12氏作品 19スレ目 その1(避難所)
17 :愛のVIP戦士:07/05/30 01:50:04 ID:GeuL97xf
【静かな日】
アイツが帰ってきてから数日、厨の出現も無くのんびりとした時間が過ぎた。襲撃された地域の救援活動もあったが、この世界の人々にとっては向き合わなければならないもの、例えば地震や洪水と言っていいのだろうか、そういうものの一部として捉えている節がある。なんと人間の強いことか。だからこそ、自分たちも頑張らなければいけない。
久々に時間の取れた地下世界では、今まで使うだけ使って疲弊しているV.I.Pのメンテナンス。いつもお世話になっている会議室や医務室の掃除に精を出している。俺とアイツも家に帰って、薄く積もった埃を取るのに専念した。
だから、渡辺さんが珍しく腕を組んで何かを考え込んでいるのをしばらく見過ごしていた。
「うーん」
「どうしたのよ渡辺さーん」
自分よりも大きい空のダンボールに苦戦しているアイツが、渡辺さんに声を掛ける。どちらか と言えばお前がどうした、という言葉は閉まっておくことにした。
「それがね、このロボットのことなんだけど……」
「ああ、このO.Tだっけ?」
何となく気になって脇から覗く。「なんだよこのすけべー」と騒いでるのは無視して見ると、以前、姉友ちゃんと一緒に目撃した謎のロボットが映し出されていた。
「今までちゃんとした画像がなかったから、端に映ってるちっちゃいのを加工してみたんです」
「へー。たいしたもんだ」
俺の言葉に渡辺さんは赤面すると、「えへへ」と自分の頭を撫でる。普段は店員さんから厳しく言われている分、褒められることに慣れていないのか、随分と嬉しそうだ。
「はいはいそれで、これがどうしたのー?」
ぐいっと脇腹を押されて五月蝿いのが顔を出す。「なんだよ」と声をかけると「バカおとうと」としか帰ってこない 。
「あのー、説明して良い?」
妙な雰囲気に圧されてか、多分に冷や汗を垂らす渡辺さんが切り出すことで話は進んだ。
【静かな日2】
その姿は、無理をすればV.I.Pに似ているかもしれない。ただ、完全に独立した存在で、今までその挙動が確認できていないためとても似つくはずもない。
「ちゃんと補足しているんですけど、途中で信号を変えていなくなっちゃうんです」
おまけにこの映像からも分かるとおり、カメラに映るギリギリの所を狙って立っているような意図も感じられる。その意図に何の意味があるのか。その意図にどんな意思が絡んでいるのか。
「まだ解析も途中ですが、多分有益な情報はこれ以上無理だと思います」
むしろ他地域の、全く関係の無いロボットと考えた方が収まりがつく。現在のところ、地下世界の中ではそう片付けられている。そもそも他世界から来ている俺が分かるはずも無いので、新たな進展に期待することでその場はお開きとなった。
姉友「お題を20個指定してくださいぃー」
【コマンド】
別俺「V.I.Pの操作入力端末をプレステのコントローラのようにする案もあった」
俺「なんでまた」
別俺「単に気分的な問題だ。ただ、これは残念ながらゲームでないのでな」
俺「んー」
【知恵の輪チェーン】
別俺「この……! なぜだ……!」
姉友「意外と出来ないんですよねー」
姉友「【別俺が俺にかなわないもの】はまだ閲覧できませんー」
【フクロ】
店長『以前、御神雷(みかずち)一機で出撃した際に厨が50体以上出たことありますね。どうしたかって? 倒しましたよ。勿論』
【ふりまわされたい】
姉「ほほう……姉友は振り輪姦されたいと……?」
姉友「ガクガクブルブル……」
俺「しばらく構ってなかったからなー」
良いと思うけど、ちゃんと後の展開を考えて出さないと……クケケ
【旋風】
姉「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ズガーン
店員「調子良いみたいですね」
店長『……』
ビービービー
「クォリティ急下降! 戦闘可能域を下回ってます!」
店員「な……すぐに降ろして! あと念のため救護班も」
店長『あらあら……』
【孤月】
研究室
俺「そういえば以前も聞いたけど、俺友はこのO.Tってやつは知らないのか?」
俺友「フルフル……」
俺「んー」
別俺「ほら、メンテナンスの邪魔だ。外へ出ろ」
俺「へいへい」
俺友「……」
【山を浮かせる】
演習
店員「それじゃお願い」
姉友「はいぃー」
俺「なにやってんです。ずいぶん馬鹿でかいけど」
店員「ええ。これから持ち上げるわ。見てて」
俺「持ち上げる? あれをですか?」
姉友「……スゥ」
グググ
俺「えぇ!?」
店員「姉友ちゃんは意識的にクォリティを引き上げることが上手いのよ……もういいわ。離して」
俺「すげ……」
店員「まあ、貴方みたいな自然に上がるタイプには珍しく見えるわね……でも、貴方もあれぐらいは出来るわ」
俺「そ、そうなんだ」
店員「要はそれがいつでも、どんな状態でも出来るかってこと。姉友ちゃんみたいなタイプはやっぱり重宝するわね」
俺「……」
姉友「【せっせせーのよいよいよい&篭目かごめカゴメ】はまだ閲覧できませんー」
【春一番ダー】
姉「春一番といえば風! つまりお姉ちゃん! ダー!」
店員「はいはい。しっかり休みなさい」
姉「ぶー」
医務室
【厨について熟考】
店員「だからそれは私達には関係のないことよ。他の地域でも出現しているし、調べている機関もそれぞれあるわ」
俺「でも」
店員「知らないまま対処するのと、知ってどうするかは別。知ってどうするかが大事だろうけど、残念ながらここにはそこまでの体力がないわ」
俺「……じゃあ、店員さんはどう思っています? あの化け物のこと」
店員「さあ、出てきたらどうにかしなきゃいけないこと。自然災害みたいなものかしらね」
俺「……」
【姉を観察】
姉「なによー。じろじろ見てー」
俺「いや、なんとなく久しぶりだから」
姉「ははーん。さては久しぶりのお姉ちゃんに甘えたくなったかー? よしよーし、お姉ちゃんの胸に飛び込んでおいでー」
俺「そうなのかもしれないな」
姉「へ?」
俺「実際は、俺は別世界の人間だから、なんだかんだ言ってお姉ちゃんが懐かしくなったのかも……」
姉「……あっちの私は元気?」
俺「え? ああ……多分、相変わらずアイスアイス言ってるよ」
姉「そう」
素ヒ「……」
【素ヒと雑談】
俺「おーい、素ヒー」
素ヒ「……なんだ?」
俺「いや、店員さんがそろそろお前の演習したいから呼んで来いって」
素ヒ「……いい」
俺「何言ってんだよ。お前だって乗りたがってたじゃないか」
素ヒ「どうせ動かない」
俺「おいおい。いったいどうしt
素ヒ「触るな!」
俺「……」
素ヒ「あ……すまん」
タッ
俺「……」
しかして俺も明日は就活! ごめん、寝かして!
【骨折り損の草臥れ儲け】
俺「で、なんで俺が素ヒの機体を動かすんです?」
店員「しょうがないじゃない。素ヒが嫌がるんだから、後でちょっと話さなきゃね」
俺「あ、そんな厳しいことは言わないでくれます? なんかアイツ変だし」
店員「分かってるわよ。これでも皆のことは見てるつもりよ? そこは信頼して」
俺「……ありがとうございます」
店員「分かればよろしい」
俺「それで、これはいつまで? 動かないんだけど」
店員「そりゃパイロットが違えばね。いいわ、降りて」
俺「だからなんで俺が……」
【姉の挙動】
司令室
店長『俺さん』
俺「なんです?」
店長『貴方のお姉さんのことなんですけど、しばらく目を離さないようにお願いします』
俺「なんでですか?」
店長『それはもう俺さんも分かってるはずですよ?』
俺「……」
店長『あまりにも不安定すぎです……もうパイロットとして限界かもしれません』
俺「……分かりました」
店長『頼みますね』
じゃあこれで寝ます
【誰が望んだんだ】
「―――が望んだせいで! ―――が! そのくだ―――モウシツで! ―――はもう死―――!」
姉友「これはお題としてカウントされませんー」
【誰かの望み】
『うん、もう十分だよ……ありがとうね……頑張ってね―――』
【苦労の先に見つけた何か】
研究室 多世界解釈及び他世界干渉装置前
別俺「……これで良いんだよな、兄貴?」
【会話&姉として&二人の弟】
姉「ま、二人とも可愛いおとうとだなー」
俺&別俺「……」
姉「なによその顔はー」
【自らの灯火に吹く風&無茶】
長官室
店長『もう……分かっていますね?』
姉「はい……でも、やっぱりあの子達が心配なんです」
店長『あらあら……気持ちは分かりますよ』
姉「頼りないおとうとですいません」
店長『いいえぇ……みんな、頑張りすぎなんです』
姉「そうですね……」
【たまには街に出かけよう】
ドッグ
別俺「もっと仕上げ早くっ。厨に対応出来んぞ……」
姉友「あのぉー」
別俺「なんだ。今忙しい」
姉友「これから皆でお昼食べに行くんですけどぉー、一緒に食べに行きませんかぁー?」
別俺「後で良い」
姉友「久しぶりに姉ちゃんもいるんでぇー」
別俺「後で良い」
姉友「ダメですかぁー?」
別俺「後で良い」
姉友「ダメですかぁー?」
別俺「後で良い」
姉友「ダメですかぁー?」
別俺「……しばらくしたら行く」
姉友「待ってますぅー」
姉友「【創造性と絵】に続きますぅー」
【創造性と絵】
街
ワイワイ
姉「腹減ったー」
別俺「さっさと行けば良かっただろう。わざわざ待ってるからだ」
姉友「まーまー」
俺「それにしてもこんな街を滅茶苦茶にされてるのに元気なもんだな」
素ヒ「そうだな。私達も見習わないと」
俺友「……アレナンダー」
店員「瓦礫を利用して絵を描いてるのね。最近、流行ってるそうね」
別俺「ふんっ、また壊されるだろうに」
俺「お前なあ」
姉「……」
姉友「【創造性と絵2】に続きますぅー。続き物なのでカウントはされませんー」
【創造性と絵2】
アリガトウゴザイマシター
姉「食った食ったー」
店員「最近、外食ばかりで飽きるわね」
姉友「忙しいですからねぇー」
俺友「……ダレピカー」
俺「まだ続けてるんだな」
別俺「随分時間かかってるな。塗料も十分とは思えんし、気楽なもんだ」
素ヒ「……」
姉友「【創造性と絵3】に続きますぅー」
【創造性と絵3】
ドッグ
別俺「……」
俺友「……ミドリノチカチカチェック」
別俺「……おい」
俺友「……ピンクノチカチカノー」
別俺「おい」
俺友「……」
別俺「とりあえず今日はこれで終わりな」
俺友「……ラジャー」
別俺「……」
姉友「【創造性と絵4】に続きますぅー」
【創造性と絵4】
後日
姉友「あ、絵が出来てますねぇー」
姉「おー」
別俺「ふんっ、無駄なことだな」
俺「いい加減にしろこn
俺友「マーマー……」
俺「え?」
別俺「……ふんっ」
【苦言】
俺友「でもツンデレ過ぎ……」
別俺「ふんっ……」
【静かな日】
アイツが帰ってきてから数日、厨の出現も無くのんびりとした時間が過ぎた。襲撃された地域の救援活動もあったが、この世界の人々にとっては向き合わなければならないもの、例えば地震や洪水と言っていいのだろうか、そういうものの一部として捉えている節がある。なんと人間の強いことか。だからこそ、自分たちも頑張らなければいけない。
久々に時間の取れた地下世界では、今まで使うだけ使って疲弊しているV.I.Pのメンテナンス。いつもお世話になっている会議室や医務室の掃除に精を出している。俺とアイツも家に帰って、薄く積もった埃を取るのに専念した。
だから、渡辺さんが珍しく腕を組んで何かを考え込んでいるのをしばらく見過ごしていた。
「うーん」
「どうしたのよ渡辺さーん」
自分よりも大きい空のダンボールに苦戦しているアイツが、渡辺さんに声を掛ける。どちらか と言えばお前がどうした、という言葉は閉まっておくことにした。
「それがね、このロボットのことなんだけど……」
「ああ、このO.Tだっけ?」
何となく気になって脇から覗く。「なんだよこのすけべー」と騒いでるのは無視して見ると、以前、姉友ちゃんと一緒に目撃した謎のロボットが映し出されていた。
「今までちゃんとした画像がなかったから、端に映ってるちっちゃいのを加工してみたんです」
「へー。たいしたもんだ」
俺の言葉に渡辺さんは赤面すると、「えへへ」と自分の頭を撫でる。普段は店員さんから厳しく言われている分、褒められることに慣れていないのか、随分と嬉しそうだ。
「はいはいそれで、これがどうしたのー?」
ぐいっと脇腹を押されて五月蝿いのが顔を出す。「なんだよ」と声をかけると「バカおとうと」としか帰ってこない 。
「あのー、説明して良い?」
妙な雰囲気に圧されてか、多分に冷や汗を垂らす渡辺さんが切り出すことで話は進んだ。
25 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:16:30 ID:GeuL97xf
【静かな日2】
その姿は、無理をすればV.I.Pに似ているかもしれない。ただ、完全に独立した存在で、今までその挙動が確認できていないためとても似つくはずもない。
「ちゃんと補足しているんですけど、途中で信号を変えていなくなっちゃうんです」
おまけにこの映像からも分かるとおり、カメラに映るギリギリの所を狙って立っているような意図も感じられる。その意図に何の意味があるのか。その意図にどんな意思が絡んでいるのか。
「まだ解析も途中ですが、多分有益な情報はこれ以上無理だと思います」
むしろ他地域の、全く関係の無いロボットと考えた方が収まりがつく。現在のところ、地下世界の中ではそう片付けられている。そもそも他世界から来ている俺が分かるはずも無いので、新たな進展に期待することでその場はお開きとなった。
姉友「お題を20個指定してくださいぃー」
27 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:26:10 ID:GeuL97xf
【コマンド】
別俺「V.I.Pの操作入力端末をプレステのコントローラのようにする案もあった」
俺「なんでまた」
別俺「単に気分的な問題だ。ただ、これは残念ながらゲームでないのでな」
俺「んー」
28 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:26:56 ID:GeuL97xf
【知恵の輪チェーン】
別俺「この……! なぜだ……!」
姉友「意外と出来ないんですよねー」
29 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:29:13 ID:GeuL97xf
姉友「【別俺が俺にかなわないもの】はまだ閲覧できませんー」
【フクロ】
店長『以前、御神雷(みかずち)一機で出撃した際に厨が50体以上出たことありますね。どうしたかって? 倒しましたよ。勿論』
30 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:30:20 ID:GeuL97xf
【ふりまわされたい】
姉「ほほう……姉友は振り輪姦されたいと……?」
姉友「ガクガクブルブル……」
俺「しばらく構ってなかったからなー」
32 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:37:54 ID:GeuL97xf
良いと思うけど、ちゃんと後の展開を考えて出さないと……クケケ
【旋風】
姉「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ズガーン
店員「調子良いみたいですね」
店長『……』
ビービービー
「クォリティ急下降! 戦闘可能域を下回ってます!」
店員「な……すぐに降ろして! あと念のため救護班も」
店長『あらあら……』
33 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:39:26 ID:GeuL97xf
【孤月】
研究室
俺「そういえば以前も聞いたけど、俺友はこのO.Tってやつは知らないのか?」
俺友「フルフル……」
俺「んー」
別俺「ほら、メンテナンスの邪魔だ。外へ出ろ」
俺「へいへい」
俺友「……」
34 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:44:29 ID:GeuL97xf
【山を浮かせる】
演習
店員「それじゃお願い」
姉友「はいぃー」
俺「なにやってんです。ずいぶん馬鹿でかいけど」
店員「ええ。これから持ち上げるわ。見てて」
俺「持ち上げる? あれをですか?」
姉友「……スゥ」
グググ
俺「えぇ!?」
店員「姉友ちゃんは意識的にクォリティを引き上げることが上手いのよ……もういいわ。離して」
俺「すげ……」
店員「まあ、貴方みたいな自然に上がるタイプには珍しく見えるわね……でも、貴方もあれぐらいは出来るわ」
俺「そ、そうなんだ」
店員「要はそれがいつでも、どんな状態でも出来るかってこと。姉友ちゃんみたいなタイプはやっぱり重宝するわね」
俺「……」
35 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:46:07 ID:GeuL97xf
姉友「【せっせせーのよいよいよい&篭目かごめカゴメ】はまだ閲覧できませんー」
【春一番ダー】
姉「春一番といえば風! つまりお姉ちゃん! ダー!」
店員「はいはい。しっかり休みなさい」
姉「ぶー」
医務室
40 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:50:59 ID:GeuL97xf
【厨について熟考】
店員「だからそれは私達には関係のないことよ。他の地域でも出現しているし、調べている機関もそれぞれあるわ」
俺「でも」
店員「知らないまま対処するのと、知ってどうするかは別。知ってどうするかが大事だろうけど、残念ながらここにはそこまでの体力がないわ」
俺「……じゃあ、店員さんはどう思っています? あの化け物のこと」
店員「さあ、出てきたらどうにかしなきゃいけないこと。自然災害みたいなものかしらね」
俺「……」
41 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:56:30 ID:GeuL97xf
【姉を観察】
姉「なによー。じろじろ見てー」
俺「いや、なんとなく久しぶりだから」
姉「ははーん。さては久しぶりのお姉ちゃんに甘えたくなったかー? よしよーし、お姉ちゃんの胸に飛び込んでおいでー」
俺「そうなのかもしれないな」
姉「へ?」
俺「実際は、俺は別世界の人間だから、なんだかんだ言ってお姉ちゃんが懐かしくなったのかも……」
姉「……あっちの私は元気?」
俺「え? ああ……多分、相変わらずアイスアイス言ってるよ」
姉「そう」
素ヒ「……」
42 :愛のVIP戦士:07/05/30 02:58:32 ID:GeuL97xf
【素ヒと雑談】
俺「おーい、素ヒー」
素ヒ「……なんだ?」
俺「いや、店員さんがそろそろお前の演習したいから呼んで来いって」
素ヒ「……いい」
俺「何言ってんだよ。お前だって乗りたがってたじゃないか」
素ヒ「どうせ動かない」
俺「おいおい。いったいどうしt
素ヒ「触るな!」
俺「……」
素ヒ「あ……すまん」
タッ
俺「……」
43 :愛のVIP戦士:07/05/30 03:02:26 ID:GeuL97xf
しかして俺も明日は就活! ごめん、寝かして!
【骨折り損の草臥れ儲け】
>42
俺「で、なんで俺が素ヒの機体を動かすんです?」
店員「しょうがないじゃない。素ヒが嫌がるんだから、後でちょっと話さなきゃね」
俺「あ、そんな厳しいことは言わないでくれます? なんかアイツ変だし」
店員「分かってるわよ。これでも皆のことは見てるつもりよ? そこは信頼して」
俺「……ありがとうございます」
店員「分かればよろしい」
俺「それで、これはいつまで? 動かないんだけど」
店員「そりゃパイロットが違えばね。いいわ、降りて」
俺「だからなんで俺が……」
44 :愛のVIP戦士:07/05/30 03:04:34 ID:GeuL97xf
【姉の挙動】
司令室
店長『俺さん』
俺「なんです?」
店長『貴方のお姉さんのことなんですけど、しばらく目を離さないようにお願いします』
俺「なんでですか?」
店長『それはもう俺さんも分かってるはずですよ?』
俺「……」
店長『あまりにも不安定すぎです……もうパイロットとして限界かもしれません』
俺「……分かりました」
店長『頼みますね』
45 :愛のVIP戦士:07/05/30 03:06:54 ID:GeuL97xf
じゃあこれで寝ます
【誰が望んだんだ】
「―――が望んだせいで! ―――が! そのくだ―――モウシツで! ―――はもう死―――!」
姉友「これはお題としてカウントされませんー」
49 :愛のVIP戦士:07/06/02 21:38:22 ID:OjRajfCL
>12ですオオサンショウウオがおるー!
【誰かの望み】
『うん、もう十分だよ……ありがとうね……頑張ってね―――』
50 :愛のVIP戦士:07/06/02 21:42:29 ID:OjRajfCL
【苦労の先に見つけた何か】
研究室 多世界解釈及び他世界干渉装置前
別俺「……これで良いんだよな、兄貴?」
52 :愛のVIP戦士:07/06/02 21:46:05 ID:OjRajfCL
【会話&姉として&二人の弟】
姉「ま、二人とも可愛いおとうとだなー」
俺&別俺「……」
姉「なによその顔はー」
53 :愛のVIP戦士:07/06/02 21:56:06 ID:OjRajfCL
>51カウントされるよ。>>45はこの√じゃあ何が何だか分からないから
【自らの灯火に吹く風&無茶】
長官室
店長『もう……分かっていますね?』
姉「はい……でも、やっぱりあの子達が心配なんです」
店長『あらあら……気持ちは分かりますよ』
姉「頼りないおとうとですいません」
店長『いいえぇ……みんな、頑張りすぎなんです』
姉「そうですね……」
55 :愛のVIP戦士:07/06/02 22:28:12 ID:OjRajfCL
【たまには街に出かけよう】
ドッグ
別俺「もっと仕上げ早くっ。厨に対応出来んぞ……」
姉友「あのぉー」
別俺「なんだ。今忙しい」
姉友「これから皆でお昼食べに行くんですけどぉー、一緒に食べに行きませんかぁー?」
別俺「後で良い」
姉友「久しぶりに姉ちゃんもいるんでぇー」
別俺「後で良い」
姉友「ダメですかぁー?」
別俺「後で良い」
姉友「ダメですかぁー?」
別俺「後で良い」
姉友「ダメですかぁー?」
別俺「……しばらくしたら行く」
姉友「待ってますぅー」
姉友「【創造性と絵】に続きますぅー」
57 :愛のVIP戦士:07/06/02 22:40:42 ID:OjRajfCL
【創造性と絵】
街
ワイワイ
姉「腹減ったー」
別俺「さっさと行けば良かっただろう。わざわざ待ってるからだ」
姉友「まーまー」
俺「それにしてもこんな街を滅茶苦茶にされてるのに元気なもんだな」
素ヒ「そうだな。私達も見習わないと」
俺友「……アレナンダー」
店員「瓦礫を利用して絵を描いてるのね。最近、流行ってるそうね」
別俺「ふんっ、また壊されるだろうに」
俺「お前なあ」
姉「……」
姉友「【創造性と絵2】に続きますぅー。続き物なのでカウントはされませんー」
59 :愛のVIP戦士:07/06/02 22:47:54 ID:OjRajfCL
【創造性と絵2】
アリガトウゴザイマシター
姉「食った食ったー」
店員「最近、外食ばかりで飽きるわね」
姉友「忙しいですからねぇー」
俺友「……ダレピカー」
俺「まだ続けてるんだな」
別俺「随分時間かかってるな。塗料も十分とは思えんし、気楽なもんだ」
素ヒ「……」
姉友「【創造性と絵3】に続きますぅー」
61 :愛のVIP戦士:07/06/02 22:52:13 ID:OjRajfCL
【創造性と絵3】
ドッグ
別俺「……」
俺友「……ミドリノチカチカチェック」
別俺「……おい」
俺友「……ピンクノチカチカノー」
別俺「おい」
俺友「……」
別俺「とりあえず今日はこれで終わりな」
俺友「……ラジャー」
別俺「……」
姉友「【創造性と絵4】に続きますぅー」
66 :愛のVIP戦士:07/06/02 23:20:27 ID:OjRajfCL
【創造性と絵4】
後日
姉友「あ、絵が出来てますねぇー」
姉「おー」
別俺「ふんっ、無駄なことだな」
俺「いい加減にしろこn
俺友「マーマー……」
俺「え?」
別俺「……ふんっ」
67 :愛のVIP戦士:07/06/02 23:36:06 ID:OjRajfCL
【苦言】
>66おまけ
俺友「でもツンデレ過ぎ……」
別俺「ふんっ……」
2007年07月18日(水) 01:32:00 Modified by ID:rZZnDM/Ogg