葉鍵キャラを政治家に見立て葉鍵国を統べる仮想政界「葉鍵政界」の派生wikiです。葉鍵板を参考に、99%のネタと1%の知性で盛り上げ楽しんでいきましょう。(元は葉鍵政期スレのまとめwiki的位置づけでしたが、現在は三次創作サイトの方向に突き進んでいます。)

政治用語
語名同人主義
分野共産主義

 同人主義(英:coterism)とは、共産主義の1形態であり、葉鍵政界の藤林杏によって提唱された政治経済概念である。

 広義に於いては、「同人活動をモデルとした経済活動を社会に適用していく思想全般」を指し、同人主義を掲げながらも商業資本主義を積極的に肯定する大庭詠美のような立場もある。彼女らは一般的に同人右派と呼ばれ、それに対し狭義の同人主義を同人左派と称することもある。また、自称として「新同人主義」を呼称することも多い。
 但し、杏さん党は、同人右派に対し「本来の同人主義の思想とは全く異なる思想・理論であり、実態はただの新自由主義でしか無いにもかかわらず、同人主義という言葉にただ乗りしている」と批判している。
 一ノ瀬ことみも一時期同人右派に傾いていたが、一ノ瀬内閣を経て「新同人主義」の欺瞞に気づき、最近は「同人左派」に回帰しつつある。)
 

同人主義の思想・理論

 以下は、狭義の(本来の)同人主義(同人左派)について述べる。


 商業資本主義を排し各個々人がもつ才能や人的繋がりの力を以て同人誌を作り上げ原価に近い価格で頒布する、という同人誌の世界を、社会が目指すべき理想モデルとみなし、個人又は限りなく個人に近い集団共同体が必要な物を生産し限りなく低コストで頒布するという利潤漸減型経済モデルを想定している。

 ただしこの考え方を単純に適用すると、「生産した物が売れず生産コストすら回収できない=生活の困窮」や「本来需要のある物が生産されない」といった矛盾を抱えることになる。
 そこで藤林杏は、そこに「公」の果たすべき役割があると考え、まず前者を解決する為に「最低限の生活保障を行う為の公的システム」と、それを財政的に維持する為の「特定品目の公的生産」を打ち出している。
 また、後者の「本来需要のある物が生産されない」という矛盾は、これは自由主義型市場経済でも発生しうる経済学の難題であるが、同人主義ではこれを解決する為に「経済における民主主義の導入」を提示し、その経済民主主義の運営に於いて前述の同人型共同体ネットワークの活用を想定している。経済民主主義の監視下の元、公的生産システムを適宜介入させることによって、需要が満たされないという現象を極力回避しようとしている。
 (但し、この「経済民主主義」という概念をどうやって実現させるかについては、理論が未確立である。自由主義経済に於けるソーシャルビジネスとどう違うのか、という指摘もなされている。)

 また、ここで言う「公」とは必ずしも国家を指し示すものではない。が、現状考え得る最も効率の良い公的システムとしての国家の役割を否定するものではないとしている。無論、国家が行うよりもより効率が良く公平な運営が可能なシステムが存在すれば、それは即時そのシステムに置き換えられるべきだとしており、その意味でも同人主義は未だに発展途上であると定義している。


 また、同人主義は共産主義の1形態であると位置づけられてはいるが、共産主義思想に於いて現在圧倒的主流であるマルクス・エンゲルス思想、又はマルクス・レーニン思想(ML思想)とは明確に一線を画す。

 その最たるものが「社会主義」の位置づけである。
 マルクス・エンゲルス思想に於いてそれは「共産主義の低次の状態」であり「高度な資本主義社会を経て社会主義に至り共産主義が実現される」という弁証法論的思想の根幹を為すものであり、社会主義と共産主義は不可分のものであるとされている。
 これに対し同人主義は、生産手段を可能な限り小規模共同体単位で共有しようという思想であり、生産手段の全てを国有化(公有化)してしまう社会主義を真っ向から否定する立場である。同人主義の実現に於いて高度な資本主義の過程は必要とするものの、社会主義の過程は全く不要である、と言うのが同人主義の立場である。よって、同人主義はマルクス・エンゲルス思想とは異なる立場の思想という事になる。
 また、その思想に於いて独裁を積極的に肯定するマルクス・レーニン思想は、同人主義が掲げる経済民主主義とは真っ向から対立するものであり、むしろ積極的に攻撃し排除していくべきだとするのが同人主義の立場である。
 (この点が、ML派である長森瑞佳杏さん党に参加していない所以でもある。
 その一方で、葉鍵共産党の創設者で且つ大企業グループの経営者という一見すると矛盾した立場を抱える柏木千鶴にとっては、自己矛盾を解決する方策として同人主義と歩調を合わせ杏さん党入りすることが最善の判断であったと言える。)

同人主義をめぐる情勢

同人主義政党としての「杏さん党」

 尚、杏さん党は同人主義実現の為に藤林杏によって結成された党であるが、前述のようにマルクス主義とは一線を画すとは言え現状の資本主義経済を真っ向から否定する立場であることには変わりなく、それ故に自由主義経済を積極的に擁護する諸政党とは原則的に相容れないのは無論のこと、現行の市場経済の中で福祉を中心とした構造改革を目指す社会民主主義とも、最終的な結論に於いては立場を異にしてしまうことになる。
 その一方で、社会主義をも否定する立場から、社会主義・共産主義政党(いわゆる左翼政党)とも、理論的には相容れないという事になる。
 故に、杏さん党は政界の中では孤立しがちな傾向があった。
 但し近年、(一ノ瀬内閣との対決過程で現実主義的立場から政策批判を行ったこともあって、有権者の間では「中道左派」のイメージも拡がっている。また他の左派政党との連携の余地も生まれており、2011年には葉鍵社民党主導で成立したとは言え党首の藤林杏を首班とした左派連合政権の藤林杏内閣も成立している。)

諸外国に於ける「同人主義」

 近年、葉鍵国以外でも「同人主義」を掲げる政党や国家の成立が確認されている。
 但し、これらの「同人主義」が、本来の意味での同人主義と同一であるかは不明である。
 共産主義(ML主義)も、(リアル中国の)中国共産党の様のように実態は国家資本主義であって共産主義とは全く乖離してしまっているケースもあることから、これらの同人主義国家・政党も、葉鍵国杏さん党が掲げる同人主義とは異なる主義主張・思想・理論を有している可能性が高い。
 


参考:
同人主義とは〜杏さん党中央委員会




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