殻の中から君を嗤う
最終更新：
dogura_magura 2016年05月21日(土) 22:38:58履歴
【１．概要】 
・ＰＣ人数：１〜２人
・所要時間：１〜２時間くらい
・戦闘あり（回避可能）
・SAN値チェック回数：多い（慣れによる制限も多い）
・所要時間：１〜２時間くらい
・戦闘あり（回避可能）
・SAN値チェック回数：多い（慣れによる制限も多い）
【２．ＰＣ作成】
・推奨技能：《目星》《図書館》
・準推奨技能：《医学》《生物学》《人類学》《心理学》
※人物に対する《心理学》は通常通りＫＰによるシークレットダイスとするが、物に対する《心理学》（日記から心情を読み取る、等）はＰＣによるオープンダイスとする。
・準推奨技能：《医学》《生物学》《人類学》《心理学》
※人物に対する《心理学》は通常通りＫＰによるシークレットダイスとするが、物に対する《心理学》（日記から心情を読み取る、等）はＰＣによるオープンダイスとする。
【３．導入】
��
２０１５年２月５日。
ＰＣはスキー/スノボーを楽しむため、降雪地帯へ旅行に来ていた。
朝から絶好のスキー日和であり、ＰＣは１日中冬のスポーツを楽しんでいた。
が、夕方近くなってから急に天候が悪化。
運悪くリフトで頂上付近に登っていたＰＣは猛吹雪の中なんとか下山しようと移動するが、雪景色が続くばかり。
そんな時、ふと前方に小さな明かりを目にする。
藁にもすがる思いでそちらへ進むと、個人用と思わしき大きな別荘を発見する。
ＰＣが見た光とは、別荘の玄関に着いているランタン風の照明であった。
別荘自体には明かりが灯っていないが、吹雪が止むまでの少しの間場所を借りられればと思い、扉を開く。
鍵は開いており、扉はすんなり奥へ開いていく。
ＰＣはスキー/スノボーを楽しむため、降雪地帯へ旅行に来ていた。
朝から絶好のスキー日和であり、ＰＣは１日中冬のスポーツを楽しんでいた。
が、夕方近くなってから急に天候が悪化。
運悪くリフトで頂上付近に登っていたＰＣは猛吹雪の中なんとか下山しようと移動するが、雪景色が続くばかり。
そんな時、ふと前方に小さな明かりを目にする。
藁にもすがる思いでそちらへ進むと、個人用と思わしき大きな別荘を発見する。
ＰＣが見た光とは、別荘の玄関に着いているランタン風の照明であった。
別荘自体には明かりが灯っていないが、吹雪が止むまでの少しの間場所を借りられればと思い、扉を開く。
鍵は開いており、扉はすんなり奥へ開いていく。
��
中に入ると、ＰＣは入り口付近で倒れている少女を発見する。
・少女を揺するなり声を掛けるなるすると、目を覚ます。
少女に対して質問をしても、全ての問いに首を横に振るばかり。
「何もわからない。覚えてない。名前もお家も、ママとパパの名前もなんにもわかんない」
少女に対して、以下のことがわかる。
１．《心理学（シークレット）》に成功すると、「何もわからない恐怖に耐えようと必死に堪えていること」
２．《目星》に成功すると、「目尻に涙を溜めながら、強く服の裾を握り締めていること」
・少女を揺するなり声を掛けるなるすると、目を覚ます。
少女に対して質問をしても、全ての問いに首を横に振るばかり。
「何もわからない。覚えてない。名前もお家も、ママとパパの名前もなんにもわかんない」
少女に対して、以下のことがわかる。
１．《心理学（シークレット）》に成功すると、「何もわからない恐怖に耐えようと必死に堪えていること」
２．《目星》に成功すると、「目尻に涙を溜めながら、強く服の裾を握り締めていること」
��
少女と会話した後（少女を無視した場合や少女を起こしたきり放置した場合は、少女が起きてすぐ）に、突如背後で扉が閉まる音がする。
そして鍵が閉まる音が続き、また廊下に明かりが灯る。
「いらっしゃいませ」
脳内に響く不気味な声と現象に驚いて、ＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３）。
（※このＳＡＮ値チェックには閉じ込められたことに恐怖も含まれており、固定の１は重なった不可解な現象による確定減少）
そして鍵が閉まる音が続き、また廊下に明かりが灯る。
「いらっしゃいませ」
脳内に響く不気味な声と現象に驚いて、ＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３）。
（※このＳＡＮ値チェックには閉じ込められたことに恐怖も含まれており、固定の１は重なった不可解な現象による確定減少）
【４．探索開始】
��
別荘に閉じ込められてから、探索行動開始。
探索可能箇所は以下の通り。合計７つ。
１Ｆ：『応接室』『図書室』『ダイニングキッチン』
２Ｆ：『客室』『私室』『空き部屋(魔術部屋)』『テラス』
探索可能箇所は以下の通り。合計７つ。
１Ｆ：『応接室』『図書室』『ダイニングキッチン』
２Ｆ：『客室』『私室』『空き部屋(魔術部屋)』『テラス』
��
探索開始に伴い、少女を同行させるかを決めることが出来る。
少女の行動の詳細はＫＰに任せるが、基本的に少女はＰＣのいうことを聞く。
待っていろと言われれば泣きながらでもその場で待っていてくれるし、一緒に連れて行けば花のような笑顔を向けてくれる。
（※少女もＰＣ同様ＳＡＮ値チェックを行うが、減少量に関わらず一時的発狂・不定の狂気にならない）
少女の行動の詳細はＫＰに任せるが、基本的に少女はＰＣのいうことを聞く。
待っていろと言われれば泣きながらでもその場で待っていてくれるし、一緒に連れて行けば花のような笑顔を向けてくれる。
（※少女もＰＣ同様ＳＡＮ値チェックを行うが、減少量に関わらず一時的発狂・不定の狂気にならない）
��
また、別荘への閉じ込めが完了した時点で２体の敵エネミーが別荘内を徘徊するようになる。
ＰＣは部屋からの入退室の度に１Ｄ６を振り、偶数で敵と遭遇する。
（例：廊下へ出た（ロール→１→遭遇無し）、『図書室』に入った（ロール→２→ゾンビor殺人鬼のどちらかと遭遇）
遭遇が確定した後に再度１Ｄ６を振り、奇数なら『ゾンビ』、偶数なら『殺人鬼』に遭遇する。
ただし、必ずＰＣは先手を取ること出来、回避か戦闘かを選ぶことが出来る。
敵から逃げる条件は、どちらの敵も『敵の視界から外れる事』。
別の部屋に逃げ込む・廊下に出る等の行動で追撃を回避することが可能。
(※この敵エネミーをどこか特定の場所に閉じ込めることは不可能であり、ＰＣが敵を閉じ込めたとしても敵との遭遇ロールは永遠に続く）
（※この戦闘に関しては、難易度や雰囲気引き締めのために先手確定を無しにするのもありだと思います。卓の性質に合わせて調整してください）
どちらかの敵から逃げている際の入退室では遭遇ロールは無し。
ゾンビ・殺人鬼の両方に同時に遭遇することは無い。
また、一度逃げ切ったら次の遭遇ロールで偶数を出さない限り敵とは遭遇しない。
（例：『図書室』でゾンビに遭遇→『応接室』に逃げ込んで回避する→敵との遭遇リセット。再度遭遇ロールで偶数を出さない限り、ゾンビとはどの部屋・廊下でも遭遇しない。先程遭遇した『図書室』でも出会わない）
ＰＣは部屋からの入退室の度に１Ｄ６を振り、偶数で敵と遭遇する。
（例：廊下へ出た（ロール→１→遭遇無し）、『図書室』に入った（ロール→２→ゾンビor殺人鬼のどちらかと遭遇）
遭遇が確定した後に再度１Ｄ６を振り、奇数なら『ゾンビ』、偶数なら『殺人鬼』に遭遇する。
ただし、必ずＰＣは先手を取ること出来、回避か戦闘かを選ぶことが出来る。
敵から逃げる条件は、どちらの敵も『敵の視界から外れる事』。
別の部屋に逃げ込む・廊下に出る等の行動で追撃を回避することが可能。
(※この敵エネミーをどこか特定の場所に閉じ込めることは不可能であり、ＰＣが敵を閉じ込めたとしても敵との遭遇ロールは永遠に続く）
（※この戦闘に関しては、難易度や雰囲気引き締めのために先手確定を無しにするのもありだと思います。卓の性質に合わせて調整してください）
どちらかの敵から逃げている際の入退室では遭遇ロールは無し。
ゾンビ・殺人鬼の両方に同時に遭遇することは無い。
また、一度逃げ切ったら次の遭遇ロールで偶数を出さない限り敵とは遭遇しない。
（例：『図書室』でゾンビに遭遇→『応接室』に逃げ込んで回避する→敵との遭遇リセット。再度遭遇ロールで偶数を出さない限り、ゾンビとはどの部屋・廊下でも遭遇しない。先程遭遇した『図書室』でも出会わない）
【５．探索箇所（１Ｆ：詳細）】
�￣�接室
パッと見た限り（目星が不要な限りでは）、特に何もない。
・《目星》成功で、『救急セット（一回分。医学系技能の回復値に＋２の固定回復付与）』を入手。
また部屋の隅に古めかしい黒電話が置かれていることにも気付く（どれだけ調べても、普通の電話であることしかわからない）
・《目星》成功で、『救急セット（一回分。医学系技能の回復値に＋２の固定回復付与）』を入手。
また部屋の隅に古めかしい黒電話が置かれていることにも気付く（どれだけ調べても、普通の電話であることしかわからない）
�⊃渊饉�
パッと見た限り、本が詰まった背の高い棚が壁に並べられていることがわかる。
・《目星−２０》《図書館》のどちらかに成功で、医学書・生物学・心理学など人間の生態に関する本が多い。
（※ここでクリティカルが出た場合、隅の方に火災事故・放火犯罪の記事をスクラップした『リングノート』を見付けることが出来る）
・本の種類を特定した上で、
１．《医学》《生物学》《博物学》に成功で、持ち主は人体の変化・進化に強い関心があったことが推測出来る。
２．《心理学》に成功で、持ち主は心理学の中でも特に犯罪・殺人・誘拐に強い関心があったのではないかと推測出来る。
・《目星−２０》《図書館》のどちらかに成功で、医学書・生物学・心理学など人間の生態に関する本が多い。
（※ここでクリティカルが出た場合、隅の方に火災事故・放火犯罪の記事をスクラップした『リングノート』を見付けることが出来る）
・本の種類を特定した上で、
１．《医学》《生物学》《博物学》に成功で、持ち主は人体の変化・進化に強い関心があったことが推測出来る。
２．《心理学》に成功で、持ち主は心理学の中でも特に犯罪・殺人・誘拐に強い関心があったのではないかと推測出来る。
��ダイニングキッチン
パッと見た限り、綺麗に片付いた部屋だとわかる。
・キッチンに対して《目星》に成功で、ダイニングに調理器具や食材を発見する。
その上で以下のロールに成功で追加情報。
１．《幸運》に成功で、ＰＣが希望する武器を入手出来る（キッチンにある物限定。ナイフは８本。フォークは１０本まで所持可能。包丁は３本まで）。→ナイフ・フォークなど食器に言及したＰＣがいた場合、《目星》か《アイディア》でロールさせる。成功した場合、ナイフが２本足りないことに気付く。
２．《目星》《生物学》《人類学》《アイディアー２０》のどれかに成功で、ゴミの量から大人数での食事があったのではないかと推測出来る。またその生ゴミの腐敗具合から、そう日にちが経っていないこともわかる。
（※クリティカルが出た場合、ゴミの残量や食器棚の埃を被っていない食器の数から５人分の食事が作られていたのではないかとも推測出来る）
・ダイニングに対して《目星》に成功で、『２０１５年２月３日付の新聞』を発見する。
また《人類学》成功で、家具の配置から部屋の持ち主は几帳面な性格だとわかるが、一方でゴミ箱の中身は可燃・不可燃の分別が出来ていない。少なくともこのゴミ箱があった間に、２種類の人間がこの部屋を利用していたことがわかる。
（※《人類学》での成功時にクリティカルが出た場合、一人暮らしを前提にコーディネイトされた部屋にしてはゴミの量がかなり多いことがわかる）
・キッチンに対して《目星》に成功で、ダイニングに調理器具や食材を発見する。
その上で以下のロールに成功で追加情報。
１．《幸運》に成功で、ＰＣが希望する武器を入手出来る（キッチンにある物限定。ナイフは８本。フォークは１０本まで所持可能。包丁は３本まで）。→ナイフ・フォークなど食器に言及したＰＣがいた場合、《目星》か《アイディア》でロールさせる。成功した場合、ナイフが２本足りないことに気付く。
２．《目星》《生物学》《人類学》《アイディアー２０》のどれかに成功で、ゴミの量から大人数での食事があったのではないかと推測出来る。またその生ゴミの腐敗具合から、そう日にちが経っていないこともわかる。
（※クリティカルが出た場合、ゴミの残量や食器棚の埃を被っていない食器の数から５人分の食事が作られていたのではないかとも推測出来る）
・ダイニングに対して《目星》に成功で、『２０１５年２月３日付の新聞』を発見する。
また《人類学》成功で、家具の配置から部屋の持ち主は几帳面な性格だとわかるが、一方でゴミ箱の中身は可燃・不可燃の分別が出来ていない。少なくともこのゴミ箱があった間に、２種類の人間がこの部屋を利用していたことがわかる。
（※《人類学》での成功時にクリティカルが出た場合、一人暮らしを前提にコーディネイトされた部屋にしてはゴミの量がかなり多いことがわかる）
【６．探索箇所（２Ｆ：詳細）】
�ゝ匱�
パッと見た限り、普通の寝室にスキー用具が置かれている。
・部屋全体に対する
１．《目星》成功で、「４人分のスキー板や靴が置かれている。どれも近くのスキー場でレンタルされた物で見覚えがある」
２．《人類学》成功で、「ここにいた４人の男性のうち何人かはゴミの分別が苦手で、几帳面とは言い難い」
・また、《目星》成功時に、ベッドのシーツに使用された形跡があり、そこに小さな染みがあることに気付く。
追加で《医学》《生物学》《アイディア-２０》に成功することで、それが血痕であることに気付く。乾いてはいるが、比較的新しい物だと理解出来る。
（※《医学》《生物学》《アイディア（クリティカル）》で成功した場合、それが人間の血であると確信できる。ＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３））
・また《目星》成功時に、『財布』を発見する。
中には少々のお金と往復用の新幹線のチケットと切符、『写真』が入っている。
『写真』にはスキー場で笑顔の男性が４人肩を組んで映っており、裏面には「２０１５年２月２日。サークル仲間と旅行。１日目」と書かれている。
・部屋全体に対する
１．《目星》成功で、「４人分のスキー板や靴が置かれている。どれも近くのスキー場でレンタルされた物で見覚えがある」
２．《人類学》成功で、「ここにいた４人の男性のうち何人かはゴミの分別が苦手で、几帳面とは言い難い」
・また、《目星》成功時に、ベッドのシーツに使用された形跡があり、そこに小さな染みがあることに気付く。
追加で《医学》《生物学》《アイディア-２０》に成功することで、それが血痕であることに気付く。乾いてはいるが、比較的新しい物だと理解出来る。
（※《医学》《生物学》《アイディア（クリティカル）》で成功した場合、それが人間の血であると確信できる。ＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３））
・また《目星》成功時に、『財布』を発見する。
中には少々のお金と往復用の新幹線のチケットと切符、『写真』が入っている。
『写真』にはスキー場で笑顔の男性が４人肩を組んで映っており、裏面には「２０１５年２月２日。サークル仲間と旅行。１日目」と書かれている。
�∋篌�
パッと見た限り、机と棚が並んだ書斎のような雰囲気の部屋。
・《目星》成功で、『日記』を発見する。
机に置いてある『最新の日記』、棚に置かれている『以前の日記』の２種類。
日記を読むこと自体には特に技能を必要としない。
・『最新の日記』の内容は以下の通り
「２０１４年１２月２５日 準備は終わった。後は贄だけだ。
２０１５年１月２０日 上手く人を誘うのは難しい。本だけではだめだ。
２０１５年２月３日 吹雪が俺に味方した。直ぐに儀式を始めよう。やっと彼に会える。あの美しい炎に」
狂気的な内容にＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３）。
・『最新の日記』に対して《心理学》に成功すると、「筆跡や言葉選びから、最近ヒステリックな言動や誇大妄想が酷かったのではないか？」と思い至る。
その上で『以前の日記』でも《心理学》に成功すると、以下のことがわかる。
「同一人物ではあるが、二年前から人格に少々ぶれがあるように思える」
「２か月前から落ち着きを取り戻したように見えるが、筆跡の乱れから以前よりも狂気が増しているように思える」。
・その上で部屋か『日記』に《人類学》に成功すると、以下のことがわかる。
「部屋の中は綺麗に整頓されているが、家具に統一感を感じない。全体的に統一されてはいるが、似合わない家具や小物がある」
「また、比較的新しい家具には所々傷がついている。反対に部屋に合わない家具や小物は埃まで綺麗に払われて、とても丁寧に飾られている」
・『日記』に対し《図書館》に成功すると、二年前と二か月前のことについて内容を知ることが出来る。
２年前「全てが炎の中に。熱い熱い、火の塊に。怖い」、２か月前「会いたい。家族に会いたい。僕もあの塊へ」と書かれている。
・その上で《知識》《アイディア》に成功すると、２年前に関西地方でバス事故があった事を思い出す。
その事故は横転したバスが炎上し全焼。付近の山々も火災被害を被る大惨事であったが、たった一人奇跡的に生き残りがいたことが報道されていた。
プライバシーのため実名などは控えられていたが、運良く片足の火傷で済んだとの事。
（※図書室でクリティカルを出して『リングノート』を入手している場合、『リングノート』のスクラップの内一番最初のページにある記事がこの２年前のバス事故であり、その他の記事も２年前のバス事故と少なからず似た内容の物が多いことがわかる）
・もしＰＣが『日記の持ち主（＝別荘の主人）』の名前を知りたがった場合は、『日記』を見付けた際に『嵐・晴久（あらし・はるひさ）』という名前を知ることが出来る。
・《目星》成功で、『日記』を発見する。
机に置いてある『最新の日記』、棚に置かれている『以前の日記』の２種類。
日記を読むこと自体には特に技能を必要としない。
・『最新の日記』の内容は以下の通り
「２０１４年１２月２５日 準備は終わった。後は贄だけだ。
２０１５年１月２０日 上手く人を誘うのは難しい。本だけではだめだ。
２０１５年２月３日 吹雪が俺に味方した。直ぐに儀式を始めよう。やっと彼に会える。あの美しい炎に」
狂気的な内容にＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３）。
・『最新の日記』に対して《心理学》に成功すると、「筆跡や言葉選びから、最近ヒステリックな言動や誇大妄想が酷かったのではないか？」と思い至る。
その上で『以前の日記』でも《心理学》に成功すると、以下のことがわかる。
「同一人物ではあるが、二年前から人格に少々ぶれがあるように思える」
「２か月前から落ち着きを取り戻したように見えるが、筆跡の乱れから以前よりも狂気が増しているように思える」。
・その上で部屋か『日記』に《人類学》に成功すると、以下のことがわかる。
「部屋の中は綺麗に整頓されているが、家具に統一感を感じない。全体的に統一されてはいるが、似合わない家具や小物がある」
「また、比較的新しい家具には所々傷がついている。反対に部屋に合わない家具や小物は埃まで綺麗に払われて、とても丁寧に飾られている」
・『日記』に対し《図書館》に成功すると、二年前と二か月前のことについて内容を知ることが出来る。
２年前「全てが炎の中に。熱い熱い、火の塊に。怖い」、２か月前「会いたい。家族に会いたい。僕もあの塊へ」と書かれている。
・その上で《知識》《アイディア》に成功すると、２年前に関西地方でバス事故があった事を思い出す。
その事故は横転したバスが炎上し全焼。付近の山々も火災被害を被る大惨事であったが、たった一人奇跡的に生き残りがいたことが報道されていた。
プライバシーのため実名などは控えられていたが、運良く片足の火傷で済んだとの事。
（※図書室でクリティカルを出して『リングノート』を入手している場合、『リングノート』のスクラップの内一番最初のページにある記事がこの２年前のバス事故であり、その他の記事も２年前のバス事故と少なからず似た内容の物が多いことがわかる）
・もしＰＣが『日記の持ち主（＝別荘の主人）』の名前を知りたがった場合は、『日記』を見付けた際に『嵐・晴久（あらし・はるひさ）』という名前を知ることが出来る。
��テラス
パッと見た限り、何もない。
・唯一外へ続く扉が空いている部屋。トラップ部屋
・《目星》成功で、隅っこに『鍵（空き部屋の鍵）』を拾うことが出来る。
・もし飛び降りるなどして逃亡を図ろうとするＰＣがいる場合、少女から「ちゃんとしたところから出ないとだめ、だと思う。ここはダメだと思う」と警告が入る。
再三の警告を無視した場合、《登攀》《幸運》等のロールにどれだけ成功しようと（クリティカル出しても）必ず『不慮の事故』で死亡する。
・また、少女は《説得》《言いくるめ》でどれだけ成功しようと（クリティカル出しても）テラスからの逃亡を拒否する。
もし無理矢理連れ出そうとした場合、少女がテラスから外に出た瞬間その姿が変貌。
神格『ニャルラトホテプ』を目撃してＳＡＮ値チェック（１Ｄ２０/１Ｄ１００）。
彼に串刺しにされて死亡する。
・唯一外へ続く扉が空いている部屋。トラップ部屋
・《目星》成功で、隅っこに『鍵（空き部屋の鍵）』を拾うことが出来る。
・もし飛び降りるなどして逃亡を図ろうとするＰＣがいる場合、少女から「ちゃんとしたところから出ないとだめ、だと思う。ここはダメだと思う」と警告が入る。
再三の警告を無視した場合、《登攀》《幸運》等のロールにどれだけ成功しようと（クリティカル出しても）必ず『不慮の事故』で死亡する。
・また、少女は《説得》《言いくるめ》でどれだけ成功しようと（クリティカル出しても）テラスからの逃亡を拒否する。
もし無理矢理連れ出そうとした場合、少女がテラスから外に出た瞬間その姿が変貌。
神格『ニャルラトホテプ』を目撃してＳＡＮ値チェック（１Ｄ２０/１Ｄ１００）。
彼に串刺しにされて死亡する。
�ざ�き部屋
鍵がなければ開かない。扉には焼け焦げた跡があるが、どれだけ強く押しても開かない。《鍵開け》でも不可。物理的に不可能。
・『鍵（空き部屋の鍵）』を入手している場合は、『鍵（空き部屋の鍵）』を使う宣言があれば自由に出入りが可能になる。
・中に入ると、偽神格（クトゥグアに扮したショゴス）と対面。ＳＡＮ値チェック（１Ｄ３/１Ｄ１０）。問答無用で戦闘に入る。
（※確定で先手を取れないだけで、ＤＥＸ順でショゴスに勝てば先に行動出来る）
（※偽神格であることは伝えず、あくまで外見は完璧に『クトゥグア』である。
《クトクルフ神話技能》に成功してもクトゥグアであることを知るだけで、ＳＡＮ値チェックが（１Ｄ１０/１Ｄ２０）に増加するだけ。
ただし《クトクルフ神話技能》にクリティカル成功した場合は、目の前の異形が神格『クトゥグア』ではなくショゴスであることを理解し、ＳＡＮ値チェックを（１/１Ｄ６）まで減少させる。
・少女は恐怖のためその場から動けず、戦闘不能。（※自主的に動けないだけで、ＰＣが指示を出せばすぐに動けるようになる）
・部屋の中に《目星》成功で『クトゥグア召喚のための魔術書』を発見出来るが、半分以上が焼けてしまっていて読めない。
・また《目星》の成功を問わず、部屋の中を見たＰＣは魔法陣の周囲で全身のありとあらゆる穴から血を流して倒れている男性３人の姿を見付ける。
地面に溜まった血の量や肉の潰れ方から死んでいることは明白であった。SAN値チェック（１Ｄ３/１Ｄ５）。
死体付近に向かって《目星》に成功すると、四角形の魔法陣の形に対して３体の並び方は少しおかしく（四隅に配置されている）、もう１体分の空きスペースがあることに気付く。
・この偽神格（ショゴス）を目撃した後に部屋を出ると、撃破の有無・少女の生死に関わらず電話の鳴る音が聞こえる。
（もしＰＣがスマホ等を所持していない場合は、応接室から黒電話の音が聞こえる）
電話はＰＣが出るまで鳴り続ける。
・ＰＣが電話に出た場合、その向こう側から老人の声が聞こえる。
「目に見える物だけが全てではない」
「君は一人かもしれない。敵とは、味方とは、一体何なのだろうか」
「私は君の敵だろうか。味方だろうか」
「それを決めるのは君自身」
「生きなさい」
一方的な言葉の後、電話は急に切れてしまう。
・ＰＣのスマホで通話していた場合、ここが圏外であったことに気付く。
黒電話で通話していた場合は、配線が切れていたことに気付く。
電話の後に上記の理由でＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３）。
・この電話の後、ＰＣのポケット（ＰＣが複数いる場合は実際に通話をしていたＰＣのポケット）から『戦車（ﾁｬﾘｵｯﾄ）のモチーフが付いた鍵』が見付かる。
身に覚えのない物が突然出現したことによるＳＡＮ値チェック（０/１）。
・『鍵（空き部屋の鍵）』を入手している場合は、『鍵（空き部屋の鍵）』を使う宣言があれば自由に出入りが可能になる。
・中に入ると、偽神格（クトゥグアに扮したショゴス）と対面。ＳＡＮ値チェック（１Ｄ３/１Ｄ１０）。問答無用で戦闘に入る。
（※確定で先手を取れないだけで、ＤＥＸ順でショゴスに勝てば先に行動出来る）
（※偽神格であることは伝えず、あくまで外見は完璧に『クトゥグア』である。
《クトクルフ神話技能》に成功してもクトゥグアであることを知るだけで、ＳＡＮ値チェックが（１Ｄ１０/１Ｄ２０）に増加するだけ。
ただし《クトクルフ神話技能》にクリティカル成功した場合は、目の前の異形が神格『クトゥグア』ではなくショゴスであることを理解し、ＳＡＮ値チェックを（１/１Ｄ６）まで減少させる。
・少女は恐怖のためその場から動けず、戦闘不能。（※自主的に動けないだけで、ＰＣが指示を出せばすぐに動けるようになる）
・部屋の中に《目星》成功で『クトゥグア召喚のための魔術書』を発見出来るが、半分以上が焼けてしまっていて読めない。
・また《目星》の成功を問わず、部屋の中を見たＰＣは魔法陣の周囲で全身のありとあらゆる穴から血を流して倒れている男性３人の姿を見付ける。
地面に溜まった血の量や肉の潰れ方から死んでいることは明白であった。SAN値チェック（１Ｄ３/１Ｄ５）。
死体付近に向かって《目星》に成功すると、四角形の魔法陣の形に対して３体の並び方は少しおかしく（四隅に配置されている）、もう１体分の空きスペースがあることに気付く。
・この偽神格（ショゴス）を目撃した後に部屋を出ると、撃破の有無・少女の生死に関わらず電話の鳴る音が聞こえる。
（もしＰＣがスマホ等を所持していない場合は、応接室から黒電話の音が聞こえる）
電話はＰＣが出るまで鳴り続ける。
・ＰＣが電話に出た場合、その向こう側から老人の声が聞こえる。
「目に見える物だけが全てではない」
「君は一人かもしれない。敵とは、味方とは、一体何なのだろうか」
「私は君の敵だろうか。味方だろうか」
「それを決めるのは君自身」
「生きなさい」
一方的な言葉の後、電話は急に切れてしまう。
・ＰＣのスマホで通話していた場合、ここが圏外であったことに気付く。
黒電話で通話していた場合は、配線が切れていたことに気付く。
電話の後に上記の理由でＳＡＮ値チェック（１/１Ｄ３）。
・この電話の後、ＰＣのポケット（ＰＣが複数いる場合は実際に通話をしていたＰＣのポケット）から『戦車（ﾁｬﾘｵｯﾄ）のモチーフが付いた鍵』が見付かる。
身に覚えのない物が突然出現したことによるＳＡＮ値チェック（０/１）。
【７．別荘からの脱出方法】
・脱出方法は３つ。
��
徘徊する『ゾンビ』を倒し、その死体に《目星》を成功させて入手した『鍵（マスターキー）』を使用すること。
��
ショゴス撃破により、ニャルラトホテプが事前に掛けていた術を解除すること。
��
電話の主（ノーデンス）からもらった『鍵（魔法鍵）』を使用すること。
・ニャルラトホテプは『無力な自分を満喫して遊びたいだけ』なので、どの逃げ方をＰＣが選んでも容認する。
仮に少女が死亡してしまっても、それもまた一興だと自分を嘲笑うだけ。
・ただし��はニャルラトホテプとしてはチート道具で遊びを邪魔されていることになるため、ＰＣを引き止める。
「そんな怖い物じゃダメだと思う。ちゃんとした鍵で開けないと、ダメだと思う」
・ニャルラトホテプは『無力な自分を満喫して遊びたいだけ』なので、どの逃げ方をＰＣが選んでも容認する。
仮に少女が死亡してしまっても、それもまた一興だと自分を嘲笑うだけ。
・ただし��はニャルラトホテプとしてはチート道具で遊びを邪魔されていることになるため、ＰＣを引き止める。
「そんな怖い物じゃダメだと思う。ちゃんとした鍵で開けないと、ダメだと思う」
【８．別荘脱出後（エンディング）】
・何らかの手段で別荘からＰＣが脱出に成功した場合、エンディングに突入する。
��
ベストＥＮＤ（ノーデンスの電話受けた+生還+少女生存且つ共に脱出+�，��△涼�出方法で逃げた）
もし少女を連れて逃げた場合、少女は急に足を止める（別荘を出た段階で少女に『ニャルラトホテプとしての記憶・能力』が全て戻る）
「楽しかったよ。たまにはこのような嗜好も悪くない」と高らか笑う少女は「褒美だ。受け取れ」と一度大きく拍手した。
その音を耳が認識した瞬間、ＰＣの意識は暗転する。
・ＰＣが目を覚ますと、宿泊している旅館/ホテルの自分の部屋で布団に横になっていた。
従業員の話によれば、ＰＣは遭難する事無く普通にホテルへ戻って露天風呂を楽しみ、そのまま寝てしまったとのことだ。
どのニュースサイトやテレビ番組を見ても、ＰＣを襲った突然の悪天候の事についての情報を得られない。
スキー/スノボー最終日に部屋で荷物を整理していると、中から『雪の結晶』を発見する。
（※『雪の結晶』は生還報酬だが、ＰＣがそのブローチをどうするか確認してからエンディングを終了し、ＡＦの詳細を伝えること）
また、チェックアウトの手続きの際にすれ違った白髪の灰色の髭の老人から「おかえりなさい」と声を掛けられる。
ＰＣがすぐにその姿を追おうとしても、その老人の姿はあっという間に人の合間に消えて見えなくなってしまった。
ふとポケットに手を伸ばすと、あの時使わなかった『戦車の鍵』のモチーフとよく似た形をした『戦車のブローチ』が入っている。
もし少女を連れて逃げた場合、少女は急に足を止める（別荘を出た段階で少女に『ニャルラトホテプとしての記憶・能力』が全て戻る）
「楽しかったよ。たまにはこのような嗜好も悪くない」と高らか笑う少女は「褒美だ。受け取れ」と一度大きく拍手した。
その音を耳が認識した瞬間、ＰＣの意識は暗転する。
・ＰＣが目を覚ますと、宿泊している旅館/ホテルの自分の部屋で布団に横になっていた。
従業員の話によれば、ＰＣは遭難する事無く普通にホテルへ戻って露天風呂を楽しみ、そのまま寝てしまったとのことだ。
どのニュースサイトやテレビ番組を見ても、ＰＣを襲った突然の悪天候の事についての情報を得られない。
スキー/スノボー最終日に部屋で荷物を整理していると、中から『雪の結晶』を発見する。
（※『雪の結晶』は生還報酬だが、ＰＣがそのブローチをどうするか確認してからエンディングを終了し、ＡＦの詳細を伝えること）
また、チェックアウトの手続きの際にすれ違った白髪の灰色の髭の老人から「おかえりなさい」と声を掛けられる。
ＰＣがすぐにその姿を追おうとしても、その老人の姿はあっという間に人の合間に消えて見えなくなってしまった。
ふとポケットに手を伸ばすと、あの時使わなかった『戦車の鍵』のモチーフとよく似た形をした『戦車のブローチ』が入っている。
��
ノーマルＥＮＤ壱（ノーデンスの電話受けた+生還+少女生存且つ共に脱出+��の脱出方法で逃げた）
・基本的なエンディングの流れはベストＥＮＤと同じだが、『雪の結晶』が入手できない。
・基本的なエンディングの流れはベストＥＮＤと同じだが、『雪の結晶』が入手できない。
��
ノーマルＥＮＤ弐（ノーデンスの電話を受けて且つ生還+少女死亡もしくは置き去り）
・基本的なエンディングの流れはベストＥＮＤと同じだが、『雪の結晶』『戦車のブローチ』が入手不可。
また『ノーデンス関連のイベント』無し。
・基本的なエンディングの流れはベストＥＮＤと同じだが、『雪の結晶』『戦車のブローチ』が入手不可。
また『ノーデンス関連のイベント』無し。
��
ニャルラトホテプＥＮＤ（ノーデンスからの電話を取らずに逃げた場合。少女の生死は問わず）
・基本的なエンディングの流れはベストＥＮＤと同じだが、『戦車のブローチ』『ノーデンス関連のイベント』無し。
・ただしニャルラトホテプ希望の脱出方法で逃げているため、ニャルラトホテプから『またたびストラップ』を贈ってもらえる。
（もらい方は『雪の結晶』と同じく、荷物に紛れていた方式）
・基本的なエンディングの流れはベストＥＮＤと同じだが、『戦車のブローチ』『ノーデンス関連のイベント』無し。
・ただしニャルラトホテプ希望の脱出方法で逃げているため、ニャルラトホテプから『またたびストラップ』を贈ってもらえる。
（もらい方は『雪の結晶』と同じく、荷物に紛れていた方式）
【９．アーティファクト詳細】
『雪の結晶』
ニャルラトホテプからの褒美� �ずっと持っていても解けない不思議な、本物のように冷たい雪の結晶。親指の爪くらいの小さなもの。イヤリングでもストラップでも自由に改造可能。
効果：任意発動。神話生物による火炎系の攻撃を一度だけ確実に無効化する。
効果：任意発動。神話生物による火炎系の攻撃を一度だけ確実に無効化する。
『戦車のブローチ』
ノーデンスからの褒美。高級そうなブローチ。
効果：任意発動。ＳＡＮ値を５減少させること（＝一時発狂すること）を代償に、その戦闘中のＰＣ能力を大幅に上昇させる（具体的には、任意のステータスに+３。一時的に人間を止めることも可能）。また一時的発狂内容は『殺人癖』に限定されるが、味方は絶対に殺さない（目の前の敵に向かって猪突猛進するイメージ）。
効果：任意発動。ＳＡＮ値を５減少させること（＝一時発狂すること）を代償に、その戦闘中のＰＣ能力を大幅に上昇させる（具体的には、任意のステータスに+３。一時的に人間を止めることも可能）。また一時的発狂内容は『殺人癖』に限定されるが、味方は絶対に殺さない（目の前の敵に向かって猪突猛進するイメージ）。
『またたびストラップ』
ニャルラトホテプからの褒美�◆�ＰＣを褒めると同時に新たな事件へ巻き込むため、猫を誘う香りを永遠に漂わせるまたたびの形をしたストラップを与えた。
効果：自動発動。猫や猫に連なる者達からの好感度を必ずプラスにする。猫を引き寄せる能力を持つ。また、ストラップ破壊と引き換えにバステトの攻撃を一度だけ無効にする。
効果：自動発動。猫や猫に連なる者達からの好感度を必ずプラスにする。猫を引き寄せる能力を持つ。また、ストラップ破壊と引き換えにバステトの攻撃を一度だけ無効にする。
【１０．ＮＰＣ・敵のステータス詳細】
�‐�女のステータス
ＳＴＲ：１１ ＣＯＮ：１４ ＰＯＷ：１２
ＤＥＸ：１５ ＡＰＰ：１８
ＳＩＺ：９ ＩＮＴ１３ ＥＤＵ：１９
ＳＡＮ：６０ 幸運：６０ アイディア：６５
知識：９５ 耐久力：１２（１１．５を切り上げ） ＭＰ：１２
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
回避：６０％
少女には好きな技能を振って構わないが、記憶喪失であるため知識や経験を必要とする技能が使用できない。
《回避》や《幸運》などはＯＫだが、《知識》や《目星》は不可。
また、ＰＣの性別に合わせて少年に変更は可能。ＳＩＺ９の説明が付けられるなら、少年・少女に限定しない。
ＤＥＸ：１５ ＡＰＰ：１８
ＳＩＺ：９ ＩＮＴ１３ ＥＤＵ：１９
ＳＡＮ：６０ 幸運：６０ アイディア：６５
知識：９５ 耐久力：１２（１１．５を切り上げ） ＭＰ：１２
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
回避：６０％
少女には好きな技能を振って構わないが、記憶喪失であるため知識や経験を必要とする技能が使用できない。
《回避》や《幸運》などはＯＫだが、《知識》や《目星》は不可。
また、ＰＣの性別に合わせて少年に変更は可能。ＳＩＺ９の説明が付けられるなら、少年・少女に限定しない。
�▲哨鵐咫淵襯襯�p232）、殺人鬼（シナリオごとに各ＫＰが通常探索者作成ルールで作成）に準拠する。
ただし、殺人鬼のステータスには空腹補正が掛かっているため、全ての技能に-２０の補正が掛かる。
ゾンビはＤＥＸの値に関わらず、必ず全体のうち行動が最後になる。これは生前負った左足の火傷が原因。背後から食器用ナイフで心臓を一突きにされ、今も刺さったままになっている。
ゾンビは死亡するまで、殺人鬼は残りのＨＰが２に減少するまで動き続ける。
・ゾンビに対する特攻は『火』。
ゾンビこと別荘の持ち主はクトゥグアを召喚しようとしているが、心の奥ではバス事故で家族を飲み込んだ炎を酷く恐れている。
炎をゾンビに向けた場合、全ての行動に-２０の補正が掛かる。
ゾンビに対して《目星》に成功すると、胸に不自然な膨らみを発見出来る。
ゾンビ撃破後にその膨らみを調べる（もしくは再度《目星》に成功する）と、『鍵（マスターキー）』『指輪のネックレス』を入手出来る。
『鍵（マスターキー）』は屋敷からの脱出アイテム。
『指輪のネックレス』はチェーンに結婚指輪が通された簡単な物。指輪のうち片方は酷く焼けているが、別荘の主人の名前を知っているＰＣは焼けていない方の指輪の裏側に刻まれた名前の片方が『嵐・晴久』のイニシャルであることがわかる。
ゾンビはＤＥＸの値に関わらず、必ず全体のうち行動が最後になる。これは生前負った左足の火傷が原因。背後から食器用ナイフで心臓を一突きにされ、今も刺さったままになっている。
ゾンビは死亡するまで、殺人鬼は残りのＨＰが２に減少するまで動き続ける。
・ゾンビに対する特攻は『火』。
ゾンビこと別荘の持ち主はクトゥグアを召喚しようとしているが、心の奥ではバス事故で家族を飲み込んだ炎を酷く恐れている。
炎をゾンビに向けた場合、全ての行動に-２０の補正が掛かる。
ゾンビに対して《目星》に成功すると、胸に不自然な膨らみを発見出来る。
ゾンビ撃破後にその膨らみを調べる（もしくは再度《目星》に成功する）と、『鍵（マスターキー）』『指輪のネックレス』を入手出来る。
『鍵（マスターキー）』は屋敷からの脱出アイテム。
『指輪のネックレス』はチェーンに結婚指輪が通された簡単な物。指輪のうち片方は酷く焼けているが、別荘の主人の名前を知っているＰＣは焼けていない方の指輪の裏側に刻まれた名前の片方が『嵐・晴久』のイニシャルであることがわかる。
ゾンビ
ＳＴＲ：１８ ＣＯＮ：１１ ＰＯＷ：１
ＤＥＸ：７ ＡＰＰ：−
ＳＩＺ：１３ ＩＮＴ１３ ＥＤＵ：１９
耐久力：１２ ＭＰ：１
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
噛み付き：３０％ １d３
大きな棍棒：２５％ １d８＋１＋１d４
SANc:１d８
・殺人鬼に対する特攻は『写真』。殺人鬼の正体は、大学生４人のうち『写真』の持ち主。
殺人鬼は非常に仲間思いであり、それ故に仲間が死亡したこと・守れなかった事・自分だけが生き残った事に強い罪悪感がある。
目の前で友人が殺されたことに対するショックだけでなく自分を攻めたことに寄る追加ダメージが大きかった。
彼に仲間との思い出を連想させる品を突き付けることで、全ての行動に対して-２０の補正が掛かる。
既にＳＡＮ値０だが、もしも《説得》《精神分析》でクリティカルを出した場合、特例として０から５までＳＡＮ値が奇跡的に回復する。
仲間との思い出が彼を狂気の淵から呼び戻した感じ。
ただしＳＡＮ値一桁台なのでほぼ行動不能。
《説得》《精神分析》をしたＰＣの言うことは辛うじて聞いてくれるが、一緒に探索などは不可能。
仮に一緒に逃げ出せたとしても精神病院送り。エンディング自体は変化しないが、ＳＡＮ値回復報酬に追加あり。
ＤＥＸ：７ ＡＰＰ：−
ＳＩＺ：１３ ＩＮＴ１３ ＥＤＵ：１９
耐久力：１２ ＭＰ：１
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
噛み付き：３０％ １d３
大きな棍棒：２５％ １d８＋１＋１d４
SANc:１d８
・殺人鬼に対する特攻は『写真』。殺人鬼の正体は、大学生４人のうち『写真』の持ち主。
殺人鬼は非常に仲間思いであり、それ故に仲間が死亡したこと・守れなかった事・自分だけが生き残った事に強い罪悪感がある。
目の前で友人が殺されたことに対するショックだけでなく自分を攻めたことに寄る追加ダメージが大きかった。
彼に仲間との思い出を連想させる品を突き付けることで、全ての行動に対して-２０の補正が掛かる。
既にＳＡＮ値０だが、もしも《説得》《精神分析》でクリティカルを出した場合、特例として０から５までＳＡＮ値が奇跡的に回復する。
仲間との思い出が彼を狂気の淵から呼び戻した感じ。
ただしＳＡＮ値一桁台なのでほぼ行動不能。
《説得》《精神分析》をしたＰＣの言うことは辛うじて聞いてくれるが、一緒に探索などは不可能。
仮に一緒に逃げ出せたとしても精神病院送り。エンディング自体は変化しないが、ＳＡＮ値回復報酬に追加あり。
殺人鬼
ＳＴＲ：８ ＣＯＮ：１２ ＰＯＷ：１５
ＤＥＸ：１６ ＡＰＰ：１０
ＳＩＺ：１５ ＩＮＴ１５ ＥＤＵ：１５
耐久力：１４ ＭＰ：１５
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナイフ：７０％ １d４
ＤＥＸ：１６ ＡＰＰ：１０
ＳＩＺ：１５ ＩＮＴ１５ ＥＤＵ：１５
耐久力：１４ ＭＰ：１５
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナイフ：７０％ １d４
�５郷棲福淵轡腑乾后砲魯襯襯�p181に準拠。
・偽神格（ショゴス）は少女のみを狙う。（ＰＣのことは少女死亡後に狙う）
ステータスはあくまでショゴス基準。（戦闘難易度調整のため、一部をクトゥグア仕様にするのも有り）。
ステータスはあくまでショゴス基準。（戦闘難易度調整のため、一部をクトゥグア仕様にするのも有り）。
偽神格
ＳＴＲ：６３ ＣＯＮ：４２ ＰＯＷ：１０
ＤＥＸ：３ ＡＰＰ：-
ＳＩＺ：８４ ＩＮＴ７ ＥＤＵ：-
耐久力：６３ ＭＰ：１０
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
押しつぶし：７０％ ８d６
ＤＥＸ：３ ＡＰＰ：-
ＳＩＺ：８４ ＩＮＴ７ ＥＤＵ：-
耐久力：６３ ＭＰ：１０
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
押しつぶし：７０％ ８d６
【１１．報酬（ＳＡＮ値回復）】
・生還した：１Ｄ５
・少女と共に脱出した：１Ｄ５
・偽神格（ショゴス）を撃破した：１Ｄ５
・殺人鬼を正気に戻して一緒に脱出した：１Ｄ５
・少女と共に脱出した：１Ｄ５
・偽神格（ショゴス）を撃破した：１Ｄ５
・殺人鬼を正気に戻して一緒に脱出した：１Ｄ５
【１２．黒幕など背景事情】
※この情報は、生還したＰＣが後々報道やネットのオカルト話で拾った情報（ニャルラトホテプ関連は異なる）という形でエンディング後に開示する。
ＰＬが後日談やネタばらしを希望しない場合は伏せる事。
・場を整えた、という意味ではニャルラトホテプが黒幕だが、事の発端は別荘の主人がクトゥグアを呼び出そうとしたこと。
・別荘の主人は２年前のバス事故で家族を亡くし、自身も怪我を負った。
それから火を酷く恐れるようになったが、家族のことをいつまでも忘れられず、愛する者達との再会を望むようになる。
そこで、彼は「もう一度同じ目に遭えば、家族と同じところへ逝ける」と考え、クトゥグアの召喚を目論むようになった。
此度の儀式のため生贄を探しており、苦難の末に近くにやってきていた大学生４人を捕獲。
遭難した彼らを温かく出迎えて、その日の夜に魔術で拘束して全員を生贄に捧げてクトゥグアを召喚しようとした。
が、魔術書その物が偽物であり、また生贄の一人が逃げ出してしまったため失敗。
その様子を見ていたニャルラトホテプが面白半分で、『クトゥグアの姿をしたショゴス』をいかにも召喚が成功したように見せかけながら男へ与えた。
しかし、召喚直後に逃げ出した生贄によって殺害される。
何故ゾンビ化したかといえば、最後までクトゥグアの炎に呑まれることを渇望したその滑稽な姿をニャルラトホテプが気に入ったため。
ニャルラトホテプが遊ぶ上での演出の一つとして現世に留められ、『炎に飲み込まれる』ためにクトゥグアを探して屋敷を徘徊している。
ＰＣ達に襲い掛かってくるのは、自分を邪魔する存在を排除するため。
・大学生４人組（うち３人は生贄にされて死亡。残る１人は偽神格の目撃や友人を目の前で失ったことでＳＡＮ値直葬）は早々にテストを終え、春休みを利用して旅行に来ていた。
旅行の発案者は、後にに殺人鬼化する『写真』の持ち主。サークル仲間とバイトに精を出し、この旅行を心から楽しみにしていた。
彼だけが生贄から逃れることが出来たのは、祖母の形見のペンダントが偶然魔除けの力を宿していたため。
もし普通に縄で拘束されていたら意味がなかったが、別荘の主人が魔術で４人を拘束しようとしたため逃れることが出来た。
しかし、３人を助けようとナイフを持って戻ってきた彼を待っていたのは仲間の無残な死体と赤く燃える異形の存在。
自分の提案がなければ仲間は死ななかった。罪悪感は瞬く間に彼の心を押し潰した。
自分達をこんな目に遭わせた別荘の主人への復讐に囚われた彼は、持っていたナイフで屋敷の主人を殺す。
しかし、何故か屋敷には今も奴が徘徊しているではないか。
彼はもう一本のナイフを片手に、屋敷の主人の殺害を狙っている。もう彼の眼には生きる者全てが憎き相手の姿に見えていたが、壊れた心は思考を許さなかった。
・ニャルラトホテプは暇潰しの一環として、「無力な存在」として「物語の登場人物」になることを望んだ。
自分が遊ぶにふさわしい場所を探して旅していたところ、クトゥグアを召喚しようとする別荘の主人の姿を発見。
儀式の失敗は目に見えていたが、別荘の主人の妄執を気に入った。
記憶喪失の可哀想な少女に姿を変えたニャルラトホテプは遊び相手の出現を楽しみに待っていた。
ＰＬが後日談やネタばらしを希望しない場合は伏せる事。
・場を整えた、という意味ではニャルラトホテプが黒幕だが、事の発端は別荘の主人がクトゥグアを呼び出そうとしたこと。
・別荘の主人は２年前のバス事故で家族を亡くし、自身も怪我を負った。
それから火を酷く恐れるようになったが、家族のことをいつまでも忘れられず、愛する者達との再会を望むようになる。
そこで、彼は「もう一度同じ目に遭えば、家族と同じところへ逝ける」と考え、クトゥグアの召喚を目論むようになった。
此度の儀式のため生贄を探しており、苦難の末に近くにやってきていた大学生４人を捕獲。
遭難した彼らを温かく出迎えて、その日の夜に魔術で拘束して全員を生贄に捧げてクトゥグアを召喚しようとした。
が、魔術書その物が偽物であり、また生贄の一人が逃げ出してしまったため失敗。
その様子を見ていたニャルラトホテプが面白半分で、『クトゥグアの姿をしたショゴス』をいかにも召喚が成功したように見せかけながら男へ与えた。
しかし、召喚直後に逃げ出した生贄によって殺害される。
何故ゾンビ化したかといえば、最後までクトゥグアの炎に呑まれることを渇望したその滑稽な姿をニャルラトホテプが気に入ったため。
ニャルラトホテプが遊ぶ上での演出の一つとして現世に留められ、『炎に飲み込まれる』ためにクトゥグアを探して屋敷を徘徊している。
ＰＣ達に襲い掛かってくるのは、自分を邪魔する存在を排除するため。
・大学生４人組（うち３人は生贄にされて死亡。残る１人は偽神格の目撃や友人を目の前で失ったことでＳＡＮ値直葬）は早々にテストを終え、春休みを利用して旅行に来ていた。
旅行の発案者は、後にに殺人鬼化する『写真』の持ち主。サークル仲間とバイトに精を出し、この旅行を心から楽しみにしていた。
彼だけが生贄から逃れることが出来たのは、祖母の形見のペンダントが偶然魔除けの力を宿していたため。
もし普通に縄で拘束されていたら意味がなかったが、別荘の主人が魔術で４人を拘束しようとしたため逃れることが出来た。
しかし、３人を助けようとナイフを持って戻ってきた彼を待っていたのは仲間の無残な死体と赤く燃える異形の存在。
自分の提案がなければ仲間は死ななかった。罪悪感は瞬く間に彼の心を押し潰した。
自分達をこんな目に遭わせた別荘の主人への復讐に囚われた彼は、持っていたナイフで屋敷の主人を殺す。
しかし、何故か屋敷には今も奴が徘徊しているではないか。
彼はもう一本のナイフを片手に、屋敷の主人の殺害を狙っている。もう彼の眼には生きる者全てが憎き相手の姿に見えていたが、壊れた心は思考を許さなかった。
・ニャルラトホテプは暇潰しの一環として、「無力な存在」として「物語の登場人物」になることを望んだ。
自分が遊ぶにふさわしい場所を探して旅していたところ、クトゥグアを召喚しようとする別荘の主人の姿を発見。
儀式の失敗は目に見えていたが、別荘の主人の妄執を気に入った。
記憶喪失の可哀想な少女に姿を変えたニャルラトホテプは遊び相手の出現を楽しみに待っていた。
【１３．その他】
・ＡＦが豪華なのはニャルラトホテプが満足している証でもある。
それだけの物をくれてやるほど楽しんだ、ということ。
ノーデンスの邪魔が入っても、その横槍すら楽しんでいた。
また、強力すぎるＡＦは新たな怪異を引き寄せる（『またたびのストラップ』が良い例）
ニャルラトホテプに気に入られたということはすなわち、非日常と切っても切れぬ縁が出来てしまったという事。
力に魅入られての破滅、巻き込まれての不幸な事故死、勇敢に立ち向かった末の無駄死。
ＰＣはそう遠くない内に再びニャルラトホテプを楽しませるための駒にならなければならない。
ノーデンスからもＡＦを受け取った場合、それは今回の健闘を称える褒美である一方で、神格に囚われたＰＣの身を案じた彼からの慰めの品である。
・メタ的なことを言えば、ＡＦを所持することで継続ＰＣとして今回のＰＣを長く使って欲しいという願望がある。
・少女の技能や殺人鬼のステータスについては、ＫＰにもキャラメイクから物語を楽しんでほしいから。
殺人鬼に関してはＰｖＰの構造になってしまうが、作者としてはこの殺人鬼も救われて欲しい願望がある。
ＳＡＮ値回復に殺人鬼との脱出を含んでいるのはそのため。
それだけの物をくれてやるほど楽しんだ、ということ。
ノーデンスの邪魔が入っても、その横槍すら楽しんでいた。
また、強力すぎるＡＦは新たな怪異を引き寄せる（『またたびのストラップ』が良い例）
ニャルラトホテプに気に入られたということはすなわち、非日常と切っても切れぬ縁が出来てしまったという事。
力に魅入られての破滅、巻き込まれての不幸な事故死、勇敢に立ち向かった末の無駄死。
ＰＣはそう遠くない内に再びニャルラトホテプを楽しませるための駒にならなければならない。
ノーデンスからもＡＦを受け取った場合、それは今回の健闘を称える褒美である一方で、神格に囚われたＰＣの身を案じた彼からの慰めの品である。
・メタ的なことを言えば、ＡＦを所持することで継続ＰＣとして今回のＰＣを長く使って欲しいという願望がある。
・少女の技能や殺人鬼のステータスについては、ＫＰにもキャラメイクから物語を楽しんでほしいから。
殺人鬼に関してはＰｖＰの構造になってしまうが、作者としてはこの殺人鬼も救われて欲しい願望がある。
ＳＡＮ値回復に殺人鬼との脱出を含んでいるのはそのため。
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