12氏作品 19スレ目 その4(避難所)
822 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:40:30 ID:GyOZS3a6
【希望と絶望2】
店員「それじゃあそれぞれ機体について」
素ヒ「男」
俺「ああ、素ヒ。どした?」
素ヒ「その……私はまだ出ることが出来ない……だから……」
俺「ん?」
素ヒ「その……生きて帰ってきてくれ……」
俺「素ヒ……」
素ヒ「お……お前に気持ちを伝えたらこ、怖くなったんだ……その、あの化け物にお前がこ、ころ、殺さ……うっ……」
俺「……」
素ヒ「う……ひっく……すまん。そ、その最近ダメなんだ。私は、いけない、弱くて、弱くなって……うぅ……」
ギュゥ
素ヒ「あ」
俺「大丈夫だ。帰ってくる。必ず、必ず」
素ヒ「……うん」
別俺「……」
姉友「どうしましたぁー?」
別俺「……いや、なんでもない」
姉友「【希望と絶望3】が閲覧できますぅー」
【店長さんの昔話】
店長『アラアラ。どれを聞きたいんですか?』
→ 店長の幼少時代
店長の青春時代
店長の傭兵時代
店長の店長時代
店長『【アレ】ってこの邪夢のことですか?』
【希望と絶望3】
急激な加速度は今はもう慣れてしまい、どこか心地良ささえ感じている。
緩やかに収まっていく速度に突如開かれる視界。お互いの射程外で大小さまざまの厨がウヨウヨとしていた。
別俺「戦術プランはb。けして囲まれるな。常に退路は確保した上で戦え」
聞いているだけで胸のどこかがムシャクシャとする声が響く。自分の声だとしても、それは全く別物にしか聞こえない。
店員「全員いいわね? 姉友ちゃんはいつもどおりなるべく戦闘負担は軽くして、二人のサポートに徹して」
店員さんの涼やかな声を聞きながら、一度目をつぶる。静寂が占める湖畔のイメージ。音すらも隔離された空間。
そこに一滴の、ちっぽけな水滴を落とす。衝撃とも言えないそれが湖面に響き波紋が連なる。波紋は広がっていき、通常ならば収束していくそれは徐々に存在感を増していく。波紋はいつしか巨大な波となりうねりとなり湖の水を躍動させる。そうして自身では抑えきれない、夥しいほどの水が暴れだす。けどそこではまだ抑えつける、あらゆる憤怒を鎮めるように、永劫続く恨みを断つように、ただただ我慢を繰り返す。それでも歯止めを失った暴走はあらゆる壁を壊していく。そうしていつか、暴れる水は自身から溢れ出す!
「クォリティ急上昇! 一次リミット解除します!」
雑音はそれ以上の轟音で消されていく。轟々とした水の音。
いつしかブルーメタリックの手甲を携えたロボは、外敵に向かって疾駆していく。
目的はただ一つ、殲滅あるのみ。
【店長の幼少時代】
俺「そういえば店長さんって何年生まr
素ヒ「男ぉぉぉぉ!」
俺「うるせぇ! って、今まで俺は何してたんだ?」
姉友「【希望と絶望4】が閲覧できますぅー」
姉友「【熱くない火】と【濁水】と【俺友参る】はまだ閲覧できませんー。ごめんなさぃー」
【希望と絶望4】
「バカッ!」
その言葉が耳に届くか否か、俺は真横からの衝撃に耐え切れずに辺りのビルもろとも吹っ飛んでいく。
「俺機、軽微ですが一部損傷。厨は依然活動中です」
少しふらつく頭で立ち上がる。幸いにも厨は追撃してきていないようだ。
先ほどの勢いなどどこへやら。いざあの気障ったい奴と連携を取ろうものなら、全てが裏目に出てしまっている。
「おい! 少しは援護しろっ、お前の脳味噌は空洞か!?」
「このっ……!」
いちいち腹の立つ。それでも俺が機体を向かわせると、もう何度か分からないが共に戦おうとする。
けど。
「危ない!」
店員さんの声も空しく衝突する俺とアイツの機体。好機とばかりに攻め込んでくる厨を姉友ちゃんがなんとか食い止める。
「お二人ともしっかりしてくださいぃー」
振り回される腕を体を張って止める彼女。何度もこんなことを繰り返しているせいか、既にそのボディには痛々しい跡が幾つも穿たれている。
「なにやってるのよ二人とも。どうしてそんなにバラバラなのっ」
「いや、それはこのメガネ野郎が」
「ふんっ。失敗すればすぐ言い訳か。しかもメガネ野郎なんて貧困なボキャブラリーなのだな」
「んだとこの」
『コントなら後でしてください。今は姉友ちゃんのサポートをお願いします』
「ですが長官っ。この脳に蛆でも湧いたような馬鹿と組んでいてはいつまでたってm
『それをどうにかする為に貴方の頭脳があるんでしょう。それともう一人の俺さん、そろそろ力だけに頼った戦
い方以外のやり方も覚える頃ですよ?』
店長さんの言葉はどこまでも的確だ。黙る俺達に、『どうしました? イエスかジャム、どちらにしますか?』と止めをさす。
「「イ、イエスマム!」」
とにかく協力しないといけないことだけは理解した。
姉友「【凝固】が閲覧できますー。早く助けてくださいぃー」
【→ 店長の青春時代】
店員「あの、高校時代のお写真を拝見したところ、全然姿が変わっていn
素ヒ「せんぱーい……って誰だ?」
【姉の手紙for別俺】
姉友「あ、別俺さー
別俺「……」
時折、別俺さんはちょっと前に貰った姉ちゃんの手紙を眺めていることがあります。
姉友「……」
別俺「ん? どうした?」
姉友「えーと、あのですねぇー」
その時の目はとても優しくて、まるで恋び……いいえ、そういうのとはまた別の目をしています。
そういう別俺さんは、私はけっこう好きだったりします。
姉友「【火、のち火】はまだ閲覧できませんー」
【ぢごくへの階段】
別俺「一度、長官のジャムを調べてみたことがあるんだ」
俺「またずいぶん……で、どうだった?」
別俺「……いや、私の口からは詳しいことは言えない」
俺「そうか……」
別俺「ただあれは、V.I.P以上に国家間で極秘扱いにしないといけないだろうな……」
俺「……」
【固い】
更衣室
俺「そういえばアイツ、理系なのに筋肉とかちゃんと付いてて結構ガッチリしてたなー」
店長『閲覧者サービスありがとうございます』
俺「なにがですか?」
【俺友の休日】
大学
俺「そういえば大学には通ってるのな」
俺友「世を忍ぶ仮の姿……ニンニン」
俺「ふーん、まあ息抜きぐらいは必要かもな」
俺友「コクリ……教授論破して泣かすのも息抜k
俺「おい」
俺友「……イヤンバカーンス」
俺「……」
【→店長の傭兵時代】
店員「そういえば時々、エアメールで変な手紙で来るのよね。しかもイラクとかカンボジアとか……
差出人も書いてないし、to ikazutiとしか書いてないし……」
【邪夢】は閲覧できません。あれ? 誰だこんな夜中に……?
【→店長のゲのマのズ時代】
別俺「そういえば長官の経営している店舗を見たんだが……いや、長官についてはこれ以上言うのはよそう」
【交わらぬ心】
俺「そういえば、あいつのことで姉友ちゃんも一芝居打ってたわけか」
姉友「すいませんー。でも誤解しないでください。貴方がどうしても必要だったから。けして、気安い心持ちで呼んだわけではありませんー」
俺「そう言ってくれると少しは助かるよ」
姉友「はいぃー。あとはもう少し別俺さんとも仲良くして頂ければぁー」
俺「それは難しいな。善処はするけど」
姉友「あははぁー。今はそれで十分です」
姉友「【心に剣】、【切り札は「自分」だけ】はまだ閲覧できませんー」
姉友「【水の流れは途絶えずに】は【流るる水の如し】と同じですぅー」
【道化は笑う】
別俺「……」
店長『その写真、お持ちになっていたんですね』
別俺「……ええ。科学者としては失格でしょうが」
店長『どうでしたか? ……いえ、言葉が過ぎましたね。まだ何もk
別俺「いえ、もう終わったことですから」
店長『……そうですか』
別俺「ええ」
【→店長の邪夢開発時代】
別俺「アレには触れないほうがいい」
俺「まあそうだけど……」
別俺「水晶髑髏、インドの錆びない鉄柱、海底神殿……アレはどちらかといえばそれらに近い」
俺「……」
【戦慄のカルテット】
店員「厨は全世界に発生している化け物でね。日々各国の軍隊は命がけの戦いを強いられてるわ」
俺「そうなのか……」
店員「それでもわたし達、人類は頑張っているわ。特に日本はね」
俺「秋葉原のロボットとか?」
店員「ええ。秋葉原のメイドロンGに第参東京のエヴァン○リオン、ここのV.I.Pに国防省n
店長『あらあら。お喋りが過ぎていますよ?』
店員「……オホン。とにかく、頑張ってるわ」
【卍解?&虚化?】
俺「俺はこことは別の世界の俺ってわけだけど、更に別の世界の俺もいるわけだよな?」
別俺「ああ、そうだな」
俺「やっぱり、他の奴も結構、違ったりするのか?」
別俺「……厳密に調べたわけじゃないが、比較的、一人の狭小な人間であってもそれなりの可能性というものはある」
俺「……」
別俺「中には現実の物理現象を無視した世界も存在する。その場合は、こちらも観測されている時がある」
俺「へー、この世界も結構SFっぽいけどな」
別俺「現実なんてそんなもんだ。どこかから覗いた自分の世界が、案外くだらない漫画のようであるかもしれないしな」
俺「んー」
姉友「【こんなにでっかいとびっぷいみねーなー】はまだ閲覧できませんー」
そろそろ寝るわー
【凝固】
「と、とにかく不本意だが貴様とどうにかしなければ、な!」
太鼓の撥を思わせる棒を振るって、奴が厨を追っ払う。俺も続いて未だ姉友ちゃんの機体に纏わりつく化け物に拳を叩き込む。
あのメガネの言うことはいちいち癪に障るが、それでもこの状況を打破するには協力は不可欠だろう。前回のような無茶はもう勘弁したい。
「分かった。お前のその無駄に詰まった脳味噌にかけてやるよ」
「ふんっ。無駄に空っぽな貴様よりはマシだ」
ありったけの集中。飲み干したコップに水を注ぎ足すイメージ。頭が擦り切れていくような痛みが走る。機体もまたそれに呼応して、腕部の機構を再び稼動させる。肘から拳全体を覆う装甲。青光りするそれは、自身の思考を象ったように鋭い。
「いくらか先ほどよりはマシになったようだな」
声のした方に顔を向ける。俺のと同じように青く塗装された機体は、さっきよりも光沢があるように見える。
「操縦者の精神状態に応じて変化する仕組みだ……科学者だからこそ言わせて貰う、心次第でコイツは幾らでも強くなれるんだ」
最後に「いくぞ」と締めたソイツに、俺は一つ頷く。あとはもう決まっている。
『見ていてください』
「え?」
『見ていてください……二つの水が、一つの激流になりますよ』
姉友「【静かなること水の如し&逆襲の厨】が閲覧できますぅー」
【静かなること水の如し&逆襲の厨】
思考と機構の疾走は、心地良い振動を体に伝え続ける。摩擦の無い氷上を滑るように、共に統べられた動きで蹴散らしていく。
『考え方一つなんです』
「え?」
『別俺さんは何でも一人でやろうとしすぎていたんです。それこそ俺さんの“やろうとしている事”まで。
そして俺さんもまた、そんな別俺さんの考えを理解できず一人でやろうとした。だからお互いが邪魔になってしまう』
「なるほど。別俺くんは俺くんに任せるところは任せ、俺くんは別俺くんの考えを汲んだ動きをしているんですね」
『ええ。なぜそれが今まで出来なかったといえば、やはり二人とも男の子だからですかね』
「んー、どうでしょう」
「うあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
あの野郎が右に払えば左に薙ぐ。こちらが上に放てば下に打つ!
正直、戦いやすかった。これが同じ存在であることの利点なのか。少し考えればどうすべきか、手に取るように分かる。
こちらはほぼ無傷に近い。いける、その時は確かに思った。
「緊急連絡緊急連絡! 超々長距離から高密度のエネルギーを確認! これって……狙撃です!」
「三機至急撤退! とにかく逃げなさい!」
切羽詰った声。しかし対面している厨の背後、何か雲間から光ったものが見えた時には何もかも遅いと悟った。
姉友「【濁水】が閲覧できますぅー」
魔女姉「【白黒赤青】はナナイロの暗殺者関係で既出ね」
【濁水】
確かに吹っ飛んだ感覚がした。巨大な何かが自分に向かって飛んでくる気がした。
「俺くん! 7時の方向に厨接近!」
ほぼオートで反応して体をひねる。そのままの勢いで裏拳を叩き込むと、化け物は転がりながら吹っ飛んだ。
再開される思考はどこかまだついてこれてないのか、キョロキョロと周りを見渡す。そこでやっと気づいた。
「……外れた?」
「ああ、どうやら発射直前に狙いがずれたらしい。当たってたら今頃、アレだろうな」
そう言ってメガネ野郎の機体が顎で指した先には、遠方でごっそりとその岩肌を削られた、さっきまで山だったものが見える。
「ハハ……」
厨もその狙撃が最終的な狙いだったのだろう。残された小型の厨が逃げ出していた。
「待てこの……!」
「無駄だ。追いつかない。それに、あの化け物にとっても逃走は無意味だ」
含みのある言葉に、考える間もなく逃げていた厨に風のような速度で何かが近づいていく。
「あ……」
それは肌を凪ぐそよ風の時もあれば、身を切り刻む暴風のように激しくもある。
その風を、俺は良く知っている。
「おりゃああああああああああ! お姉ちゃんカムバァァァァァァァァァァァック!」
姉友「【帰ってきた姉】が閲覧できますぅー。おかえり姉ちゃーん!」
姉「やっと帰ってこれたぜこんちくしょー!」
姉友「お帰りなさい姉ちゃんー」
姉「おー、ほれほれ寂しかったかー?」
姉友「いやぁーん」
別俺・俺「……」
店員「フフ」
俺「なんですか?」
店員「ん? 二人とも、おんなじような顔してる」
別俺「同じ顔って、この単細胞とですか?」
俺「単細胞は余計だ」
素ヒ「……」
姉友「【熱くない火】が閲覧できますぅー。そこはやめてよぉー、姉ちゃーん」
【熱くない火】
ワーワー
素ヒ「……」
姉「おー、おとうとが二人にふえとるやんけー。分裂かー?」
俺・別俺「「なんだそれ!」」
姉「ギャハハー!」
素ヒ「……」
なんでか、少し私は寂しかった。
店員「あら? どうしたの素ヒ?」
素ヒ「ちょっと気分悪いんで……」
別俺「……」
姉友「【止まった時間】が閲覧できますぅー」
この反応……! ゲゲー! 待ち構えていたー!?
【止まった時間】
仮眠部屋
素ヒ「……」
ベッドに飛び込むと、情けないぐらい柔らかい感触が私を押し返してきた。沈んでいく体がこのまま無くなってしまえばいいのに。
あの時、私は確かに“嫉妬”していた。その対象、行為すら手に取るように分かるのに、収まりなどつかない。枕に顔を埋めている今もやもすれば、私の目がよく分からないことをしでかしてしまいそうだ。
素ヒ「これは、心の汗だ……」
別俺「ほう、それは面白い現象だ」
頭だけを起こす。本来なら体ごと起こすはずなのに、それすら出来ないなんて。
入り口に立つあの男にそっくりな男は、無遠慮ともいえる速度で私に近づいてくる。
別俺「たかだか他の女に目が向いている程度でそこまでか。お気楽なもんだ」
素ヒ「それはっ……」
それは、ひねくれたって仕方の無いこと。頭の中で私が淡々と事務処理のように片付ける。私は
周囲から騒々しい奴だと思われてるけど、でも、自分で思ってるよりもソレはとても冷静だ。悲しいぐらい。
別俺「前にも言ったが、寂しいなら私が相手してやろうか?」
素ヒ「誰が……!」
せめて憎まれ口だけでも。そう思っていたのに、遠くから先ほどまでとは別種のざわめきが聞こえたことでそこまでとなった。
姉友「【姉の変化】が閲覧できますぅー」
巡回してたら、たまたま見つけただけですよ
そういえば姉のいない間、姉友の欲求不満はどうやって解消してたんだ・・・
か、囲まれている……!
【姉の変化】
私とメガネの男が戻ると、既に歓迎会の様相は成していなかった。
部屋には黙々とテーブルを片している店員さんが一人。他の人間は既にどこかへ出払ってしまったようだ。
別俺「なにがあった?」
店員「姉ちゃんが倒れたの。今は医務室で検査中よ」
素ヒ「えっ?」
別俺「そうか」
店員「何だかんだ言って無理してるみたいね。今日だってV.I.Pに乗るのもきつかった筈よ」
素ヒ「な、なら何で乗せるんだ!?」
店員「素ヒ……あのね、s
別俺「ろくすっぽ乗れない役立たずに言う必要など無い。片付け、手伝う」
店員「……ええ。ありがとう」
素ヒ「……」
姉友「【理想と現実】が閲覧できますぅ……姉ちゃん……」
ちょい飯食う
【姉と魔女姉のオトートレイディオ】
魔女姉「しばらく12の中の馬鹿が食事を取るらしいから、代わりに質問に答えるわ。さっさと質問しなさい」
姉「そこんとこどーなの?」
姉友「ふぇ? べ、別に欲求不満なんてぇー……」
姉「オナニーしてたそうです」
姉友「姉ちゃん!?」
【姉と魔女姉のオトレディ】
姉友「だからしてませんー!」
店長『あら? 私の貸した俺×別俺本は?』
姉友「そ、そんなものありませんし借りてませんー!」
姉「そんなんあるんすか?」
むしろ姉のほうが欲しそうじゃないかw
【姉と魔女姉のオトレディ】
姉「あー、アレは確実に5センチは増えてるねー」
姉友「そ、そんなに大きくなっt
姉「黙れ!」
ソウイウオ姉チャンハ、フエマシタカ?
俺「おいおい」
【希望と絶望2】
店員「それじゃあそれぞれ機体について」
素ヒ「男」
俺「ああ、素ヒ。どした?」
素ヒ「その……私はまだ出ることが出来ない……だから……」
俺「ん?」
素ヒ「その……生きて帰ってきてくれ……」
俺「素ヒ……」
素ヒ「お……お前に気持ちを伝えたらこ、怖くなったんだ……その、あの化け物にお前がこ、ころ、殺さ……うっ……」
俺「……」
素ヒ「う……ひっく……すまん。そ、その最近ダメなんだ。私は、いけない、弱くて、弱くなって……うぅ……」
ギュゥ
素ヒ「あ」
俺「大丈夫だ。帰ってくる。必ず、必ず」
素ヒ「……うん」
別俺「……」
姉友「どうしましたぁー?」
別俺「……いや、なんでもない」
姉友「【希望と絶望3】が閲覧できますぅー」
823 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:43:00 ID:GyOZS3a6
【店長さんの昔話】
店長『アラアラ。どれを聞きたいんですか?』
→ 店長の幼少時代
店長の青春時代
店長の傭兵時代
店長の店長時代
826 :愛のVIP戦士:07/05/15 02:01:13 ID:GyOZS3a6
店長『【アレ】ってこの邪夢のことですか?』
【希望と絶望3】
急激な加速度は今はもう慣れてしまい、どこか心地良ささえ感じている。
緩やかに収まっていく速度に突如開かれる視界。お互いの射程外で大小さまざまの厨がウヨウヨとしていた。
別俺「戦術プランはb。けして囲まれるな。常に退路は確保した上で戦え」
聞いているだけで胸のどこかがムシャクシャとする声が響く。自分の声だとしても、それは全く別物にしか聞こえない。
店員「全員いいわね? 姉友ちゃんはいつもどおりなるべく戦闘負担は軽くして、二人のサポートに徹して」
店員さんの涼やかな声を聞きながら、一度目をつぶる。静寂が占める湖畔のイメージ。音すらも隔離された空間。
そこに一滴の、ちっぽけな水滴を落とす。衝撃とも言えないそれが湖面に響き波紋が連なる。波紋は広がっていき、通常ならば収束していくそれは徐々に存在感を増していく。波紋はいつしか巨大な波となりうねりとなり湖の水を躍動させる。そうして自身では抑えきれない、夥しいほどの水が暴れだす。けどそこではまだ抑えつける、あらゆる憤怒を鎮めるように、永劫続く恨みを断つように、ただただ我慢を繰り返す。それでも歯止めを失った暴走はあらゆる壁を壊していく。そうしていつか、暴れる水は自身から溢れ出す!
「クォリティ急上昇! 一次リミット解除します!」
雑音はそれ以上の轟音で消されていく。轟々とした水の音。
いつしかブルーメタリックの手甲を携えたロボは、外敵に向かって疾駆していく。
目的はただ一つ、殲滅あるのみ。
828 :愛のVIP戦士:07/05/15 02:05:01 ID:GyOZS3a6
【店長の幼少時代】
俺「そういえば店長さんって何年生まr
素ヒ「男ぉぉぉぉ!」
俺「うるせぇ! って、今まで俺は何してたんだ?」
姉友「【希望と絶望4】が閲覧できますぅー」
姉友「【熱くない火】と【濁水】と【俺友参る】はまだ閲覧できませんー。ごめんなさぃー」
837 :愛のVIP戦士:07/05/17 01:46:44 ID:Ld6am2cq
>12です >834すまん。ちょっと核心過ぎるモノばかりだったから
【希望と絶望4】
「バカッ!」
その言葉が耳に届くか否か、俺は真横からの衝撃に耐え切れずに辺りのビルもろとも吹っ飛んでいく。
「俺機、軽微ですが一部損傷。厨は依然活動中です」
少しふらつく頭で立ち上がる。幸いにも厨は追撃してきていないようだ。
先ほどの勢いなどどこへやら。いざあの気障ったい奴と連携を取ろうものなら、全てが裏目に出てしまっている。
「おい! 少しは援護しろっ、お前の脳味噌は空洞か!?」
「このっ……!」
いちいち腹の立つ。それでも俺が機体を向かわせると、もう何度か分からないが共に戦おうとする。
けど。
「危ない!」
店員さんの声も空しく衝突する俺とアイツの機体。好機とばかりに攻め込んでくる厨を姉友ちゃんがなんとか食い止める。
「お二人ともしっかりしてくださいぃー」
振り回される腕を体を張って止める彼女。何度もこんなことを繰り返しているせいか、既にそのボディには痛々しい跡が幾つも穿たれている。
「なにやってるのよ二人とも。どうしてそんなにバラバラなのっ」
「いや、それはこのメガネ野郎が」
「ふんっ。失敗すればすぐ言い訳か。しかもメガネ野郎なんて貧困なボキャブラリーなのだな」
「んだとこの」
『コントなら後でしてください。今は姉友ちゃんのサポートをお願いします』
「ですが長官っ。この脳に蛆でも湧いたような馬鹿と組んでいてはいつまでたってm
『それをどうにかする為に貴方の頭脳があるんでしょう。それともう一人の俺さん、そろそろ力だけに頼った戦
い方以外のやり方も覚える頃ですよ?』
店長さんの言葉はどこまでも的確だ。黙る俺達に、『どうしました? イエスかジャム、どちらにしますか?』と止めをさす。
「「イ、イエスマム!」」
とにかく協力しないといけないことだけは理解した。
姉友「【凝固】が閲覧できますー。早く助けてくださいぃー」
838 :愛のVIP戦士:07/05/17 01:48:30 ID:Ld6am2cq
【→ 店長の青春時代】
店員「あの、高校時代のお写真を拝見したところ、全然姿が変わっていn
素ヒ「せんぱーい……って誰だ?」
839 :愛のVIP戦士:07/05/17 01:52:38 ID:Ld6am2cq
【姉の手紙for別俺】
姉友「あ、別俺さー
別俺「……」
時折、別俺さんはちょっと前に貰った姉ちゃんの手紙を眺めていることがあります。
姉友「……」
別俺「ん? どうした?」
姉友「えーと、あのですねぇー」
その時の目はとても優しくて、まるで恋び……いいえ、そういうのとはまた別の目をしています。
そういう別俺さんは、私はけっこう好きだったりします。
840 :愛のVIP戦士:07/05/17 01:56:12 ID:Ld6am2cq
姉友「【火、のち火】はまだ閲覧できませんー」
【ぢごくへの階段】
別俺「一度、長官のジャムを調べてみたことがあるんだ」
俺「またずいぶん……で、どうだった?」
別俺「……いや、私の口からは詳しいことは言えない」
俺「そうか……」
別俺「ただあれは、V.I.P以上に国家間で極秘扱いにしないといけないだろうな……」
俺「……」
841 :愛のVIP戦士:07/05/17 01:58:22 ID:Ld6am2cq
【固い】
更衣室
俺「そういえばアイツ、理系なのに筋肉とかちゃんと付いてて結構ガッチリしてたなー」
店長『閲覧者サービスありがとうございます』
俺「なにがですか?」
843 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:00:51 ID:Ld6am2cq
【俺友の休日】
大学
俺「そういえば大学には通ってるのな」
俺友「世を忍ぶ仮の姿……ニンニン」
俺「ふーん、まあ息抜きぐらいは必要かもな」
俺友「コクリ……教授論破して泣かすのも息抜k
俺「おい」
俺友「……イヤンバカーンス」
俺「……」
844 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:09:57 ID:Ld6am2cq
【→店長の傭兵時代】
店員「そういえば時々、エアメールで変な手紙で来るのよね。しかもイラクとかカンボジアとか……
差出人も書いてないし、to ikazutiとしか書いてないし……」
845 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:28:10 ID:Ld6am2cq
【邪夢】は閲覧できません。あれ? 誰だこんな夜中に……?
【→店長のゲのマのズ時代】
別俺「そういえば長官の経営している店舗を見たんだが……いや、長官についてはこれ以上言うのはよそう」
846 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:31:59 ID:Ld6am2cq
【交わらぬ心】
俺「そういえば、あいつのことで姉友ちゃんも一芝居打ってたわけか」
姉友「すいませんー。でも誤解しないでください。貴方がどうしても必要だったから。けして、気安い心持ちで呼んだわけではありませんー」
俺「そう言ってくれると少しは助かるよ」
姉友「はいぃー。あとはもう少し別俺さんとも仲良くして頂ければぁー」
俺「それは難しいな。善処はするけど」
姉友「あははぁー。今はそれで十分です」
847 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:39:30 ID:Ld6am2cq
姉友「【心に剣】、【切り札は「自分」だけ】はまだ閲覧できませんー」
姉友「【水の流れは途絶えずに】は【流るる水の如し】と同じですぅー」
【道化は笑う】
別俺「……」
店長『その写真、お持ちになっていたんですね』
別俺「……ええ。科学者としては失格でしょうが」
店長『どうでしたか? ……いえ、言葉が過ぎましたね。まだ何もk
別俺「いえ、もう終わったことですから」
店長『……そうですか』
別俺「ええ」
848 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:41:59 ID:Ld6am2cq
【→店長の邪夢開発時代】
別俺「アレには触れないほうがいい」
俺「まあそうだけど……」
別俺「水晶髑髏、インドの錆びない鉄柱、海底神殿……アレはどちらかといえばそれらに近い」
俺「……」
849 :愛のVIP戦士:07/05/17 02:50:07 ID:Ld6am2cq
【戦慄のカルテット】
店員「厨は全世界に発生している化け物でね。日々各国の軍隊は命がけの戦いを強いられてるわ」
俺「そうなのか……」
店員「それでもわたし達、人類は頑張っているわ。特に日本はね」
俺「秋葉原のロボットとか?」
店員「ええ。秋葉原のメイドロンGに第参東京のエヴァン○リオン、ここのV.I.Pに国防省n
店長『あらあら。お喋りが過ぎていますよ?』
店員「……オホン。とにかく、頑張ってるわ」
850 :愛のVIP戦士:07/05/17 03:00:42 ID:Ld6am2cq
【卍解?&虚化?】
俺「俺はこことは別の世界の俺ってわけだけど、更に別の世界の俺もいるわけだよな?」
別俺「ああ、そうだな」
俺「やっぱり、他の奴も結構、違ったりするのか?」
別俺「……厳密に調べたわけじゃないが、比較的、一人の狭小な人間であってもそれなりの可能性というものはある」
俺「……」
別俺「中には現実の物理現象を無視した世界も存在する。その場合は、こちらも観測されている時がある」
俺「へー、この世界も結構SFっぽいけどな」
別俺「現実なんてそんなもんだ。どこかから覗いた自分の世界が、案外くだらない漫画のようであるかもしれないしな」
俺「んー」
851 :愛のVIP戦士:07/05/17 03:09:08 ID:Ld6am2cq
姉友「【こんなにでっかいとびっぷいみねーなー】はまだ閲覧できませんー」
そろそろ寝るわー
854 :愛のVIP戦士:07/05/18 19:19:11 ID:Vm1/jI3w
【凝固】
「と、とにかく不本意だが貴様とどうにかしなければ、な!」
太鼓の撥を思わせる棒を振るって、奴が厨を追っ払う。俺も続いて未だ姉友ちゃんの機体に纏わりつく化け物に拳を叩き込む。
あのメガネの言うことはいちいち癪に障るが、それでもこの状況を打破するには協力は不可欠だろう。前回のような無茶はもう勘弁したい。
「分かった。お前のその無駄に詰まった脳味噌にかけてやるよ」
「ふんっ。無駄に空っぽな貴様よりはマシだ」
ありったけの集中。飲み干したコップに水を注ぎ足すイメージ。頭が擦り切れていくような痛みが走る。機体もまたそれに呼応して、腕部の機構を再び稼動させる。肘から拳全体を覆う装甲。青光りするそれは、自身の思考を象ったように鋭い。
「いくらか先ほどよりはマシになったようだな」
声のした方に顔を向ける。俺のと同じように青く塗装された機体は、さっきよりも光沢があるように見える。
「操縦者の精神状態に応じて変化する仕組みだ……科学者だからこそ言わせて貰う、心次第でコイツは幾らでも強くなれるんだ」
最後に「いくぞ」と締めたソイツに、俺は一つ頷く。あとはもう決まっている。
『見ていてください』
「え?」
『見ていてください……二つの水が、一つの激流になりますよ』
姉友「【静かなること水の如し&逆襲の厨】が閲覧できますぅー」
874 :愛のVIP戦士:07/05/19 00:06:09 ID:MxN9luKc
【静かなること水の如し&逆襲の厨】
思考と機構の疾走は、心地良い振動を体に伝え続ける。摩擦の無い氷上を滑るように、共に統べられた動きで蹴散らしていく。
『考え方一つなんです』
「え?」
『別俺さんは何でも一人でやろうとしすぎていたんです。それこそ俺さんの“やろうとしている事”まで。
そして俺さんもまた、そんな別俺さんの考えを理解できず一人でやろうとした。だからお互いが邪魔になってしまう』
「なるほど。別俺くんは俺くんに任せるところは任せ、俺くんは別俺くんの考えを汲んだ動きをしているんですね」
『ええ。なぜそれが今まで出来なかったといえば、やはり二人とも男の子だからですかね』
「んー、どうでしょう」
「うあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
あの野郎が右に払えば左に薙ぐ。こちらが上に放てば下に打つ!
正直、戦いやすかった。これが同じ存在であることの利点なのか。少し考えればどうすべきか、手に取るように分かる。
こちらはほぼ無傷に近い。いける、その時は確かに思った。
「緊急連絡緊急連絡! 超々長距離から高密度のエネルギーを確認! これって……狙撃です!」
「三機至急撤退! とにかく逃げなさい!」
切羽詰った声。しかし対面している厨の背後、何か雲間から光ったものが見えた時には何もかも遅いと悟った。
姉友「【濁水】が閲覧できますぅー」
882 :愛のVIP戦士:07/05/19 00:27:28 ID:MxN9luKc
魔女姉「【白黒赤青】はナナイロの暗殺者関係で既出ね」
【濁水】
確かに吹っ飛んだ感覚がした。巨大な何かが自分に向かって飛んでくる気がした。
「俺くん! 7時の方向に厨接近!」
ほぼオートで反応して体をひねる。そのままの勢いで裏拳を叩き込むと、化け物は転がりながら吹っ飛んだ。
再開される思考はどこかまだついてこれてないのか、キョロキョロと周りを見渡す。そこでやっと気づいた。
「……外れた?」
「ああ、どうやら発射直前に狙いがずれたらしい。当たってたら今頃、アレだろうな」
そう言ってメガネ野郎の機体が顎で指した先には、遠方でごっそりとその岩肌を削られた、さっきまで山だったものが見える。
「ハハ……」
厨もその狙撃が最終的な狙いだったのだろう。残された小型の厨が逃げ出していた。
「待てこの……!」
「無駄だ。追いつかない。それに、あの化け物にとっても逃走は無意味だ」
含みのある言葉に、考える間もなく逃げていた厨に風のような速度で何かが近づいていく。
「あ……」
それは肌を凪ぐそよ風の時もあれば、身を切り刻む暴風のように激しくもある。
その風を、俺は良く知っている。
「おりゃああああああああああ! お姉ちゃんカムバァァァァァァァァァァァック!」
姉友「【帰ってきた姉】が閲覧できますぅー。おかえり姉ちゃーん!」
893 :愛のVIP戦士:07/05/19 17:24:47 ID:Dsj4Omur
>12です【帰ってきた姉】
姉「やっと帰ってこれたぜこんちくしょー!」
姉友「お帰りなさい姉ちゃんー」
姉「おー、ほれほれ寂しかったかー?」
姉友「いやぁーん」
別俺・俺「……」
店員「フフ」
俺「なんですか?」
店員「ん? 二人とも、おんなじような顔してる」
別俺「同じ顔って、この単細胞とですか?」
俺「単細胞は余計だ」
素ヒ「……」
姉友「【熱くない火】が閲覧できますぅー。そこはやめてよぉー、姉ちゃーん」
907 :愛のVIP戦士:07/05/20 22:56:17 ID:/E6zCJTk
【熱くない火】
ワーワー
素ヒ「……」
姉「おー、おとうとが二人にふえとるやんけー。分裂かー?」
俺・別俺「「なんだそれ!」」
姉「ギャハハー!」
素ヒ「……」
なんでか、少し私は寂しかった。
店員「あら? どうしたの素ヒ?」
素ヒ「ちょっと気分悪いんで……」
別俺「……」
姉友「【止まった時間】が閲覧できますぅー」
909 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:09:36 ID:/E6zCJTk
この反応……! ゲゲー! 待ち構えていたー!?
【止まった時間】
仮眠部屋
素ヒ「……」
ベッドに飛び込むと、情けないぐらい柔らかい感触が私を押し返してきた。沈んでいく体がこのまま無くなってしまえばいいのに。
あの時、私は確かに“嫉妬”していた。その対象、行為すら手に取るように分かるのに、収まりなどつかない。枕に顔を埋めている今もやもすれば、私の目がよく分からないことをしでかしてしまいそうだ。
素ヒ「これは、心の汗だ……」
別俺「ほう、それは面白い現象だ」
頭だけを起こす。本来なら体ごと起こすはずなのに、それすら出来ないなんて。
入り口に立つあの男にそっくりな男は、無遠慮ともいえる速度で私に近づいてくる。
別俺「たかだか他の女に目が向いている程度でそこまでか。お気楽なもんだ」
素ヒ「それはっ……」
それは、ひねくれたって仕方の無いこと。頭の中で私が淡々と事務処理のように片付ける。私は
周囲から騒々しい奴だと思われてるけど、でも、自分で思ってるよりもソレはとても冷静だ。悲しいぐらい。
別俺「前にも言ったが、寂しいなら私が相手してやろうか?」
素ヒ「誰が……!」
せめて憎まれ口だけでも。そう思っていたのに、遠くから先ほどまでとは別種のざわめきが聞こえたことでそこまでとなった。
姉友「【姉の変化】が閲覧できますぅー」
911 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:13:34 ID:AsgB3cu3
巡回してたら、たまたま見つけただけですよ
そういえば姉のいない間、姉友の欲求不満はどうやって解消してたんだ・・・
913 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:19:32 ID:/E6zCJTk
か、囲まれている……!
【姉の変化】
私とメガネの男が戻ると、既に歓迎会の様相は成していなかった。
部屋には黙々とテーブルを片している店員さんが一人。他の人間は既にどこかへ出払ってしまったようだ。
別俺「なにがあった?」
店員「姉ちゃんが倒れたの。今は医務室で検査中よ」
素ヒ「えっ?」
別俺「そうか」
店員「何だかんだ言って無理してるみたいね。今日だってV.I.Pに乗るのもきつかった筈よ」
素ヒ「な、なら何で乗せるんだ!?」
店員「素ヒ……あのね、s
別俺「ろくすっぽ乗れない役立たずに言う必要など無い。片付け、手伝う」
店員「……ええ。ありがとう」
素ヒ「……」
姉友「【理想と現実】が閲覧できますぅ……姉ちゃん……」
915 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:24:15 ID:/E6zCJTk
ちょい飯食う
【姉と魔女姉のオトートレイディオ】
魔女姉「しばらく12の中の馬鹿が食事を取るらしいから、代わりに質問に答えるわ。さっさと質問しなさい」
>911
姉「そこんとこどーなの?」
姉友「ふぇ? べ、別に欲求不満なんてぇー……」
姉「オナニーしてたそうです」
姉友「姉ちゃん!?」
916 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:27:04 ID:Qm697pQi
>915姉友>オカズは!?
917 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:30:14 ID:/E6zCJTk
【姉と魔女姉のオトレディ】
>916
姉友「だからしてませんー!」
店長『あら? 私の貸した俺×別俺本は?』
姉友「そ、そんなものありませんし借りてませんー!」
姉「そんなんあるんすか?」
918 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:32:27 ID:Qm697pQi
むしろ姉のほうが欲しそうじゃないかw
919 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:34:40 ID:AsgB3cu3
>893で久しぶりに姉友の胸を揉んだみたいですが、前より大きくなってましたか?
920 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:36:59 ID:/E6zCJTk
【姉と魔女姉のオトレディ】
>919
姉「あー、アレは確実に5センチは増えてるねー」
姉友「そ、そんなに大きくなっt
姉「黙れ!」
921 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:46:19 ID:Qm697pQi
ソウイウオ姉チャンハ、フエマシタカ?
923 :愛のVIP戦士:07/05/20 23:48:46 ID:/E6zCJTk
>921姉「あらゆる悪徳を以って貴様を滅してやる!」
俺「おいおい」
2007年07月18日(水) 01:10:41 Modified by ID:rZZnDM/Ogg