七騎の会は競馬情報サイトの競馬セブンの運営会社である。設立は1997年。競馬セブン(七騎の会)は「業界最強のインサイダー集団」を掲げており、総監督は徳吉一己である(2014年)。

2019年も9ヶ月が終了し、残りは3ヶ月となりました。この時期になるとやはり気になるのはリーディングの行方でしょう。リーディングジョッキー・リーディングトレーナー・リーディングサイアーをはじめとした情報を日常的にチェックしている人も多いと思います。今回は残り3ヶ月を残した時点でのデータに基づいて紹介していきます。

【リーディングジョッキー】
川田騎手が121勝、ルメール騎手が115勝とこの2人の争いになっています。ちなみに3位の戸崎騎手は92勝なので、上位2人のうちのどちらかがリーディングを獲得するでしょう。もし川田騎手がリーディングジョッキーになると初の快挙であり、これは意外かもしれません。昨年のリーディングでもあるルメール騎手も虎視眈々と狙っており、実際に9月最終週にはGIのスプリンターズSをはじめとした様々なレースを勝利しています。それに負けず川田騎手も勝ち星を重ねており、逃げ切りたい…という思いが伝わってきますね。もし川田騎手のリーディングジョッキーが決まると、これは戸崎騎手が獲得して以来の日本人ジョッキーによる獲得となります。

ちなみに川田騎手もルメール騎手もともに凱旋門賞シーズンは海外遠征をするので、今後の見通しは立てにくいと思います。より熾烈な争いになることは確実視されているので、この2人の争いに注目したいです。

【リーディングトレーナー】
騎手部門に比べると地味な印象ですが、安田隆行調教師が一歩抜けて50勝を達成しています。2位の堀宣行調教師が403勝、そして3位の中内田充正調教師が42勝なので、このままいけばほぼ確実にリーディングトレーナーの座を獲得しそうです。しかし気になるのはトップの安田調教師は堀調教師や中内田調教師に比べて勝率が低い点でしょうか。とは言ってもこの2人が極端に高いだけで、安田調教師の0.185という勝率も他に類を見ないほどの成績です。

【リーディングサイアー】
今年残念ながら亡くなってしまいましたが、例年通りディープインパクトが圧倒的な差を見せ付けてトップをひた走っています。リーディングサイアー部門は騎手や調教師部門とは異なり、勝利数ではなく賞金で順位を競います。ディープインパクトは2位のハーツクライの2倍以上の獲得賞金を得ています。これは本当に素晴らしいことですし、アーニングインデックスも2.54という素晴らしい成績を収めています。ちなみにトップ20の中でアーニングインデックスがディープインパクトを上回っているのは2.80のステイゴールドのみです。トップ10の馬を見ると、ハービンジャー以外はサンデーサイレンス系の馬かキングカメハメハ系の馬というのは…時代を感じさせます。

いずれの部門も今後の動向に注視すべきです。

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