ビジネスマンのためのメールの書き方

メールで伝えたいことは「知らせたい内容」の他に、「行動してもらいたい内容」があります。知らせたいメールであれば「〜についてご連絡です」という件名で十分でしょう。しかしメールを送ったあと相手が行動を起こしてもらうためには、お知らせメールのような件名では不十分です。[例文1]のように、行動を起こしてもらいたいメールの件名は「〜をしてください」と書くのが基本です。相手が上司であったりお客さんであったりすれば、言葉をていねいにする必要がありますが、基本的には「行動してほしい内容」を件名に書くのが良いでしょう。

例えば[例文2]のように、本文を読まないとわからない件名だと、メールを受け取った人が本文を読まなければ何も行動してくれません。どんなお願いなのかがわからないと、相手も急いで行動しなければならないのかわかりません。行動をしてもらいたいのであれば、行動してもらいたい内容の要点・具体的な言葉を件名に書くようにしましょう。

また人によっては、未読メールをTODOリストにする人もいます。読むだけで用件が済んでしまうメールについては既読(メールの件名が太字でない)にし、まだ対応が済んでいないメールについては未読(メールの件名が太字)にしておく、というようにメールをTODOリストとして考える人には、件名がそのまま「行動するべきこと」になるので、件名は何をしてもらいたいのかを具体的に書くべきなのです。


[例文1]
18時までに小林商店へ注文のFAXを送ってください


[例文2]
おねがい



目次

プロフィール

高田ヨシノリ
システムエンジニア

メール:ytakada30@gmail.com

◎元気な仲間を増やす!
◎強いチームを作る!
◎楽しい職場に変える!

産業カウンセラー
PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)
ハーマンモデルファシリテーター

管理人/副管理人のみ編集できます