魔将の中でも地位が低く、何度かギルティネに任された任務に失敗し、
ついには過去人間に封印されてしまった。
「神樹の日のおかげで自由を取り戻し、失敗した任務を挽回しようと努力しています。」
カニンガムの伝説(ミルティスが人間に封印されたときの話)
人々の記憶から消えるほどに遥か昔の物語だ。
カニンガムは鉱山で強制的に働かされていた頃、7歳ほどの奇妙な少女と出会った。
その少女は巨大な脅威について語るばかりで、自分のことについては何も知らないようだった。
カニンガムはその少女を哀れに思って世話をし、すぐに二人は唯一無二の親友同士になった。
だが、幸せな時は続かなかった。鉱山に魔族が攻めてきたのだ。
カニンガムは少女の力を借りて魔族を率いるミルティスを止めるため、懸命に戦った。
しかしミルティスの力は強大で、カニンガムは苦渋の決断を下すほかなかった。
結局、カニンガムは苦しみながらも鉱山を壊してミルティスの封印に成功した。
しかし、自分自身も脱出することは叶わなかった。
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