深夜。
もう皆が寝静まった時間に小波は常時に励んでいた。
まぁ、最早同居している高校からの同級生6人の女の子の相手をするのは日課になっているため憂い等は無いが。
「は・・・・・ああっ・・んん!」
今日は五十鈴の相手をしていた。
普段彼女は周りに自己主張はしない。
今まで恋愛経験どころか男との絡みが無い反動なのか積極的にアプローチしてくる和那。
色んな策を練って迫る紫杏。
いっつも振り回してくるナオ。
高校時代小波とあまり思い出が無く、必死になる妙子。
とまぁ、自己主張が激しい面々の中でおとなしいさらと一緒に六人組の潤滑油となっていたのが五十鈴だった。
毎日誰の相手をするとか明確な決まりは無いが、誰か必ずお誘いが来る。
超がつくほど積極タイプの和那とナオは間違いなく毎日のようにくるし、紫杏は上手く間をあけて、妙子も毎日とはいかなくても結構多い。
でも、今日は珍しく五十鈴が積極的だった。
そのギャップに惹かれたのか小波は間髪いれずに五十鈴の誘いを呑んで今に至る。
「は・・・はっぅっ・・ああっ・・んん!
サイアクだ・・・」
「え・・・・?」
いきなりそんなことを口走った五十鈴に小波は首を傾げる。
「どんどんどんどん上手くなって・・・・。
私以外の女と相当してるのがすぐ分かる・・・・・」
小波はなにも喋れなかった。
前にも言ったが意外にもこのおとなしい五十鈴が小波が高校時代行為に及んだ二人のうち一人。
和那と同じく崖から二人で落ちた後、暗い岩場で二人で暖めあおうと寄り添ううちに・・・という成り行きシチュであった。
和那と大きく違うのはこの後、行為としてはこの同居生活まで完全にご無沙汰だったこと。
和那とは他2回ほど情事に及んでいるため、それを知った五十鈴は結構ショックだったとか。
また、小波は五十鈴の初体験前にはやっぱり先に和那としていたため、彼が貞操を捨てた相手も和那である。
その事実も衝撃であった。
奥ゆかしいタイプの五十鈴には他の5人以上に小波が他の女性と行為に及ぶのを嫌がっている。
同居生活から和那を中心に皮肉を言っていたのも、ことごとく小波との仲に先を越していった彼女への自分でも気づけない無意識の当て付けかも知れない。
まぁ自分も紫杏達に比べれば、十分先を越してはいるのだが。
「五十鈴・・・・」
「小波に自分だけ見てもらおうといろいろ合わせた態度を取ったのに・・・。
結局皆と同じ扱いじゃ公平じゃない・・・」
自己主張をしないのではない。
今までの行動は小波に一番の支持を受けたいという上での行動であり、彼女も彼への欲求は誰にも負けずとも劣らない。
「とにかく、今日は五十鈴だけを見てるから」
「・・・・うぁ・・ふ・・、・・、っ・・・」
そういって小波は五十鈴の秘所を攻め続ける。
「はっぐ・・ううう・・・・・だめ・・・」
五十鈴はすでに限界を迎えていた。


「もう我慢しなくていいから」
小波がそうゆうと五十鈴は躊躇無く絶頂を迎えた。
「くああああああああああああああああああ」
体をびくびくと震わせ、息を荒くして悶える五十鈴。
そんな彼女を小波は優しく抱きしめる。
「まだだ・・・・」
「え??」
「まだ小波は入れてない。
しっかり最後まで・・・」
「分かった。
落ち着いたらな」
まだもおねだりをする五十鈴を小波は快く引き受けた。
こうして夜は更けていった。




「ふああああああああああああああ・・・・・・」
そして朝小波は大きく欠伸をして目覚める。
「五十鈴のヤツ。
あそこまでしてくるなんて・・・・
もう体がもつかの瀬戸際だった・・・・」
昨日の長き情事を思い出し、ため息ひとつの小波。
そんな彼に大声が突き刺さる。
「たいへーーーん!!!!
小波君大変でーーーーす!!!!」
ナオがかけてきた。
小波は耳を塞ぎながら、
「ナオ!
頼むから朝っぱらから大声はやめてくれ!!」
とナオをいさめる。
「一大事なんですよ!!」
とさらも入ってきた。
「なんだなんだ??
ふたりして・・・・」
さすがに二人が慌てふためくなんてなにかある。
そう察した小波は眠気を吹き飛ばした。
「見てください、窓・・・・」
「え?」
促されるままに窓から家の前をのぞくと、快活そうな雰囲気の金髪少女が立っていた。
「あ、あれって・・・」
「そうです、いつきです」
ナオがバツが悪そうに答える。
桜井いつきーナオとさらの幼馴染で高校の後輩。
在学時は二人と仲がいい小波に嫉妬しているのかなんだか知んないがよく突っかかってきた。
小波もまた何か起こるのではと頭を痛める。


「ママにもパパにも居場所教えてなかったのに・・・
つけてきたな〜!!」
「えーーーー!?
両親には教えろよ!!」
「でも、大江さんと神条さんも誰にも言ってないってきいたような?」
「いや、カズと紫杏は身寄りといえる身寄りが・・・ってそうゆうことじゃなくて!!」
二人のちょっとズレた会話にツッコミを入れる小波。
「とにかく、俺は事情聞いてくるよ・・・・」
小波はダルそうに家をでた。




結局小波はさらとナオを含めた3人でいつきに会いに行った。
「きたなーーーー!!!
このヘンタイ!!!」
いつきは小波をみるなりヘンタイ呼ばわりして殴りかかってきた。
「うわっ!」
小波はそれをすんでのところで避ける。
「いつき!!!」
ナオはいきなりそんな行動をとるいつきを咎める。
が、いつきは引く気は全く無い。
「こんなところにまで二人を連れ込んで好き放題しようなんてこの変質者め!!
このいつきが成敗してくれる!!!」
「と、とにかく用件をもっと詳しく言ってくれよ」
捲くし立てまくるいつきに小波が問いただす。
「勿論、二人を取り返しに来たんだ!!」
やっぱりか。
もう目的は知っているとばかりにナオとさらはため息をついた。
「いつき、私達はここにいたいからいるんです
だから邪魔しないでよ!!」
とナオが言ってくる。
「そうです!!
私達今は小波君と一緒にいるんだから」
さらも同調する。
「いいや、ここまで言うなら二人の両親呼んで来るよ!!!」
いつきも一切引き下がる気配なし。
泥仕合のような雰囲気にナオは
「じゃあちょっとさらと相談させてください」
と言ってさらと家に戻っていった。


「お、おい!!」
小波は引き止めるも遅し。
「さぁ、邪魔者はいなくなった!!
ヘンタイよ覚悟!!!!」
ここぞとばかりに小波に殴りかかるいつき。
「おい、ちょっと落ち着け!!!」
なんとか避ける小波。
この後小一時間小競り合いが続いたとか。




一方、部屋に戻ったさらとナオはどうやっていつきを追い出すか相談していた。
「どうしようお姉ちゃん・・・・」
さらが不安そうに語りかける。
「とにかく、パパとママに来られたら終わりよ。
なんとかしないと・・・・・・」
「でも、全く引く気配ないし・・・・」
悩む姉妹。
すると、ナオがはっとしように手をたたく。
「そうだ、さら耳貸して」
そうして計画を告げるナオ。
「え!?
でもそんなこと・・・・」
それを聞いてさらは戸惑ったような反応を示す。
「でも、このままじゃ小波君とは一緒にいれない。
覚悟を決めないと」
「・・・うん」
ナオの呼びかけにさらも納得したように頷いた。




「はぁはぁ、
なぁもう止めにしないか。
もう俺疲れたよ・・・・・」
家の外では小波といつきの激しい戦い(?)が繰り広げられていた。
「フン、この桜井いつき。
女の敵を叩き潰すまで手加減しない!!」
「だめだこりゃ」
スタミナ切れ寸前の小波。
そんな中、声が響く
「待ってください!!!」
ナオとさらだった。
「二人とも!!!
やっと帰る決心してくれたんだ」
いつきが嬉しそうに近づいてくる。
「そのことで話があります。
家に上がって」
ようやく休める。
そう思って小波は胸を撫で下ろす。


「あ、小波君も来てください」
「へ?」
が、それもつかの間。
呼ばれたのは小波もだった。
「なんで?」
「いいから来てください!」
理由も聞けずに小波はついていく事になった。




本来使うこともない空き部屋にいつきと小波は連れて来られた。
つくなりナオが話を始める。
「いつき、私とさらは小波君を心から愛してるんです。
だから、黙って帰ってくれませんか?」
「お願いします」
というお願いをする二人。
「そんなのダメに決まってるよ!!!
二人をこんなヘンタイの家にいさせるなんて」
当然のごとく却下するいつき。
しかし、ナオもさらも想定内と言った表情で
「だったら」
と呟くと、小波に向かっていって唇を重ねる。
「!!!!」
不意打ちに目を見開く小波。
一方のさらは小波の服を脱がし始める。
「なななななな、
なにやってんのぉ!!!!」
二人のとっぴな行動に完全にいつきは取り乱した。
「ん、、、いつきに私たちがどれだけ本気か見せてあげる・・・」
深いキスのしながらこう言うナオ。
さらは小波のモノを取り出すと自分の手でしごき始めた。
「気持ちいいですか、小波君?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
小波は深い快感と唇を塞がれて呼吸ができないこともあり、早くも失神寸前だった。
「ん、私もう我慢できないさらどいて」
ナオはさらをどけると座位の体勢ですでに洪水状態の秘所に小波のモノを突き入れた。
「ふぁぁん!」
大きい喘ぎ声をあげて激しく動くナオ。
「おい、ナオいきなりそれは」
呼吸ができるようになっても快感はまったく収まらない。
「小波君。
お姉ちゃんばっかずるい」
さらはそう言うと露になった秘所を見せると小波の手を持っていき、弄り始める。
「あっ・・・あっ・・、やぁん・・
おねえ・・・ちゃ・・・んきもち・・いいよぉ」
「ひぅ・・!んん!ふぅう!んんんんん!!!
わたしもぉ!!!イキそう!!!」
ナオとさらは声を上げながらとうとう果ててしまった
「「あああああああああああああああああああああ」」


倒れこむ二人を小波は見つめる。
最早、自分が何をしたのかもよく分からない。
「はぁはぁ・・・・
あれぇ〜」
余韻に浸っていたナオだったが、すぐに邪な笑みを浮かべる。
「いつき〜すっごいココ濡れてるよ〜」
「ひゃう!!!」
小波との行為をみていたいつきは興奮を掻き立てられ、すっかり秘所が洪水をおこしていた。
「小波君のこと言ってた割には結構エッチな子なんですね」
「ち、ちがうよ!!」
さらにも煽られてどんどん顔を赤らめていく。
「じゃあ、小波君いつきの中に挿れちゃっていいですよ」
ナオが言う。
「じょ、冗談だよね、ナオちゃん・・・・」
焦るいつきだが、冗談では無いようで、小波はさっきいけなかったことから最早理性は崩壊していた。
「んん・・ぐむっ・ふうう!・・・やめてぇ!んんう!」
ツプッジュポッ
ナマナマしい音を立てて小波のモノがいつきの始めての中に突き入れられる。
「んんんっ!んんんー!!」
強い痛みに叫び声を上げるいつき。
「動くぞ」
小波はそれだけ言うと激しくストロークを開始した。
「んんふっううぐ!んんっんん・・!」
痛々しい声を上げるいつき。
それを見たさらは、
「痛そうですね。
大丈夫ですよ、こうしてあげれば・・・・・」
と言って露になったいつきの胸に下を這わせる。
「ひぅうううううう!!!!」
電気が走るような快感にいつきは大声を上げる。
ナオも加わり、両方の乳首には百合を想起させるシーンでいつきに刺激を与え続ける。
「そろそろこっちのほうも・・・・」
小波が呟く。
彼の言うとおり中の痛みも次第に強い快感に変わっていった。
「うぁっはぁんっいいっ・・いいよぉ、もっとはげしくぅ・・!」
気がつけばいつきは快感に溺れて自ら腰を振っていた。
「レロ・・・・いつき、いいなぁ
小波君に中こんなに気持ちよくしもらって・・・・」
「んちゅ、小波君今度は私・・・・・」
姉妹がそう言っているがいつきには全く聞こえない。
「そろそろ、だすぞ」
そういって小波は全てを解き放った。
「ひぁっわたしもっ・・だめぇっ・・イッちゃう!!!!
うぁあああああああああああ!!!!」
同時にいつきも絶頂を向かえて、中には小波の精液が溢れ出ていた。
「ふぅ・・・・きもち・・・・いい」
いつきはこう呟くと疲れたように目を閉じた。


そして数時間後
「とにかく、今日はここで帰ることにする!!!!」
「また来るのかよ!!」
帰りの支度をするいつき。
しかし、捨て台詞を聞いた小波は戸惑いの表情を浮かべる。
「当たり前だ!!
今度こそヘンタイを成敗してやる!!!」
まぁ仕方ないか。
小波はあきらめた様にため息をついた。
だが、
「今度は・・・・」
「え?」
「今度来たときは・・・・その・・また・・・・3人でしてやっても・・・いいぞ?」
「ええええええええええ!!!!」
あまりにも意外ないつきの言葉に大声を上げる小波。
成り行きでいつきといたしてしまった小波だが、こんな展開になるとは思いもしなかった。
「それだけ!!!
じゃあな」
「お、おい待て!!!!」
いつきはそれだけ言うとそそくさと走り去っていった。
「はぁ・・・・・」
今日はツッコんだきがする。
小波はそう思ってため息をついた。
しかし、まだこれは序の口に過ぎなかった。
「とにかく、これで一件落着か・・・」
「そうやね、落着やね♪」
「カズ!!!」
気がついたら真後ろに和那が立っていた。
「いきなりでびっくりしたよ」
「だって、しょうがないやん!!
ウチ、ママになるんやから〜」
相も変わらずハイテンションな和那。
「ママってまさか・・・・」
その言葉に小波は驚く。
「一体、誰の子だってんだ!!!」
誰が和那の子供を・・・
小波は問いただす。
「何ゆうてんの?
ウチは小波としかしてへんよ、パパ♪」
「P・A・P・A??????」
・・・・だと・・・・。
信じられない言葉に凍りつく小波。
「ちょ、ちょっと待て!!!
一応、俺たちゴムつけてたろ!!!」
身に覚えがない事実に小波は反論する。
「多分、あの時やね」


「あの時・・・?」
「ほら、お風呂の・・・」
そういえば、あの時はつけてなかった。
「でもカズあの時(安全日だから)中に出してもええよって言ったじゃないか!!」
「ああ、あれは(子供できるかもしれへんから)中に出してもええよっていったんやけど?」
ソ、ソンナノアリエヘンヤロ???
「とにかく、生まれてくるんがホンマに待ち遠しい。
楽しみやね、ダーリン♪」
「なんでやねえええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう、これが小波の本日最大のツッコミだった。



山田「どーも山田でやんす!!!
カズの妊娠宣言。
でも嘘っぽくないでやんすか?
果たしてその真相は・・・
そして、皆押され気味の妙子が遂に・・・・
次回ー妊娠の後は失神プレイ!!!
さぁ久々に日の出島のよろず屋で暴れ食いでやんす!!!!」」

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