最終更新:ID:tys4mqLFfA 2018年09月27日(木) 01:24:21履歴
葉鍵政界の地勢 | |
地名 | うたわれ自治皇国連邦 |
所属 | 葉 |
うたわれ自治皇国連邦(Utawarerumono Union of Dominions)は、葉地方に属する自治領である。
元々は複数の皇国が乱立し、争いを繰り広げていた。第一次うたわれ大戦にてクンネカムンがノセチェシカを滅ぼすのに前後して、葉鍵各作品の合邦により葉鍵国が成立する。新生葉鍵国は自治皇国に調停案を提示し、紆余曲折の末、第一次調停が成立。この調停により、各自治皇国は葉鍵国の法律の適用を原則として受けず、独自の統治権を持つことを保障された。
しかし、各自治皇国は従来通りの統治を続けてきたために民衆の権利が十分に保障されない事態が続いていた。特にナ・トゥンク国の国営人材派遣会社による労働者搾取問題、クンネカムンによる軍事侵攻、シケリペチムによる少数民族迫害が三大人権問題として問題視されていた。
その事態にトゥスクル自治皇国の皇ハクオロは憂慮を示した。ハクオロは民衆の権利向上の為には民主主義の確立が不可欠と考え、ベナウィと共に改革を行い、杏さん党の支援を受け、トゥスクルの民主化に成功。続いて自治皇国連邦全体の民主化運動に着手する(うたわれ自治皇国連邦民主化運動)。
また、この民主化運動の流れの中でナ・トゥンクがデリホウライが主導する労働組合により滅ぼされ、カルライアツゥレイが建国される。
しかし、トゥスクルの民主化は順調に進んだものの自治皇国連邦全体の民主化は、同盟国であるオンカミヤムカイおよびカルライアツゥレイを除いて、既得権益の固まりである「皇制度」を手放したがらない他国の猛反発に遭う。
こうした状況の下、とりわけ、シャクコポル族からなるクンネカムン自治皇国は元々シャクコポル族が他種族から迫害されていた経緯もあり、民主化運動をトゥスクルによる自治皇国連邦支配のための陰謀と認識し、民主化運動への反対勢力の中心となる。同国は軍国化を進め民主化運動派の国への侵攻を行う。しかし、やがて純粋に他種族への復讐と勢力拡大が目的と化し、反民主化運動派の国にまで侵攻を行い、内戦状態に陥る(第二次うたわれ大戦)。その結果、同国は本土からは激しい非難を浴びることとなる。
内戦状態は、トゥスクル自身にとっても有事への対応の為に自由民主主義を制限せざるを得ない状況に追い込まれる結果を招き、民主化を達成するためには、内戦状態を解消することが不可欠な状況となったのである。アルルゥの説得を受け、湯浅皐月・美坂香里・小牧愛佳らが中心となり、現地に赴きハクオロと共に停戦工作を行い、紆余曲折の末、第二次調停が成立する。
これにより第二次うたわれ大戦は終結の方向に進みつつあるが、紛争地域の復興は当面の課題として残り、自治皇国連邦全体の民主化も課題として残っている。特に、シケリペチムによる少数民族迫害問題は未だ解決していない状況であり、今後の進展が待たれる状況である。
自治皇国の中でも比較的成立の新しい国家。かつてはインカラの統治するケナシコウルペという国だったが、第一次うたわれ大戦の後、ハクオロらの叛乱により転覆され、トゥスクル国が新たに樹立された。
新興国家でありながら急速に発展しており、今や自治皇国連邦を代表する国といえよう。民主化運動の牽引役でもあり、それゆえ葉鍵政界においてもうたわれ自治皇国連邦出身者中、トゥスクルの住民の登場が最も多い。
国内の政治はハクオロがベナウィと共に執り行っていたが、民主化を進めており、現在はうぐぅ民主党、眠主党、杏さん党などによる議会統治によって政権運営が行われている。
主な住人:皇ハクオロ、エルルゥ、アルルゥ、ベナウィ、クロウ、トウカ、カルラ
ウィツアルネミテア信仰の総本山であり、宗教国家である。皇はワーベであったが、第二次うたわれ大戦中に娘のウルトリィに譲位した。調停者の役を任じ、自ら争いに参加することはない。第二次うたわれ大戦のときに領土をクンネカムンに制圧されたことがあったが、その後の調停に基づき領土回復した。
宗教国家であるが、自治皇国連邦の民主化に合わせ、現在は社会自由主義路線を採用している。また、ウルトリィの妹、カミュがうたわれ自由人権協会代表理事から国家人権委員長に就任したこともあり、葉鍵政界においてもトゥスクルとは異なる、独自の存在感を発揮している。
ToHeart2広域県黄色自治区に隣接しており、うたわれ自治皇国連邦の中でもウィツアルネミテア信仰の総本山であるという二重三重に特殊な事情も相まって、同自治区に関連して発生する問題もある(添付地図を参照)。
なお、ウィツアルネミテア信仰は元来はうたわれ自治皇国連邦の中でのみ信仰されていたが、民主化後は連邦外にも信仰が広まり、葉本土や、さらには戦略地方や鍵地方にも信徒が多数存在する。もっとも、その中にはウィツアルネミテア信仰やオンカミヤムカイ国自体の影響力を当て込んだ、政治的・経済的意図で接近する者も少なくないのが現状である。この点は政治的意図で宗教団体に接近する者が数多くみられるリアル日本の自民党と類似した状況である(もっとも、全体主義的政策を推し進めるリアル日本の自民党やその周辺の宗教団体とは主張の方向性は真逆ではあるが)。
主な住人:皇ウルトリィ、カミュ?、前皇ワーベ?、ムント?
ラルマニオヌ滅亡後に建国された新興国家であるが、高度な軍事技術を保有しており、三大強国の一つに数えられるまでになった。第一次うたわれ大戦にて、同じく三大強国のひとつであるノセシェチカを滅ぼし、第二次うたわれ大戦にては自治皇国連邦統一を掲げ、他国への侵攻を推し進めたが、葉鍵国会から派遣された議員団による調停を受け入れて侵攻を放棄し、平和共存路線への転換をはかっている(なお、同国への軍事技術提供者には公芽衣党も名を連ねており、国家社会主義鍵十字党(当時)も関与している可能性が極めて高いが、今なお技術提供ルートの全貌は明らかでない)。
主な住人:皇クーヤ?、サクヤ?、ゲンジマル?、ヒエン?、ハウエンクア?
三大強国の一つである。多くの中小国をその軍事力でまとめているが、それゆえに少数民族への迫害が絶えず、最近になって中央政府による是正指導が行われている。皇ニウェ?は事実上の独裁者として君臨していたが、中央政府の介入のために実権を大きく奪われることとなった。
主な住人:皇ニウェ
コメントをかく