任意売却wiki

任意売却というのはあくまでも不動産の売却手法の中のひとつです。
不動産の売却が終わったからといって、借金の問題がなくなるわけではありません。

任意売却後に残ったローンは基本的に支払い義務があります。
まず考えなければならないことは生活がしていけるのかどうか！ということです。
新しい生活をしていく中でその残ったローンを支払っていくことは可能でしょうか？

収入≧生活する為に必要な費用（食費、家賃、水光熱費、服飾費、日用品費、学費、医療費等）

という状況になっていますか？この状況ではじめて、売却後に残った住宅ローン（残債務）をいくらずつなら支払えるかどうか検討するのです。
通常、残債は支払えるだけ支払うという状況で各債権者と話し合いをしなければなりません。大体が月額5000円〜10000円の返済をしていくのがやっとのことだと思います。
この話し合いで債権者に納得してもらえれば、その返済が始まることになります。但し、半年毎、1年毎に見直しをして、再度、返済額を決めていくことになります。
この話し合いで折り合いがつかない、もしくは、返済がまったくできないということであれば、自己破産も視野に入れ、検討しなければなりません。

また、分割で返済をしていく場合、残債務の返済には利息等はつきませんが、何年間返済しなければならないのか？ということも検討し、分割で支払っていくほうが良いのか？法的整理を入れるほうが良いのか？
このことをきっちりと考えなければなりません。