ぱにぽに番外編今日から使えるぱにぽにだっしゅ!
ぱにぽに(全話)>
間違いなく影響を受けているのは「宇宙人東京に現わる」(1956年)のパイラ人である。パイラ人の容姿、及び当映画のストーリーに関してはGoogle等の検索により各自情報を得て頂きたい。
映画にてパイラ人が自前の姿で地球人を訪問した際に、日本各地で以下のハプニングが発生する。
河口湖:「あれ何だ!? うわぁあああ」
キバウラ停泊中のバンシュウ丸:「うわぁあああ ば、ば、ば、化け物だー!!」
琵琶湖畔宴会場:「あぁあああ、あれ何ゃー!!」
帝都劇場(青空ひかりコンサート会場):「きやぁあああ」「わぁあああ」(パニック状態)
以上の4件が映画内にて“臨時ニュース”で取り上げられる。他に民家の台所に押し入り:「きゃぁあああ 怪物ー!!」と、計5件のハプニングが発生する。尚、映画中では鑑識に訪れた警察も「怪獣」ではなく「怪物」と話しているが、当話「虚心坦懐」の1頁目はこれが元ネタであろう。
しかしパイラ人は、犠牲的精神と宇宙道徳心にあふれた平和的種族であり、芹沢&来栖の学園制覇に手を貸すとは考えられない。何らかの悪役的要素が必要になるのだが、次に「虚心坦懐」にて注目して頂きたいのは、ヒトデ型怪獣の五支に書き込まれた「ハ」型の模様である(パイラ人には無い)。この模様を持ち中央に目らしき光点を持ちそこから炎系の攻撃を行える悪役の存在は、(昭和特撮版)「人造人間キカイダー」に登場する「ヒトデムラサキ」の可能性が高い。
ヒトデムラサキは、Pr.ギルより与えられた“サブロー(=ハカイダー)完成のための光明寺博士の拉致&洗脳”の命令を遂行するという、ストーリーの進展上重要な役目を果たしている。「虚心坦懐」にて怪獣はメソウサを執拗に攻撃しているからといって、メソウサの脳髄を組込んだロボウサ3登場の布石とするのは、やはり考え過ぎであろう。
尚、パイラ人は映画中ではパイラ語(スチールドラムっぽい音や、竹ひごを左右に振った様な怪音)で話すが「ア゛〜」とは聞こえづらい。ヒトデムラサキは作品中では日本語を話している。
ぱにぽに番外編(ぱにぽに3〜今日から使える「ぱにぽにだっしゅ!」〜)
(ぱにぽに3〜今日から使えるぱにぽにだっしゅ!〜収録:書き下ろし)タイトル
虚心坦懐
(心にわだかまりを持たず(=虚心)、素直でさっぱりしておおらかなさま(=坦懐)。偏見を持たず、心を開いている様子を指す。)内容・あらすじ
怪獣で宮田が倒れた・・そしてベッキーの髪にルービックキューブが絡まった・・登場人物
橘玲・レベッカ宮本・片桐姫子・来栖柚子・芹沢茜・一条さん・宮田晶・6号さん・メソウサ・メカ姫子・雑食怪獣ヒメコーオチ
どうすれば…オチ解説
試験に出るぱにぽにだっしゅ!と同様、TVアニメ版キャラによる書き下ろし漫画。重箱の隅
- 怪獣は「宇宙人東京に現る」がモトネタか?日本初のカラーSF怪獣映画で怪獣のデザインは故岡本太郎。
- 芹来男爵の元ネタは、永井豪原作マジンガーZに登場する体半分が男で体半分が女の「あしゅら男爵」。その後の馬なりになった来栖に乗っている芹沢は同じくマジンガーZに登場する「ゴーゴン大公」
- ブタピンクはTVアニメでは新谷良子さん(宮田晶の中の人)が声を当てていた(つまり宮田の代役)
- LBL法はルービックキューブを超高速に揃える技
- この話に出てくる玲は服装が〜試験に出る「ぱにぽにだっしゅ!」〜で見学に来ている玲のものと一緒。故に『玲と響のガイドブック対談2』に始まり『早い馬も千里のろい牛も千里』、『玲と響の編集後記対談2』、『響と柚子のガイドブック対談3』、『虚心坦懐』、『一条さんと一条妹のガイドブック対談3』に至るまで一連の話になっているようである。
補足
ヒトデ型怪獣
間違いなく影響を受けているのは「宇宙人東京に現わる」(1956年)のパイラ人である。パイラ人の容姿、及び当映画のストーリーに関してはGoogle等の検索により各自情報を得て頂きたい。
映画にてパイラ人が自前の姿で地球人を訪問した際に、日本各地で以下のハプニングが発生する。
河口湖:「あれ何だ!? うわぁあああ」
キバウラ停泊中のバンシュウ丸:「うわぁあああ ば、ば、ば、化け物だー!!」
琵琶湖畔宴会場:「あぁあああ、あれ何ゃー!!」
帝都劇場(青空ひかりコンサート会場):「きやぁあああ」「わぁあああ」(パニック状態)
以上の4件が映画内にて“臨時ニュース”で取り上げられる。他に民家の台所に押し入り:「きゃぁあああ 怪物ー!!」と、計5件のハプニングが発生する。尚、映画中では鑑識に訪れた警察も「怪獣」ではなく「怪物」と話しているが、当話「虚心坦懐」の1頁目はこれが元ネタであろう。
しかしパイラ人は、犠牲的精神と宇宙道徳心にあふれた平和的種族であり、芹沢&来栖の学園制覇に手を貸すとは考えられない。何らかの悪役的要素が必要になるのだが、次に「虚心坦懐」にて注目して頂きたいのは、ヒトデ型怪獣の五支に書き込まれた「ハ」型の模様である(パイラ人には無い)。この模様を持ち中央に目らしき光点を持ちそこから炎系の攻撃を行える悪役の存在は、(昭和特撮版)「人造人間キカイダー」に登場する「ヒトデムラサキ」の可能性が高い。
ヒトデムラサキは、Pr.ギルより与えられた“サブロー(=ハカイダー)完成のための光明寺博士の拉致&洗脳”の命令を遂行するという、ストーリーの進展上重要な役目を果たしている。「虚心坦懐」にて怪獣はメソウサを執拗に攻撃しているからといって、メソウサの脳髄を組込んだロボウサ3登場の布石とするのは、やはり考え過ぎであろう。
尚、パイラ人は映画中ではパイラ語(スチールドラムっぽい音や、竹ひごを左右に振った様な怪音)で話すが「ア゛〜」とは聞こえづらい。ヒトデムラサキは作品中では日本語を話している。
2008年04月18日(金) 02:51:02 Modified by factory92