緊縛に関する集合知Wikiサイトです。技術・知識情報、および最新の話題などをお送りします。セーファー緊縛(safer kinbaku)を推奨します。

安全について

これらは縛る側の人(縛り手)から、縛られる人(受け手)に伝えて欲しい事柄です。
引用安全な緊縛プレイのための10箇条 〜縛られる側の心得〜
詳しくは引用元を参照
  1. 縛り手のことをよく知りましょう
  2. 縛り手の方に貴方のことをよく知ってもらいましょう
  3. 貴方のカラダのその日の状態を知りましょう
  4. 貴方の体の不調を縛り手に知らせましょう
  5. 縛り手の不調を縛り手に知らせましょう
  6. 状態の悪化をすぐに縛り手に知らせましょう
  7. 急ぐ必要はありません
  8. 緊縛は競技ではありません
  9. 経験を積んでも危険の回避には常に謙虚に
  10. 縛り手にずけずけ言うのをためらってはいけません
引用ここまで

以下は、上記に補足
睡眠不足に要注意
その日の状態、体調については睡眠のことも考えてください。
睡眠不足な状態で縛られると、頭痛や吐き気がすることがあります。無理して縛りを受けるより、次の機会に向けてコミュニケーションを取る方が良いと思います。
肩や腕の調子は毎日同じではありません
同様に「その日の状態」は日々異なります。
肩が凝っている。腕がだるい、痺れやすい。いつもと違う場合は、縛り手に伝えましょう。

なかなかそこまではしている人をみないのですが、シーフテストで肩・腕・手のセルフチェックをするということも考えてみてください。
緊縛される前にお酒を飲むのは控えましょう
上記10か条には記されていませんが、縛りを受ける前にお酒を飲むのは控えましょう。
緊張を和らげるためにお酒を飲みたい。
お酒を飲んで縛られてほうが、より気持ちいい。
ほんの少しなら、グランドでの縛り(床縄)なら。
また、初めて縛られるときは緊張を解すために少しならと考える方もいらっしゃると思います。
このように思う方もいらっしゃいますが、以下のようなリスクがあります。
  • 酔っているために、不調を伝える判断が遅れたり、伝えない可能性
  • 気分が悪くなりやすい
飲酒によって気分が悪くなる原因にはいろいろ説があります。
  1. 縛られて血流が悪くなり、解かれたときに、血中アルコール濃度が高い血液が大量に脳に流れ込むから。急性アルコール中毒【要確認】
  2. 低血糖状態になりやすい
  3. 寒気、悪寒を感じやすい状態になる(2とは違う理由、血管拡張
酔いがさめるまでの時間
参考までに、体重約60kgの人がビール中びん1本(500ml)(酒の1単位)を30分以内に飲んだ場合、アルコールは約3〜4時間体内にとどまります。個人差があるため、体質的にお酒に弱い人や女性はもっと長い時間がかかります。

アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20gです。
この1単位を各種アルコール飲料に換算すると、ビールは中びん1本(500ml)、日本酒は1合(180ml)、ウイスキーはダブル1杯(60ml)、焼酎0.6合(110ml)が目安となります。
コミュニケーションがとっても大事です。
受け手のあなたに何かしら不安があるとして、それを把握しようとしない縛り手、不安を取り除かないような縛り手であればなおさらです。根拠も示さずただ「大丈夫だから」としか言わない縛り手。要注意です。
縛り手に次のことを伝えるようにしてください。
  1. 以前に受けた神経損傷の有無 (緊縛が原因かどうか問わず)
  2. 循環器・呼吸器の問題の有無
  3. パニック発作や閉所恐怖症の傾向
  4. 前回など以前に受けた縛りでの変調、違和感、感想など
もしも、これらを話すことが出来ない雰囲気だとしたら、そのままではコミュニケーション不足かもしれません。ミスコミュニケーション(コミュニケーションの行き違い)よりもロスコミュニケーション?(コミュニケーション不足)の結果、つらい思い、嫌な思いをする可能性があります。

縛り手にずけずけ言える人ならばあまり問題を感じないかもしれませんが、受け手の中には言う事自体が苦手に感じる人もいると感じます。それは、心理的安全性が担保されていない関係性が原因だと考えています。
縛り手は自身のためにも、受け手に対して心理的安全性を作りだしてあげて欲しいと思います。

はじめて縛られる時

縄酔いについて

縛られることで、恍惚としたり、とても気持ち良い状態になることがあります。
詳しくは縄酔いを参照。

ただし、胸を圧迫し気絶するようなケースは非常に危険です。
また縛りにおいて、意図的に頚部を圧迫する形がありますが、例えプロ緊縛師が縛る場合においても、非常に危険だということを知っておいて頂ければと思います。

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