪人サノスだった。
サノスを倒すため、宇宙から飛来した戦士ドラックスと手を組んだトニーの反撃がはじまる。
関連するキャラクター
エロス（スターフォックス）
サノスの弟。アベンジャーズで活動していたこともある。
スターフォックスというのは地球におけるヒーロー名で、アベンジャーズのチーム名の名づけ親でもあるワスプ（ジャネット・ヴァン・ダイン）が、よりヒーローらしい名前として考え出したもの。
メンター
デス
死を具現化した存在。
ローブをまとったガイコツのような姿をしており、サノスはデスを女性と認識している。
サノスはデスを振り向かせるため、インフィニティ・ガントレットで全宇宙の生命体の半分を消滅させ、デスにこの大量虐殺を捧げたが、デスがサノスに振り向くことはなかった。
この関係は今なお変わっておらず、デスはサノスに振り向くどころか、地球人のミュータントであるデッドプールに好意を示し、サノスは激しい嫉妬に掻き立てられることになる。
メフィスト
数多くのマーベルヒーローを翻弄してきた地獄の悪魔。
サノスにとってもメフィストは油断ならない存在で、インフィニティ・ガントレット事件では、サノスの味方を装いつつも、ヒーローたちとの戦いの隙を突いてガントレットを奪おうとしたことがある。
アダム・ウォーロック
メイガス
ガモーラ
ネビュラ
ドラックス・ザ・デストロイヤー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。
もとは人間だったが、サノスに家族もろとも殺され、メンターの手で新たな生命を得て再生した。
デッドプール
地球人のミュータント傭兵。
サノスが想いを寄せるデスと両想いの間柄で、サノスは二人の関係に激しく嫉妬している。
インフィニティ・ガントレット
サノスを語る上では欠かすことのできない宇宙最強の力を持ったアイテム。
莫大なパワーを持つ魔宝石「インフィニティ・ジェム」を一つにしたガントレット（籠手）で、所有者はジェムに象徴されるソウル（魂）、パワー（力）、スペース（空間）、リアリティ（現実）、タイム（時間）、マインド（精神）を支配下に治め、現実世界を思うがままにできる強大な力を手に入れる。
ガントレットをはめてさえいれば、あらゆる出来事を自由自在に引き起こすことができるが、それが可能なのは強い精神力の持ち主だけで、弱い心の持ち主が使えば、一瞬にして生ける屍と化してしまう。
サノスは「インフィニティ・ガントレット」事件でガントレットを使い、宇宙の全生命の半分を一瞬で消滅させ、宇宙そのものを崩壊寸前にまで追いやっている。地球のヒーロー軍団どころか、宇宙の神々たちでさえも、ガントレットの威力の前にはなすすべもなく、全くの無力だった。
サノスが手にして以降、ガントレットはさまざまな人物の手を転々としており、一時はアダム・ウォーロックやキャプテン・アメリカが所有者となり、宇宙の平和のために使っていたこともある。
翻訳コミック
インフィニティ・ガントレット（1991）
サノスの名を世界に知らしめたマーベルの90年代を代表する名作コミック。
ライターはサノスの生みの親ジム・スターリン、ペンシラーはDCの『クライシス・オン・インフィニットアース』のジョージ・ペレズと本作を含めた『インフィニティ3部作』を手がけたロン・リム。
本作はのちに『インフィニティ・ウォー』『インフィニティ・クルセイド』へと続くインフィニティ3部作の1作目で、さらに今日まで続く「インフィニティ」の名を冠した作品群の原点でもある。
あらすじ
死神デスに思いを寄せるサノスは、愛の証としてインフィニティ・ガントレットで全宇宙の生命体の半分を一瞬で消滅させ、かつてない異常事態に全宇宙は大混乱に陥った。
多くの仲間を失った地球のスーパーヒーローたちは、アダム・ウォーロックとシルバーサーファーのもとに集結し、無敵となったサノスを相手に一か八かの大勝負に打って出る。
しかし、サノスの力はすさまじく、ヒーローたちは一人、また一人と倒れていく。
もはや宇宙に未来はないのか？しかし、この絶望的な戦いの先には、意外な結末が待ち受けていた。
インフィニティ
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デッドプールVSサノス
死の女神デスを愛した二大キャラクター、サノスとデッドプールの共演を描いたミニシリーズ。
デスの失踪で宇宙から死が消えた。大混乱に陥る宇宙で、二人は愛する人を求めて壮大な冒険へと旅立つ。
エターニティやキャプテン・ユニバースなど、宇宙的なキャラクターも数多く登場している。
サノス：ライジング
死に取りつかれた怒れるタイタン人、サノス。
一時は宇宙を崩壊寸前にまで追いやり、今なお宇宙を脅かす怒りと狂気は、どこから、どのようにして生まれたのか？その少年時代から青年時代までを通して、凶悪ヴィランの原点に迫る衝撃の一冊。
ニューアベンジャーズ：エブリシング・ダイ
スーパーヒーロー秘密会議「イルミナティ」の知られざる活躍を描くシリーズ第1作。
多元宇宙全体を破滅に導くインカージョンがアース616にも到来し、イルミナティは大きな決断を迫られる。
サノスはイルミナティがインフィニティ・ガントレットを復活させるシーンで登場している。
映像化（映画）
アベンジャーズ（2012）
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー（2014）
アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー（2018）
アベンジャーズ／エンドゲーム（2019）
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