板選び入門
最終更新：
myoukou_guratoridan 2014年02月06日(木) 22:32:09履歴
板選び入門 
板選び入門
板選びのポイント
板選びは道具選びの中でもブーツの次に重要なものです。
板選びで重要となるポイントは
概ねこんなところです。
板選びで重要となるポイントは
- 硬さ
- 形状
- 重さ
- 反発
- サイズ
- ブランド
- デザイン
概ねこんなところです。
板の形状
最初にどんな板を買ったらいいのかわからないという方には、まずツインチップの板をお勧めします。ツインチップとは板の形状のことです。
板には大きく分けて3つの形状があります。
�．妊�レクショナル �▲張ぅ鵐船奪廰�ディレクショナルツイン
�．妊�レクショナルとは、板のノーズ（先端）とテール（末端）の形状が違ったり、バインディングを固定する穴が板の中心より後ろ側（セットバック）をベースに設定されている形状のことをいいます。�▲張ぅ鵐船奪廚箸蓮▲妊�レクショナルの逆で、前後左右まったく対称な形の板で、バインディングの固定位置も板の中心をベースに設定されています。��ディレクショナルツインはディレクショナルとツインの中間で、メーカーにより定義は異なりますが、「ほぼツインチップ」といわれています。板の中心をベースとしているが前後の形状が違ったり、前後の形状は同じだけど、若干板の後ろ側にバインディングのベースが設定されていたりなどです。
普通、最初の板にはレギュラースタンスで滑りやすいディレクショナルかディレクショナルツインの板をお勧めするのですが、フリースタイルの場合、レギュラースタンスで滑れるようになったら次のステップとしてスイッチスタンスで滑れるようになる必要があり、それにはツインチップの形状のほうが心理的にも滑りやすいのでここではツインチップの板でお勧めの板を紹介しています。
やわらかい板が良い理由
やわらかい板がいい理由としては、板をしならせる感覚やオーリーでの反発の感覚は柔らかい板の方が断然つかみやすいからです。
どんなに柔らかい板でも大きいキッカーを飛ばない限り、きちんと反発は感じることができますから気にせず柔らかい板を選びましょう。
また、僕の経験では反発の多すぎる板は、グラトリなどでのコントロールが難しいです。
そして、硬い板は扱いが難しいです。柔らかい板で慣れてからチャンレジしましょう。
おすすめの板
はじめに
板の購入の理想は試乗会に行き、乗り味を確かめたうえで買うのが一番いいと思います。
ただ、現実問題として初心者では乗ってもあまり違いが分からないし、バインを毎回付け替えたりしないと借りれないので面倒です。
そんな悩める子羊たちに、わがチームでは2005年頃から初心者向けの板としてK2のWWWをお勧めしてきました。
長いことお勧めしている間に、当時ほとんど無名だったWWWの情報も、今ではネット上にたくさんあふれるようになりました。ただ、あまりにあふれすぎて初心者の代名詞的な板となってしまいました。なので、改めてかっこよくて安くて初心者向けの板を紹介したいと思います。
紹介する板は基本的に自分が乗っても恥ずかしくない板で、初心者の方でも扱いやすい板を中心に紹介しています。
※画像は楽天のリンクです。価格相場を見ることができます。
ALLIAN GRIND (アライアン グラインド)
SALOMON SABOTAGE (サロモン サボタージュ)
ROME SHANK(ローム シャンク)
最後に
本当はブランド的にBURTONの板を一番お勧めしたいのですが、BURTONはバインディングの固定方法に独自の方式を採用していたり、最近の板は硬くて重いのが多いので初心者にはあまりお勧めしません。その他のブランドは基本的に全て共通の固定方法で4つの穴にビスを止めます。ちなみに板にはレギュラー用やグーフィー用による分けはありません。
おすすめしない板
FORUM YOUNGBLOOD(フォーラム ヤングブラッド)
FORUMは今僕の中でかなりかっこいいブランドです。ブームが去って一時残念な感じの時もありましたが、今はかなり好きです。ですが、乗ってみての感想・・・。硬い・・・。重い・・・。反発はあります。けど、グラトリ向けじゃないですね。カービングはいい感じに切れます。なのでハイスピードフリーランやキッカーには良いかも。FORUMは全体的に硬めらしいですが、その中でも柔らかい部類に属していたので期待していたのですがなめてましたねFORUM(笑)もう買わないですわ(笑)形状はツインチップ。値段も安いです。
サイズ選び
有効エッジ
僕がサイズ選びの基準としているのは「有効エッジ」です。
有効エッジとは滑っているときにエッジが雪面に対して有効に作用する長さのことです。
板は全集エッジがありますが、キックの部分などの浮いている部分は雪を切るエッジとしての機能をしていません。
当然その部分の板の面の部分も雪に接していませんから、板自体が雪に有効に作用する長さと有効エッジはほぼ同義と考えています。
有効エッジはメーカーのカタログやホームページの各板のページにエフェクティブエッジ（effective edge）などと書かれて載っています。
僕自身、以前は板はより短いほうが軽くて引っかかりにくくて遊びやすいと思っていた時期もありましたが、今はきちんとした有効エッジがないと板をしっかりと踏む動作がしずらいと感じるようになりました。
では、理想の有効エッジとはどういうのもか。
僕はよく言われている身長×0.7という式をサイズ選びの目安としています。
必ずしもこの長さが必要とは限りませんが、フリーランを重視した板を選ぶときは極力この数字に近づけるように板を選ぶようにしています。
ただし、グラトリやジブを重要視する方は、これにこだわらず短めの板を選ぶようにするとトリックの幅が広がるようです。
ブランド
ぶっちゃけブランドイメージ
僕が持っている板のブランドの印象を包み隠さず書きます。
- BURTON(海) 鉄板であり定番であり王道。ダサい印象はなし。老若男女使え間違いなし。無難。
- ROME(海) かっこいいイメージ。定番。海外ライダーやコアライダー使用率高し。
- K2（海） 大手量販店で購入できるため初心者率が高し。海外ライダーあり。
- RIDE(海) 大手量販店で購入できるため初心者率が高いがコアライダーの使用率も高い。
- 011(国) かつては超コアなイメージ。一世を風靡した後は、北海道以外では初心者率が高い傾向。
- RICE28(国) コアライダー使用率高し。
- SCOOTER 初心者率高し。コアライダーもいる。
- SIGNAL 海外、コアライダー多し。
- ファナティック コアライダー多し。
- FTWO コアライダー多し。
- KISSMARK 大手量販店オリジナル。やめとくべし。コアライダーで見たことなし。
- YONEX 初心者からコアライダーまで。
- 眞空雪板等 初心者多し。
- technine 海外超多し。コアライダー超多し。乗り手によりダサくもかっこよくもなる。諸刃の剣。かつては超コアであったが、ブームにより初心者まで。
おまけ
スノーボードの板ブランドを国内の車メーカーに例えたら・・・
なんとなく自分が持っている板のブランドイメージを車のメーカーに当てはめてみました。お遊びです。
burton トヨタ
フォーラム トヨタ傘下
ヨネックス ホンダ
ROME ニッサン
テックナイン ハマー
K2 スズキ
RIDE スバル
キャピタ アルファロメオ
ライス ミツビシ
スクーター BM
ファナティック VW※兄弟的な意味で
FTWO ポルシェ※兄弟的な意味で
011 光岡
サロモン マツダ
シグナル ローバー
アライアン プジョー
ヘッド ダイハツ
ノベンバー フォード
フォルクル ドイツ大衆車としてのベンツ
ん〜なかなか難しい！
