GURPSよろず - 溺れ

増強としての「溺れ」(Drowning)

第4版B103P参照。 疲労ダメージを与える「特殊攻撃」に施す攻撃修正ダメージ修正/危険」の1種。

溺れ(Drowning):+0%」

 攻撃によるFPの損失は、"すべての面において"こうした危険(「いろいろな危険/窒息」参照。)によるものと同じ扱いになります。特に回復について気をつけてください。
 目標がそうした危険から身を守る性質を持っていた場合、それはこのダメージからも身を守ります。例えば「飢え」攻撃はFPにダメージに与え、それは食事をとることによってしか回復しません。しかし「飲食不要」である人はまったく影響を受けません。

関連

主な修正関連用語

修正周りを除く『ベーシックセット』第2章:有利な特徴(CHAPTER TWO ADVANTAGES) B34P

未整理分


泳ぎの失敗としての「溺れ」(Drowning) B336P/2B16P

成功判定の章「肉体的な行動」の「泳ぐ」より。

 もし泳ぐ際にそのための判定に失敗したら、水を飲んでしまいます。1FP疲労し、以後5秒ごとに技能判定を行なってください。溺れて沈み始める、救助される、<水泳>判定に成功して頭を水の上に出す、のいずれかが起こります。なんとか水の上に頭を出すことができたら、1分後にもう一度判定を行ないます。これに成功すれば再び判定は5分ごとに戻ります。もちろん、助けを呼ぶこともできます!

 いきなり水中に落ちた時には、まず防具を外すべきでしょう。最初に<水泳>技能判定に成功しなければなりません。その後で、装備品を1つ捨てようと試みるごとに1回敏捷力判定が必要です。(左腕に固定している場合)や、兜の場合は敏捷力-4の判定になります。失敗すると、溺れはじめます。上のルールに従ってください。

 溺れることでFPが0になったら、毎秒意志力判定を行なわなければなりません。失敗すると意識を失います。誰かに救助されない限り、死んでしまうでしょう。詳しくは「窒息」を参照してください。


人命救助(Lifesaving)

 <水泳>技能は溺れている人間を助けるために使うこともできます。<水泳>技能判定に-5の修正を受けて(これは【人命救助】のテクニックによってある程度相殺できます)、さらに相手と自分の体力の差(相手のほうが体力が大きければマイナス、自分の方が体力が大きければプラス)の修正を課して判定します。プレイヤーが適切な人命救助の技を思いついたなら、GMはボーナスを与えてもかまいません。
 失敗したら、救助しようとしたキャラクターが水を飲んだことになり、1点疲労しますが、1分後に再度試みることができます。ファンブルで失敗したら、危うく自分も溺れそうになってしまいます。6点疲労して、人命救助の試みを一旦あきらめなければなりません。

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