このサイトは日本Nexonが提供、韓国imc GAMESが開発するTree of Saviorのストーリーや世界観を考察するwikiです

各種クラスの元となった史実と、その背景など。



総括

ToSのクラスの由来は多くが「現実の戦争史実に基づいた戦術、兵種」か「現実の国々における宗教観、神話観をベースとしたもの」となっている。
また、4頭身のキャラクターにも関わらずそれぞれがしっかりと武器種を扱う際、技法を使う際、それらに合わせた「重心運動」「反動対策」が出来ている。
それぞれが理にかなった「動き方」をしており、スキルの命名なども運動法の原理を土台として現代にも通じるように名付けているものが多い。
興味深い傾向として、「クラスが上昇すると共に、史実での近代に近づいている」というのも挙げられる。

ソードマン系列

  • 公式クラス動画でのフレーバー
「The little one, the one with the sword. Be brave in the face of your enemy.」
「小さき者よ 剣を持つ者よ 相手の眼前に立つ勇気を持ちなさい」
「Your strength shall pave the toad ahead.」
「その力はあなたの道を切り拓くでしょう」

ハイランダー



戦闘組織としてはイギリスの軍隊が有名である。
精鋭部隊を始めとするハイランド人で組織された連隊はハイランダーズ(Highlanders)と呼ばれている。
タータンチェックのキルトまたはズボンを履き、バグパイプ演奏者が随行することで有名である。ハイランダーズは日本語では「高地連隊」あるいは「高地人連隊」と訳されることもある。

スコットランドの住民(ピクト人など)は古代から、南方からのローマ帝国やイングランド王国、それに北海の向こうのヴァイキング(ノルウェー人)などの軍事的、文化的侵略にさらされた。また内部でも、特に北方の僻地であるハイランドと、南方のイングランドと国境を接するローランドは同一の勢力が支配することが難しく、戦いに明け暮れるとともに、独自の文化である「ケルト文化」や「カトリックの信仰」が保護、強調され、結果としてそれらは高い士気へと繋がった。

教会を護る傭兵としてカトリック文化を象徴する戦闘集団。
  • スキル考察
イギリス、カトリック様式、高地を意識した命名やカーター(荷車)ホイール(車輪)などの機械原理、それらと柔術を組み合わせたものを表現したものが多い
ムリネ(Moulinet)---プロペラの動力に使われる原理計、空気動力計とも。空気をかき混ぜる意味合いが強く現代では舞踏や細工にも同様の専門用語が使われる。

(以下編集者による妄想考察)
クラウン、スカイライナー、ワゴン、など実在する車の名前だったり、その施工過程に使われる技術用語だったりする。(もちろん聖教や高地として重要な意味にもあたりダブルミーニングにもなっているかもしれない。)
産業革命、また「車」を産んだ地としてのハイランド、イギリスという意味合いが強いのかも。ちなみに有名なトヨタ・クルーガーは海外ではハイランダーという車名だったりする…

ペルタスト



古代ギリシア軍事に由来する。
木の板に動物の皮を張って作った三日月型の盾「ペルタ」を持った兵士という意味であり、「盾兵」と訳されることもある。これを初めて使用していたのはアマゾン族だと言われている。
元々ギリシア人の主戦力は重装歩兵であるホプリタイで、その戦法も密集隊形を組み堅牢だが機動力に劣るファランクスであるが、ギリシア人は度々北方から侵入してくるトラキア人と戦う中で彼らの戦術や兵器を取り入れており、そのひとつがペルタ及びペルタストの戦法であった。

当初、ペルタストは重装歩兵の装備を自弁できない貧しい階層でしかなく(古代ギリシアにおいては鎧や武器は自弁であった)、重装歩兵の補助役としての役割しかなかったが、機動力の低さという重装歩兵の弱点を補ったり、投擲により敵を撹乱したりといった彼らの役割にも徐々に目が向けられるようになった。そして、紀元前391年のレカイオンの戦いではアテナイの将軍イピクラテス率いる軽装歩兵部隊がスパルタの重装歩兵を破り、ペルタストでも重装歩兵に対抗できるということが示された。
ペルタストは主に投げ槍による散兵戦を行うが、他の軽装歩兵とは違い隊列を組んで白兵戦も行うこともできた。

「軽装」と「盾」という点で古来から既に完成されており、一部スポーツ競技の由来にもなっている。

バーバリアン



古代ギリシアで異国の民をバルバロイ(Barbaroi)と呼んだ事に由来。
ペルシア戦争で異国の侵入と破壊を経験したあたりから、ペルシアへの敵愾心、非ギリシア人への排外の感情とともに、英語のバーバリアン(Barbarian)という語にこめられるような蔑視のニュアンスを含む用法になったようである。

ギリシア人たちは自由なギリシア人に比べ、絶対的な王による専制下のバルバロイには奴隷の品性しかないと考えた。アリストテレスによれば「ギリシア人は捕らわれても自分自身を奴隷と呼ぶことを好まず、またバルバロイだけをそう呼ぼうとする」。
古典古代のギリシア人にとって、自分以外に主人を持つものを奴隷とみなし、家の中での家長=主人と奴隷の関係を律する論理と、主人=家長である自由人同士との関係を律する論理は異なるものであった。従って、家の論理を拡張したものとしての王=家長=主人につかえるオリエントの臣民たちは奴隷に準じるものとして理解されたのであった。古代ローマ人にとっても、領外のガリア人、ゲルマン民族は蛮族にすぎなかった。ゲルマン民族がローマ領内に移動し、キリスト教による平等主義で教化されたヨーロッパ世界でもこの構図は、形を変えて繰りかえされる。

大航海時代以後、他の民族と接触する機会が増えても、ヨーロッパ人は新たな他民族についての知識をギリシア・ラテンの古典や聖書の伝統に関連させて解釈した。中世カトリックでは、人間は神と獣の中間に位置し、野蛮とは「堕罪」による動物状態への退行と考えられる。

17・18世紀の、野蛮人を「自然」の代表とする文明批判の例としては、フランソワ・フェヌロンの《テレマックの冒険》やモンテーニュ『エセー』に出てくるアメリカインディアンについての記述がある。『エセー』の第1巻第31章では、理性と芸術に対して自然が称賛され、「野蛮」という概念について考察を加えている。「この国には全くいかなる種類の取引もない…役人という言葉もなければ統治者という言葉もない」という一節が、そのままシェークスピアの『テンペスト』に引用され、ルソーの『エミール』もモンテーニュの〈自然〉賛美から多くの着想を得たという。
ディドロは『ブーガンヴィル航海記補遺』で罪のない平和な未開民族に比べて、争いに明け暮れる〈野蛮〉なヨーロッパを批判し、〈野蛮〉を未開人種の属性ではなく戦闘行為にも付与した。

このようにして、戦闘を行う「高貴な野蛮人、バーバリアン」という妙は後に平和と寛容の象徴とされた。
19世紀以降のロシア一部地域ではこの「バーバリアン」というものを、伝統・規律からの自由という政治概念としてとらえていた。

ホプライト



現在の広義では軍事的な「重装歩兵(hoplite)」を意味する。

古代ギリシア世界の重装歩兵は「ホプロン」と呼ばれる盾を持って戦ったことからホプリテス(複数形でホプリタイ)と呼ばれた。
ホプロンは木に牛革を重ね枠を青銅で補強したもので、走る際には著しく邪魔になったが、敗走の際に盾を捨てることは甚だしい不名誉とされた。歴史的にギリシア文化圏においては小型のものが用いられ、他に青銅製の兜と脛当及び皮革を固めた鎧(マケドニア兵は鎧を着ず盾を胸甲代わりに着けた)を装備して戦った。

欧州古代末期には、戦いの形態は勢力同士による会戦から、北東方面の民族からの寇略とそれに対する迎撃追撃に焦点が移り、機動力を重視した騎馬による軍事編成が重視され、また鐙の伝来により重騎兵の重要性が高まったため、重装歩兵は戦場の主役の座を退いた。近世に入り火器が発明されると重騎兵の強みは失われ歩兵が再び主役となったが、その多くは火器を装備した軽装の散兵であって、スペインで発達した密集陣テルシオにしても長槍(パイク)を装備した槍兵の防具は比較的軽装であった。

装甲兵は要塞防衛など戦局の往々においてその強みを発揮する事があった(ロドス島攻防戦)が、火器の発達や大砲の破壊力の増大により装甲そのものが役に立たなくなり、また歩兵が陣形を組んで戦う戦術的な意義も低下し、傭兵の逃走を防止するなど運用面での要請以外に密集陣形が採用されることはなくなり、射線形成のために縦隊・横隊列を形成することはあっても、もはや重装歩兵と軽装歩兵による戦列は消滅した。

古代ギリシアでは通例、この騎兵達がその場所に戦利品である敵の鎧兜のうち最も見事なものを使って戦勝記念碑を建てアレスやその他の神に捧げた。それは神聖視され、次に同じ場所で戦いに勝つまでは何人もこれを取り壊すことは許されなかったという。

ロデレロ



盾と片手剣を装備した中世から近世スペインの歩兵。
16世紀前期までは活躍したものの、その後に廃された。別名エスパダチン(espadachin)。
片手剣(エスパダ)のほか、バックラーもしくは鉄の円盾(ローデラ)、兜、そしてキルティングまたは金属の胸甲を装備したロデレロは、かつてのローマ歩兵の復活を期して設けられた兵種である。古代イベリア半島にはスクタリと呼ばれた、ロデレロと同じく盾と片手剣(この場合はスクトゥムとファルカタないしグラディウス)を装備した戦士がいるが、これがロデレロの直結の祖であるかは不明である。

元々イベリア半島は山地の多い地域であるため、「カスティーリャ」という地名が示すようにもっぱら要所要所での攻城戦が野戦よりも多く、ローデラはその際に、敵の飛び道具や物陰からの攻撃から身を守るのに都合が良かった。中世にはスペイン軍の中核に位置し、例えばコルテスの新大陸征服に用いられた軍のうち、ロデレロは1520年時点で1300人中1000人と大半を占め、1521年でも700人のロデレロに対し、火縄銃兵やクロスボウ兵はわずか118名であった。
ちなみにメキシコ征服記の著者として知られるベルナル・ディアス・デル・カスティリョも、コルテス配下のロデレロである。

その後、スペイン軍は槍兵と投射兵を組み合わせたコルネリャと呼ばれる編成を設けるが、この際もハルバードを用いるドイツ兵やスイス兵に対抗すべく、槍兵が混戦に陥った時のために少数のロデレロが混ぜられた。実際ラヴェンナの戦いにおいてロデレロは槍兵に対して効果的に働いたが、しかしセミナラの戦いでは隊列の安定した槍兵隊に対して無力であった。しかも騎兵に弱いという欠点も露呈した。こうして弱点が多く認識された結果、1530年頃に採用された新編成であるテルシオからは外されることになる。

その後、ロデレロは廃れていった。しかし、片手剣と盾による歩兵の採用については、しばしば検討の対象となった。例えば、オランダ総督マウリッツは自らの護衛兵に剣とバックラーを与えたほか、三十年戦争ではマスケット銃兵から槍兵を防御するために、鉄製の大盾を持たせた歩兵を最前列に置くことが軍事理論家から提案されている。
  • スキル考察
スペインだけあるのかモンタノ、シューティングスター、ハイキック、などなど競技サッカーでの用語が多く見受けられる。

カタフラクト



古代末期のローマ帝国ないし東ローマ軍で考え出された複数の武器と重装甲を持った重騎兵。特に突撃の際に重要になる軍馬の前方のみに装甲を施した騎兵をいう。ギリシア語で「甲冑に囲まれた(もの)」に由来し装甲兵とも。また、彼らと戦ったサーサーン朝ペルシャやその周辺国家の同様の重騎兵に対しても呼称する。
騎兵の歴史はこれ以前に2種、アステカのジャガーが初めと言われるが、広く採用されていたこの「カタフラクト」が中世まで代表的騎兵の意味をなしていた。


軍馬の前方のみに装甲を施した騎兵をカタフラクトと呼んだのに対して、軍馬全体に装甲を施した超重装騎兵ともいうべき重騎兵はクリバナリウス(ラテン語: CLIBANARIUS)と呼ばれた。見た目の印象から「パン焼き釜」(ラテン語:CLIBANUS)に由来する。ローマと戦ったオリエント諸国でも装備の度合いによってカタフラクトとクリバナリウスに分別したが、ローマとは逆でより重装備の騎兵の方がカタフラクトだった。
馬だけでなく乗り手もより重装備で、例えばより露出度の少ない兜を付け、鎖帷子を金属板で補強するなどしていた。当然の事ながら配備と維持がカタフラクトよりも難しいためにそれ程多く編成されず、一時期は全く編成されなかった。


これらの流れはポーランド・リトアニア共和国で活躍した、「フサリア」「神兵」と呼ばれる騎兵史最強の騎兵の由来とも言われている。
正式な名称は「Winged Hussar/Polish hussars」
「Hussar」はフサリア、ユサール、ハサー、フザールと和訳が統一していない

元々はこれら騎兵を伝統的に運用していたハンガリーが、セルビアがオスマン帝国に征服され多くの傭兵として流れてきたセルビア軍をの吸収し、「黒の騎士団」という国王親衛騎兵隊として組織編成したのがフサリアの始まりである。
このフサリアはスィパーヒーと同等の戦闘力を持ち、ハンガー王国滅亡後も、オーストリアの重要な軽騎兵として存在し、東欧へと広がった。

元々騎兵が主体のポーランドでも「黒の騎士団」に強烈な印象を受けた貴族達によってセルビア傭兵を雇用しフサリアを編成した。
創設した初めは傭兵のみで構成されていたが、創設以後は貴族と平民分け隔てなく受け入れ体系化し急成長する。

創設当初は他のフサリアと同じく軽装騎兵だったが、西ヨーロッパの影響を受け徐々に重装化し、重装騎兵、カタフラクトに近い兵科になる。
背中の羽はポーランド王家の象徴「羽を広げた鷹」と、リトアニア王家の象徴「馬を走らせる騎士」が合わせた「戦闘に何の役にも立たない」装飾であり、肩にはヒョウの毛皮をマントのように纏っている。


アーチャー系列

  • 公式クラス動画でのフレーバー
「The little one, the one who draws the bow. Gain the wisdom to seek the truth.」
「小さき者よ 弓を引く者よ 趨勢(すうせい)を見通す知見を持ちなさい」
「The path of your arrow shall guide your friends.」
「その矢の示す先は、友を導く標となるでしょう」

レンジャー


クォレルシューター


サッパー


ハンター


ポイズンシューター/ウグシ(Wugushi/巫蠱師:ふこし)


スカウト


ローグ


フレッチャー


シュヴァルツライター


ファルコナー


マスケティア


キャノニア

ウィザード系列

  • 公式クラス動画でのフレーバー
「The little one, the one who holds the voice of reason. Listen to the whispers of nature and wander into the depth of the world.」
「小さき者よ 理を司る者よ 自然に耳を傾け、より深き世界へ想いを馳せなさい」
「Your wisdom shall save your friends.」
「その叡智は、友を救う力になるでしょう」

クレリック系列

  • 公式クラス動画でのフレーバー
「The little one, the keeper of life.Heal and bless others as your own.」
「小さき者よ 命を司る者よ 恵みと癒しを、分け与えなさい」
「Your love shall lead the way in the difficult days ahead.」
「その慈愛は、困難な道を切り拓く鍵となるでしょう」

クリヴィス


プリースト


ボコル


ティルトルビー


パラディン


サドゥー


モンク


パードナー


ドルイド


オラクル


プレイグドクター


カバリスト

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