春の甲子園出場の一ヶ月前、放課後の校舎内で俺と和那は今、使われていない教室に来ている。
此処は校舎の三階にあり、職員室や玄関から最も遠い場所だ。一度生徒や教師が出ていけば、もう来る事は無いだろう。
「和那…こんな所までどうしたんだ?」
「小波君、来月甲子園やろ?だからパワーを分けたろうかと思ってな。」
「へえ、それは嬉しいな。」
俺はこの時、和那はキスやお菓子をくれるのだろうと思っていた。
そんな軽い想像が一気に粉砕したのは、すぐ後だった。
突然和那が壁を背に座りこみ、足を開脚させる。
さらにスカートをたくしあげ、自らの下着を俺に見せつける。
「か、和那…!?い、一体何を…?」
いきなり絶対領域を見せつけられ、俺は混乱していた。
「だから、言うたやろ?パワーを分けたるって。」
「いや、分けるって…」
俺の視線は完全に和那の下着へと移行していた。
その視線に気付いた和那は
「…アタイの此処、指でかき混ぜてや。」
「は!?」
いきなり夢のような事を言われ、俺は固まった。
「いや…まずいって…先生や他の奴等に見つかったら…」
「大丈夫や。やってくれないと、小波君と別れるで?」
「…分かったよ。」


俺はしぶしぶ了解すると和那の近くに座り、手を和那の秘部へと伸ばす。
「…いくぞ。」
指ですっとなぞると、和那がビクンと震える。さらに下着越しにクチュクチュと中へと入れると、甘い声が漏れ始めた。
「あぁっ…んん…ふぁ…」
和那の下着が愛液で濡れ始めた。
同時に、俺のペニスも硬直し始めていた。
「き、気持ちいで…小波君…あぁっ!」
軽く指を動かすだけで和那は乱れ、上半身を暴れさせる。
「あぁ…イクっ!小波君…アタイ…イってまうよぉ!」
和那がそう叫ぶと同時に大量の愛液が溢れ、和那の下着の前半分を完全に濡らしてしまった。
「か…和那…俺…もう…」
俺にも限界が近づいていた。
膨張したペニスがズボンの中で疼いていて、ビクビクしていた。
「うん…小波君、来てや。」
俺はズボンとパンツを脱ぎ捨てると、膨張したペニスを和那の口へ運んだ。
さらに俺の手を露出した和那の秘部の中へと挿れ、かきまわし始めた。
「くっ…和那…イきそうだ…」
「ふ、ふぁあ…」
和那は膨張した俺のペニスを刺激するのに必死になっていた。
舌が何度も亀頭や雁首を刺激し、俺のペニスは今にも暴発しそうだった。
ループする快楽が最初に弾けたのは、俺だった。


「か、和那…出る…!」
ドピュ、ドピュと勢いよく射精し、和那の口から精が溢れる。
その後すぐに絶頂を迎えたのか、和那が大きく震える。
「はぁ…はぁ…和那、大丈夫か?」
「あ…あぅ…」
和那は、息を切らしながら俺に話しかけてきた。
「こ…小波君の…アタイの中に…挿れてや…」
俺は頷くと、ゆっくりと和那の胎内へとペニスを挿入した。
「ふあああああぁぁ!」
和那は大きく震え、俺に抱きついてきた。
「くっ!キツい!」
和那の胎内は予想以上にキツく、締め上げてきた。
「和那…俺…まだまだイけそうだ」
「アタイ…小波君と一緒に…なりたい…!」
俺は理性を捨て、和那の奥を何度も貫いた。
それに対応する様に膣口が収縮し、悦楽へと導いていった。
「っ!和那…俺…」
悦楽の塊が爆発し、大量の精が和那の中へとそそがれる。
「ああああぁぁっ!」
和那は下半身を暴れさせ、声をあげる。
そして何も言わずに、抱きついたままの状態になる。
「小波君のがいっぱい…幸せや。」
ぬぷ、とペニスを引き抜くと、俺も和那に抱きついた。

「どうや…?アタイのパワー、受け取ってもらえたか?」
「…十分に受け取りましたよ、と。」
俺と和那はお互いに、笑顔で返した。

その後の春の甲子園の結果はというと、優勝だった。
和那のパワーのおかげなのかは解らないが、和那がいてくれたら優勝できたと俺は確信していた。

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