バインの調整

セッティング入門

はじめに

バイン(ビンディング)のセッティングはスノーボーダーなら最低限自分でできるようにならなければなりません。
セッティングと言ってもプラスドライバーがあればできる調整ですので、たいして難しくありません。
外して調整して止めるだけです。
調整するのはスタンス幅とスタンス角度、つまり止める幅と止める角度です。
スタンス幅

スタンス幅は好みや身長によりますが、MAXに多い人で64cmまで、少ない人で55cm以上かな。
経験上の数字です。だいたい60cm前後を基準にするとフリースタイルでは良い感じのスタイルを出せると思います。
スタンス幅の図り方ですが、バインを固定している円形のプレートの中心から中心までがスタンス幅となります。
バートンの板以外は基本的に板にある4つのビス穴を使って止めます。
重要な場所なのでしっかりと止めます。ドライバーは大きめの物を使うとしっかり止めることができます。
円形プレートのビスを止める場所はずらして止めることもできます。
本来は足に対して縦方向の調整をするために使うものですが、ほとんどの人がスタンス幅の調整に使っています。
この穴をひとつずらすと0.5cm調整することができます。
中心から両側に2つずらすことができるので両側それぞれ1cm調整することができます。
バートンの板は穴が三角だったりレール式だったりするのでそれぞれ調整方法が異なりますので注意してください。
角度の調整

スタンス角度は好みにもよりますが、フリースタイルでは一般的に進行方向前側の足がプラス角、後ろ側の足がマイナス角でガニ股にセッティングします。
通称ダックスタンスです。
ダックスタンスの場合、前側の足の開き角度≧後ろ足の開き角度となります。例として表記は+15、-9と書きます。
これは前側足は15度外側に開き、後ろ側足は9度外側に開いていることになります。
大体前側足の角度は+9〜+21、後ろ側足の角度は0〜-15くらいです。
ちなみに僕は両側同じだけ開くのが基本で今は+15、-15にしています。
調整方法は簡単で、バインを固定するときに円形プレートの矢印をバイン本体の角度が書いてある数字に合わせて固定するだけです。
プラス側、マイナス側に数字が書いてあるので向きを間違えないように固定して調整は完了です。

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