紫苑Sはディアドラが勝ち連勝を果たす

9月9日に中山競馬場で行われた紫苑Sを勝利した馬は、本番の秋華賞では勝てないと言われています。
しかし2着になった馬の秋華賞での成績は良いのが特徴です。

1番人気に推されたのは桜花賞とオークス共に出走し、一桁着順、なおかつ前走のHTB賞を勝っているディアドラ。
2番人気には2戦2勝で約半年ぶりのレースとなるルヴォワール、3番人気はフローラSで1番人気に推された経験もあるホウオウパフュームとなりました。

まずはミッシングリンクが逃げる構えを見せ、2番手にはプリンセスルーラーがつけ、ナムラムラサキ、ジッパーレーンという展開です。

レース途中でシンボリジュネスが早々に上がって行くそぶりを見せませますが、全体的に見ると特に変動の無いまま3、4コーナーを回ります。
直線に向いてもミッシングリンクが先頭で粘り込みを図りますが一気にカリビアンゴールドが差し、さらにその外からディアドラ、ポールヴァンドルが凄い脚で突っ込んできます。
ゴール板を真っ先に駆け抜けたのは1番人気のディアドラで、2着にはカリビアンゴールド、そして3着はポールヴァンドル。
ディアドラはスタート後出遅れたものの見事に差し切り勝ちを収めました。

紫苑Sの勝ち馬は秋華賞では来ないと言われますが、ディアドラがその常識を打ち破ってくれると競馬セブンは期待しています。