最終更新:ID:yuLLf/meMA 2020年10月23日(金) 00:29:24履歴
(たたら こがさ / Tatara Kogasa)
備考
- 多々良(たたら)
- 一本だたら
- 一つ目で一本足の妖怪。
- たたら
- 「たたら製鉄、たたら吹き」は日本古来の鉄の精錬法のこと。
- 鍛冶師はたたら師とも呼ばれる。
- 天目一箇神(あめのまひとつのかみ)という一つ目の神は鍛冶・製鉄の神とされる。
- 炎の温度を色で片目で見続けて判断するため、片目だけ失明することが多かった。またふいごを片足で踏むため、片足が萎える。
このため製鉄に関する妖怪・神々は一つ目・一本足が多い。 - 東方茨歌仙 第27話 妖怪に刺さる針にて、小傘は鍛冶が得意であると宣言し霊夢の妖怪退治用の針を新調している。
- 一本だたら
- 小傘(こがさ)
- 唐傘お化け、唐傘小僧
- 唐傘が妖怪化したもので、唐傘に大きな一つ目があり一本足で下駄を履いている。
- 多々良小傘の種族名は「からかさお化け」
- 唐傘お化け、唐傘小僧
備考
- 現在は島根県奥出雲町で唯一たたら吹きによる玉鋼の製造が行われている。
- 西洋・東洋を問わず鍛冶にまつわる妖怪や怪物は一つ目で一本足のものが多い。
(上記の一本だたらやギリシャの鍛冶神ヘパイストスに従う一つ目の巨人「キュクロープス」等)
- 『百鬼夜行シリーズ』(京極夏彦)に登場する民俗学者、「多々良勝五郎(たたらかつごろう)」
- 妖怪や怪談が大好きで現地調査や古典から妖怪を考察する。
古典的な怪談話や少女歌劇の鑑賞が趣味。 - 作中で独眼独脚妖怪についての論文を書いたという話題が出てくる。
- 妖怪や怪談が大好きで現地調査や古典から妖怪を考察する。
- 婁(たたら、たたらぼし、ろうしゅく)
- 中国の星座二十八宿の1つ。
ストーリーに関係ないかわりに名前で星つながり?
- 中国の星座二十八宿の1つ。
- 古事記における神武天皇の后、「富登多々良伊須須岐比売(ほとたたらいすすきひめ)」
- 多々良川
- 福岡県内を流れる川
- 「小傘(こがらかさ)」
- 狂言の演目の一つ。
- 愉快な忘れ傘 (星蓮船、求聞口授)
- 京都の知恩院の七不思議の1つに「忘れ傘」がある。
御影堂正面軒下に名工・左甚五郎が魔除けに置いたとも、白狐の化身・濡髪童子がおいたとも伝えられる傘で、知恩院を火災から守るものとされている。
ちなみに左甚五郎を題材とした落語に「ねずみ」がある。
この落語は、ねずみが「え、あれ虎だったの? 猫かと思ってた」 と言う落ちになっており、ねずみが虎より格上という同じ構図になっている。
- 京都の知恩院の七不思議の1つに「忘れ傘」がある。
- 不憫な不法投棄物 (ダブルスポイラー)
- お困りの忘れ物 (神霊廟)
- 神霊廟のストーリーでは命蓮寺の墓地で番をしている宮古芳香に邪魔されて困っていた。
- 驚天動地の唐傘お化け (茨歌仙)
- ウインク、舌、右足を上げた体勢、下駄
- からかさお化けの特徴である、一つ目、赤く大きな舌、一本足、下駄。
- 上着の柄
- 一メ(一つ目)と読める。
- スカートの柄
- 傘。
- 温暖前線。
- オッドアイ、青い右眼と髪
- 髪と同じ色のために右目が隠れ、赤い左目が強調され一つ目のように見える。
- 茄子のような色の傘
- 宝船との関連で、初夢の縁起物?
彼女は元々は忘れ物の傘だったのだが、配色が不人気で誰も拾ってく
れる事もなく、雨風に飛ばされているうちに妖怪になった者である。
―東方星蓮船体験版 omake.txt より
- 雨風に飛ばされているうちに妖怪になった
- 江戸時代の妖怪画集『百器徒然袋』(鳥山石燕)の妖怪画「骨傘(ほねからかさ)」。
- 風雨に飛ばされて壊れた事によって妖怪化した傘。
実害はなく人を驚かせるだけであるという。
ちなみに『百器徒然袋』には主人公達が追っている宝船の絵が3枚収録されている。
- 風雨に飛ばされて壊れた事によって妖怪化した傘。
- 江戸時代の妖怪画集『百器徒然袋』(鳥山石燕)の妖怪画「骨傘(ほねからかさ)」。
- 東方星蓮船
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このページへのコメント
朱雀十五の黄泉比良坂、血祭りの館にも天目一箇神の話あったなあ。あれは直接的な元ネタかはわからんが