ビジネスマンのためのメールの書き方

送信先が複数ある場合には[例文1]のように全員の名前を書きます。このように書くことで、宛先に指定した人以外にもこのメールを送っていますよ、とわかるようにすることが大切です。またCCではなく、宛先に指定していることで「あなたが受信する主人公ですよ」と伝えることにもなります。

宛先とCCの両方を使って送信する場合には[例文2]または[例文3]のように書くのが良いでしょう。宛先の人(鈴木様)が佐藤様にもCCでメールが送られていることを知ることができるからです。そしてCCの人(佐藤様)には、「直接あなたに送るメールではないけれども、内容を知っておいてほしい」ことを伝えることができます。

周知文を送る時のように宛先の人数が多い場合、[例文4]のように「各位」を使います。各位は送信先が多い場合に使えるというメリットがありますが、デメリットもあります。送信先に「各位」と書いてメールを送った場合、そのメールが依頼メールだとしたら、受け取った人全員が「他の誰かがやるだろう」と考え、結局誰も対応してくれない場合があります。ですから周知文のメールであれば「各位」を使うことは問題ないのですが、誰かに何かをしてほしい場合は送信先に「各位」を使うことは避けるべきでしょう。


[例文1]
株式会社いろは商事
鈴木様、佐藤様


[例文2]
株式会社いろは商事 鈴木様
(CC 佐藤様)


[例文3]
To:鈴木様
Cc:佐藤様


[例文4]
各位



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プロフィール

高田ヨシノリ
システムエンジニア

メール:ytakada30@gmail.com

◎元気な仲間を増やす!
◎強いチームを作る!
◎楽しい職場に変える!

産業カウンセラー
PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)
ハーマンモデルファシリテーター

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