板の準備

ちょっと変わった準備

踏みやすい板へ

板の準備はホットワックス、エッジを丸めるダリングなどがありますが、ここでは買ったばかりの板を踏みやすい板に準備することを説明します。
言ってみれば板のストレッチみたいなものです。
これは僕のオリジナルの準備なので普通の人はしないと思います。
ですが、これをやっておくと山に行った時に最初から板が踏みやすくなっているのでおすすめです。
ただし!この方法で板が壊れても責任は負えませんので自己責任でお願いします。

まず、そもそも買ったばかりの板というのはとってもハリがあるんです。
柔らかい板も最初はとても硬く感じます。
特に初心者の人はうまく板を踏むことができないのでシーズンが終わっても板本来の「おいしい」状態まで持って行けてないなんてことがありえます。
この「おいしい」状態はコアなライダーでも知らない人がいると思いますが、コアなライダーほどキッカーやジブで知らず知らずのうちにおいしい状態まで持っていけてるので意識してない人も多いと思います。
ですが、板にはこの覚醒した状態が確実に存在します。
グラトリで板を極限まで踏んで酷使してきた僕にははっきりと分かるんです。
覚醒した状態に持っていくには板を使うしかありません。
ただ、最初の硬い状態で雪の上で踏みやすい状態にするのは技術が必要です。何度もプレスしたり、ジャンプの着地でしならせたり・・・
なので、山に行く前にあらかじめ家などで出来る限り板にストレッチをしておくとこの覚醒した状態に持っていきやすいです。
ではどうすれば良いか説明します。
まず、板にソールガードをします。そして、板の先端を床につけて押します。
ショップで板の硬さを調べるときの方法と同じです。絶対に壊れないので力いっぱい押します。
ミシミシ言ってもいいのでやります。とにかく押します。片方が終わったら両側から押します。
音がなってもいいのでがんがんにしならせましょう。
次に、ブーツを履いてソールガードをつけたままプレスをします。このとき重要なのがオーリー→プレス着地→オーリープレス着地を左右交互にやります。最初は硬いのでうまく着地でスタイルをキープしずらいですが、何度もチャレンジしているうちに着地もしっかり踏めるようになってくると思います。以上でストレッチは終わりです。
このストレッチをしておくと山に行った時板を踏みやすくなっていると思うのでぜひ試してみてください。

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