小波はラブホテルでシャワーを浴びていた。連れはもう少ししたら入るとの事だ。
「早く来ないかなー」
 はやる気持ちを必死に抑えながら彼女が入って来るのを待ちわびていた。
 彼自身人並みに性欲はあると考えていたが、まだ女性経験はない。嫌が応にも緊張が高まっていた。
 ましてやその相手が彼の―――なのだから余計に緊張してしまう。
 幸いなのはまだ彼のペニスは勃っていない事だろう。そんな状態でいつ来るか分からない彼女を待つのはきつすぎるからだ。
 いつ彼女が来ても良いように先に身体を洗っておく。特に下半身は入念にだ。
「お待たせ」
 彼女がやって来たのは小波が丁度自分のペニスを洗っている時だった。

「靖子。待ってたよ」
「ごめんね。やっぱり初めてだから緊張しちゃって…」
「はは、俺も緊張してるよ」
「でもその割には随分元気みたいだけど…」
 靖子の視線が小波の下半身に集中している。どうやら先程まで抑えていた性欲が一気に開放されたらしい。
 小波のペニスはこれでもか、というほどに膨張して逆立っていた。
 何しろ靖子は裸のまま入って来ていた。何も隠していない状態だ。胸は乳首まで見えている。下の方も一切隠していない。
「すごーい。こんなに大きくなってる」
 子供のようにはしゃぐ靖子。彼女の手は小波のペニスを包み込んでいたが、両手を使っても覆いきれず、先の方がすっぽり出ていた。
「靖子、手を上下させないでくれ。出る」
「ごめんなさい。小さい時におじいちゃんと良く一緒にお風呂に入っていたんだけど、その時はあんまり大きくなかったから」
「そりゃ年を取ればそうなるだろ」
「うん。だけどこんなに大きい何て思ってなかったもの」
 昔から祖父が大好きだった靖子はしょっちゅう一緒にお風呂に入っていたようだ。
 そんなわけで小波のペニスは見慣れているはずだった。だから一緒に入っても全然問題ないんだと自分に言い聞かせてようやく風呂に入った。
 しかし肝心の小波のペニスは靖子の予想を大きく裏切る大きさになっていた。
「それにしても孫の裸を見てこんなに大きくなっちゃうなんて…」
「でも俺まだ孫はおろか子供もいないからあんまり実感ないんだよな。実年齢でいえば今の靖子の方が年上なんだし」
「私も正直言うとあんまり実感ないかも。当り前だけど、私が知っている小波は未来のおじいちゃんであって、若い頃のあなたじゃなかったから」
「だけど、ちゃんと靖子の戸籍が手に入って良かったよ。ミーナさんには感謝しないとな」
「本当ね」
 取材でたまたま知り合った竹内ミーナだが、彼女の知り合いに戸籍を偽造できる人物がいた。
 偶然その事実を知った小波が事情を説明して靖子の戸籍を作ってもらえたわけだ。
 ただし、話したのは靖子が未来人という事だけで、彼女が小波の孫という事は一切言ってない。
 そのため、戸籍上は小波と靖子は赤の他人であり、結婚する事も何の障害もなかった。
「靖子。大好きだよ」
「私もよ小波」
 こうして2人の初体験が始まった。

「うっ、出る」
「もぉ。本当に元気なんだから」
 靖子の顔に小波の精液がぶちまけられる。これで二度目だ。最初は手コキで、今のはパイズリでだ。
 2回も出したのにまだまだ衰える事を知らない。精液まみれになった顔を洗い、今度は小波のペニスを直接咥えた。
「おぉう」
 小波は仁王立ち状態で、靖子は立ち膝で上目遣いをしならが小波のペニスを咥えている。
 まるで全身に電流が走ったような感覚にとらわれていた。そんな小波が射精するまでに時間はほとんどかからなかった。
「靖子。出すぞ」
 強引に靖子の髪を掴みながら力任せに靖子の口を使ってピストン運動を繰り返す。間もなく靖子の口に小波の精液が放出された。
「苦〜い」
 一度に出した量が多かったのか、靖子の口から小波の精液がこぼれている。
 流石に強引過ぎたのか、靖子は咳き込んでいるようだったが、小波は靖子の口の射精した満足感からか、満面の笑みを浮かべていた。
「さっきから小波ばっかり気持ち良くなってずるいわよ。私だって気持ち良くなりたいのに」
「ごめん。まだまだ俺は余裕あるけど、残りは靖子の中に出すためにとっておくから。ひとまずは靖子の準備が出来るまで俺がちゃんと奉仕するからさ」
「あの。私初めてだから優しくしてね」
「分かった。靖子がちゃんと気持ち良くなれるように頑張るから」
 そしてここから小波のターンが始まった。

「あぁん…気持ち良いよぉ」
 艶やかな喘ぎ声を上げる靖子。小波は靖子の胸を吸い、指は彼女の秘部に挿入されていた。
 どうも小波はSの気が強く、一度攻めに転じると容赦ないところがあるようだ。
 しかもなまじテクがあるため、靖子は早々に濡れていたが、小波はそれでも攻めるのを止めようとしなかった。
「小波…駄目…逝っちゃうよぉ…」
 止めを刺すと言わんばかりに小波は靖子の秘部に顔をうずめる。
「ひゃっ」
 靖子の身体がビクンと痙攣する。小波に散々焦らされた事で、身体がかなり敏感になっているようだ。
 秘部の奥に舌を入れられ、舐めまわされた靖子はあっという間に昇天した。
「もう、小波ったら激しすぎ」
 気持ち良さのあまり足腰が立たなくなって小波に寄りかかる靖子。
 この段階で息が荒く、呼吸するたびに彼女の胸が上下に動く。
「ここからが本番じゃないか。もう身体もほぐれてきたみたいだし」
 ニヤニヤしながら靖子の前で腰を振ってアピールする小波。
(おじいちゃんがこんなに変態だなんて思わなかったな…)
 若干呆れつつも嫌な感じはしない。むしろ自分でこんなに喜んでくれるのは嬉しくもあった。
「よーし。今日は寝かせないぞ」


―2年後―

「あなた、時間よ」
「分かったよ」
 そういうと靖子は服を脱いで赤ん坊に授乳し始めた。もう片方の胸は小波が吸っていた。
(はぁ、孫に赤ちゃんプレイを要求するおじいちゃんって実際どうなのかしら?)
 結婚して子供が産まれても相変わらず2人はラブラブだった。
 特に小波は普段遠征でいないせいか、休みの日は最低でも5回以上は靖子に出していた。
 しかも気付けばこんなに甘えん坊になっていた。とはいえ、靖子もノリノリなのでお互い様だが。
「それにしてももう2人目かぁ。この子が産まれたのがつい最近なのに」
「そりゃあ小波が何回も中出ししてればすぐにでも妊娠するわよ。最初の子は女の子だったけど、次はどっちなのかしら」
 まだまだお腹は大きくなっていない。まだ性別も分からない時期だが、2人とも次の子供を楽しみにしているようだ。
「流石にこの子が産まれたらもう中出しは厳しいか」
「コンドーム付ければ大丈夫よ。結婚前はちゃんと付けてたのに、結婚してからは一切付けなくなっただけで」
「あれ付けると生の時ほど気持ち良くないんだけど仕方ないか」
「母乳飲みながら真面目な話してもすごくシュールな気がするけど、回数は減らすつもりないから。小波さえ良ければもっと増やしてもいいし」
「俺もそうしたいんだけど、あんまりやりすぎると疲れちゃうからなぁ」
「妊娠してなければ私の方から攻めればそんなに疲れないと思うけど。騎乗位も結構好きだし」
「あ、それ良いな」
 結局この日も夜遅くまで靖子を抱き続けていた。
 後に2人目の子供が産まれても結局小波が我慢できず、中出しを繰り返した結果、2人の間には10人もの子供が出来ると言う事は知る由もなかった。

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