12氏作品 18スレ目 その3(避難所)
666 :愛のVIP戦士:07/04/18 00:21:13 ID:xB9xlMg2
姉「さあ雑誌に付いているハガキでお姉ちゃんの再登場を望むお便りを出そう! ってか出せー!」
12乙ー
姉ちゃんスレタイなのに出番ねぇwwww
つハガキ
おつおつー
つ【俺友をもっと出して上げてください、なんならお姉ちゃんの終盤の出番でさえも削って(ry】
つ【嘘です】
【姉と魔女姉のオトラジ】
姉「えー、>>668のたわけたハガキはスタッフが美味しくいただきました」
魔女姉「その俺友っていうのもこれから出番があるらしいわよ。ま、前の話を読んでおくのも良いかもしれないわね」
アーチャー、或いは学校を出よう二巻、もしくはドラえもんが宿題をやる話のどれが近いですか><
【姉と魔女姉のオトラジ】
姉「教えなーい。ふんふんふーん」
魔女姉「……」
俺友√って終わんなかったっけ??
あれは直接会ってないけど
つハガキ
先生、姉ちゃんが活躍するところが見たいです…
【姉と魔女姉のオトラジデラックス!!】
デモコレカラアネニハ××ナテンカイガー
姉「真っ先に犯されるタイプだよなー」
【第八話 きっと貴方は】
姉友「第八話ですがー、第四話と同じくお題を指定して話を進めてくださいぃー」
別俺「性急に事を進めると重要な情報を逃すことになる。その足りない脳味噌でも使ってせいぜい頑張るんだな」
姉友「別俺さんってコテコテのメガネキャラですねぇー」
別俺「……」
まとめ作成中……
【眼鏡の魅力】
別俺「……ふんっ」
俺「なんだよあいつはよっ……」
店長『彼が言ったとおりです。彼はアナタの眼鏡白衣キャラバージョンです』
俺「……」
店長『冗談ですよ』
【オプション】
店長『更に首輪とかも……アラアラ、これは違いますね』
【過度に特典付けすぎるのもどうかと思うんだ……】
店長『そうですね。ちょっと狙いすぎですよね』
俺「何をどこを狙ってるんですか?」
【Let's go AKIBA】
店員「秋葉原? やめたほうがいいわ。あそこは武装化したオタク達が独自にV.I.Pとは違うロボット作って戦ってるのよ」
【メイド喫茶&似合う似合わない】
【粘り打ち】
別俺の研究室
ガチャ
別俺「……来ると思ったよ」
俺「……」
別俺「それで、何か言いたいことでもあるんじゃないか?」
俺「……なんであの時に周りの人を助けなかった」
別俺「何かと思ったらそれか……しつこいな君も。担当区分ではない。それが全てだ」
俺「だからってn
別俺「吠えるなら出てってくれないかっ。いちいち君の正義観を聞かされては耳にタコが出来る」
俺「……」
別俺「あそこで助けたからといって何になる。無駄な希望を持たせて、どうせ次からは助けられない」
俺「……俺とお前は違う」
別俺「言っていろ。それでも俺とお前は同一存在だ」
ガチャ
【博士はどこ行った?】
別俺「俺友。もっとBバイパスの出力落として」
俺友「コクリ……」
俺「V.I.Pの管理はアイツがやってるんですね」
店長『ええ。お兄さんがいなくなってからはずっと』
俺「……」
店長『V.I.Pはお兄さんの研究の集大成です。彼はそれを引き継いで、ここまでこぎつけました。難しいとは思いますが、理解していただければ幸いです』
【店員さんチョップ】
別俺「これだから馬鹿は……」
俺「なんだとこらぁ!」
ギャーギャー
姉友「俺さん、荒れてますねぇー」
店員「そりゃね。こらー」
アッー!
【カラマワリ】
夜、司令室のドアを開けた俺の前に店長さんは、コポコポと笑い声のように泡を立てた容器の中で待っていた。
店長『なんですか?』
俺「そんなこと、分かっていますよね?」
店長『……そうですね。これ以上は野暮でしょう』
そうして俺は店長さんの声に導かれてある部屋へと向かうことになる。
姉友「【混乱&エリア】が閲覧できますぅー」
【混乱&エリア】
今までは頑なに入室を禁じられた部屋。開かれたドアの先、そこには今まで俺がこんな世界に巻き込まれた
元凶が仰々しく鎮座していた。
時代一つ飛び越えたような、機械で埋め尽くされた部屋。足元には野太いコードが幾筋も足を伸ばし、ソレにつながる大本の巨大な球体。よく見ればその球体にはまた別の、野球ボール大の球体がびっしりと埋め込まれている。それぞれ別の回転軸を持ち、あまりに高速で回転しているため遠目からでは大きな一つの球体にしか見えない。
店長『これが貴方をこちらの世界に連れてきた機械です。有機的な部分もあるため、厳密に機械と言うのは少々語弊があるかもしれません』
圧倒されている俺に、背後から誰かの気配を感じる。慌てて顔だけ振り返ると、もう一人の俺だった。
別俺「多世界解釈機構及び他世界干渉システムと我々は呼んでいる。これで分かったろう? 自分がなぜ
この世界にいるかってことを」
俺「分かった……けど、俺が呼ばれた理由までは分からない」
別俺「ふんっ。馬鹿なりに考えているのだな。良いだろう、今度はこちらに来い」
そうして俺は部屋を出る。
部屋を出る間際、部屋の中だけで響く大きさで、店長さんがボソリと呟いた。
『どこか、引っかかりませんか?』と。
717 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:27:14 ID:x8Tradq0
姉友「【ここにいる理由】が閲覧できますー」
【月】
演習場
別俺「うぉぉぉぉぉ!」
俺「うぁぁぁぁぁぁ!」
ズドーン!
店員「V.I.Pを知り尽くし、また安定したクォリティで冷静に敵を追い詰める別俺君。
対して安定感とはかけ離れてるものの、それでも瞬間的なクォリティは他の追
随を許さない俺君。どちらもやりますね。さすがは同一人物と言ったところですか」
店長『彼らは月の表と裏なんです。片方は神話にも挙げられる華やかな表の月。対して最
近になってやっと判明した、漆黒の世界の裏の月。それが彼らです』
店員「……どっちが表と裏なんです?」
店長『さあ? それは太陽が決めることです』
姉友「【姉死亡!?】【帰ってきた姉】【無傷の姉】【姉の変化】はまだ姉ちゃんがいねいので閲覧できませんー」
【姉の便り】
「元気ですか? 相変わらず童t
俺「そういえばここでもコイツは変わんないんだな……」
【基地で迷うの何度目?】
俺「キョロキョロ……むぅ」
「あ、俺さん。どうしたんですか?」
俺「あ、渡辺さんか。いや、また迷っちゃってさ。参っちゃうよなハハ」
「そうなんですかー。実は私もなんです〜」
アハハハハハ
俺「おい」
【俺友の秘密】
別俺「……」
俺友「テキパキ……」
別俺「おい」
俺友「……なに?」
別俺「いつから変わった。貴様」
俺友「……なんのk
別俺「隠すつもりなら良い。仕事はきちんとやってるしな。だが、その分だとあの馬鹿にも隠してるみたいだな」
俺友「……」
別俺「……ふんっ。やっぱりアイツを呼ぶんじゃなかったよ」
あー、魔女姉辞典も作ろうか……
【痛恨のミス】
別俺「まとめ作業難航してるみたいだな。だから馬鹿は嫌いなんだ」
ゴメンナサイ……
姉友「【雨降って地固まる】はまだそんな段階ではないのでー、閲覧できませんー」
【店長の告白】
店長『実は私の脳を覆ってる液体ですが、実はジャムではないんです』
俺「……いや、それは告白も何も」
店長『まあ、代用可能ですけどね』
俺「……」
ちょっと飯食ってくる
【俺友とV.I.P】
俺「そういえば俺友は乗らないんだな」
俺友「メンテナンスがあるから……それに、適性もある」
俺「ふーん。そういえばずっと前に出てきた、“O.T”だっけ? アレってなんだ?」
俺友「……フルフル」
俺「そうか。てっきり……いや、ありがとよ」
【兄と別俺】
別俺の研究室
別俺「なんだ、貴様に構っている時間など無いに等しいのに」
俺「……なあ、兄貴ってどんなh
別俺「知ってどうする? 死んだ人間のことなど今更蒸し返したところで」
俺「……」
別俺「嘆くならずっとそうやって隅で泣いていろ。それでも化け物どもは変わらずにやってくる。
兄の築いた礎を、俺は必死で守り完成させる。それだけだ。さっさと出て行ってくれ」
【本来いるべき俺の世界では?】
別俺「化け物も危険も無い、安全で平和な世界だ。いない間?
ふんっ、それなら戻ってから分かるさ。無駄な質問だ」
【姉と魔女姉のオトートレイディオ】
魔女姉「諦めたら?」
姉「おいおい、ってなんでお姉ちゃんがフォローしてんだちくしょー!」
【別俺のドジ&メガネメガネ&白衣】
別俺「ゴソゴソ……」
姉友「どうしましたぁー?」
別俺「いや、ちょっと眼鏡……」
姉友「ふぇ? それなら頭に」
別俺「え? ……あ、ああ。すまない」
姉友「あはぁー」
店長「別俺さんはヘタレ攻めっと」
俺「……」
【もう一台】
ドッグ
俺「そういえば俺の機体とそっくりなんだな」
別俺「厳密には貴様の機体が私の機体に似ているだけだ。当たり前だろう、認めたくはないが同一存在なのだからな」
俺「(いちいち一言多い)……名前はあるのか?」
別俺「ああ、『如水龍』だ」
俺「……」
別俺「ふんっ、そんな阿呆面をするな。恥ずかしい」
【研ぎ究める&水鏡】
素ヒ「コソコソ……」
別俺「む?」
素ヒ「あ……」
別俺「ふんっ、いい加減出て来い。別に取って食おうなんて真似はしない」
素ヒ「……あの、本当にあの男とは」
別俺「ああ、あの男とは同一存在だ。私もなぜあんな馬鹿が同じ存在とは信じるのは難しいが、まあ双子のように顔も似ているしな」
素ヒ「あ……」
別俺「どうした? お前の惚れた男と同じ顔で動揺したか?」
素ヒ「そ、そんなこと……!」
別俺「ふんっ、どいつもこいつも能天気な奴らばかりだ。己の置かれている立場の認識も甘いと来たもんだ」
素ヒ「……」
別俺「まあいい。せいぜいあの男が飽きたら私が相手してやろう。女の扱いぐらいは知ってるかr
パン
別俺「……」
素ヒ「……す、すまん。でも……」
タタタ
別俺「……まるで道化だ、ハハッ」
姉友「【違うようで似ている】と【同じようで違う】はまだ閲覧できませんー」
【繋がりを確かめて】
タタタ
俺「ん、どうした? 素ヒ?」
素ヒ「……お、男っ」
ギュゥ
俺「へ?」
素ヒ「……ごめん……でも、こうしてたい」
俺「……」
ギュ
店長『アラアラ。良いんですか?』
別俺「別に、違いますから」
店長『そうですか』
姉友「【奪い取った場所で、光を浴びた】はまだ閲覧できませんー」
【隠れメガネフェチ】
店員「あ、渡辺さんってメガネ好きなんだ」
渡辺「はい……えへへ」
【苦労の末に見つけた物】
『見ろ。これは人類の新たな一歩となる試金石だ』
『まだまだ人間はいかなる可能性も秘めてる……そう思わないか?』
『全てを、任せたよ』
研究室
俺友「別俺……?」
別俺「……ん? ああ、すまない。ちょっとウトウトしてた」
俺友「……」
別俺「さ、調整もあと少しだ」
【希望と絶望】
作戦室
店員「今回は大中小の厨が複数体出てきたわ。各個撃破と言いたいんだけど、相手も学んでいるのか連携を取ってるわ。何度か陽動もしたけど、この地域にあるモノじゃ限界があって出来なかった。姉ちゃんもいないからキツイけど、こっちも連携をとって一気に倒すわよ」
姉友「分かりましたぁー」
別俺「何度も言うが今回は連携の為に正確な動きが求められる。せいぜい足を引っ張るなよ」
俺「なんだよその言い方」
別俺「正直に言っている。演習でもお前だけが妙にもたついていたようだしな」
俺「こいつっ……!」
店員「やめなさい!!」
店長『ダメですねえ』
店員「ええ、なぜかあの二人だけウマが合わなくて……やっぱり同じ自分であるのが原因でしょうか」
店長『大方そうでしょう。二人ともまだ男の子なんですよ。どうしても守りたいものがあって、自分に
対して引っ込みがつかないんでしょうね』
店員「面倒くさいですね」
店長『そうですね、でも二人とも立派な男性になられるでしょうね』
819 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:31:17 ID:GyOZS3a6
姉友「【1%の確率】はまだ閲覧できませんー」
姉友「【希望と絶望2】が閲覧できますぅー」
【それぞれのものさし】
俺「ふざけんなこのヤロー!」
別俺「ふんっ、だから貴様は馬鹿なんだよ」
店員「なんか二人ともキャラ違いますね」
店長『自分ですからねえ。肩肘張る必要もないんでしょう』
店員「ある意味、羨ましいですね。もう一人の自分は欲しくないですけど」
店長『アラアラ。私はまだ108人いまs
姉「さあ雑誌に付いているハガキでお姉ちゃんの再登場を望むお便りを出そう! ってか出せー!」
667 :愛のVIP戦士:07/04/18 00:34:00 ID:dIeplwbb
12乙ー
姉ちゃんスレタイなのに出番ねぇwwww
つハガキ
668 :愛のVIP戦士:07/04/18 00:37:04 ID:aqvta2BX
おつおつー
つ【俺友をもっと出して上げてください、なんならお姉ちゃんの終盤の出番でさえも削って(ry】
つ【嘘です】
670 :愛のVIP戦士:07/04/18 00:42:00 ID:xB9xlMg2
【姉と魔女姉のオトラジ】
姉「えー、>>668のたわけたハガキはスタッフが美味しくいただきました」
魔女姉「その俺友っていうのもこれから出番があるらしいわよ。ま、前の話を読んでおくのも良いかもしれないわね」
672 :愛のVIP戦士:07/04/18 00:48:35 ID:5o9MV1re
アーチャー、或いは学校を出よう二巻、もしくはドラえもんが宿題をやる話のどれが近いですか><
674 :愛のVIP戦士:07/04/18 00:57:31 ID:xB9xlMg2
【姉と魔女姉のオトラジ】
>672
姉「教えなーい。ふんふんふーん」
魔女姉「……」
675 :愛のVIP戦士:07/04/18 01:00:11 ID:dIeplwbb
俺友√って終わんなかったっけ??
676 :愛のVIP戦士:07/04/18 01:00:18 ID:aqvta2BX
>672むしろクレヨンしんちゃんのハイグレ魔王じゃないだろうか
あれは直接会ってないけど
677 :愛のVIP戦士:07/04/18 01:00:54 ID:H/6F+enu
つハガキ
先生、姉ちゃんが活躍するところが見たいです…
679 :愛のVIP戦士:07/04/18 01:03:57 ID:xB9xlMg2
【姉と魔女姉のオトラジデラックス!!】
>677姉「うんうん。やっぱお姉ちゃんが活躍してこそだよなー」
デモコレカラアネニハ××ナテンカイガー
>675魔女姉「だから素ヒ√内でもよ。それぐらい理解しなさい、愚図」
姉「真っ先に犯されるタイプだよなー」
696 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:12:41 ID:GOx5W10C
>12ですというわけで
【第八話 きっと貴方は】
姉友「第八話ですがー、第四話と同じくお題を指定して話を進めてくださいぃー」
別俺「性急に事を進めると重要な情報を逃すことになる。その足りない脳味噌でも使ってせいぜい頑張るんだな」
姉友「別俺さんってコテコテのメガネキャラですねぇー」
別俺「……」
700 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:34:53 ID:GOx5W10C
まとめ作成中……
【眼鏡の魅力】
別俺「……ふんっ」
俺「なんだよあいつはよっ……」
店長『彼が言ったとおりです。彼はアナタの眼鏡白衣キャラバージョンです』
俺「……」
店長『冗談ですよ』
702 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:36:47 ID:GOx5W10C
【オプション】
店長『更に首輪とかも……アラアラ、これは違いますね』
703 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:37:59 ID:GOx5W10C
【過度に特典付けすぎるのもどうかと思うんだ……】
店長『そうですね。ちょっと狙いすぎですよね』
俺「何をどこを狙ってるんですか?」
704 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:39:25 ID:GOx5W10C
【Let's go AKIBA】
店員「秋葉原? やめたほうがいいわ。あそこは武装化したオタク達が独自にV.I.Pとは違うロボット作って戦ってるのよ」
706 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:43:43 ID:GOx5W10C
【メイド喫茶&似合う似合わない】
>704店員「ロボットにメイド服って言うの? それ着せて戦わせてるんだから、世も末よね」
709 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:49:18 ID:GOx5W10C
>705そんなイメージ
【粘り打ち】
別俺の研究室
ガチャ
別俺「……来ると思ったよ」
俺「……」
別俺「それで、何か言いたいことでもあるんじゃないか?」
俺「……なんであの時に周りの人を助けなかった」
別俺「何かと思ったらそれか……しつこいな君も。担当区分ではない。それが全てだ」
俺「だからってn
別俺「吠えるなら出てってくれないかっ。いちいち君の正義観を聞かされては耳にタコが出来る」
俺「……」
別俺「あそこで助けたからといって何になる。無駄な希望を持たせて、どうせ次からは助けられない」
俺「……俺とお前は違う」
別俺「言っていろ。それでも俺とお前は同一存在だ」
ガチャ
711 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:57:07 ID:GOx5W10C
【博士はどこ行った?】
別俺「俺友。もっとBバイパスの出力落として」
俺友「コクリ……」
俺「V.I.Pの管理はアイツがやってるんですね」
店長『ええ。お兄さんがいなくなってからはずっと』
俺「……」
店長『V.I.Pはお兄さんの研究の集大成です。彼はそれを引き継いで、ここまでこぎつけました。難しいとは思いますが、理解していただければ幸いです』
712 :愛のVIP戦士:07/04/18 23:59:11 ID:GOx5W10C
【店員さんチョップ】
別俺「これだから馬鹿は……」
俺「なんだとこらぁ!」
ギャーギャー
姉友「俺さん、荒れてますねぇー」
店員「そりゃね。こらー」
アッー!
713 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:03:54 ID:x8Tradq0
【カラマワリ】
夜、司令室のドアを開けた俺の前に店長さんは、コポコポと笑い声のように泡を立てた容器の中で待っていた。
店長『なんですか?』
俺「そんなこと、分かっていますよね?」
店長『……そうですね。これ以上は野暮でしょう』
そうして俺は店長さんの声に導かれてある部屋へと向かうことになる。
姉友「【混乱&エリア】が閲覧できますぅー」
716 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:20:24 ID:x8Tradq0
【混乱&エリア】
今までは頑なに入室を禁じられた部屋。開かれたドアの先、そこには今まで俺がこんな世界に巻き込まれた
元凶が仰々しく鎮座していた。
時代一つ飛び越えたような、機械で埋め尽くされた部屋。足元には野太いコードが幾筋も足を伸ばし、ソレにつながる大本の巨大な球体。よく見ればその球体にはまた別の、野球ボール大の球体がびっしりと埋め込まれている。それぞれ別の回転軸を持ち、あまりに高速で回転しているため遠目からでは大きな一つの球体にしか見えない。
店長『これが貴方をこちらの世界に連れてきた機械です。有機的な部分もあるため、厳密に機械と言うのは少々語弊があるかもしれません』
圧倒されている俺に、背後から誰かの気配を感じる。慌てて顔だけ振り返ると、もう一人の俺だった。
別俺「多世界解釈機構及び他世界干渉システムと我々は呼んでいる。これで分かったろう? 自分がなぜ
この世界にいるかってことを」
俺「分かった……けど、俺が呼ばれた理由までは分からない」
別俺「ふんっ。馬鹿なりに考えているのだな。良いだろう、今度はこちらに来い」
そうして俺は部屋を出る。
部屋を出る間際、部屋の中だけで響く大きさで、店長さんがボソリと呟いた。
『どこか、引っかかりませんか?』と。
717 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:27:14 ID:x8Tradq0
姉友「【ここにいる理由】が閲覧できますー」
【月】
演習場
別俺「うぉぉぉぉぉ!」
俺「うぁぁぁぁぁぁ!」
ズドーン!
店員「V.I.Pを知り尽くし、また安定したクォリティで冷静に敵を追い詰める別俺君。
対して安定感とはかけ離れてるものの、それでも瞬間的なクォリティは他の追
随を許さない俺君。どちらもやりますね。さすがは同一人物と言ったところですか」
店長『彼らは月の表と裏なんです。片方は神話にも挙げられる華やかな表の月。対して最
近になってやっと判明した、漆黒の世界の裏の月。それが彼らです』
店員「……どっちが表と裏なんです?」
店長『さあ? それは太陽が決めることです』
719 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:30:39 ID:x8Tradq0
姉友「【姉死亡!?】【帰ってきた姉】【無傷の姉】【姉の変化】はまだ姉ちゃんがいねいので閲覧できませんー」
【姉の便り】
「元気ですか? 相変わらず童t
俺「そういえばここでもコイツは変わんないんだな……」
721 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:33:58 ID:x8Tradq0
【基地で迷うの何度目?】
俺「キョロキョロ……むぅ」
「あ、俺さん。どうしたんですか?」
俺「あ、渡辺さんか。いや、また迷っちゃってさ。参っちゃうよなハハ」
「そうなんですかー。実は私もなんです〜」
アハハハハハ
俺「おい」
722 :愛のVIP戦士:07/04/19 00:36:38 ID:x8Tradq0
【俺友の秘密】
別俺「……」
俺友「テキパキ……」
別俺「おい」
俺友「……なに?」
別俺「いつから変わった。貴様」
俺友「……なんのk
別俺「隠すつもりなら良い。仕事はきちんとやってるしな。だが、その分だとあの馬鹿にも隠してるみたいだな」
俺友「……」
別俺「……ふんっ。やっぱりアイツを呼ぶんじゃなかったよ」
742 :愛のVIP戦士:07/04/19 15:18:04 ID:sZas7KYV
あー、魔女姉辞典も作ろうか……
【痛恨のミス】
別俺「まとめ作業難航してるみたいだな。だから馬鹿は嫌いなんだ」
ゴメンナサイ……
743 :愛のVIP戦士:07/04/19 15:22:11 ID:sZas7KYV
姉友「【雨降って地固まる】はまだそんな段階ではないのでー、閲覧できませんー」
【店長の告白】
店長『実は私の脳を覆ってる液体ですが、実はジャムではないんです』
俺「……いや、それは告白も何も」
店長『まあ、代用可能ですけどね』
俺「……」
744 :愛のVIP戦士:07/04/19 15:25:48 ID:sZas7KYV
ちょっと飯食ってくる
【俺友とV.I.P】
俺「そういえば俺友は乗らないんだな」
俺友「メンテナンスがあるから……それに、適性もある」
俺「ふーん。そういえばずっと前に出てきた、“O.T”だっけ? アレってなんだ?」
俺友「……フルフル」
俺「そうか。てっきり……いや、ありがとよ」
746 :愛のVIP戦士:07/04/19 16:22:02 ID:sZas7KYV
【兄と別俺】
別俺の研究室
別俺「なんだ、貴様に構っている時間など無いに等しいのに」
俺「……なあ、兄貴ってどんなh
別俺「知ってどうする? 死んだ人間のことなど今更蒸し返したところで」
俺「……」
別俺「嘆くならずっとそうやって隅で泣いていろ。それでも化け物どもは変わらずにやってくる。
兄の築いた礎を、俺は必死で守り完成させる。それだけだ。さっさと出て行ってくれ」
747 :愛のVIP戦士:07/04/19 16:30:38 ID:sZas7KYV
【本来いるべき俺の世界では?】
別俺「化け物も危険も無い、安全で平和な世界だ。いない間?
ふんっ、それなら戻ってから分かるさ。無駄な質問だ」
800 :愛のVIP戦士:07/05/05 23:39:14 ID:0rGsn1Ds
>799アニソン三昧の枠が取れなかった私に何か慰めの言葉を下さい
801 :愛のVIP戦士:07/05/05 23:41:05 ID:aN+3ZDFX
【姉と魔女姉のオトートレイディオ】
魔女姉「諦めたら?」
姉「おいおい、ってなんでお姉ちゃんがフォローしてんだちくしょー!」
811 :愛のVIP戦士:07/05/15 00:54:36 ID:GyOZS3a6
>12です呼んだ?
【別俺のドジ&メガネメガネ&白衣】
別俺「ゴソゴソ……」
姉友「どうしましたぁー?」
別俺「いや、ちょっと眼鏡……」
姉友「ふぇ? それなら頭に」
別俺「え? ……あ、ああ。すまない」
姉友「あはぁー」
店長「別俺さんはヘタレ攻めっと」
俺「……」
812 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:01:17 ID:GyOZS3a6
【もう一台】
ドッグ
俺「そういえば俺の機体とそっくりなんだな」
別俺「厳密には貴様の機体が私の機体に似ているだけだ。当たり前だろう、認めたくはないが同一存在なのだからな」
俺「(いちいち一言多い)……名前はあるのか?」
別俺「ああ、『如水龍』だ」
俺「……」
別俺「ふんっ、そんな阿呆面をするな。恥ずかしい」
813 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:07:50 ID:GyOZS3a6
【研ぎ究める&水鏡】
素ヒ「コソコソ……」
別俺「む?」
素ヒ「あ……」
別俺「ふんっ、いい加減出て来い。別に取って食おうなんて真似はしない」
素ヒ「……あの、本当にあの男とは」
別俺「ああ、あの男とは同一存在だ。私もなぜあんな馬鹿が同じ存在とは信じるのは難しいが、まあ双子のように顔も似ているしな」
素ヒ「あ……」
別俺「どうした? お前の惚れた男と同じ顔で動揺したか?」
素ヒ「そ、そんなこと……!」
別俺「ふんっ、どいつもこいつも能天気な奴らばかりだ。己の置かれている立場の認識も甘いと来たもんだ」
素ヒ「……」
別俺「まあいい。せいぜいあの男が飽きたら私が相手してやろう。女の扱いぐらいは知ってるかr
パン
別俺「……」
素ヒ「……す、すまん。でも……」
タタタ
別俺「……まるで道化だ、ハハッ」
814 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:11:10 ID:GyOZS3a6
姉友「【違うようで似ている】と【同じようで違う】はまだ閲覧できませんー」
【繋がりを確かめて】
>813続き
タタタ
俺「ん、どうした? 素ヒ?」
素ヒ「……お、男っ」
ギュゥ
俺「へ?」
素ヒ「……ごめん……でも、こうしてたい」
俺「……」
ギュ
店長『アラアラ。良いんですか?』
別俺「別に、違いますから」
店長『そうですか』
815 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:13:01 ID:GyOZS3a6
姉友「【奪い取った場所で、光を浴びた】はまだ閲覧できませんー」
【隠れメガネフェチ】
店員「あ、渡辺さんってメガネ好きなんだ」
渡辺「はい……えへへ」
817 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:16:16 ID:GyOZS3a6
【苦労の末に見つけた物】
『見ろ。これは人類の新たな一歩となる試金石だ』
『まだまだ人間はいかなる可能性も秘めてる……そう思わないか?』
『全てを、任せたよ』
研究室
俺友「別俺……?」
別俺「……ん? ああ、すまない。ちょっとウトウトしてた」
俺友「……」
別俺「さ、調整もあと少しだ」
818 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:27:16 ID:GyOZS3a6
>816バイトがまだ慣れなくて日々が戦い
【希望と絶望】
作戦室
店員「今回は大中小の厨が複数体出てきたわ。各個撃破と言いたいんだけど、相手も学んでいるのか連携を取ってるわ。何度か陽動もしたけど、この地域にあるモノじゃ限界があって出来なかった。姉ちゃんもいないからキツイけど、こっちも連携をとって一気に倒すわよ」
姉友「分かりましたぁー」
別俺「何度も言うが今回は連携の為に正確な動きが求められる。せいぜい足を引っ張るなよ」
俺「なんだよその言い方」
別俺「正直に言っている。演習でもお前だけが妙にもたついていたようだしな」
俺「こいつっ……!」
店員「やめなさい!!」
店長『ダメですねえ』
店員「ええ、なぜかあの二人だけウマが合わなくて……やっぱり同じ自分であるのが原因でしょうか」
店長『大方そうでしょう。二人ともまだ男の子なんですよ。どうしても守りたいものがあって、自分に
対して引っ込みがつかないんでしょうね』
店員「面倒くさいですね」
店長『そうですね、でも二人とも立派な男性になられるでしょうね』
819 :愛のVIP戦士:07/05/15 01:31:17 ID:GyOZS3a6
姉友「【1%の確率】はまだ閲覧できませんー」
姉友「【希望と絶望2】が閲覧できますぅー」
【それぞれのものさし】
俺「ふざけんなこのヤロー!」
別俺「ふんっ、だから貴様は馬鹿なんだよ」
店員「なんか二人ともキャラ違いますね」
店長『自分ですからねえ。肩肘張る必要もないんでしょう』
店員「ある意味、羨ましいですね。もう一人の自分は欲しくないですけど」
店長『アラアラ。私はまだ108人いまs
2007年07月18日(水) 00:40:59 Modified by ID:rZZnDM/Ogg