作り直したやつ

概要

推奨人数 2人〜5人
推奨技能 目星 アイデア 医学 コンピューター 鍵開け 何らかの戦闘技能


目星or医学orアイデア→探索に役立ちます。
図書館orコンピュータ→重要な情報を得ることができます。
鍵開けor戦闘技能→面倒な手順をすっ飛ばしたり各種アイテムを入手できます

舞台


 過去〜現代まで自由に改変しても良いだろう。
廃工場やどこかの研究所、ともかくミ=ゴが神話生物という
設定から逸れなければ自由に改変しても大丈夫。

KP情報


 探索者たちが集められた場所は、ミ=ゴが人体を複製し、
同一人物を複数作り出す実験をしている施設である。

物語は探索者たちが目を覚ますところから始まるが、
これは探索者たちの”素体”が脱出を図ったため、
その影響でクローンである探索者たちが目を覚ます。

クローンである探索者は自信が偽物であることを知らない。
そのことに気が付き、本物である”素体”を
生還させることが今回のシナリオにおいて探索者を生存させる手段となる。

クローンが主人公であり、最後に自分自身と対面することになるのだが、
この時もう一人の自分を殺してしまうとロスト扱いになる。
探索者は様々なヒントを頼りに、自分が偽物であるという事に気が付かなくてはならない。

最後で、探索者か、もう一人の自分どちらを脱出させるかを選択することになる。

シナリオ背景


地球に資源の調達に来ていたミ=ゴは自らが信仰する
ニャル様と交信を行うための術を、その片手間で開発しようとしていた。
しかし、地球上の技術では交信のために必要なエネルギーが今一つ足りない。
そこでミ=ゴは人間の脳に着目し、
人の脳を摘出し、それを扱うことで交信を成功させようと考えた。
しかし、それを行うには膨大な数の人の脳が必要になる。
そのため、それを行ってしまうと、地球での資源の調達にも
支障が出るかもしれないと思ったミ=ゴは、
人の脳を培養し、それをエネルギーとして利用することを思いつく。

今回もいつも通り、攫ってきた人間の生体情報を抽出、
それを培養しクローンを作成後、クローンから脳を取り出し
缶に詰めて人間たちの記憶を消し解放する…予定だったのだが
ここで想定外の事態が起こってしまう。

クローン作成後、脳の取り出し作業を従者達にやらせ、
元の人間たちの記憶操作作業を並行して行おうとしていた
ミ=ゴだったのだが、突然、研究所の電気供給がダウンしてしまう。
(これの原因はニャル様。実は交信は既に成功していた。
面白そうだと遊びに来たニャル様は施設のブレーカーを落としてしまう。)
ミ=ゴはそれを直すために一時現場を離れるのだが、
帰ってきたときには既に人間たちは脱走をしていた。

ミ=ゴは急いで従者たちに脱走者を捕まえる命令を送り、
従者たちは手つかずのクローン達を放置したまま施設内を駆け巡る事になった。
(従者たちは今までクローンが目覚める前に脳を取り出していたので、
クローンが目を覚ます事が頭になかった。)

そして、そんな騒がしい喧騒の中、クローン達が目を覚ますのであった…。

NPCについて


■探索者(真)

ステータスは探索者のものと同じ。
彼らが本物です。そのため、彼らを殺してしまったり死亡してしまったりするとその時点でキャラロストが確定します。

基本的に探索者の宣言と同じ、または似た行動をとる。
KPのアドリブで何とかしてください。

■郷原 美也子(ミ=ゴ)

STR:9 CON:15 SIZ:12 INT:16
POW:10 DEX:16 APP:14 HP:13 MP:10

この施設内で唯一生存していたと思われる人物。
探索者たちと同じく、目が覚めたらここのいたという。
その正体は、この施設で人体実験を行っていたミ=ゴそのもの。
物語中で自身の身に危険を感じ、抜け殻となった人間の身体に
入り擬態して探索者たちに助けを求めてくる。
探索者が彼女を傷つける、或いは脱出直前、或いは脳缶室のものを
破壊しようとするとその本性を現し襲い掛かってくる。

ぶっちゃけ今シナリオの一番の被害者。

武器:ハサミ 30% 1D6及び<組み付き>
装甲:なし HP:5以下で装甲4を得る。
呪文:ミ=ゴの催眠 1D4Rの間ミ=ゴの支配下におかれる。
もし催眠された場合、毎ターン初めにPOW対抗で判定し、成功すれば解除できる。

本性を現したときSAN減少:1/1D6

場合によっては彼女1人vs探索者とクローン10人とかにもなってしまうので
探索者の人数が多い場合にはHPを増やす等して難易度を調整してもいいかもしれません。

ですが、今シナリオにおいて彼女との戦闘はさほど重要ではないのでその辺りはKPにお任せします。

■研究員

STR:8 CON:7 SIZ:12 INT:18
POW:6 DEX:10 APP:10 HP:6 MP:6

武器:メスor注射器 30% 1D4
装甲:なし

この施設の科学者や研究者であったがミ=ゴに洗脳されており、
今ではミ=ゴの言いなりになっている。 

シナリオ内で登場する研究員の人数は合計で探索者の数と
同じにすると良いです。カードキーの関係もあるので…

好きなタイミングで探索者を襲わせる要員としてご利用ください。

※難易度調整として、彼らのステータスを変更することを強く
推奨します。上記のステータスは戦闘技能所有者無し、
PL三人のセッションの際に使用したデータです。

舞台

かつてなんらかの研究や実験が行われていたであろう、
そこそこの規模の研究施設。今ではミ=ゴにより人体実験やニャル様との交信を行っている。
ちなみに私がKPをした時は神奈川県某所の廃れた地質研究所を改造して使用しているという設定にしていました。

導入

探索者たちが施設に集められるところから始まるため、
探索者同士が知人でない場合はいきなり目が覚める所から初めてもよいでしょう。
知り合い同士であれば、旅行中や仕事中など、
全員が集まっている際にまとめてミ=ゴの従者たちにさらわれていいです。

この時、ニュースや新聞等で人が短期間だけ行方不明になり、
発見はされるものの失踪中の記憶がない、
という事象が起きていることを伝えてもいいでしょう。

「(適当に過ごして)探索者達は突然、背後から強い衝撃を覚えます。
突然の出来事にあなたたちはなすすべなく、その場に倒れます。
薄れゆく意識の中、探索者達が最後に見たものは、
共に倒れる仲間たちの姿と、生気のない顔でスタンガンを彼らに押し付ける、
見たこともない男達でした。」


施設


基本的に部屋の名前は非公開情報。
KPの気分によっては与えてもよいが、
目星等を降らせるといいかも。
このMAPは開始時点では全体開示しないほうがいいかもです。
進むにつれて通路ごとに小出しにMAP表示していくと緊張感が
出ます。

全体開示については部屋12を参照。

右側通路

特に変わったところはない。
★聞き耳で物音。これは研究員が忍んでいる音。
★部屋5を出る際、研究員にとどめを刺していないと襲ってくる。

真ん中通路.

自販機と休憩用の椅子が置いてある。
どうやらここはロビーのようだ。
研究員の死体が置いてある。調べるとメスを入手。

★自販機からいろいろ買えるかも。小銭をどこか拾ってきてください。

上側通路

警備室と重たそうな扉がある。
※この扉がこの施設における唯一の脱出口です。
詳しいことは部屋12の項目にて

★アイデアでここが脱出口だと気が付かせてもいいかも。

左側通路

入ってすぐのところに自販機。真ん中通路と同等のもの。
それ以外は特になし。

諸注意


施設につれてこられた段階でPLはクローンを操作している事になります。
PLが自身の身体の変化などについての情報を求めた際、
状況に応じて以下の情報を与えてください。

・目覚める前より少し気分がいい
・開始時にあった傷や病気が治っている。
・首の裏に被検体番号がある(これは誰かに確認してもらう形で。一人だけでは見つけられない。アイデア等で発見はKPにお任せします)

部屋1 集中施術室

探索者たちが最初に目覚めることになる部屋。
目覚めたあなたたちは自身の服装が変わっており、
簡素なローブのようなものになっていることに気が付く。
それと同時に持っていた荷物をひとつも所持していないことにも気が付くでしょう。

部屋を見渡すと、床も天井も白い色をしており、
壁には重そうな扉が一つ。そしていくつかのベッド、
そして壁際には並べられた薬品棚があります。
そのベッドの上には先ほどまで行動を共にしていたあなたの
仲間が眠っていることでしょう。そしてそのすぐ脇には
手術道具とおぼしき道具が乗った台がベッドの数だけあります。

・ベッド 真新しい手術台のようだ

★目星でベッドの下にカードキーを発見できる。

・台を調べることで真新しいメスと注射器を入手。武器として使用可。
人数分入手できる。

メス 25% 1d6+db
注射器 25% 1d2 薬品と同時使用で追加効果 とうてき-30

★薬品棚に医学(医学持ちがいない場合目星)で
それが麻酔や毒であることがわかる。

麻酔 注射器と併用することで1D6Rの間、相手のCON POW DEXを-5
毒  注射器と併用することで1ラウンドの間意識不明、
または呼吸不全。ただし、ミ=ゴには効果がない。

部屋2 培養実験室 

カードキーがないと入れない。
部屋に入ると、大きなガラスの筒のようなものがいくつも設置されており、
その筒の中は薄緑色の液体で満たされている。
あなたたちはこの名状しがたい光景に言いようもない不快感を覚えるだろう。

部屋の隅にはコンピューターが設置されている。

★コンピューター成功でなにかの記録を入手。

「2018:12:31:被検体No.126 失敗 後に処分予定
  2018:12:31:被検体No.127 成功
  2018:12:31:被検体No.128 成功」

※この記録はPLの人数に合わせて増減させてください。
探索者の人数=成功した記録なので、この場合、PLは三人です。

「2016:08:04:被検体No.15  失敗 培養体は通常の種よりも寿命が極めて短く、
長期に渡る運用は不可能と思われる」

★部屋に目星で筒の中に残された謎の肉塊を発見。0/1d3
この肉塊は被検体126番。身体組織の生成に失敗したため、肉塊となっているが意識はあるようだ。

真相を知った後にまたここへ来るとアイデアロール。
成功するとさらにもう一人の自分の可能性にさんちぇっく。1/1d3

部屋3 地質研究室

鍵はかかっていない。部屋の中にはいくつかの机があり、
その上にはPCと顕微鏡のようなものがある。

・PCを調べてもパスワードがかかっていて見ることができない。
何らかの方法でパスワードを解除するとこの部屋が
何年も前から使用されていないということがわかる。

部屋4 低温実験室

カードキーがないと入れない。中は低温で保たれており、とても寒い。
部屋内にはいくつかの冷凍庫のようなものがある。

・冷凍庫の中には人の死体が入っている。0/1d3
★アイデア-20でその人の死体の頭蓋が開いており、
脳が入っていないことに気が付く。0/1d3
★さらに冷凍庫を調べると、不自然に開いたスペースがあることを確認できる。

ここでクトゥルフ技能を振ってもよい。成功した場合、KPは探索者に似たような行動をするアイツの情報を伝えること

部屋5 脳操作実験室

既に扉が開いている。部屋の中には大きな機械とそれに付随するような(探索者の数)のベッド、
そしてその上に大きめのヘッドギアのようなものが置かれています。
その傍らには白衣を着た男が倒れている。

★白衣の男にアイデア、目星、探索宣言で男が何も持っていないことに気が付く。
★アイデアでヘッドギアが壊れていることに気が付く。
★目星でベッドの下からボールペンを入手。

ボールペン 25% 1d3+1 二回使用すると壊れる。投げても攻撃できない。

※白衣を着た男は意識がないだけで生きています。
確認する→目を覚まして襲い掛かってくる
確認しない→部屋を出る際に襲い掛かってくる。

【KP情報】
この部屋は探索者(真)達の開始地点となっている。
眠らされ、ヘッドギアを着けられ記憶を消されそうになっていた所で電力が落ちて目を覚ます。
彼らはなんとかヘッドギアを壊して外し、研究員を倒してカードキーを奪って逃げ出した。
その後の彼らは部屋7を参照。

部屋6 仮眠室

カードキーが必要。部屋にはいくつかの敷布団があり、壁に自分たちが入ってきたものとはまた別に扉があります。

・特に何もないです

部屋7 休憩室


「誰だ」

部屋に入ったその瞬間、あなたは喉に刃を突き立てられます。
その刃には明確な殺意がこもっており、
あなたのその喉をいともたやすく両断することができるでしょう。
突然の出来事に驚いたあなたは目玉を動かして部屋を見渡します。
そして、あなたは気づくでしょう。
この部屋には(探索者+1)人の人間がいる。
一人はあなたの喉に刃を向けている。
そして、ほかの(探索者の数)人はそんなあなたたちをおびえる様に見ています。
そして、あなたには彼らがおびえている理由が手にとるようにわかってしまいます。

何故なら、目の前にいる彼らは、
自分達と全く同じ顔をしていたのだから。1/1D6


部屋の中にはいくつかの休憩ようの小さな机と椅子、
そしてポッドとティーカップが置かれている。

・休憩できる
・探索者と話すことで情報の共有が可能。内容は下記のとおり。

「目が覚めると変な機械を頭につけられていたので
外したら真っ暗だったけどしばらくしたら直った」
「そしたらなんか研究員がいたんで倒してカードキーを武器を奪った」

 ※「脱出方法を探して探索してたらマトモそうな
女が生き残っていたので一緒に行動することにした」
「疲れたので安全そうな場所で休んでいた」

★心理学を使用しても嘘は言っていないことがわかる

この時点で探索者(真)はカードキーを(探索者の数-1)個
所持している。この時点で合計のカードキーはPLの人数と同じ数しかない事を伝える。

探索者と敵対する事もあり得るので、その辺りは頑張って処理してください。
この時点でMAP上に「NPC:探索者(真)」が追加されます。

※部屋8の会議室に先に来ていた場合除いてください

部屋8 会議室


※休憩室よりも先にこちらを訪れていた場合、郷原と遭遇できる。
鍵は開いている

あなたがこの部屋に入ると、「ひっ」と女の声が聞こえる。
その声を追ってあなたが部屋を見渡すと、
一人の白衣を着た女がうずくまっている。

・女に話しかけると後ずさりしながらも応じてくれる。

「目が覚めるとここにいた」
「研究員や人が襲ってくるので怖くて逃げてきた」
「逃げる方法もわからないのでうろうろしているうちに
ここまでたどり着いた」

会議室には大きな机があり、それを囲むように椅子。部屋の隅にはホワイトボードとドリンクサーバーが置かれている。

★心理学で嘘をついていることがわかる。
★彼女の外見などを調べた場合、白衣の下は裸という事がわかる。
★彼女に接近して頭を調べるなどすると頭に抜い傷を発見。
★会議室に目星で消火器を発見。
・机を調べることで研究員の日誌を入手

★日記に図書館でこの項目を発見

「被験者たちの死体を有効活用できないかと
いろいろと模索しているのだが、いかんせん首の裏に印刷した
被検体ナンバーが足枷になっていてこの研究所外での使用は
難しそうだ…バラバラにして豚の餌にでもできればいいが、
あの方はそんなもの食べない。仕方がないのでいくつかの
溶解前の死体は冷凍庫に保存しているが、それでいいのかなぁ…」

部屋9 プログラム室

カギは空いている。

この施設の管理が一括して行われているようだ。
調べるとパスワードで施錠されている。

★コンピュータ成功であと数刻でこの施設が
爆破されることになっていることに気が付く。0/1D2
爆破を阻止するにはコンピュータ-70で判定。

※これが発見された場合、1時間以内に脱出しないと探索者ロスト
※これについては発見されなかった場合があるので、その場合は任意のタイミングで
発動させてもいいかもしれません。そもそも発動させなくてもいいです。(部屋11があるため)

部屋10 電算室

特に変わったところはない。調べてみると、
誰かがブレーカーを落としたような跡がある。

★目星でなにかの甲殻を発見することができる。
よく見てみると、なにかの昆虫の羽の欠片のようなものがおちている。

★そしてここでアイデア-20に成功すると、
虫の羽が一か所に集まっていることに気が付く。
それに気が付いた探索者が羽の集まった箇所を調べると、
タイルの裏に隠し扉を発見できる。この扉は鍵で施錠されている。

鍵はミ=ゴが持っている。そしてこの扉は脳部屋につながっている。
開けると地下室へと続く階段を発見。降りると部屋11に繋がっている。

部屋11 脳缶室


【KP情報】
この部屋は開始時点ではMAPから隠しておくといいかもしれません。
いわゆる隠し部屋というやつです。

脳みその詰まった缶がいっぱいおいてあるよ!!!2/1d4+2
…具体的に描写すると大量に置かれた脳缶に
チューブがつながれており、それが部屋の奥にある
名状しがたい機械に繋がれている。その機械は轟音を発しながら、
異様な風景を彩っている。

★この機械を破壊すると施設の設備が暴走し始める。
有り余ったエネルギーが設備を暴走させ、最終的には施設は爆発します。

・機械を破壊した場合、30分ほどで施設は木っ端微塵になります。
KPはPLにそれとなくそのことを伝えてください。
例えば時間経過により、施設の温度が急激に上がっている…など。

この部屋に来た際、郷原が同行していると本性を現し、戦闘へ。


部屋12 警備室

普通の警備室だ。中には質素な机と引き出し棚と
ロッカーがある。その近くに大きめの金庫がある。
その正面には重そうな鉄の扉があり、傍らには
カードキーを通すための小さな機械が設置されている。
この扉は一枚のカードキーにつき一人しか出入りができないようになっている。

・机の上にはこの施設の見取り図が置かれている
これを発見した時点で全体MAPを開示にしてもいいです。

★引き出しに鍵開けで拳銃と警棒を入手。
・ロッカーの中には警備員の制服。1の装甲として利用可能。
★金庫に鍵開け成功で探索者の所持品を入手。

※鍵開け持ちがいない場合、或いは失敗した場合は
研究員からドロップさせたり目星で発見させてもいいと思います。

ED分岐

基本的に自分が脱出したか、もうひとりの自分が脱出したかで分岐。

ED.A


条件:もうひとりの自分を殺す、あるいは施設に残して脱出する。

元より、クローンは永くは生きることができない。
そのため、もうひとりの自分を差し置いて脱出をしたところで日常生活には戻れない。


「あなたは無事施設から脱出し、街へ戻ることができた。
ようやく取り戻した日常。あなたは平穏のありがたみを
感じながらも元の生活へ戻りつつあった。
しかし、そんな日常を過ごしているあなたは
しばらくしてある日、違和感を感じるだろう。
…最近物覚えが悪くなった気がする。視力が
落ちたような気もする。…様々な体の部位が痛み出し、
ところどころについた覚えのない痣が浮かび上がってきます。
そんな日々を過ごしていたある日、あなたは家で、
或いは町で、或いは学校で、職場で、各々自由に過ごして
いたかもしれない。そんなあなたは突然ボトリ、
という音であなたが何かを落としたことに気が付きます。
何を落としたのか、とあなたは足元を見ることになるでしょう。

それは、あなたの腕でした。
あなたは何が起こったのかわからず、自分の腕を見直します。
そこにはあったはずの腕がなく、溶け落ちるように、
あなたの腕があった場所から、あなたは粘土のように
崩れ落ちてゆきます。そして、視界が揺らぐと急速に
地面があなたの眼前に迫ります。そして、鈍く、
柔らかい感触を感じるとともにあなたは意識を手放すことになるでしょう。」

探索者ロスト。


 

ED.B

条件:もう一人の自分を脱出させる。

今シナリオにおける真エンド。

探索者は自分が本当は存在しない存在であることを知ってしまう、
或いはただ単にドジを踏んだかもしれない。
だがしかし、あなたは本当のあなたがどうなったかは知りません。


「あなたは脱出していく自分自身を見送ることになります。

きっと彼はこれまで通りの日常に戻り、
これからも平穏な日々を過ごすのでしょう。
しかし、自分はあの平穏でありふれた日々に
戻ることはもうできない。その事を理解すると、
どうしようもない絶望があなたを襲います。
しかし、これでよかったのだ。とも思います。
偽物の自分が脱出したところで、救いが
ないこともわかっています。これでよかった…
よかったんだ…と自分に言い聞かせながら、
あなたは暗くなっていく施設の中で立ち尽くすことに
なるでしょう。やがてあたりが闇に染まり、
何も見えなくなります。その中で、
あなたは自分の身体が崩れていくのを感じます。
そしてあなたは意識を手放すことになるでしょう。」

探索者生存。

探索者が全滅したりしたらコイントスとかで死亡させても良い。


ED.C

条件:二人とも生存

この辺はPLと話し合って調整。
その後、探索者とクローンがどうするかを話し合って決めた後、
クローンが死亡する描写を行う。
そんでSANチェック。

SANチェック:2/1D6+2

探索者生存

ED.D

条件:二人とも死亡

「死にました」

探索者ロスト

SANボーナス


ミ=ゴを討伐:2D4
施設を破壊:1D6
探索者が死亡:1D10
探索者(真)と敵対せずクリア:1D10

クリア後SANチェック


探索者(真)が探索者が死んだことを知った上で生存:-2/2D4
探索者(真)と行動してる際に自殺:-2/1D6+2

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