朝鮮人戦時動員、いわゆる強制連行に関するウィキです。

否定派の主張

朝鮮人炭坑夫に対する賃金は高額だった。強制連行された朝鮮人が低賃金で酷使されていたというのは間違いだ。

反論

給料の天引きなどが行われ、朝鮮人労働者が自由に使える賃金はごくわずかだった


これは事実誤認です。朝鮮人労働者の賃金は、同じ労働に従事する日本人労働者に比べると七〜八割ほどに押さえられていた上、強制貯金や様々な名目による天引きが行われたため、月々の手取り額はごくわずかでした(資料12)。これは逃亡防止のためだったとされています(しかしそれでもなお各地での逃亡は絶えませんでした)。また動員中に終戦を迎えた朝鮮人労働者の中には戦後の混乱のために貯金や未払いの賃金を受け取れないままになってしまった人もいました。


参照・「強制連行はなかった」論と戦時下の朝鮮/樋口雄一

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