綿貫響、神原宙属する部活。桃月学園生徒会を母体とした直属の諜報機関。

諜報といえば、スパイ活動による秘密裏の情報収集などがイメージされがちだが、実際やっていることと言えば、イベント時の進行役や映像記録班、文化祭の入場者の集計、写真の整理、PTA会報のデータ出し等々、地味な作業ばかりである。
そもそも、普通の学校にそのような物騒な裏組織は必要ないわけで、おまけに情報収集能力でさえも橘玲属する新聞部の方が上なため、「諜報」の名は特に表立つことも無く、ぶっちゃけ役員の下請け雑用組織と言っても差し支えがない…。

諜報部員は、各人部の象徴であるパペットの携帯を義務付ける伝統が存在し、当初は綿貫も個人のパペットであるちび鈴音を持っていたのだが、部室を鈴音に乗っ取られた際に奪われ、現在は諜報部とは関係のない白鳥人形劇団の団員に使用されている。

部室は生徒会の傘下という割には、コタツひとつで部屋一杯となる狭い部屋。
綿貫と新入りの神原の他にも部長がいることが確認されているが、黒猫のパペットのみで登場で素顔はまだ判明していない。他の部員は未確認だが、そもそも実力者である部長がほとんど部室に来ないので、だいぶ廃れているようだ。
部室の規模やイベントの進行や記録に関わっている部員が、本編では1年の綿貫しか見られないことから、諜報部員は前述の3人しかいないのではないかということも推察出来る。

単行本のオマケマンガで学校紹介やキャラ紹介のナビゲータとして使われることが多いが、諜報部そのものが活躍することは殆ど無く、むしろ綿貫のキャラの地味さを都合良く使われているような気がする…orz
しかし、諜報部の存在によって綿貫の出番がある程度確保されていることは否定できない。というかそれ以外あまり出番なし。

スクールメガネの製作に参加、「メガネランキングin桃月」という記事を作成した。ネタ的に誇張した箇所も見られるが、内容的には新聞部のものに劣らない。実働している部員が(おそらく)綿貫響と神原宙だけなので、今回はかなり頑張ったようだ。

以上のようにかなりグダグダ感がたっぷりではあるが、本当に諜報活動をちゃんと行っていると仮定してみると、実力のある上級生達がその任務に就き、まだ未熟な1年生に雑用を任せて本業の隠れ蓑にしている…とも考えられる。
となれば、他の上級生の部員を全く見かけないことも、表立って登場出来ないと考えれば辻褄が合う。
ぱにぽに82話で部長が言っているように、ベホイミやメディアが扱うようなかなり危険な諜報も請け負っているようであり、一概にどうしようもない部であるとは決め付けられない。

アニメでは？

だっしゅ!での部室はSF感溢れる機器がびっしりの、いかにも諜報部的な部屋になっている。
個人情報も取り扱っており、部員は自由に閲覧できるようだ。しかし、あくまで部員が興味を持つ対象しか記録されていないため、完璧なファイリングがなされていない。
高校生組織の活動を補って余る設備投資の割には、人手が足りていないらしく、ド素人まで勧誘する始末。

諜報部活躍の記録

ぱにぽに

1巻巻末: 綿貫費の学園のなぜなぜなーに。
2巻43頁: 綿貫響のそれいけ諜報部!
3巻28頁: 綿貫響のそれいけ諜報部2!
4巻カバー表4折り返し: それ行け!諜報部3
7巻カバー表4折り返し: 帰ってきたそれいけ諜報部
8巻カバー表4折り返し: 続★帰ってきたそれいけ諜報部
9巻カバー表4折り返し: 不死鳥の如くそれいけ諜報部
9巻カバーBaseball ver.カバー表4折り返し: 不死鳥の如くそれいけ諜報部(野球観戦版)
10巻61頁: THE w FILES 「UMA編」
10巻93頁: THE w FILES 「七不思議編」
10巻巻末: THE w FILES SPECIAL
10巻カバー表4折り返し: 速報です! それいけ諜報部

ぱにぽに桃月学園絶対合格マニュアル

表紙: 綿貫響のそれ行け!諜報部スペシャル
52頁: 綿貫響のそれ行け!諜報部Part1!
120頁: 綿貫響のそれ行け!諜報部Part2!

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諜報部

諜報部(ちょうほうぶ)

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