ビジネスマンのためのメールの書き方

用件の書き方は

  「要点」 + 「詳細」

が基本形です。

いきなり用件を説明しだすのではなく、全体の要点を説明することから始めましょう。「〜について○○します。」というのが基本的な書き方となります。まず何について連絡してきたのか、1行で伝えるようにしましょう。

[例文1]のように、以下にどのような内容なのか、わかるようにすることが大切です。1日に何通もメールが届く人は、1通あたりに読む時間をたくさん割くことができません。どのような内容なのか、今すぐ読まなければならないのかを要点を読めば理解できるようにしておくことが大切です。最後まで読まないと内容が理解できないような文章にはしないことです。

また1通のメールに複数の用件がある場合には[例文2]のように冒頭で複数の用件があることを書いておいたほうが良いでしょう。画面をスクロールして最後まで読み進めないと全体が理解できないようなメールにしないようにしましょう。最初に用件が2つあることを書くことで、メールを受け取った相手が下まで読まずに、用件を見落としてしまうことを防ぐことが大切です。

用件が多く、メール本文が長くなる場合は、パソコンの画面上にメールの全文が表示されることはありません。スクロールしないでも全容がわかるように工夫することが大切です。


[例文1]
ご注文商品の発送日についてお知らせします。 ← 要点

昨日ご注文いただいた商品ですが、本日当店より出荷をいたしました。
商品の到着は6月15日(水)の予定となっております。

なお15日を過ぎても商品が到着しない場合は、
当店までご連絡ください。


[例文2]
下記の件についてご連絡させていただきます。

 1.商品Aの発送予定日について
 2.商品Bの発送遅れのご連絡

1.商品Aの発送予定日について
ご注文いただいた商品のうち、商品Aについては
本日、当店より発送をいたします。
御社へは6月15日(水)に到着の予定となります。

2.商品Bの発送遅れのご連絡
同じく、ご注文いただいた商品Bについては、
弊社配送センター内に、在庫がないため、
当初予定の6月15日(水)ではなく、
6月17日(金)の到着予定となります。
ご迷惑をお掛けいたしますがご承知のほどお願いいたします。



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プロフィール

高田ヨシノリ
システムエンジニア

メール:ytakada30@gmail.com

◎元気な仲間を増やす!
◎強いチームを作る!
◎楽しい職場に変える!

産業カウンセラー
PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)
ハーマンモデルファシリテーター

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