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タグ検索で庫院は12件見つかりました。
雲版
の平らな板を雲の形にして掛けるもの。[[庫院]]などに掛けて、[[開静]]や[[粥飯]]の[[時刻]]を報せるために用いられる。 ''未だ[[開静]]せざる前に[[単]]を収め[[被]]を摺むことを得ざれ。方に開大静を候つべし。所謂、廚前の雲版及び諸堂前の板と一時に倶に撃つ。時に於いて単を摺み、被を摺み、枕を収め、帳を上げ、[[袈裟]]を搭けて相い向いて坐す。 『[[弁道法]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b1%c0%c8%c7... - 2023年01月11日更新
火鈑
} 粥や飯が炊き終わったのを見て、[[庫院]]にある[[雲版]]を三回打つことをいう。同時に、竈の火を消すため、火鈑（火版）という。また、この音を聞いて、[[坐禅]]などを終える。 ''庫下の火鈑の鳴るを聞きて、[[大衆]]同時に[[合掌]]す。乃ち坐禅罷むなり。 『[[弁道法]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b2%d0%ee%e7... - 2012年12月11日更新
香積局
事を調える所、[[香飯]]を作る所。[[庫院]]に同じ。 ''いま、遠方の深山なりとも、[[寺院]]の香積局、その礼儀、言語、したしく[[正伝]]すべきなり。 『[[示庫院文]]』'' &color(blue){''【内容】''} 『維摩経』「香積仏品」には、香気が充満する世界について説かれているけれども、転じて[[禅林]]に於いて食事を調理する場所である[[庫院]]は様々な香気が充満することから、香積局という。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b9%e1%c0%d1%b6... - 2009年08月04日更新
庫院
した[[永平寺]]に於いて、数度にわたり庫院での心構えなどを示している。大まかに、[[知事]]については『[[知事清規]]』にて示されたが、特に典座を中心とした台所作法の指示として、その一つは寛元４年（1246）8月6日に示されたもの（『[[示庫院文]]』）であり、95巻本『[[正法眼蔵]]』では、巻の一つとして収録されている。内容は庫院の存在意義と、粥や飯を始めとする食事の意義について解説されている。 ''いま、遠方の深山なりとも、寺院の[[香積局]]、その礼儀、言語、したしく[[正伝]]すべきな…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%cb%b1%a1... - 2008年04月04日更新
庫司
(blue){''【定義】''} [[庫院]]にて寺務を行う者であり、それを司る者。[[都寺]]・[[監寺]]・[[副寺]]の総称。 ''[[堂頭]]・庫司・[[首座]]、次第に[[煎点]]といふことあり。しかあれども、遠島・深山のあひだには、省略すべし、ただこれ礼数なり。 『[[正法眼蔵]]』「[[安居]]」巻''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%cb%bb%ca... - 2009年04月04日更新
竈公
e){''【定義】''} 火を使う[[庫院]]を火難から守る竈の神のこと。詳細は、「[[竈公諷経]]」項参照のこと。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%e3%de%b8%f8... - 2008年02月18日更新
庫堂
(blue){''【定義】''} [[庫院]]・[[庫裡]]に同じ。それぞれの項目を参照のこと。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%cb%c6%b2... - 2008年02月08日更新
庫裡
(blue){''【定義】''} [[庫院]]に同じ。同項を参照せよ。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%cb%ce%a3... - 2007年10月12日更新
庫院制規
8）12月21日に、[[永平寺]]の[[庫院]]の規則として示したもの。『[[示庫院文]]』よりも細かな内容である。全五条であり、詳細は以下の通りである。 ''一，施主が僧に昼食を施すとき、金銭でもって行った場合、叢林所有の米を用いたとしても、その使ったところを計算して、早くに米を買って、備えておくべきである。その銭を（別のことに）使用してはならない。'' ''二，叢林所有の米を使って、冬場の菓子などを作ってはならない。'' ''三，米でもって、野菜などを買ってはならない。'' ''四，叢林所有の米を、…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%cb%b1%a1%c0... - 2007年02月09日更新
示庫院文
'【定義】''} 寺院の食事を司る[[庫院]]の[[知事]]に対する文章のこと。[[道元]]禅師は[[永平寺]]にて寛元4年（1246）8月6日に和文で示した。本来は『[[正法眼蔵]]』に入るものではないが、95巻本では82巻として収録された。 &color(blue){''【内容】''} 道元禅師は、僧侶に食事を出すということを「敬をもって宗と為す」とされ、それはインド以来中国でも、様々な立場の者が僧侶に供養する場合には、必ず同様であったとされた。そして、尊敬は僧侶のみならず粥や斎（昼食）について…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bc%a8%b8%cb%b1... - 2006年10月01日更新