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難癖を付けた冒険者達とは、モモンがエ・ランテルで冒険者登録をしたその日、フルプレートを着用し、二本のグレートソードを持ったモモンに対して、己の短い足を精一杯伸ばして「冒険者の洗礼」を行った勇敢な者とその仲間たちである。
この項目では、彼等と、冒険者の洗礼について説明する。

書籍ではモモンとほとんど同じ身長*2。一方アニメではモモンが巨躯に描かれたことで両名に頭一つ以上の身長差が生じてしまい、男の勇敢さがより強調される結果となった。スキンヘッドにタトゥーの剣士でチンピラ風*3。

作中ではアインズがモモンとしてナザリックを出発し、冒険者登録を済ませて宿を取ろうと酒場に来た場面で登場。足を伸ばしてぶつけさせ、そこから難癖をつけだした。冒険者は仲間であると同時にライバルでもある事から、誰もが新参者の能力を知り得ようとする。このため洗礼が毎度行われる。

アニメ放送時「よくあんな全身鎧の男に喧嘩売れるな」などと視聴者から言われたが、だからこそモモンの能力が如何ほどか知るために彼等は率先してこの行為を行ったのである。

一応、地の文に「元よりアインズがただ者ではないだろうな、というのは誰もが実のところ理解していた。*4」とあるので、身の程知らずの愚か者というわけではないらしい。彼等が喧嘩を売らねばブリタのポーションから始まる事柄が無かったかもしれない。

• モモン
  • 銅プレートの新参者。力を確かめるために短い足を伸ばしたらぶん投げられた。
• ブリタ
  • ぶん投げられたら、その先の机の上に落ちて治癒のポーション（青）が割れた。
• 仲間
  • 普段は酒場で飲んだくれている。アニメでは野盗のような二人組だったが、実は治癒魔法が使える*5。ポーション代の金貨一枚と銀貨十枚も払えない。

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