Q:スタンスは広い方がいいですか?自分の考えでは広いと安定しますが板撓らせるのが困難になる?けどプレスする時の体重移動はしやすい?実際皆さんはどうされていますか?




A:
自分は今までスタンスは広いほうが板がしなると思っていました。それはなぜかと言うと、両足が広く広がると言うことは、プレス時にバランスを取る支点から持ち上がる側の足が遠くなるわけです。それはてこの原理で言うと、支点から力点まで遠い分持ち上げやすくなるということ。つまり、プレスでより高く足を上げやすくなるのです。ですが、それは板を持ち上げやすいだけであって、しならせやすいのはまた別の話だと言うことに気がつきました。
ここからはスタイルに関わってきます。カチ上げるようなスタイルを出したい人は広くスタンスを取ったほうがより上まで足を上げることができるでしょう。しかし、きっちり板をしならせた持ち上げない側の足を「プレス」してしっかり板をしならせたい人は、板の支点となる部分と持ち上げる足の中間に持ち上げない側の足が来るようにするとより板をしならせたスタイルが出しやすいと思います。

安定性については広いほうが安定しやすいです。着地などでバランスをとりやすいです。
またツインチップでもパウダーなどでは広いほうがより後ろ側に足を置けるのでコントロールしやすくなります。その分スタンスが狭い場合はシビアです。しかし、あまり広げすぎると足と足の中間がバタつきかえって不安定になる可能性があるので注意が必要です。では、スタンスが狭いときの利点は、足からキックまでの部分が長く取れるので、オーリーやタップなどの板の反発が使いやすいです。

どちらもプレスは可能ですし、それぞれ長所や短所があります。より自分の好みのスタイルに合ったほうをお選びいただくのが良いかと思います。 by Katsu

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