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モラトリアム法案(返済猶予法案)とは


中小企業の債務返済猶予法案ともいわれる中小企業円滑化法案(中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案)が、30日、自民党 欠席のまま、参議院本会議で賛成多数により可決した。同法は施行日から2011年3月31日までの時限立法になっています。
1.企業者への新規融資について当該中小企業者の特性を及びその事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟にこれを行うよう努めるとしています。
2.業者から債務の弁済軽減の申込みがあった場合
(1)当該中小企業者の事業についての改善又は再生の可能性等を勘案しつ つ、できる限り、当該貸付条件の変更、旧債の借換、DES(債務の株式化 )等を行うよう努めるとしています。
(2)特定認証紛争解決手続(事業再生ADR)の実施を依頼するか否かの 確認があった場合には、当該中小企業者の事業についての改善又は再生の可 能性等を勘案しつつ、できる限り、当該特定認証紛争解決手続(事業再生A DR)の実施を依頼するよう努めるとしています。
(3)株式会社企業再生支援機構が支援決定を行った中小企業者に対して有 する債権について、買取申込み等の求めがあった場合には、当該中小企業者 の事業についての改善又は再生の可能性等を勘案しつつ、できる限り、これ に応ずるよう努めるとしています。
(4)上記(1)から(3)にあたっては、対象中小企業者と関係する他の 金融機関、政府系金融機関等、信用保証協会、再生支援業務を行う認定支援 機関と緊密な連携を図るよう努めるとしています。

各銀行によって、対応の方法が違うだろうし、案件によっても、相談に乗ってもらえるかどうか分かれるでしょう。
返済に苦しくなっているのであれば、まずは銀行へ行って相談してください。
モラトリアム法案は期間が1年延長となり平成24年3月までとなりました。

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