葉鍵政界wiki〜いつだって歴史は一つとは限らない〜

来栖川グループ（くるすがわぐるーぷ）は、葉鍵国で最大規模を誇る企業グループである。

　
　工業系に強いことが特色であり、優秀な技術スタッフを数多く抱えている。特に、メイドロボHMXシリーズの開発は世界史に残る偉業とされ、葉鍵国内ではこれに対抗できるのはSCRシリーズ（ほしのゆめみ型*1）のみと言われる。


　葉地区全域から鍵地区の西部に至るまで事業拠点が拡がっており、その関係で葉鍵国法人本社は葉鍵特別市に置かれている。
　このことは、文化にも影響を及ぼしており、鍵地区の中でも西部は独自の文化圏を形成し、倉田グループなどが事業拠点とする鍵地区の他の地域とは大きく異なる文化を持つ。

　政治的には、企業そのものとして特定の政治勢力を支援することはしていない。むしろ、そのあまりの規模の大きさから数多の政治勢力が群雄割拠する状態となっている。
　創業者一族である来栖川芹香はことみん新党の所属であるが、一方妹の来栖川綾香は新党魁に所属している（創業者一族で最も有名な政治家姉妹が保守政党に属さずに別々のリベラル政党に属しているところにも、葉鍵国の独特の政治事情とグループの微妙な性格が現れている）。
　一方労働組合も活動が活発であるが、組織は一本化されておらず、眠主党系の来栖川グループ労連、杏さん党（柏木派）を支援する来栖川労組、公芽衣党や保守政党をバックにしている来栖川自由労連、等に別れている。このほか、ことみん新党や新党魁を支持するリベラル派の労組も存在するが、これらの労組は一職種一労組の方針から、職種毎に、企業を横断する職種労組の支部として存在しており、他の党系列の労組にも働きかけて産業別・職種別労組への再編を図っている。

　また、関連団体として、来栖川財団?・学校法人来栖大学などが存在するが、これらは非営利の法人であり、企業グループとしての来栖川グループには属さない。