任意売却の本質。その他任意売却全般に関する情報

引越し時期について

任意売却の場合

任意売却の場合、決済時には家を明け渡しておく必要があります。
賃貸物件を探しはじめるのはいつでもかまいませんが、不動産を販売して買主が見つかったときには具体的に探さなければなりません。
賃貸は物件を決定してから2週間あれば、契約、引越しまで可能です。不動産を購入する買主は、住宅ローン等の申込に約1ヶ月程かかりますので、買主が見つかってから探してもまにあいます。
但し、賃貸の契約、引越しにおいては、先にまとまったお金が必要となりますので、任意売却期間中に少しずつでも貯めておく必要があります。
任意売却期間中は家のローンを止めておくことができますが、売却後には、賃貸を借りるための家賃が発生しますので、自分達が最終、引っ越す先(借りようと思うような物件)の物件の家賃程度は貯めれる生活に組み立てなおす必要があります。また、任意売却の場合には、債権者より引越し費用がある程度見てもらえることもあります。但し、引越し費用がでるのは不動産売却決済時なので、事前にお金を貯めておく必要はあります。
競売の場合

競売の場合、開札までに明け渡しておく必要はありませんが、その時期ぐらいには引越ししておいたほうが良いと思います。
いつ頃に探し始めればよいかというと、競売入札前に期間入札通知書が裁判所より届きます。これが届くのが、入札期間の約1ヶ月前には届きますので、これが届いたら次の引越し先を探し始める時期となります。
いつまでに引っ越せばというと、開札日前日までに引っ越しておくと、落札される方と面識を持たなくてすみます。
競売落札となった場合は、開札日以降に新所有者となる方が、直接自宅へ尋ねてきます。その方から退去をするように促されることになりますが、期間的に1ヶ月も猶予を見てもらえる場合はほとんどなく、1〜2週間ぐらいで退去するように促されることが大半です。退去の話は落札者にもより様々ですが、基本的に落札後、売却許可決定が出れば、何の権限もなく居座ることになりますのでご本人としては、精神的にもかなり厳しい状況に置かれることになります。
そうなる前に退去をしたほうが良いのですが、引越し資金等は任意売却と違い、一円もでることはありませんので、ご自身で用意する必要はあるでしょう。
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