内容は全て管理者による推測です。確定情報は何一つありません。

1.前提となる情報

和名:ビルゲンワースの学徒、筆記者カレル*1
英名:Caryll, runesmith of Byrgenwerth*2
漢名:拜尔金沃斯的学徒、笔记者 卡莱尔*3


2.和名から読み取れる情報

文字を書き記したことで名を知られている、ビルゲンワースで勉強してたカレルさん。


3.英名から読み取れる情報

Byrgenwerth所属のルーン文字の研究家/筆記者*4であるCaryllさん。

クラシック音楽を扱う会社ホームページによれば*5Caryllという姓は「カリル」と和訳されているようだ。まあラテンアルファベットをそのまま読めばそうなる。ただCaryll姓は古来より様々に綴られてきて、類似姓にCarrelとかがある*6ので「カレル」も適切な和訳っぽい。

そして言語によって発音のされ方が違う。英語発音だと「ケリル」とか「キャロル」っぽくて、ドイツ語発音だと「カレル」*7。発音がc(a)-ry-llらしいのでそういうことになるんだろう。caを英語では「キャ」って発音しがちで、ドイツ語だと「カ」になりがちだ。そこら辺を踏まえると筆記者カレルはドイツ語圏の人なのかもしれない。

なおCaryllという名前はCarlという名前の表記揺れの1つ*8のようだ。そしてCarlという名前*9は遡れば古ノルド語やゲルマン祖語*10にまで行きつく。祖語などの語義を踏まえるとCaryllという名前のニュアンスは「奴隷でも貧民でも女性でもない、中流階級の、社会参画が許される感じの自由市民」、略して「free man」

獣と呪いに縛られたヤーナムにこれほど似合わない名前もそうそう無い。


4.漢名から読み取れる情報

記録を書き記したことで名を知られている拜尔金沃斯の学者/学生、卡莱尔さん。発音は「カーライアァㇽ」。ピンインは以下の通り。

卡:kǎ / qiǎ *11
莱:lái *12
尔:ěr *13

まあ何となくc(a)-ry-ll系ではあると思う。Caryllを漢文に音訳した感じ。


5.まとめ

カレルかキャリルかカーライアァㇽという名前を持った、ビルゲンワースに属していた学者もしくは学生。たぶんドイツ語圏出身で、名前の意味は「自由な人」。「カレル」がファーストネームなのか姓なのかは分からない。ルーン文字の研究や解読、記録が主な業績。

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