わいずふぁくとりいがプログラムの話題をウィキします。

 ESP32の応用として、WiFi機能を持つデバイスから、Windowsパソコンへデータを送信・記録することを想定した、デモ
ンストレーションシステムを紹介します。
 WiFiを通じ、独自プロトコルを用いて、測定データなどが送信でき、記録できます。

(デモンストレーションの仕様)
●デバイス側から10秒に一度データが送られ、Windows側のファイルに1行ずつ追加されます。
 送られるデータはデモンストレーション用に、日付時刻のデータとします。
 例)2021/01/16 17:32:17
●ファイル名もデバイス側から、その日の日付が指定されます。すなわち、1日に1ファイルできます。
 例)2021-01-16.txt
●デバイス側に時計機能は無いので、日付時刻はインターネット(NTP)から取得します。





(ファイルトランスポータプロトコル)
 今回用いる独自の通信プロトコルを、ファイルトランスポータプロトコルと名付けます。
 
(背面:ESP32側コンソール 前面:Windows側 画面キャプチャ)



サーバクライアントの逆転


 今回の実装は、TCP/IP(通信)上のサーバクライアントと、機能上のサーバクライアントが逆転しています。
 デバイス側が通信上のサーバとなり、Windows側が機能提供側と考えられます。
 このような実装はあり得ることで、TCP/IP上のサーバクライアントの関係は、単にクライアントからサーバへ接続に行くというだけのことで、接続されてしまったあとの機能とは直接的な関係はありません。
 またはサーバクライアントがはっきりしないような通信内容を実装することも、双方がサーバになったりクライアントになったりするような、双方向の機能を実装することもあり得ます。
 とわ言えサーバクライアントの形があるものはやはり、通信上のサーバクライアントと、機能上のサーバクライアントが一致しているのが自然だとも言えます。
 今回の実装は、このサーバとクライアント逆転を補うために、つぎのような工夫がされています。


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