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(編集中)
初級腕にある代表的な神経のひとつ。
中級
上級

上肢の上腕動脈と併走。近位ではその外側。遠位では内側に位置する。
肘窩(ちゅうか)では上腕動脈の内側に沿い、
前腕を手関節中央まで下行し、長掌筋腱のすぐ外側深部に位置する。
(手根管の上面を通る)

※長掌筋は、しばしば欠如することがある(日本人で3〜5%)橈側手根屈筋などで容易に代行可。
母指と小指を対立させたときに手首中央の部位で腱が浮き上がってくるのが視覚的に確認できると思います.
1本浮き上がっており,それがほぼ前腕中央であればそれが長掌筋腱です.2本浮き上がっている場合は,尺側が長掌筋です。
もし、1本でありその位置が橈側寄りであれば,長掌筋が欠落している可能性があります。

正中神経麻痺

 正中神経のはたらきは、前腕を内側にひねるように回す運動(回内(かいない))、手首、手指の屈曲、親指を手の平と垂直に立てる運動(外転)、親指と小指をつける運動(母指対立)などです。知覚神経は親指、人差し指、中指の全部と薬指の親指側半分の手のひら側と、親指側半分の手のひらです。
 正中神経は手首部にある手根管という狭いトンネルを通り抜ける構造になっており、周囲三方向を骨の壁、残りの一方は強靭な靭帯(じんたい)によって囲まれています。そのため、この部分で正中神経が圧迫されやすい構造になっており、手の使いすぎによる腱鞘炎(けんしょうえん)、妊娠時の水分貯留、糖尿病、甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)やアミロイドーシスなどにより容易に正中神経が損われて正中神経麻痺を起こします。これを手根管症候群といいます。
 手のしびれで睡眠中に目が覚めることは、この症候群に特徴的です。
症状
正中神経の傷害がどこで生じているかによって症状が異なります。

肘より上のレベルの外傷による傷害では麻痺の程度はさまざまですが、母指から環指母指側1/2までの掌側の感覚障害、手首の屈曲(曲げること)、手指の屈曲、さらに手部では母指の付け根の筋肉(母指球筋)の筋力が障害されます。

前腕から手首までの間の正中神経の傷害では手根管症候群と同様の症状(母指〜環指1/2指の感覚障害と母指球筋障害)を呈します。
前骨間神経麻痺では母指と示指の第1関節の屈曲ができなくなりますが、皮膚の感覚障害はありません。その時に母指と示指で丸を作らせると母指の第1関節過伸展(そり返り)、示指の第1関節過伸展となり、涙のしずくに似た形となり、“涙のしずくサイン”陽性になります。
診断
正中神経の支配に一致した感覚障害があり、Tinelサイン(神経傷害部をたたくとその支配領域に疼痛が放散する)があれば傷害部位が確定できます。知覚神経が傷害されていればTinelサインと感覚障害の範囲で傷害部の診断が可能です。

運動神経の傷害も損傷部によりさまざまです。前骨間神経麻痺は“涙のしずくサイン”と感覚の障害のないことで診断できます。確定診断には、筋電図検査、X線(レントゲン)検査、MRI検査など必要に応じて行います。

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