☆妙高山とは?


 妙高山とは新潟県は妙高市にある、標高2,454mの複式火山です。長野との県境付近にあります。
 山名は、古くは「越の中山」(こしのなかやま)と呼ばれていたものが、好字二字令により「名香山」と当て字され、それが「みょうこうざん」と読まれるようになり、「妙高山」の字が宛てられたものである。(wikipediaより)また偶然にも、仏教で世界の中心にあるとされる須弥山(しゅみせん)の意訳が妙高山(妙光山)といい、現在こちらの意味から別名須弥山と呼ばれることもある。
 ウィンタースポーツから見た妙高山は、日本有数の積雪を誇り、雪質も良く、昭和12年に日本で最初に国際スキー場の指定を受けた赤倉観光リゾートや、スノーボーダーの聖地、関温泉スキー場など数々の歴史や伝統のスキー場が存在する。妙高市の隣、上越市は明治44(1911)年、オーストリア陸軍のレルヒ少佐が高田陸軍歩兵連隊の青年将校に、日本で初めてスキーの指導を行なったことから日本のスキー発祥の地として知られ今なおその偉業を称え記念館及び、銅像などを見ることが出来る。なお、同年5月には妙高山にスキー登山を行い今で言うところの春スキーも行ったとのこと。
 観光地としての妙高山のはじまりは、江戸時代までさかのぼり文化13年(1816)赤倉温泉工事に着手したのが始まりとされ、あの十返舎一九も同地を訪れたという。
 その後、大正時代には皇族の避暑地になり、第二次世界大戦後は赤倉観光ホテルが米軍に占領されるなど数々の歴史を歩み、現在に至る。

妙高エリアは上越地方。上越って湯沢や石打方面じゃないの?


 上越市。こう聞いて新潟県のどの辺を指すのか正確に答えられる人は少ないだろう。知らないだけではなく、違う場所で勘違いしている人が多いことも事実。だから、俺は広めたいと思った。せめてこのHPを訪れた人だけでも。スノーボード好き、だけでも知ってもらいたい。
 本当の上越を。
 では、中越はどうだろう。怪我の功名であろうか、長岡市周辺を中越と呼ぶことを知っている人は多いです。記憶にあたらしい中越大震災の影響です。
 新潟県は縦に長く、大きく分けて上から3つの地域に分類されています。(佐渡を除く)県内の天気予報でもそうです。京から近い順、江戸から近い順とも言われているが、南側から上越地域、真ん中を中越地域、北側を下越地域と呼びます。上と下が逆と覚えてほしい。そして、それぞれの中心的な都市が、上越市、長岡市、新潟市の3市である。つまり上越とは新潟県の最も南、富山や長野の県境の地域を指すのです。その中心が上越市。決して、湯沢や石打は上越地域ではないのだ。むしろそれらは中越大震災の震源地に近く「中越」に分類されます。
 では、なぜボードのエリア分けを始めとする全国の人が湯沢や石打を「上越エリア」と呼ぶのか。それは上越新幹線の影響が大きいと思われます。よく覚えておいてほしいのは上越新幹線は上越市を通っていません。
 新幹線の「上越」は群馬の旧地名「上州ジョウシュウ」又は「上野コウヅケ」と新潟の旧地名「越後エチゴ」の頭文字をとって上越になったと言われています。なんと紛らわしい。
 上越市が命名されたのが1971年。新幹線の開業が1981年。しかし新幹線前に在来線で上越の名前が初めて使われたのは1920年ごろ。どうせなら新幹線開業に合わせて改名してほしかったというのがこの紛らわしい地名の土地で生まれ育った人間の本音です。
 今この問題が、上越市に新たに通ることになった新幹線の駅名問題として市民の間で浮上しています。上越駅は紛らわしい!これが上越駅を避ける人たちの言い分です。個人的には紛らわしいからこそ、上越駅という名称をあえて新幹線という広告塔で使って広く正しい上越を知ってもらうのが良いのではないかと思っています。以上余談でした。

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