2月14日、今日はバレンタイン
野球部を引退した俺は今、桜空と放課後の屋上にいる。
「あの…チョコを作ったんです!出来れば…」
「分かってる。有り難く貰うよ」
ここまでは昨年のバレンタインの時と変わっていない。
変わってる所をしいて言うなら、もう野球部員じゃない事と、桜空が最愛の彼女だという事だ。
「んく…美味しかったよ。ありがとう、桜空」
「い、いえ…こちらこそ…」
俺はチョコを食べ終えると、桜空の手を握って扉の方へと歩く。
「さて…そろそろ戻るか。風も吹いてきたし」
「そうですね」
そう言ってドアノブに手をかけて扉を開けようとするが、開かない。
おかしい。さっきまでは普通に開いてたのに
「どうしたんですか?」
「いや、扉が開かなくなって…なんでだ?」
必死に扉を開けようとしてる中、桜空は屋上から地上を見下ろしていた。
桜空の行為に気付づき、意味深に思って言葉をかける。
「どうした?桜空」
「あ…いや!なんでも…ありません…」
桜空の行為が少し気にかかるが、俺はドアノブにかけていた手に再び力を入れて扉を開ける作業に取り掛かった。


「ぜえ…ぜえ…全く動かない…どうなってんだ…」
作業に取り掛かって数分、全く動かない扉を前に俺はダウンしていた。
「小波君、大丈夫ですか?」
「ああ…仕方ないから自然に開くのを待つしかないな。」
そう言うと俺はドアノブから手を離し、その場で座りこんだ。
胡座をかいて座っていると、桜空が話しかけてきた。
「あ…あの、小波君!」
「どうした?桜空」
桜空は下を向いたまま言葉を続ける。
「さ、寒いので…抱きついていいですか?」
突然の大胆な発言に俺は
「(キュピーン!)いいよ」
俺は潔くOKした。
「そ、それじゃあ早速…」
そう言って座りこむと、腕を脇から通して抱きついてきた。
鼻を擽る甘い香り、感じる桜空の体温で俺はドキドキしていた。
「小波君…暖かいですね…」
「あ、ああ。さっきまで頑張ってたから」
互いに暖めあっている最中、胸が体に気付いた俺は意を決して桜空の胸へと手を伸ばす。
「ひゃあっ!?」
突然の感触に驚いた桜空はビックリしたかのように俺から離れる。
「桜空のおっぱい、可愛いよ」
「な、何を急に…んぐっ!」
桜空を抱きしめると俺は、壁を背に座らせる。


そしてされるがままになっている桜空の制服のボタンを外してブラを表にする。
「ちょ、小波君!ここでするのは…」
「寒かったら俺が暖めてあげるよ」
そう言うと桜空の胸をブラ超しに揉み始める。

「んん……」
「どう?桜空」
目を閉じながら話しかけてくる。
「な、なんか…変な…感じです…。気持ちいっていうか…ん!」
桜空が快楽に溺れている中、俺のペニスは膨れ上がっていた。
ズボンの前部分を突っ張らせ、まるでテントのようになっている。
桜空の可愛い反応を見たくなった俺はブラを上にずらし、さらにスカートとショーツを脱がせて上着とワイシャツにする。
桜空の大事な部分が丸見えになり、乳房やクリトリスが肉眼でもはっきり分かるようになった。
「は、恥ずかしすぎです…ひゃっ!」
耳まで赤く染めてる桜空のクリトリスを弾くと、面白いように反応した。
「だ、駄目です…声が出ちゃいます…」
「大丈夫。俺達だけしかいないし、それに扉も開かないし」
もう暫く焦らしたかったが、こんな所でするのは流石に可哀想に思えてので俺は早速セックスに取りかかるとした。


「桜空、入れていいかい?」
「は、はい…」
「じゃあ…」
ズボンとパンツを脱ぎ捨てると、待ち望んでいたペニスが勢いよく跳ねあがる。
そして秘所に当てがい、少しつつ奥へと突き進んでいった。
「んあぁっ…」
全て埋まった時の桜空の表情は少し辛そうで、まるで痛がってる様だった。
「痛い?大丈夫。こうすれば…」
指先で乳首を摘まみ、くりくりと刺激を与える。
「ひゃああああ!」
電撃が流れるような快楽に桜空は声をあげる。
「ひ、ひゃあ!ふあぁあ!」
「よし、動くよ」
桜空に構わず、乳首を巧に刺激しつつ腰を前後に動かす。
刺激が効いたのか、動かしている内に愛液が分泌されスムーズに滑るようになった。

刺激を与え続けている内に、互いに理性は溶け崩れ限界を迎えそうになった。
「桜空…そろそろ…」
「小波君…私と一緒に…ふあぁん!」
この一言を境に奥へとぶつけた瞬間、欲望が爆発した。
「っく……」
「ふう…ふう…はふう…」
注がれる大量の精に桜空は呼吸を繰り返していた。


射精が収まった後、俺と桜空はキスを交わした。
「どう?暖かくなった?」
「暖かいですが…小波君、激しすぎです。」
ぺこりと謝ってペニスを引き抜くと、秘所から精が逆流してきた。
この後、服装を整えた直後に扉が開くようになった。
不自然に感じたが、気にしないように俺と桜空は屋上から出て行った。


‐‐おまけ‐‐
「ふふふ、作戦成功!小波君と桜空がエッチを……」
「やっぱりお姉ちゃんの仕業でしたか」
「はわわっ!桜空!いつの間に!?」
「ずっと前からですよ。」
「勘違いしないでほしいなあ〜、小波君との甘いムードを作ってあげようと思って…」
「し な く て い い で す !」
顔を真っ赤に染めて桜空の声が響いた。

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