妙高グラトリ団のホームページ→http://myoko_guratori_dan.go2.jp/

妙高グラトリ団の概要


妙高グラトリ団とはスノーボードのグラウンドトリック(グラトリ)を愛する人が集まったスノーボードチームです。
2005年1月1日にホームページが発足しました。
妙高グラトリ団が発足した当時は、ゲレンデでグラトリをしている人を見ることはほとんどありませんでした。特に360以上のスピンなどは皆無と言ってもいいと思います。当時は既にどのスキー場にもパークが一般的に設置されている頃ですから、コアなスノーボーダーの大半はキッカーやジブが主流となり、グラトリはダサいという風潮がありました。今でもグラトリは初心者がするものというイメージがありますが、この頃言われていた"初心者"と現在のグラトリはレベルが格段に違うことは間違いありません。
00年代後半のグラトリブームでは明らかに「初心者」という概念を超えたコアなスノーボーダーたちによる熱い盛り上がりを見せていました。妙高グラトリ団はその渦中にいながら、時に大きく影響されつつも少し違った路線を進み今にいたっています。

妙高グラトリ団のはじまり


僕はこのブームが始まる前、偶然にも目の前で目撃した衝撃的な地形トリックによって、グラトリの虜になりました。たぶんそれはノーリー5だったのではないかと思います。一瞬にして回ることの派手さ、板を弾く技術、着地の後のサラッと感・・・カッコいい。文句無しで惚れました。もともと、スノーボードを始めたころからフリーラン中にサラッと出されるトリックに憧れを持っていたことも影響していると思います。
その頃の僕はスノーボードを始めて3年目。今思えば完全なる初心者です。グラトリ=初心者を地で行くスノーボーダーでした。
そんなテケテケな僕が、ダサいとされていたグラトリ、誰も見向きもしなかったグラトリに魅せられ、絶対カッコいい!そう思うのは自分だけじゃないはず、これを多くの人に知ってもらいたい。自分も上手くなりたい。情報を集めたい。そんな気持ちが重なって妙高グラトリ団を作ることを思いつきました。その後、趣旨に賛同したメンバーが集まることとなりブームの渦中へと進んでいくことになったのです。

当初の存在意義


妙高グラトリ団のコンテンツにはギアやトリックの情報が多くあります。
今でこそネット上でこれらの情報を扱うところも多くなりましたが、自分がスノーボードを始めた頃、スノーボードの基本的な知識、ギアの選び方やトリックの遊び方などネットで情報を集めることにとても苦労しました。また、無知であるがゆえに起きた恥ずかしい経験や苦い経験から、初心者である自分がこんなHPがあったら良いなと思うものを形にしようと思いました。だから、妙高グラトリ団のコンテンツにはスノーボードを始めたばかりの人が、できるだけスムーズに初心者を脱出できるようにという思いが込められています。同じように動画や写真はグラトリの楽しさを伝えたいという当初の気持ちから公開されています。

妙高グラトリ団の軌跡


妙高グラトリ団は2005年1月1日にHPをオープンさせたことによってその活動が始まりました。
当初はWEB上での情報交換をメインとする現在のmixiのようなコミュニティとして活動をしていましたが、
2006年の春から妙高を本拠地とするチームとして活動を開始しました。
活動内容はグラトリの練習、大会出場、映像の作成、イベント主催、交流などです。
活動を通して全国のさまざまな人たちと出会うことができました。
2007年9月にはチームが作成した映像がDVD「下克上その4」に採用され全国で発売されました。

これからの妙高グラトリ団


妙高グラトリ団はメンバーの周辺環境が変わりチームとしての活動が難しくなったことから2010年に一時活動を休止しました。
そして2013年妙高グラトリ団として、新たな活動を再開しました。
活動再開といっても、気が向いた時にグラトリやパークのフリースタイルな動画を作る程度でゆるーく進めていこうと思います。
スノーボードが大好きな30代のおっさんたちが繰り広げる妙高のスノーボードスタイルをお届けできればと思います。
家族がいて仕事をしてそれでもスノーボードの上達を目指してる!
たぶん、日本で一番多いスノーボードのスタイル。サラリーマンボーダーがどこまでやれるのか!を目標に精進したいと思います。
それが自分たちが楽しめて、見ている人も楽しめる。そんな情報が発信できたらと思います。

メッセージ


僕は決してグラトリを見捨てたわけでも嫌いになったわけでもありません。今でも一番大好きなスノーボードの楽しみ方ですし、今もフリーランが一番大好きです。ただ、1つのカテゴリーにこだわることなく視野を広げた方が楽しめると思うようになりました。その方がスノーボーダーとして成長できると思うようにもなりました。
ただやっぱりグラトリは大好きで、カッコいいと思います。
僕の好きなグラトリとはワンメイク的な大技ではありません。ワンメイク的なトリックは、それがブームの主流であった頃から僕らは得意としていません。一時チーム内でも、練習しようという声が上がりましたが、結局集中的に練習したりすることはありませんでした。あくまでフリーランからの"トリック"が僕らの得意とするところであり、本来のグラトリだと思っています。
最近多いバタバタするだけのグラトリや低速で周囲の迷惑になるようなグラトリが流行ることは本意ではりあません。ブームの渦中にいた有名チームの方々と交流がありましたが、滑る時の速度域は僕らと同じか上でした。きっと同じようにフリーランからのトリックが基本だと思っていたと思います。
あくまでフリーラン中にサラっと。テンポよく、失速せずトリックを出すことがかっこいいグラトリだと思います。
もちろん最初からそんなにうまくはできません。だから練習するときは混雑していないゲレンデで周囲をよく確認して練習しましょう。お互い怪我のないように。

2013.1 Katsu








 

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