BS2/考察
考察
BALDR SKY Dive2にて説明されなかった事柄等の考察を行うページです。未プレイの方は見ないことを推奨します。
考察
学園編以前の時系列
[本編で断片的に描かれた学園編以前の時系列を考察。推測が混じっているので完全ではないかもしれない]- 統合と反統合による大戦。ノインツェーン登場。
- 終戦。19、統合で人として認知。ルネサンス計画に参加。親父や八重、聖良や長官なども。
- 親父八重を孕ませ(受精段階。本人達は勿論知らない)。19、察知。
- 八重を愛し過ぎて、眠らせて受精卵を採取。クローン作成開始。
- 違法クローン作りまくってたのがバレて19逃亡。ノイ先生はこの頃の唯一の生き残り。
- 逃亡先で19の実験続行。
- 19、所在を発見されバルドルに接続し死亡。 残った遺伝子操作された受精卵の一部が持ち出される。
- 南米工場で培養。後の空と真。この頃に甲ら(亜季のぞく)も誕生。
- 19死亡でルネサンス計画中止。親父、八重を連れて南八坂へ。幼少甲、菜ノ葉、南八坂で暮らす。まだ八重は無事。
- 南米事件。シゼル保護。幼少甲、シゼルと会う。
- ほとぼりの冷めた後、親父が空と真を保護。アークの養育施設へ。
- ドミニオンの母体となる教団誕生(本編より十数年前)。急速に拡大。
- エイダ、長官との不仲から信者に。初代神父が八重の電子体を拉致。
- 教団は当局の介入により解体。集団自殺。エイダ死亡。
- 八重バルドルに接続、停止させ死亡。親父助けられず。初代神父死亡。
- 世界0の空(エージェント?)甲と接触。
- 聖良、八重が愛し過ぎて自分などの遺伝子を交ぜて亜季を作成。(八重クローンと書類上偽る)
- 甲、引越し。亜季の下へ。
- 甲、引越し先でハブられるも、亜季のお陰でまっすぐ成長。亜季の計画により星修での再会を約束。
- 亜季星修中等部入学(遡行3/15)。ボッチで甲と離れ離れで寂しくて自分好みでシミュラクラ作成、AI入力→コゥ誕生。
- 一人じゃ寂しそうなので彼女作成(この段階ではまだクゥじゃない)。
- コゥ、(勝手に侵入してきた)幼少空に抱きついてキスしようとして問題を起こす。その後凍結。
- 彼女シミュラクラ、AIが観測の為に空を模倣してクゥ誕生。バレないまま学園編まで亜季の私有空間に。
- 空がネットで事故ってトラウマに→記憶欠落+記憶すり替え。
- レイン、ネットに接続可能になる頃、偽エイダと遭遇。ドミニオン残党にGOAT介入。長官偽エイダ射殺。レインと不仲に。
- 亜季星修入学後の遍歴。一年目ヒッキー、二年目に超挽回。
- でもハブられて悲しい。先生と出会い居場所を見つける。この頃、モホークとも面識あり。
- 先生、亜季にバルドルに接続を依頼。亜季了承。
- 学園編一年前のプログラム大会でバルドルにアクセス、妙なものを感じ即座に停止させる。先生汚染。
- ↑学園編一年前とすると下三項が一年で行われることになるが正しい年数なのか
- なんら矛盾や問題は無い(長くなるので《参照:菜ノ葉の両親殺しの犯人》にて)
- ↑学園編一年前とすると下三項が一年で行われることになるが正しい年数なのか
- その後ごたごたがあって亜季留年。如月寮の先輩らが先生の回りを探りすぎて退寮させられる。
- その頃、先生が若草夫妻を神父に操られて殺害。
- およそ一年後、学園編開始。
灰色のクリスマスの時系列(ほぼ明示)
- 真、寮にて空との会話後、清城の病院に向かう。
- 空・菜ノ葉、研究所に向かう。
- 直樹から連絡が入る。
- 甲と千夏空き地でバイクいじり。
- 先に千夏パーティーに行く。
- 空、長官にレインの事を説得。
- アセンブラデモンストレーション午前の部終了、
- 長官、予定をキャンセル先に出立。
- 空、先に一人で帰宅する為駅に向かうが、切符を間違えて購入(真による悪戯)。時間を浪費してしまう
- アセンブラのデモンストレーション第二部。
- バルドルを介して神父がAIに干渉。バルドルの干渉に無防備であったAIのハックに成功、心身喪失に至らしめ、統合の軍事警戒網のコントロール奪取。
- それにより、交通機関麻痺、電話も通じにくくなる。空、駅に足止め。
- 直樹(神父)研究所に爆破予告。研究者達や菜ノ葉は研究所より脱出。
- 甲、待ち合わせ場所に到着空を待つ。
- 千夏、先生より連絡を受ける。
- 神父によるアセンブラ開放とセキュリティーの未作動により、研究所よりアセンブラ流出。
- 空ようやく見つけたテレビ電話にて、甲との連絡中に、生きたまま融解する。甲、恐慌に陥るが研究所に向かう。真、恐慌。
- 特異点発生によるAIの機能復旧、軍事警戒網のコントロール再奪取、AIの独自判断によりアセンブラ焼却の為グングニールによる広域射撃。(最低でも7分間の連続射撃)
- 甲、研究所に向かう中、爆風に巻き込まれる。雅、蔵浜市でデート中、グングニール掃射を目撃。千夏、初撃による負傷者を助ける中、自らも被災重傷。真、被災者の意識が流れ込み失神。
- 米内、AIの暴走と判断、接続者システムによるAIの制圧を決定、CDFに真とノイを誘拐させる。統合軍黙認。
- 真、特殊な装置に接続され冷凍保存される。何らかのトラブル発生、ノイどさくさに紛れて脱出、その際真を実体とのリンクを途絶し電子体を仮想に逃す。
- 真、トランキライザーに接続されるが、人事不省のため起動せず。
- 甲聖堂にてレインと再会
- 聖堂を出発
- 暴漢に襲われるジルベルトを発見救出。甲、かばい視覚聴覚を失う。マザー、暴漢無力化・救援要請・方向指示・甲にレインを空と誤認識させる。レイン、足を骨折。初の殺人。
- 機密保持と汚染防止の為、AIマザーは自壊
- 甲、レインの視聴覚と接続、マザーの仕込みにより空に変換誤認、負傷したレインを背負って出発。
- 米内、失敗と判断、統合軍には接続者脳死の報告。
- 甲レインを空と誤認したまま初体験。その後救出。
- 千夏、瀕死の状況だが救われる。
- 菜ノ葉、先生達と逃亡生活へ
- 真、色々あり神父の元、ドミニオンへ
世界0で箱舟計画後、起動までの時系列
- アセンブラ流出後、数年で人類の絶滅が確定。生き残りは箱舟の中のみ。
- 自我融合が始まる。
- トランキライザー(AI干渉システムとして)の空と19の主導権争い。結果、空主導権を得るが、19と融合してしまう。
- 空、灰色のクリスマスを起点に観測を開始。結果、空生存世界群は人類存続する可能性が高いが、甲生存世界群は例外無く人類絶滅。いずれも甲と空が結ばれる世界は観測出来ず。
- 空、甲生存世界群にて、眠っているクゥ(リンク先のない空摸倣体)の起動方法を獲得し干渉開始。19、AIを経由し神父を通じて干渉。
- 観測の結果、多元連結処理を獲得。甲が生き残るように介入すると、勝率が格段に上がった。
- 特異点(多元連結処理)は最初から存在、灰クリ時が最初の一回目(AIの制御回復)。また、物語開始までに度々起きている(聖良さん談)。
- 観測の結果、干渉開始からアセンブラが流出するまでに、大規模介入(特異点発生)が効果的と判明(三回限定の制約有り)。勝率が格段に上がったことにより、甲が生き残る可能性が増えた。が、いずれも甲と空が結ばれる世界は観測出来ず。
- 自我融合前のノイにより、コゥ度々観測されるようになる。
- コゥ起動、甲世界のループ分岐開始と類似の状況を観測、行動開始。
菜ノ葉の両親殺しの犯人
- 菜ノ葉√終盤で菜ノ葉の両親を殺したのは直樹だと本人が自白しているが、本当にそうなのだろうか。
- 亜季√で直樹の狂気の原因がバルドル接続であること、その時期が学生編開始前の1年以内であることがわかっている。このことから、若草博士殺しの犯人が直樹であるとするなら、バルドル接続〜学生編開始までに菜ノ葉は両親を失っていないといけないことになる。
- 直樹が犯人だとすれば、幼馴染である甲が菜ノ葉の両親の死を知らなかったことに説明がつく(菜ノ葉と疎遠になっている、両親死後それを伝える余裕と時間が無い)。しかし、直樹の侵蝕具合から考えてこのような計画的犯行を衝動的に行えるのだろうか。
- 直樹以外が犯人だとすると、なぜわざわざ両親殺しを自分の仕業だと語ったのか疑問が残る。
- これは甲言うところの「初代神父」死後、残されたドミニオンのメンバーが神父の遺志としてテロを行った結果とは考えられないだろうか。神父は世界0のノインツェーンより幻視と言う形でメッセージを受け取っていたのだから、直樹がアセンブラ開発の主任となるように根回し(関係者の抹殺等)も行っていたはず。であれば、「私が殺した」と言う台詞は、直樹を融合しかけた神父の台詞と考えて良いのでは。
- 菜ノ葉と直樹の再会時の台詞により、数年ぶりの再会である事、最後に会った時の後に両親が亡くなった事が伺える事から考えても。直樹感染後の殺害という事に対してもなんら矛盾は生じない。
- 又、浸食具合に関しても、(亜季の)先輩達への退学工作やアセンブラ開発障害に対する工作などの行為を行っている事から考えて、菜ノ葉両親殺しを行ったとしても不思議ではないと考えられる。
- 空調査にて、一年時不登校、二年時挽回するが『亜季先輩は去年のプログラム大会時(バルドル停止)の件で長期停学により留年』(遡行8/12)
- 亜季曰く、『まだ私が星修の学生で甲がはいる前の話』に直樹をバルドルに接続、暫くしてから直樹変化、不審に感じた先輩達が何かを調べるが逮捕される。(亜季√10-17)
- 以上の条件を満たす先生の感染日は甲入学前の1月頃と考えられる[亜季:一年-二年(接続&長期停学)-二年(留年)-三年(本編)な為]。又、先輩達逮捕もその後暫くしてからと考えられる。
- 菜ノ葉両親殺害の日付に関しては、爆弾が菜ノ葉へのプレゼントのナノフラワーに仕掛けられていた事から考えて、10/19(菜ノ葉誕生日)近辺や入学決定した2月頃という可能性はある。
- これについて語った時の台詞「私は彼等(若草夫妻)の慎重さが許せなかった」(←少し違ったかもしれない)の「私」は誰のことだったのか?
- 19とは無関係に、先生が研究者の一人として夫妻の慎重さをじれったく感じていたという可能性もある。
- そして19はそこに利用価値を見出し、してはいけない後押しをしてしまった。
- 慎重さつまり安全装置を組み込む前に暗殺した?
- 単純に技術開発における安全重視と開発重視のスタンスの違いとも取れる。若草博士主導のアセンブラ開発では完成までに時間がかかりすぎると判断し、自身がプロジェクトを主導する事を望んだ?
7の世界について
- 並行世界のどこか。先生を真が諭した世界?BALD SKY内での各ヒロインルートは、灰色のクリスマス後を分岐とした並行世界だから、それ以前に分岐した並行世界だと…思う。
- AIによる情報の交換=量子ネットワークは時空を超えてやりとりされるとの作内定義有り、世界0の事象がAI経由で灰色のクリスマス以前に干渉し分岐したと考えられる。(真の干渉に関しては世界0ではなく、世界5的事象群の影響とも考えられる。)
- でも特異点がないと介入できないんじゃ… どこかにあったかもしれないけど。
- 大規模介入(多元連結処理)と又別。AI同士でのやりとりは常時行われている。空ルートでの記憶流入描写が良い例。例えるなら、メールのやりとりと、PC同士を繋いで分散処理を行わせる違いであり、通常の状態だと回線がボトルネックになって処理が追いつかなくなってしまうから、特異点という大規模回線を引く事によって解決したと考えらる。
- ちなみに、世界0の空による世界1〜5への干渉はエージェント(クゥ)によって行われる。これは空が死んだ事により、クゥのリンク先が無くなったのを利用し条件付け程度を与えて自分(世界0の空)にリンクし直したと考えられる。(最初のエージェントが白紙状態なのはそのため)よって、世界0の空が何で灰クリ以前に干渉しなかった(出来なかった)かというとそのためだろう。
- 世界0にコゥが現れたのは空の度重なる干渉(エージェントとのリンク)による影響(改変世界群と世界0のリンク)により、改変世界群の甲達と世界0コゥのリンク総量が再起動の閾に達したと考えられる。
- 世界0のクゥは表記がクゥとなっているとおり、本来の意味でエージェント(=空の代理で改変する存在)では無い存在だったが、甲とコゥのリンクにクゥが巻き込まれて、空0とエージェントとのリンクから逆流し、クゥ0の意識がエージェントに取り込まれてしまったと考えられる 。世界0の元々のクゥの存在が、そのとき消滅したのか融合したのか・・・
- まぁ、最初からはっきりと自分はクゥと明言しているし(エージェント達は否定し続けている)消滅ではなく、融合なのだろう・・・
- 又、学園編時に既に灰クリ以降の事象が干渉していたのは作内で明示されている。聖良と真はAIとの過度の親和性により。甲は世界0空にAI経由でのぞき見され(AIのロジックに反しない程度なのだろう)。神父はバルドル経由で19と。
- AIによる情報の交換=量子ネットワークは時空を超えてやりとりされるとの作内定義有り、世界0の事象がAI経由で灰色のクリスマス以前に干渉し分岐したと考えられる。(真の干渉に関しては世界0ではなく、世界5的事象群の影響とも考えられる。)
失われた青空
- バルドルと取り戻すべき失われた青空を合わせてパスワードに設定したが、灰色のクリスマス前には青空は失われていない。ナノマシンが曇天の原因とは思えないのでグングニール広域照射の影響で世界中が曇天に覆われ食料供給も難しくなったのだろう。世界0からの情報で未来のことを知っていたからパスワードに設定したのだろう。
- 正直、そこまで何年も曇り空になることは考えられないが。
- グングニールの威力は核兵器に匹敵する。7分間の連続射撃により核の冬が起きたものと考えられる。
- 「我らが取り戻すべき、あの青空」との事なので「失われた青空」とはニュアンスが違う。「君の名を取り入れ」とも有る事から、直樹達(アセンブラ開発者)の夢である「アセンブラで取り戻したい(取り戻すべき)汚染された環境」の内、キーワードとして空を選んだと考えるのが妥当であろう。
- ちなみに、菜ノ葉にキーワードが与えられたとしたら、「我らが取り戻すべき、あの緑地」で『BALDR Green』になっていたかもしれない。(『BALDR NIRA』かもしれんがw)
- 正直、そこまで何年も曇り空になることは考えられないが。
- 直樹がアセンブラ開発に着手している段階で、星の環境破壊は深刻なまでに進んでいる。直樹の目的がアセンブラによる世界の環境浄化、環境回復であるのなら、「かつての空、自然に満たされた時代にあった筈の本当の青空」を取り戻す事に矛盾はない。
- 先生の言う環境浄化は、当人の体験からしても土壌汚染とかの類の可能性も。そして未来の情報が入ってきて、曇るのがわかったからBALDR SKY…ではないだろうか。それだと、未来の甲たちの状況がわかってるので、取り戻すべき空(水無月空)ということで空の名前を入れた可能性も。
- 基本的に環境浄化は水質汚染、土壌汚染、大気汚染、遺伝子変質等多岐に渡り、流石に学園編時に先生が土壌汚染の改善しか頭に無いとは考えられない(先生自身も環境浄化対して語っている)。また、取り戻すべきなのは、アセンブラ菜ノ葉やトランキ千夏、巫女真も同様に取り戻すべき対象と考えられる。ちなみに、19空は物語としての最後であるが、多元世界としては確率世界の一つであり、その後も他の分岐展開が存在し続けると考えられる。(世界0の空を救う為、代わりにに真が19に再接続して甲と戦うとか、世界0をAIイブエージェントとして観測している世界∞の聖良さんを救い取り戻す世界とか・・・)
甲が死ぬ世界での灰色のクリスマス
- 空と甲が入れ替わってるなら、甲は何らかの目的で研究所に行ったことになる。並行世界とはいえすべての立場が逆になるはずがないので、薬を飲んでるのは甲のはず。
- こちらの世界では甲はレインのことを空とプレゼントを買う日以前から知っているので、後の空との会話で甲が勲を説得しにいったのかもしれない。
世界0におけるジルベルトに関して
- 各ヒロインは甲が死んだ記憶を持っているが、ジルベルトだけは甲が生きている世界での記憶を持っている。
- ↑※質問※根拠がわかりません。最初にあったときクゥが「甲が死んじゃった後に出会ってるみたいな事を」と言っていますし、千夏が「こいつの頭の中では甲は学園生のまま」と言ってます。千夏やノイの台詞からもこの世界で甲シミュラクラがなんらかの形で活動していたはずですので、甲が生きているのではなくて、甲シミュラクラの事を言っているだけでは?9章のバトルの際にも「学園時代の屈辱を6億倍にして」と言っています。これは灰色のクリスマス後甲(とレイン)に助けられた記憶があるなら出てこない台詞ではないかと。【*a】
- ↑空√11章のジルベルト:「あの日…あの忌々しいクリスマスの日、お前は俺を助けた。俺が何者かすら知らないままに。」から。まあ2つ下の方が言うように、甲本人のイメージだったのでしょうけど。
- ジルベルト0の学園時代云々は灰クリのことではなく文字通り学園時代の屈辱なのだろうから、コゥは関係ないと考えられる。よって甲生存の記憶は(勘違い込みで)ない。
- ちなみに、自我融合から戻る際のジルベルトは本人ではなく、甲(自我融合本人)の観測に基づいたAIによるイメージ(人格要素)と考えられる。(千夏やレインの自我融合解除のおけるAI・イヴの台詞による)
- 甲はクリスマスで助けたのがジルベルトだと知らないのだから、甲のイメージからクリスマスのことを話すジルベルトは出てこないのでは?とも思ったんですが、イブに記録が残ってるはずだからいいのかな…
- イブ0の記録には、甲ではなく空0が助けた記憶が残っていると考えられる(ジルベルトが電子体幽霊になった時に取得)。(根拠はレイン0の回想より)
- コゥが甲としての自我を持っている事(改変世界群から甲の記憶などの情報が流入してる事)、コゥが自我融合している事(コゥとしての存在が希薄=自我がリンク先に強く影響される事)、世界0は5桁の年数が経っている事(時間軸に影響はされない事)等を考慮すると、改変世界群の甲が知っている情報であると考えられる(他の√でも匂わされていた位)。
- ちなみに「人物再現」ではなく、「人格要素」との事であるから、ジルベルトの記憶情報込みで再現させたのではなく、いわゆる魂の形的な物(人格の構成要素のみ)を自我融合者に流し込んで、自己反応させたと考えられる。
- 又、逆にジルベルトのみが甲生存世界の記憶を持つ理屈が不明である事が挙げられる。
- 【↑*a】世界0で量産されたNPCは空ではなく甲だと思われ、千夏の「あんた、空のそばにいただろ」とかノイの「NPCだと思った」とか、なのでそのことを指していっていたのではないかと推測される。
- 質問意図のジルベルトの記憶に関してはコゥ量産NPCではあり得ない(救出は現実世界での出来事であり、世界0では空&レインである為)。又、千夏&汁の方舟計画以前観測のコゥ?やノイの自我融合前観測のコゥ?に関しては、量産NPCとは考えにくい。(長くなるので詳しくは【世界0のコゥ出現に関して】にて)
- ↑※質問※根拠がわかりません。最初にあったときクゥが「甲が死んじゃった後に出会ってるみたいな事を」と言っていますし、千夏が「こいつの頭の中では甲は学園生のまま」と言ってます。千夏やノイの台詞からもこの世界で甲シミュラクラがなんらかの形で活動していたはずですので、甲が生きているのではなくて、甲シミュラクラの事を言っているだけでは?9章のバトルの際にも「学園時代の屈辱を6億倍にして」と言っています。これは灰色のクリスマス後甲(とレイン)に助けられた記憶があるなら出てこない台詞ではないかと。【*a】
ループ分岐起点に関して。
- 空が介入できるのはエージェントを通してで、初めてエージェントに会ったのは爆発直前。おそらクゥとリンクしてエージェントとして稼働させられるようになるのが、あのタイミングから。
- 直後に爆発に巻き込まれて脳チップが破壊された時にエージェントに何か仕込まれた事により、甲が多世界間データリンク出来るようにり、これにより、経験蓄積が始められる事となるため、甲主観で目覚めた時点からループ分岐の起点と考えられる。
- ちなみに、脳チップがノイにも理解できない変質が起こっている描写があるため、物質的な何かを埋め込まれたのではなく、ウイルス的な情報によって多世界間データリンクのデバイスを生成し変質したと考えられる。(19神父と似た感じで)
- また、空0としてもエージェントとリンクし介入を始められるこの時点を分岐の起点としていると考えられる。(観測分岐ではなく、干渉分岐の起点として)
- 空0は「自分が生存する分岐を見失った」と言い、真の夢はお姉ちゃんが死ぬところから始まるそうだから、1回目の灰クリ以前から次元干渉戦はしてると思われ。物語の基点が爆発直後なのは上記理由だと思うけど。
- 空0の観測と干渉に関しては9章2コマ目で方法等が明言されている。このため、観測範囲とは別に、空0が干渉出来るのは、リンク無しクゥを通してとなる。
- 真の夢に関しては無意識にAIの量子通信にアクセス(他の時間空間世界の自分の経験に対して)している為と考えられる。灰クリ前から兆候はあったが(真の夢の顔も判らないが愛しています云々の件)、空の死亡時のショックでアクセス強化自覚するようになったと考えられる。真はそれによる自主干渉(先生=神父の影響も有るだろうが。)
- 空0の「自分が生存する分岐を見失った」とは、甲生存世界が増えるに従い、空0の認識処理能力が圧迫され空生存世界の認識が出来なくなったと考えられる。人の意識では認識限界が当然存在するのだろう。
- ちなみに、確率分岐(≠干渉分岐)は常時行われいると考えられる。また、既に神父は干渉開始、聖良さんも真と類似な理由で自主干渉していると考えられる。但し、それによる空0の認識範囲外の世界は空0には知覚認識されない。
世界0の皆が揃うまでのプロセスに関して
- 世界0のコゥとそれぞれとの合流に関しては、現時点(コゥ覚醒時)での空√で起こっている事への改変でなく、自我融合している相手に対してコゥが相手(融合者)を認識し、融合者に対しコゥの存在を認識させる事により融合解除させるプロセスに過ぎない。
- 時間軸に沿って、且つ融合者に対する電子幽霊化前の起きた空との記憶(甲との反転)に介入するのは、AIのロジック(ネットの法則)に則り、融合者とコゥ両名が共通に認識解釈出来る干渉であり、融合解除する為の最良のイメージ(方法)だと考えられる。
世界0のコゥ出現に関して
- 世界0にコゥが現れたのは空の度重なる干渉(エージェントとのリンク)による影響(改変世界群と世界0のリンク)により、改変世界群の甲達と世界0コゥのリンク総量が再起動の閾に達したと考えられる。
- ノイの見たコゥは再起動前の微かなリンクが繋がり、薄く具現化した時を目撃されたと思われる。(ノイの「消失前に見かけるようになった」との話なのでかなり時が経っており、空0の多世界への干渉=リンクが増加していたと考えられる)
- 千夏及びジルベルトが見た、空の側に現れるコゥ?は何故現れたかは不明。時期的には方舟計画以前の出来事であると考えられ、摸倣体として稼働できるリンク先が不明である事が理由。強いて上げるなら、世界Xの多世界に干渉出来る甲がコゥとリンクしエージェント的に使っていた事になるのか?ともかく、誰によって、どの意志で、何を目的として行動していたのか不明な以上明言は不能。
- ただしいくつかの可能性は否定できる。1.元コゥ0が自律起動(作中内定義)2.空√コゥと同じ(コゥ?はNPC?的=not人的)3.エージェント的役割(誰によってか不明。甲Xを仮定するならば可能。多元世界の甲の無意識の総意なら空√コゥと同じになり不可能。)4.空√後のコゥ達(空0達の力を借りたとしても自律起動と同義)等
- 又、セカンドが普通のNPCを人と間違えない事は作内定義されているため、上記に関しては量産型コゥの可能性は低い。そもそも叔母様の溺愛っぷりから考えて、社長権限で一般(アーク内部込み)に使用許可する可能性は低いと考えられる。
コゥが三回目の特異点消失時に消滅の件に関して
- 常時及び二回の特異点消失時にコゥとエージェントが存続出来た事、空の死亡(リンク先との接続不能)によりクゥの自我が消滅した事(摸倣体データ及び記憶データはAIが保存)を考慮してみると、度重なり特異点発生させた過負荷によりAIの量子通信機能自体に一時的な接続障害がおこり、改変世界群の甲とのリンクが切れ空√コゥは存在が維持できなくなり消滅すると考えられる。
- それに反しコゥが存続出来た理由としては、(空0+クゥ0+エージェント)と共振と同系列の理由によりリンクし応急措置的に繋ぎ止めつつ、リンク先の情報の維持保存が行われ、リンク先の無い状況のコゥを消滅から防ぐ為の凍結させた事によると考えられる。又、空0も共に凍結した理由としては、コゥへのリソースにほとんどを振り分ける為及び凍結したコゥにリンクした為と考えられる。
久利原直樹について
- バルドルにつなげてほしいと頼んだ時に話していた、接続者システムのことをどこで知ったのかが気になります(発言からすると、指揮者の開発のために接続者システムのことが知りたい。という風に聞こえます)。亜季が「先生は機密を残らず吸い出そうとした」と言っていますが、「〜彼を利用するつもりで、ははっ…私は彼に利用されようとしているのだ…!」「危険は覚悟の上だった。……ノインツェーンの力が無くては、アセンブラは完成させられないんだ」の発言からすると、ノインツェーンのことを知っていた? そのうえでつないだとなると、接続者システム目当てというより、まさしくノインツェーン目当てに繋いだということにならないでしょうか? さらにノインツェーン目的だとすると、統合で検査したのにわからなかったノインツェーンを知っていたことに? 変なとこあったらご指摘ください(_ _)
- アセンブラの基礎技術はノインツェーンが完成させたものです。アセンブラ開発に行き詰った直樹は、アセンブラ完成のヒントはノインツェーンにあると考え、彼の素性や資料を調べるうちに(かなり研究熱心だったようですので、多少危険な橋も渡ったのかもしれません)接続者システムの存在を知った…という可能性があります。「〜彼を利用するつもりで」は「彼の技術・研究資料を利用するつもり」、「危険は覚悟の上だった〜」は「軍の機密である負の遺産(接続者システム)が隠されていた場合、設置されているであろうブラックアイスに引っかかってしまう危険も覚悟していた」という意味ではないでしょうか(流石の直樹も、まさか洗脳プログラムが仕掛けられているとは思ってもみなかったでしょうが)。この事から、ノインツェーンではなく、単に彼の技術が目当てだったと思われます。さらに言ってしまえば、直樹がつないだミッドスパイアのバルドルマシンはルネサンス計画時にノインツェーンが愛用していたものですので、このバルドルマシンに秘密が隠されていると考えたのは必然と言えるのではないでしょうか。
- 同意。「危険は覚悟の上だった〜」はもっと広い意味で「軍の機密に触れる事自体によるリスク」と考えられる。
- 「統合軍は接続者をバルドルに隠している」と、直樹が発言している。危険とは不正アクセスにまつわる物と予想できる。
19、190、神父、バルドルに関して。
- 1.バルドル単独では絶対にクオリアは発生しない。2.神父は19では無い。3.リンクが有ればデータにクオリアを発生させる技術が有る(摸倣体システムの原型)。以上の事から、
- 19とは、感染者の脳にリンクしバルドル内のデータを元に19としてのクオリア(意識)をバルドル内に再構成したものと考えられる。
- 神父は、19素体(≠19システム統合体)のイメージを元に作成した摸倣体的存在(≠摸倣体)のデータを接触者に展開感染、宿主に依存(融合・乗っ取り)する形でクオリア生成した存在だと考えられる。
- バルドルは、感染の為のデータベース・19のクオリアの為の依り代(実体)・計画実行の為の演算装置。と考えられる
- 神父化ウイルス感染の流れとしては、1.バルドルのデータ(神父化ウイルスを含む部分)に対象が接触する。2.対象内に神父のデータを展開感染、クオリア(意識)の融合・乗っ取りを始める。3.同時にバルドルとリンク、バルドル内にクオリア生成、19のデータを元に再構成する。と考えられる。
- 190の干渉に関しては190は空0にトランキライザーの主導権を握られている事から、干渉規模は空0と同様にある程度の情報の送信であると考えられる。経路としては、190→(リンク)→空0→(トランキライザー)→イブ0→(量子通信)→AI→(ネットワーク)→バルドル19⇔(リンク)⇔神父。
- また、初代神父は八重であったとも考えられる。(亜季√8-4・10-9・13-12・13-14等の描写より)
世界0の成り立ちに関して。
- 清城事変時に汁&千夏が観測したコゥ?が、甲Xによるコゥエージェントだとするならば、世界0は甲X干渉空生存世界内の内、中後期のBAD ENDを迎えた世界から分岐した世界だと考えられる。(空0による観測で、空生存世界が人類存続の可能性が高く観測された理由とも関連)尚、既に甲Xの干渉の手から離れた世界であると考えられる。
- 又、描かれなかった初期のBAD的な世界(方舟計画発動・トランキライザー(=AI干渉システム)との接続・独身、の条件を満たした世界)が甲Xの世界とも考えられる。(空0による観測で、甲生存世界が滅亡の可能性しか観測出来なかった理由とも関連)
特異点の回数制限に関して
- 特異点は初回発生は灰クリ時でその後度々起こっている事から、エージェント起動時からアセンブラ流出危機までの3回と考えられる。
- 3回制限の理由は、特異点発生自体にその世界のAIがリソースを割いているのは暗示されている為(トランキライザーに抑圧されると特異点が縮小する、接続に時間制限がある、等)、時間単位でのAI自身の物理的な(ハードとしての)限界だと考えられる。
- エージェントを起動してからアセンブラ流出までの短時間に3回発生させる為、AI通信機能に一時的な過負荷が起こり、空0とのリンクが途絶しエージェントが消滅する為以後干渉が不可能になると考えられる。
- 特異点発生の3回とは、1.エージェント起動と甲の多世界間データリンク生成データ移行(ループ分岐起点に関して。参照)、及び工場よりの離脱。2.原発破壊時等。3.アセンブラ流出対処。の3回。世界0に関しては1.コゥ&クゥ再起動時。2.戦場再構成。3.対19戦。だが、空0世界干渉時及び清城事変0時も起こっていると考えられる(規模は不明だが)。また、何も起こらない(特異点の必要がない)世界でも、演算の為のリソースを提供する為、同じ観測事象時に特異点は発生してリンクしているとも考えられる。
- 空0の言(淘汰の過程で発生・3回ずつ、どの世界でも発生:空√9-2)に関しては、特異点は必ずどの世界でも(エージェント起動時に)3回発生していたが、淘汰の過程で空0(AIでは無い)が特異点を認識(発見、発生)・改変システムとして介入利用出来たか否かの話と考えられる。《特異点自体は空0が意図的に発生させている訳ではなく、発生(認識)した特異点を(エージェントが)利用しているだけである。又最初から認識出来なかったのは、AIの質問されないことには答える事は無いという性質も起因していると考えられる。》
灰クリ時にAIを乗っ取った未知の存在に関して。
- 考察上では「AIがバルドルの干渉に無防備だった」ということにして話を進めたが、合理的ではない。
- 19バルドル単体(処理能力は上だが、接続者システムが無いから抑圧できない)
- 190トランキがAIネットワーク越し(神父の必要なし。空0の主導権の元での使用は不可能=チート技なのに本編で未使用)
- 本当に.AIがバルドルの干渉に無防備(そもそも接続者システム開発の必要がない)
- 宇宙人(聖良さん一押しw)
- 以上の候補は不備が存在するため不可能、灰クリ時に別の接続者を使いトランキライザーを稼働させたと考えられる。(真√6-8・11-8・12-1)
- 流れとしては、ドミニオン接続者をトランキライザーに接続→AI抑圧・統合防衛網奪取・アセンブラ流出→特異点発生・AI機能回復・統合防衛網再奪取・グングニル発射→米内、真とノイを拉致→真、特殊な機械で凍結(≠接続者システム)→米内、ドミニオンと接続者システム争奪戦、その後トランキライザー正常稼働しているがAIを抑圧出来ないのを確認・ノイ、その間に真を仮想に強制離脱させ同時に肉体との接続を途絶、その後脱出→ドミニオン接続者脳死・真を接続するが人事不省・AIマザー自壊→米内、統合にコネクターシステムの失敗と接続者の脳死を報告。真をサンプル(カード)として確保。であると考える。
世界0でのアセンブラ流出に関して。
- この世界では灰色のクリスマスの時に特異点の介入は起こりえなかったはず。
- また、それならば軍事警戒網のコントロール再奪取、AIの独自判断によりアセンブラ焼却の為グングニールによる広域射撃、ということが行えなかったはず。
- 本編で語られていることから、統合による焼却プランではアセンブラの流出を抑え切れなかったはずなので、別の何らかの方法で軍事警戒網のコントロールの奪取をしたのだろうか。
- あるいは世界0でも灰色のクリスマスの時点で、特異点の発生が起こったのだろうか。
- 特異点が無い場合、灰クリ時のバルドルのAI乗っ取りの時点で積む。
- AIの復旧が特異点無しには不可能
- AIの制御が無ければ、グングニールの使用は不可能
- グングニールが無ければ、灰クリ時のアセンブラ増殖は阻止できない(核などの代替措置は時間的に不可能、被害状況が清城に及んでいない事を考慮)
- しかし、世界1から5において「灰色のクリスマス時に発生した特異点を介して、世界0のイブがその世界のAIに干渉してコントロールを取り戻した」ということが、世界0ではどう起こったのかという疑問が残る。
- 仮に「世界Xの甲とつながったイブが干渉して取り戻させた」としても、今度は「では世界Xの灰色のクリスマスは、誰が干渉して取り戻させた?」となる。
- 甲生存世界群の灰クリ時特異点を作り出したのは世界0のイブでは無い。あくまでも量子通信によりリンクされた多元世界AI群であると考える(AIは群体であるとの作内設定の為)。
- 又、量子通信は時間・空間・世界間に縛られず伝わるとの作内設定の為、人の意識としての時間軸にとらわれずに多元的な相互干渉が可能と考える。
- よって「世界Xの灰色のクリスマスは、誰が干渉して取り戻させた?」の答えは多元世界AI群となる。
- プロセスとしては、未知の存在によるマザー乗っ取り→(世界内AIによるマザー復帰失敗)→世界内AIによる特異点生成、多元世界AI群に接続要請→多元世界AI群による特異点接続・連結処理開始→マザー復帰→AIネットワーク汚染防止等の為、マザー自壊。であると考える。
- AIは世界0派生以前より多次元量子通信を行っていた。灰色のクリスマスまで特異点が発生しなかったのは「重要と判断していなかった(必要が無かった)」ため。
- 第一次灰色のクリスマスにおいて甲が死亡している。
- 空が凄腕と呼ばれるほどの経験を積んでいる。
- レインと菜ノ葉に交流がある。
- 千夏がGOATに所属している。
- 以上4点により、第一次灰色のクリスマスからアセンブラ拡散まである程度の期間があると予想される。
- トランキライザーに真が接続されていた状況から見て、世界0は真ルート踏襲、クゥ不在のため空が真の身代わりとなりトランキライザーを止める者がいなくなり、甲不在のためアセンブラの書き換えプログラムを手に入れられなかった世界と思われる。
世界0のマザー
- コゥがネットの清城市で目を覚ましてからネットに接続を行い、AI郡を調べるとマザーが残っていることが確認されていた。
- 学園の聖堂に行っても反応はなかったが、実際にマザーのAIは残っていたのか?
- ↑あの聖堂は亜季の作った仮想空間であるため根拠にならない。
2013年08月31日(土) 13:00:53 Modified by ID:o24GYlfuRg