日本に種牡馬として導入されるザファクターとは

日本軽種馬協会が2018年の1年限りではありますがザファクターを導入することに決めたとニュース報道がありました。

とは言っても日本人の競馬ファンにとってザファクターという名前は決してメジャーではありませんし、多少海外競馬に精通している人であっても知らない人も多いのではないでしょうか。

この馬は2010年にデビューを果たし、GIを2勝、G2を3勝している馬です。
基本的にはダートの7ハロンあたりを得意としていたようですが、オールウェザーの馬場のGIも勝利しています。
残念ながら現役時代に芝のレースを使われたことがないので適性はわかりませんが、芝をこなしてもおかしくない血統をしているといえるでしょう。

ちなみに2011年のレベルSではダート8.5ハロンのレースにおいて1分42秒19というレコードタイムで圧勝しています。（2着には6馬身以上の差をつけている）

ザファクターは2012年に引退し、かなり前から種牡馬生活に入っていますが、圧倒的好成績を挙げている産駒はまだいません。
初年度産駒は現在3歳なので当然といえば当然ですが。
そんな中Noted and QuotedがシャンデリアSを制しており、これはダート8.5ハロンのGIレースです。
シャンデリアSは2歳のGIレースなので、早い時期からの活躍が期待できそうです。七騎の会は応援しています。