最終更新:ID:Q1XQE+pOlw 2024年04月07日(日) 06:55:32履歴
「魔力低下変化症…?」
「そう、体内の魔力が著しく低下すると、その量で生活出来るように体躯が変化するんじゃ。主にホルスやアームド・ドラゴンなどのレベルモンスターや成長に伴って肉体が変化していくモンスターによく見られる」
「じゃあ、ギーくんは…」
「難しいこと言ったが簡潔に言うと腎虚じゃ。お主…その年でどんだけ搾り取った?」
「あの…///えっと…///」
みるみる赤面する恋人を見上げながら、彼は複雑な思いを抱いた。幾つもの戦場を駆け抜け、里での警備を任せられるほどだった彼の肉体は、恋人…水霊使いエリアの膝に載せられてしまう程、縮んでしまっていた。その姿は昔、彼女と共にいた時の姿…ギゴバイトと呼ばれていた時の姿そのものであった。
ぬいぐるみに嫉妬したエリアに『わからせ』られた翌日の朝、目覚めたらこうなっていたのだ。パニックになったエリアを落ち着かせ、かつて自分が世話になった研究者…コザッキーへ診断を仰いだのだ
「ま、お主らがどれだけ爛れた生活してようが、ワシには関係ないからの。ワシは聖者でもなければ教師でもない。お主らの好きにせい。ワシは暇じゃないんじゃ」
コザッキーはくだらないことで呼ぶな、とも取れる言い方でギゴバイトに告げる。エリアと自分はそんな関係では!
「あーやかましいのー…ほれ、お主用に調整した魔力剤じゃ。それ寝る前に飲めば翌朝には戻っとる」
「礼は服用後のデータ提供で構わん!ほら、とっとと帰れ!魔導サイエンティストのヤツが新商品開発したから負けてられんのだよ!」
「ギーくん、本当にごめんね…こんなことになるなんて思わなくて…」
謝罪を聞きながら里への帰り道を歩く二人。あれは黙っていた自分も悪かった、だからお互い様ということでもういいだろう。ギゴバイトはエリアを気遣い謝罪を受け入れる。
「うん、そう…だね…所でさ、ちっちゃくなっちゃったし色々見にいこうか。今後似たようなこと起きるかもしれないし」
「市場行けば全部揃うかな?となるとついでにあれも買わなきゃ…そういえば油の予備なかったよね…?あれ?ギーくん?」
エリアが振り返るとギゴバイトは離れた位置からポテポテと走って来ていた。歩幅が違うせいで遅れてしまったとすまなそうにする彼に、エリアは優しく微笑む。
「私こそごめんね。じゃ、手繋いで行こっか♪」
エリアはギゴバイトの手を取ると、ぎゅっと自らの手を握らせた。
「小さくなってもギーくんの手って大きかったんだね。私が握ってあげようと思ったのになー♪」
嬉しそうにするエリアの様子にギゴバイトも心が軽くなる。今日一日くらいならこのままでもいいかもしれない、そう思った。
だから気が付かなかった。エリアがボソリと言った言葉に
「これって…チャンス、だよね…」
青い瞳がほんの少し、妖しい色を帯びたことに
「わーっ!懐かしいー!」
「かわいい…」
「エリアの事散々泣かすからこうなったんだぞ!このこの!」
市場に着いた二人はエリアの親友の3人…アウス、ウィン、ヒータと出会ってしまい、経緯を語るハメになってしまっていた。そもそも今回に限っては自分がエリアに泣かされたのだが。
「さてさてどんな感じかなっと」
「あっ、アウス!ダメ!」
「お、軽いね。あんなに大きかった身体がここまで縮むって不思議だなー」
さも当然であるかのようにギゴバイトを抱え上げ、そのまま豊満な胸元に抱き込むアウス。エリアとも後輩とも比べ物にならない大きさ、弾力に思わず反応しかけてしまう。
「ギーくんが嫌がってるじゃない!返して!!」
「えー?嬉しそうに見えたけど?」
「エリア…私も抱っこしたい…」
「ウィンでもダメ!ダメったらダメ!!」
ギゴバイトを取り返すともう離さないと言いたげに抱きしめるエリア。そんな会話をしていると一人の人物が近づいてきた。
「あっ!皆さんお揃いで!どうした…?えっ?そ、その子は…?」
深い青色の髪を横に束ねたエリアの後輩が震える声で訊ねる。丁度いい、彼女にも説明を。
「あー、その子実はモガガッ!?」
「はいはい、ヒータは黙ってようね」
「そうそう、『ママ』が話す時は静かにしてようね♡」
「マ、マ?」
説明しようとしたヒータはアウスに、ギゴバイトはエリアに口を塞がれてしまう。ちょっと待って、これはまずい!
「えっ、だって妊娠して、なかっ、たじゃ」
「すごいよね♡霊術♡」
「あ、ああ、うそ、うそです…」
「ね、寝取られじゃないですかー!私が先に好きだったのにー!うわーん!エリア先輩の裏切り者ー!!」
顔を青ざめさせた後輩は余りの出来事に泣き喚きながら退散してしまった。
「寝てから…って一緒に寝てるし、好きになったのは後輩ちゃんが後だったじゃん…」
これから後輩とはどう接すればいいのやら…的外れな文句を言われ、不満げな顔をするエリアを見ながらギゴバイトはそう思った。
しかし今日は色々連れ回されて大変だった。ギゴバイトは汚れた身体をシャワーで流しながら1日を振り返る。
恋心を抱く前に二人で遊んだ野原
霊使いの親友たちと修行していた川
エリアに振られ、一度は別れた場所
どこに行ってもその時のエリアの姿は思い出せる。笑ってたり、真剣だったり、申し訳なさそうだったり。自分は昔から本当に、エリアが大好きだったんだとはっきり自覚出来た。さて、さっさと身体を洗って、薬を飲んで早く寝なくては。
「ギーくん、大丈夫?」
エリア?特に困ってないから心配は
「そっか、じゃあ入るね」
? 入る??
「えへへ…♡背中洗ってあげる♡」
エリアの裸身がギゴバイトの目に入る。自分と身体を重ねた結果だろうか、明るい所で見るエリアの身体は幾分肉付きが良くなっているようだった。少女の身体から女性の身体へなりかけている。そんなエリアからギゴバイトは目が離せなかった。
「ギーくん見すぎ♡これじゃ洗えないよ?」
いや!一人で洗える!エリアは出ていってくれ!
「もー♡何回もえっちしてるから問題ないでしょ?座って座って♡」
無理矢理座らせられたギゴバイトは最初は抵抗していたが、小さくなったせいで力関係は見事に逆転していた。
「はいはい♡暴れない♡暴れない♡うん♡いい子♡いい子♡そんないい子には」
むにゅう…♡ もにゅもにゅ♡
「ご褒美♡あげちゃう♡どう?気持ちいい?」
自らの胸をスポンジ代わりにギゴバイトの背中を擦るエリア。やわらかい感触の中に、固いものが当たる感覚もある。
「んっ♡んっ♡んうっ♡ギーくん♡ギーくん♡♡ギーくん♡♡♡」
エリアが自分の背中で乳首オナニーしている。その事実がギゴバイトを戸惑わせると同時に興奮させていた。ギゴバイトは興奮に抗い、もう十分だとエリアを静止させる。
「ん…♡わかった…流しちゃうね」
大人しく言うことを聞いたエリアにほっとし、湯船に浸かろうとして
「じゃ、ギーくん♡背中お願い♡」
予期せぬ言葉がギゴバイトを襲った。いや、一人で出来るんじゃ…
「私にはさせてギーくんはしないんだ…ずるい…」
勝手にしたのはエリアなのに…頬を膨らませて怒るエリアには勝てず、結局ギゴバイトは背中を洗うことにした。
髪の毛をアップにした為に覗くうなじ、シミ一つない色白の背中、腰のくびれから続く臀部のライン、全てが眩しく見える。傷つけないよう、痛くしないように擦っていく。
「ん…ふぅ…はぁ…気持ちいい…♡」
エリアの艶めかしい声が聞こえる…
平常心、平常心…心を無に、無に…むに、むに…む に
むに
むに むにむに
「んっ♡ギーくん♡そこは背中じゃないよ…♡」
ギゴバイトが気がつくとがっつりとエリアの乳房を鷲掴みにして揉みしだいていた。慌てて手を離そうとするが、上からエリアの手で抑えられてしまう。
「気が早いなぁ…♡でもいいよ♡ちゃんと洗ってね♡」
引き剥がすことも出来ず、素直に従うしかないギゴバイト。ふにゅんとした柔らかさの中に、確かな弾力も感じられる。
「んん…ふぅ…ひあっ♡」
手の平で乳首に触れるとエリアが声をあげる。痛かっただろうか…?
「だいじょうぶ♡もっと…して…♡」
言われた通りに乳首に触れる。触れる度に身体を震わせ、喘ぐエリアにギゴバイトは理性がはち切れそうになっていた。もう少し、もう少しで終わる…
「ここもよろしくね♡」
空いていた手がエリアの下腹部…女性器へと導かれた。シャワーだけではありえない、ねっとりとした液体の感触が指に伝わる。爪は短くしてあっただろうか?ギゴバイトは現実から逃げ、そんな事を思っていた。
くにくに こりこり
「んっ♡あっ♡あっ♡」
くちゅくちゅ くちゃくちゃ
「いっ♡あうっ♡やん♡ギーっ♡くん♡ギーくん♡♡」
乳首を、女性器をいじる度に可愛く反応するエリア。可愛い、愛しい、大切な人。好きで好きでたまらない人。もっと喜んで欲しい。愛撫を続ける手に思わず力が入る。
ぎゅうっ!
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!
「いっ…♡ひぎゅっ♡ああっ♡♡♡」
ぷしっ♡ぷしゃっ♡ぷしゃああっ♡
エリアの温かい潮が手にかかる感覚でギゴバイトは我に返った。謝罪する彼にエリアは息を荒げ、ゆっくりと振り返る。
「はぁ♡はぁ♡ふー…ギーくんの…」
「ギーくんのえっちぃ…♡」
その目は桃色に染まり切り、すっかり出来上がってしまっていた。エリアは素早い動作でギゴバイトを抑え込み押し倒してしまう。
「ギーくん♡えへへ♡♡ギーくん♡♡♡んー…♡」
エリアの整った顔がキスを迫ろうと近づいてくる。まずい!どうにかして逃げなくては!ギゴバイトはギリギリで届く尻尾でそっとエリアの陰核に触れる。
「ひゃんっ♡♡」
びくんと大きく身体を震わせたエリアは力を緩めてしまう。その隙を付く形でギゴバイトは脱出したのだった。
「ふーっ…ふーっ…ギー…くん…♡」
まずいまずいまずいエリアは何かおかしい!あそこまでベタベタすることはなかったはずだ!とりあえず薬を飲んでどっかに逃げれば!そう思い薬を探すが影も形もない。
「ギーくん」
「探し物は、これ?」
振り返ればバスタオル一枚のエリアが薬を持って微笑んでいた。ギゴバイトはエリアから薬を取ろうとするが、どうやっても届かない。冗談はやめてくれ!それがないと戻れない!
「…ある?」
え?
「戻る必要、ある?」
何を言っているのかわからない、という表情でエリアが繰り返す。エリアこそ、何を言っているんだ…?
「私、気付いたの。ちっちゃかった頃のギーくんの思い出が全然ない事…」
「だからチャンスだと思ったんだ♡その姿のギーくんといっぱい色んな事できるって♡」
嬉々として語るエリアに若干引きつつも、ギゴバイトは薬を返すように懇願する。
「ギーくん可愛い…♡でもダーメ♡あむっ…」
エリアの口内に薬が消え、ごくりと喉が動いたのを見てギゴバイトは呆気にとられてしまった。
「ぷはっ…ギーくんはさ、私としたいことないの?」
腰を落としたエリアが目線を合わせて尋ねる。澄んだ青い瞳がじっと自分を見つめる事に耐えきれず、目をそらしてしまう。だが、エリアはそれを許さず顔を無理やり向けさせる。
「こっち見て。今のギーくんは小さいんだよ?昔、私としたかった事あるんでしょ?」
そんな、そんなことは…
「ギーくん」
…
したい
「何がしたいの?」
エリアと、エッチなこと、したい…
それを聞いたエリアは満面の笑みを浮かべ、ギゴバイトを抱きしめる。胸元から石鹸とエリアの匂いが混じった香りがして心臓が高鳴ってしまう。
「ふふっ♡やっと聞けた♡いっぱいしようね♡ギーくん♡♡」
「ん…♡ちゅっ♡ちゅっ♡ギーくん可愛い♡ちゅーっ♡」
抱きしめられたままベッドに連れてこられたギゴバイトはキスの雨を受けた。照れくさいのを隠すように、エリアの胸元へと顔をぐりぐりと埋める。自分の大好きな匂いが肺をいっぱいにし、否応なしに性器を反応させてしまう。
「もう♡ギーくんったら♡そんなに興奮しちゃっ…あれ?あんなに大きかったのに…こっちも小さくなったんだ…」
エリアが指摘した通りかつての猛々しさが消え、ちんまりとした可愛らしさすら覚える性器がギゴバイトの股にあった。恥ずかしくなったギゴバイトはそれを隠そうとしたが、エリアに押さえられて出来なくなってしまう。
「へー…昔はこんなのだったんだね。……はむっ♡」
「んぷっ♡ちゅる…♡じゅるっ♡じゅじゅっ♡へへ♡ひもひーい?ひーふん?んん♡れる…♡」
しげしげと観察していたエリアだが、口の中に丸ごと性器を含み愛撫し始める。
「ちゅるっ♡ぢゅるるる…♡」
エリアの膣内とはまた違う感触
「くぷっ♡れろ…♡はぷ♡」
性器全体にくる刺激
「じゅぷっ♡じゅぷっ♡ぢゅーっ♡」
こちらを見上げるエリアの瞳
「ふーっ♡ふーっ♡ひーふん♡♡ひーふん♡♡♡」
自分の内から欲望が登って来るのをギゴバイトは感じてしまう。もう…でそうだ…エリア、このまま…
「んう?じゅぽっ…♡ひゅぷっ…♡じゅるるっ…ぷぁっ♡ふうっ♡」
だがギゴバイトの願いは聞き入れられず、途中で終わってしまった。どうして止めるのかわからず、ねだるような視線をエリアに向ける。
「あぁ…本当に可愛い…♡でもギーくんが射精すのは♡こっち♡」
エリアは自身の双丘でギゴバイトの性器を挟む。以前はエリアの谷間からはみ出していたモノも、すっぽりと収まり見えなくなってしまっている。
「えへへ♡おちんちんおっぱいに食べられちゃったね♡どう?やっぱり好き?」
むにゅむにゅ♡ たぷたぷ♡
「ギーくんが揉んだり吸ったりして、いっぱい可愛がってくれたからここまで大きくなったんだよ♡」
むぎゅぎゅっ♡ ずちゅっずちゅっ♡
「その顔…♡気持ちいいんだね♡よかったぁ♡もっと♡もっと見せて♡」
ずりゅ♡ずりゅ♡ ぱちゅんぱちゅん♡
「はい♡ぎゅーっ♡」
びくん!びゅくんびゅくん!
大好きな胸で挟まれ、擦られたギゴバイトはあっさり射精してしまった。性器を丸ごと挟まれるだけでこんなに違うのか…これならずっと…
「うわー…いっぱいでたね…♡ペロッ♡れろっ♡」
ぬちゃぁと谷間で糸を引く精液を掬い舐め取るエリア。その姿が酷く煽情的に映ったギゴバイトは彼女へ抱きついてしまう。
「どうしたの?」
もっと…したい…
今は元に戻らなくてもいい。ただただエリアとエッチがしたい。恥も外聞も無い願いだが今の姿だから言える。
何度も身体を重ねたが自分はエリアとの快楽には勝てない。だからしょうがないとギゴバイトは自分に言い聞かせた。
「いいよ♡何しよっか?授乳手コキでしょ?舐め合いっこでしょ?それとそれと…あーもう!ギーくん大好き!!」
ぎゅうっとギゴバイトを抱きしめ返すエリア。ギゴバイトがまた幸せに包まれた、その時だった。
じわっ ぷしゃり ぽたぽた
「えっ…?なに…これ?」
温かい液体が顔にかかる。白くさらりとした液体、それはエリアの乳房から溢れ出ていた。
「な、なんで!?妊娠してないのに!?や、やだ!止まらない!」
「ギーくん違うの!浮気なんてしてないよ!!ダルクくんはライナちゃんに搾られてるし、他の人には一切触らせてないから!」
「ギーくん?ねえギーくん?何か言ってよぉ…」
自身に起こった異変に対して弁明を続けるエリア。だが肝心のギゴバイトはぽたりぽたりと滴り続ける母乳に目を奪われていた。
母乳 ぼにゅう エリアの みるく
やっと ゆめが
かぷり ちゅうううう
「ひゃあ!?ギーくん!?だ、だめ!!やめて!!」
ちゅうちゅう ぢゅううう
「ひんっ!お、おいしくないからぁ♡やめてよぉ…ああっ!やん♡」
おいしくない?うそだ
こんなにあまくてあったかいのに
エリア エリアぁ…
もっと もっと…
「ギー…くん…♡そう、だったね…♡約束してたもんね…♡」
やく そく?
「覚えてない?母乳が出るようになったら、赤ちゃんが産まれるまでギーくんが一人占めしていいって♡」
「タイミングずれちゃったけど、これは全部ギーくんのものだよ♡♡んっ♡あっ♡」
エリアが乳房を持ち上げて差し出すとぴゅうと母乳が噴き出しギゴバイトの顔を濡らす。もう我慢という文字は頭から消え去っていた。エリアに抱き着き乳房に吸い付き思い切り吸い上げる。
はぶっ!じゅるっ!じゅるるるっ!
「うんっ♡あはっ♡よかったぁ♡ギーくんが好きな味で♡」
ぢゅうううう!ぢゅるるる…
「ふふ…♡赤ちゃんギーくん可愛い♡♡好きなだけ飲んでね♡よしよし♡」
ごきゅっごきゅっ ちゅううう
もみもみ むぎゅううっ ぴゅうっ
「あっ♡もうっ!ミルク無駄にして!悪い子!」
眉間を指で弾かれ、ギゴバイトは口を離してしまう。ごめん、なさい…
「わかればよろしい♡それでさ…おちんちんつらいよね?」
エリアの母乳を飲んでいるうちに、己の小さな一物はピンと上を向いていた。バレないようにしていたのだが丸わかりだったようだ。
「じゃあ…♡ママと…みるくのこうかんしよっか♡」
くぱぁ…♡
「なかでぴゅっぴゅっ♡ってして、おっぱいちゅーっ♡ってして、こうかんするんだよ♡できるかな?」
…できる
「…おいで♡」
ぱちゅんぱちゅん ぱちゅんぱちゅん
肉をぶつける音が響く。しかしいつものような激しさはなく、迫力の無い音であった。エリアを気持ち良くしたい。母乳が欲しい。そう思いながらギゴバイトは乳房に吸い付きながら腰を振り続ける。
「ふふ♡ギーくんがんばれ♡ギーくんがんばれ♡あっ♡うんっ♡だーいすき♡」
エリアの甘い声が耳朶をくすぐり、ギゴバイトはあっという間に果ててしまう。だが不思議な事にどんどん力が湧いてくる。もっと、もっとエリアとしたいという欲が強くなる。
「んっ♡まだしたいの?いいよ♡いっぱいい〜っぱいみるくこうかんしようね♡」
いくら吸っても吸っても湧き続ける母乳。それと同じようにギゴバイトの精力は未だに衰えをみせない。
むぎゅう…はぶっ!ぢゅるるる!ぢゅゅうううう!
「ひあっ♡りょうほうすわれたらっ♡たえ、られ…♡♡あああっ♡♡♡」
我慢できずエリアの乳房を掴み、両方の乳首を口に入れ吸い上げる。身体を震わせ絶頂したエリアが、性器を締め付けてギゴバイトを射精へと導く。
「はーっ♡はーっ♡ギーくん…♡ごめんね…」
エリア?なんで謝って…
「あかちゃんもいないのに…おっぱいでてごめん…おっぱいのまれて、えっちになっちゃうこでごめんね…」
「ギーくんは…こんな私でも…好き?」
ずっと好きだ、それは変わらない
弱々しいエリアの問に間髪入れずに答えるギゴバイト。振られてもひどいことされてもずっと想い続けてきたんだ。どんなエリアでも大好きだ。
「ギーくん…ギーくん!」
感極まったエリアはギゴバイトを抱き締めて、口元へと乳房を押し付ける。
「うれしい…♡うれしいよぉ♡もっと♡もっとのんで♡♡からっぽになるまでのんで♡♡♡いっぱいびゅ〜っ♡ってして♡♡♡」
愛しい人の望みを断る理由はなかった。ギゴバイトは母乳を吸い上げながら激しく動く。
「あひっ♡♡♡すきっ♡ちゅうちゅうすきっ♡♡ギーくんすきっ♡すきっ♡♡ギーくんだいすきぃ♡♡♡こっちみて♡みて♡ちゅう♡♡♡」
言われるままにエリアと視線を合わせると、母乳があるにも関わらずエリアが口を重ねる。
「ぢゅうううう♡♡♡んぐっ♡ぢゅぷっ♡ぢゅううう♡♡♡ごくっ♡♡♡ごくっ♡♡んん♡♡んんん♡♡♡」
「────────────ッッ♡♡♡♡♡♡」
母乳を口移しで飲みあった二人は共に絶頂し、ギゴバイトはありったけの精液を注ぎ込んだ。
「はひっ♡はひっ♡えへへ…♡なんか…甘い気がする…♡ギーくんと飲んだからかな…?」
答えようとしたギゴバイトだったが、散々したせいか力が入らなくなってしまっていた。
「…おねむかな?寝てる間も咥えてていいからね♡」
エリアは口に乳首を含ませるとギゴバイトの頭をゆっくりと撫でていく。安心感と温もりに包まれながら、ギゴバイトの意識は闇に溶けていく。
「おやすみ…ギーくん♡」
「オーバーフロー、ですか…?」
「間違いない、満タンの水槽に水入れたら溢れる。それがお主の身体で起きたんじゃ。魔力を含む母乳として出たのは初めてじゃな…通常は嘔吐や下痢の症状になるんじゃが、うーむ…興味深いのう…」
翌日、薬を服用しなかったのに何故か元通りになったガガギゴは再びコザッキーを訪ねていた。検査もしたがエリアにも自分にも悪い所は発見されなかった。
「しっかしのう、お主ら。お盛んじゃな?こりゃ祝いの準備でもしといたほうがいいかの?」
「あの…ギーくん出ててくれる?私ちょっと相談あって…」
自分がいたら進まないのだろう、ギゴバイトはそう判断し素直に退出した。エリアの相談、それはガガギゴとの間に子供が中々できないことだった。ガガギゴを原因にしたくないという思いがあって一人で相談したのだった。
「いや当たり前じゃろ、種族が離れてるし。獣と獣戦士ならまだしも爬虫類と魔法使いじゃろ?妊娠確率は低いぞ?」
「そ、そんな!?だって昆虫とか植物に繁殖目的で襲われた事例があるって!」
「あれは自分のクローンを植え付けてるだけじゃぞ?そういう奴らは他種族関係ないからの」
「じゃ、じゃあギーくんとの赤ちゃん…出来ないんですか…?」
「出来るぞ。ワシの力なら、のう」
絶望するエリアに、コザッキーは興味深い事例を見せてくれた礼だとニヤリと笑って答えた。
「ごめんねギーくん待たせちゃって」
別に気にしてはいない。自分がいたら相談しにくいことだったんだろうし。幾分、エリアの表情が明るく見える。相談は上手くいったようだ。
「それでねギーくん…ううん、何でもない♪」
エリアは出しかけた言葉を飲み込む。コザッキーさんがくれた装備魔法。これを使うのは後になってから。私がもうちょっと強くなったら言うんだ。
私と本気で子作りしようって…♡
「エーリーアーせーんーぱーいー…?」
おどろおどろしい声に振り向くと禍々しいオーラを纏った後輩が立っていた。
「なーにがママですかー!!あれガガギゴさんだったじゃないですか!ヒータ先輩が口割ってくれましたよ!?」
「へー、ヒータはお仕置きが必要かも…でもいずれママになるのは確定だもん♡ねーギーくん♡」
ピッタリとガガギゴと密着するエリア。それを見た後輩は怒りのボルテージを更に上げていく。
「キー!ガガギゴさん!私ともイチャイチャしてください!!いやって言ってもしてもらいますから!!」
「はー!?だからギーくんは私のものだよ!?何でわかんないの!?こうなったら後輩ちゃんにエッチを見せつけて…ギーくん?」
ガガギゴは走る。己を守るために。戻ったばかりなのにまた小さくなるのはゴメンだ!
「ギーくん!」
「ガガギゴさん!」
今は勘弁してくれ!ガガギゴの叫びはどこまでも響いた。
「そう、体内の魔力が著しく低下すると、その量で生活出来るように体躯が変化するんじゃ。主にホルスやアームド・ドラゴンなどのレベルモンスターや成長に伴って肉体が変化していくモンスターによく見られる」
「じゃあ、ギーくんは…」
「難しいこと言ったが簡潔に言うと腎虚じゃ。お主…その年でどんだけ搾り取った?」
「あの…///えっと…///」
みるみる赤面する恋人を見上げながら、彼は複雑な思いを抱いた。幾つもの戦場を駆け抜け、里での警備を任せられるほどだった彼の肉体は、恋人…水霊使いエリアの膝に載せられてしまう程、縮んでしまっていた。その姿は昔、彼女と共にいた時の姿…ギゴバイトと呼ばれていた時の姿そのものであった。
ぬいぐるみに嫉妬したエリアに『わからせ』られた翌日の朝、目覚めたらこうなっていたのだ。パニックになったエリアを落ち着かせ、かつて自分が世話になった研究者…コザッキーへ診断を仰いだのだ
「ま、お主らがどれだけ爛れた生活してようが、ワシには関係ないからの。ワシは聖者でもなければ教師でもない。お主らの好きにせい。ワシは暇じゃないんじゃ」
コザッキーはくだらないことで呼ぶな、とも取れる言い方でギゴバイトに告げる。エリアと自分はそんな関係では!
「あーやかましいのー…ほれ、お主用に調整した魔力剤じゃ。それ寝る前に飲めば翌朝には戻っとる」
「礼は服用後のデータ提供で構わん!ほら、とっとと帰れ!魔導サイエンティストのヤツが新商品開発したから負けてられんのだよ!」
「ギーくん、本当にごめんね…こんなことになるなんて思わなくて…」
謝罪を聞きながら里への帰り道を歩く二人。あれは黙っていた自分も悪かった、だからお互い様ということでもういいだろう。ギゴバイトはエリアを気遣い謝罪を受け入れる。
「うん、そう…だね…所でさ、ちっちゃくなっちゃったし色々見にいこうか。今後似たようなこと起きるかもしれないし」
「市場行けば全部揃うかな?となるとついでにあれも買わなきゃ…そういえば油の予備なかったよね…?あれ?ギーくん?」
エリアが振り返るとギゴバイトは離れた位置からポテポテと走って来ていた。歩幅が違うせいで遅れてしまったとすまなそうにする彼に、エリアは優しく微笑む。
「私こそごめんね。じゃ、手繋いで行こっか♪」
エリアはギゴバイトの手を取ると、ぎゅっと自らの手を握らせた。
「小さくなってもギーくんの手って大きかったんだね。私が握ってあげようと思ったのになー♪」
嬉しそうにするエリアの様子にギゴバイトも心が軽くなる。今日一日くらいならこのままでもいいかもしれない、そう思った。
だから気が付かなかった。エリアがボソリと言った言葉に
「これって…チャンス、だよね…」
青い瞳がほんの少し、妖しい色を帯びたことに
「わーっ!懐かしいー!」
「かわいい…」
「エリアの事散々泣かすからこうなったんだぞ!このこの!」
市場に着いた二人はエリアの親友の3人…アウス、ウィン、ヒータと出会ってしまい、経緯を語るハメになってしまっていた。そもそも今回に限っては自分がエリアに泣かされたのだが。
「さてさてどんな感じかなっと」
「あっ、アウス!ダメ!」
「お、軽いね。あんなに大きかった身体がここまで縮むって不思議だなー」
さも当然であるかのようにギゴバイトを抱え上げ、そのまま豊満な胸元に抱き込むアウス。エリアとも後輩とも比べ物にならない大きさ、弾力に思わず反応しかけてしまう。
「ギーくんが嫌がってるじゃない!返して!!」
「えー?嬉しそうに見えたけど?」
「エリア…私も抱っこしたい…」
「ウィンでもダメ!ダメったらダメ!!」
ギゴバイトを取り返すともう離さないと言いたげに抱きしめるエリア。そんな会話をしていると一人の人物が近づいてきた。
「あっ!皆さんお揃いで!どうした…?えっ?そ、その子は…?」
深い青色の髪を横に束ねたエリアの後輩が震える声で訊ねる。丁度いい、彼女にも説明を。
「あー、その子実はモガガッ!?」
「はいはい、ヒータは黙ってようね」
「そうそう、『ママ』が話す時は静かにしてようね♡」
「マ、マ?」
説明しようとしたヒータはアウスに、ギゴバイトはエリアに口を塞がれてしまう。ちょっと待って、これはまずい!
「えっ、だって妊娠して、なかっ、たじゃ」
「すごいよね♡霊術♡」
「あ、ああ、うそ、うそです…」
「ね、寝取られじゃないですかー!私が先に好きだったのにー!うわーん!エリア先輩の裏切り者ー!!」
顔を青ざめさせた後輩は余りの出来事に泣き喚きながら退散してしまった。
「寝てから…って一緒に寝てるし、好きになったのは後輩ちゃんが後だったじゃん…」
これから後輩とはどう接すればいいのやら…的外れな文句を言われ、不満げな顔をするエリアを見ながらギゴバイトはそう思った。
しかし今日は色々連れ回されて大変だった。ギゴバイトは汚れた身体をシャワーで流しながら1日を振り返る。
恋心を抱く前に二人で遊んだ野原
霊使いの親友たちと修行していた川
エリアに振られ、一度は別れた場所
どこに行ってもその時のエリアの姿は思い出せる。笑ってたり、真剣だったり、申し訳なさそうだったり。自分は昔から本当に、エリアが大好きだったんだとはっきり自覚出来た。さて、さっさと身体を洗って、薬を飲んで早く寝なくては。
「ギーくん、大丈夫?」
エリア?特に困ってないから心配は
「そっか、じゃあ入るね」
? 入る??
「えへへ…♡背中洗ってあげる♡」
エリアの裸身がギゴバイトの目に入る。自分と身体を重ねた結果だろうか、明るい所で見るエリアの身体は幾分肉付きが良くなっているようだった。少女の身体から女性の身体へなりかけている。そんなエリアからギゴバイトは目が離せなかった。
「ギーくん見すぎ♡これじゃ洗えないよ?」
いや!一人で洗える!エリアは出ていってくれ!
「もー♡何回もえっちしてるから問題ないでしょ?座って座って♡」
無理矢理座らせられたギゴバイトは最初は抵抗していたが、小さくなったせいで力関係は見事に逆転していた。
「はいはい♡暴れない♡暴れない♡うん♡いい子♡いい子♡そんないい子には」
むにゅう…♡ もにゅもにゅ♡
「ご褒美♡あげちゃう♡どう?気持ちいい?」
自らの胸をスポンジ代わりにギゴバイトの背中を擦るエリア。やわらかい感触の中に、固いものが当たる感覚もある。
「んっ♡んっ♡んうっ♡ギーくん♡ギーくん♡♡ギーくん♡♡♡」
エリアが自分の背中で乳首オナニーしている。その事実がギゴバイトを戸惑わせると同時に興奮させていた。ギゴバイトは興奮に抗い、もう十分だとエリアを静止させる。
「ん…♡わかった…流しちゃうね」
大人しく言うことを聞いたエリアにほっとし、湯船に浸かろうとして
「じゃ、ギーくん♡背中お願い♡」
予期せぬ言葉がギゴバイトを襲った。いや、一人で出来るんじゃ…
「私にはさせてギーくんはしないんだ…ずるい…」
勝手にしたのはエリアなのに…頬を膨らませて怒るエリアには勝てず、結局ギゴバイトは背中を洗うことにした。
髪の毛をアップにした為に覗くうなじ、シミ一つない色白の背中、腰のくびれから続く臀部のライン、全てが眩しく見える。傷つけないよう、痛くしないように擦っていく。
「ん…ふぅ…はぁ…気持ちいい…♡」
エリアの艶めかしい声が聞こえる…
平常心、平常心…心を無に、無に…むに、むに…む に
むに
むに むにむに
「んっ♡ギーくん♡そこは背中じゃないよ…♡」
ギゴバイトが気がつくとがっつりとエリアの乳房を鷲掴みにして揉みしだいていた。慌てて手を離そうとするが、上からエリアの手で抑えられてしまう。
「気が早いなぁ…♡でもいいよ♡ちゃんと洗ってね♡」
引き剥がすことも出来ず、素直に従うしかないギゴバイト。ふにゅんとした柔らかさの中に、確かな弾力も感じられる。
「んん…ふぅ…ひあっ♡」
手の平で乳首に触れるとエリアが声をあげる。痛かっただろうか…?
「だいじょうぶ♡もっと…して…♡」
言われた通りに乳首に触れる。触れる度に身体を震わせ、喘ぐエリアにギゴバイトは理性がはち切れそうになっていた。もう少し、もう少しで終わる…
「ここもよろしくね♡」
空いていた手がエリアの下腹部…女性器へと導かれた。シャワーだけではありえない、ねっとりとした液体の感触が指に伝わる。爪は短くしてあっただろうか?ギゴバイトは現実から逃げ、そんな事を思っていた。
くにくに こりこり
「んっ♡あっ♡あっ♡」
くちゅくちゅ くちゃくちゃ
「いっ♡あうっ♡やん♡ギーっ♡くん♡ギーくん♡♡」
乳首を、女性器をいじる度に可愛く反応するエリア。可愛い、愛しい、大切な人。好きで好きでたまらない人。もっと喜んで欲しい。愛撫を続ける手に思わず力が入る。
ぎゅうっ!
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!
「いっ…♡ひぎゅっ♡ああっ♡♡♡」
ぷしっ♡ぷしゃっ♡ぷしゃああっ♡
エリアの温かい潮が手にかかる感覚でギゴバイトは我に返った。謝罪する彼にエリアは息を荒げ、ゆっくりと振り返る。
「はぁ♡はぁ♡ふー…ギーくんの…」
「ギーくんのえっちぃ…♡」
その目は桃色に染まり切り、すっかり出来上がってしまっていた。エリアは素早い動作でギゴバイトを抑え込み押し倒してしまう。
「ギーくん♡えへへ♡♡ギーくん♡♡♡んー…♡」
エリアの整った顔がキスを迫ろうと近づいてくる。まずい!どうにかして逃げなくては!ギゴバイトはギリギリで届く尻尾でそっとエリアの陰核に触れる。
「ひゃんっ♡♡」
びくんと大きく身体を震わせたエリアは力を緩めてしまう。その隙を付く形でギゴバイトは脱出したのだった。
「ふーっ…ふーっ…ギー…くん…♡」
まずいまずいまずいエリアは何かおかしい!あそこまでベタベタすることはなかったはずだ!とりあえず薬を飲んでどっかに逃げれば!そう思い薬を探すが影も形もない。
「ギーくん」
「探し物は、これ?」
振り返ればバスタオル一枚のエリアが薬を持って微笑んでいた。ギゴバイトはエリアから薬を取ろうとするが、どうやっても届かない。冗談はやめてくれ!それがないと戻れない!
「…ある?」
え?
「戻る必要、ある?」
何を言っているのかわからない、という表情でエリアが繰り返す。エリアこそ、何を言っているんだ…?
「私、気付いたの。ちっちゃかった頃のギーくんの思い出が全然ない事…」
「だからチャンスだと思ったんだ♡その姿のギーくんといっぱい色んな事できるって♡」
嬉々として語るエリアに若干引きつつも、ギゴバイトは薬を返すように懇願する。
「ギーくん可愛い…♡でもダーメ♡あむっ…」
エリアの口内に薬が消え、ごくりと喉が動いたのを見てギゴバイトは呆気にとられてしまった。
「ぷはっ…ギーくんはさ、私としたいことないの?」
腰を落としたエリアが目線を合わせて尋ねる。澄んだ青い瞳がじっと自分を見つめる事に耐えきれず、目をそらしてしまう。だが、エリアはそれを許さず顔を無理やり向けさせる。
「こっち見て。今のギーくんは小さいんだよ?昔、私としたかった事あるんでしょ?」
そんな、そんなことは…
「ギーくん」
…
したい
「何がしたいの?」
エリアと、エッチなこと、したい…
それを聞いたエリアは満面の笑みを浮かべ、ギゴバイトを抱きしめる。胸元から石鹸とエリアの匂いが混じった香りがして心臓が高鳴ってしまう。
「ふふっ♡やっと聞けた♡いっぱいしようね♡ギーくん♡♡」
「ん…♡ちゅっ♡ちゅっ♡ギーくん可愛い♡ちゅーっ♡」
抱きしめられたままベッドに連れてこられたギゴバイトはキスの雨を受けた。照れくさいのを隠すように、エリアの胸元へと顔をぐりぐりと埋める。自分の大好きな匂いが肺をいっぱいにし、否応なしに性器を反応させてしまう。
「もう♡ギーくんったら♡そんなに興奮しちゃっ…あれ?あんなに大きかったのに…こっちも小さくなったんだ…」
エリアが指摘した通りかつての猛々しさが消え、ちんまりとした可愛らしさすら覚える性器がギゴバイトの股にあった。恥ずかしくなったギゴバイトはそれを隠そうとしたが、エリアに押さえられて出来なくなってしまう。
「へー…昔はこんなのだったんだね。……はむっ♡」
「んぷっ♡ちゅる…♡じゅるっ♡じゅじゅっ♡へへ♡ひもひーい?ひーふん?んん♡れる…♡」
しげしげと観察していたエリアだが、口の中に丸ごと性器を含み愛撫し始める。
「ちゅるっ♡ぢゅるるる…♡」
エリアの膣内とはまた違う感触
「くぷっ♡れろ…♡はぷ♡」
性器全体にくる刺激
「じゅぷっ♡じゅぷっ♡ぢゅーっ♡」
こちらを見上げるエリアの瞳
「ふーっ♡ふーっ♡ひーふん♡♡ひーふん♡♡♡」
自分の内から欲望が登って来るのをギゴバイトは感じてしまう。もう…でそうだ…エリア、このまま…
「んう?じゅぽっ…♡ひゅぷっ…♡じゅるるっ…ぷぁっ♡ふうっ♡」
だがギゴバイトの願いは聞き入れられず、途中で終わってしまった。どうして止めるのかわからず、ねだるような視線をエリアに向ける。
「あぁ…本当に可愛い…♡でもギーくんが射精すのは♡こっち♡」
エリアは自身の双丘でギゴバイトの性器を挟む。以前はエリアの谷間からはみ出していたモノも、すっぽりと収まり見えなくなってしまっている。
「えへへ♡おちんちんおっぱいに食べられちゃったね♡どう?やっぱり好き?」
むにゅむにゅ♡ たぷたぷ♡
「ギーくんが揉んだり吸ったりして、いっぱい可愛がってくれたからここまで大きくなったんだよ♡」
むぎゅぎゅっ♡ ずちゅっずちゅっ♡
「その顔…♡気持ちいいんだね♡よかったぁ♡もっと♡もっと見せて♡」
ずりゅ♡ずりゅ♡ ぱちゅんぱちゅん♡
「はい♡ぎゅーっ♡」
びくん!びゅくんびゅくん!
大好きな胸で挟まれ、擦られたギゴバイトはあっさり射精してしまった。性器を丸ごと挟まれるだけでこんなに違うのか…これならずっと…
「うわー…いっぱいでたね…♡ペロッ♡れろっ♡」
ぬちゃぁと谷間で糸を引く精液を掬い舐め取るエリア。その姿が酷く煽情的に映ったギゴバイトは彼女へ抱きついてしまう。
「どうしたの?」
もっと…したい…
今は元に戻らなくてもいい。ただただエリアとエッチがしたい。恥も外聞も無い願いだが今の姿だから言える。
何度も身体を重ねたが自分はエリアとの快楽には勝てない。だからしょうがないとギゴバイトは自分に言い聞かせた。
「いいよ♡何しよっか?授乳手コキでしょ?舐め合いっこでしょ?それとそれと…あーもう!ギーくん大好き!!」
ぎゅうっとギゴバイトを抱きしめ返すエリア。ギゴバイトがまた幸せに包まれた、その時だった。
じわっ ぷしゃり ぽたぽた
「えっ…?なに…これ?」
温かい液体が顔にかかる。白くさらりとした液体、それはエリアの乳房から溢れ出ていた。
「な、なんで!?妊娠してないのに!?や、やだ!止まらない!」
「ギーくん違うの!浮気なんてしてないよ!!ダルクくんはライナちゃんに搾られてるし、他の人には一切触らせてないから!」
「ギーくん?ねえギーくん?何か言ってよぉ…」
自身に起こった異変に対して弁明を続けるエリア。だが肝心のギゴバイトはぽたりぽたりと滴り続ける母乳に目を奪われていた。
母乳 ぼにゅう エリアの みるく
やっと ゆめが
かぷり ちゅうううう
「ひゃあ!?ギーくん!?だ、だめ!!やめて!!」
ちゅうちゅう ぢゅううう
「ひんっ!お、おいしくないからぁ♡やめてよぉ…ああっ!やん♡」
おいしくない?うそだ
こんなにあまくてあったかいのに
エリア エリアぁ…
もっと もっと…
「ギー…くん…♡そう、だったね…♡約束してたもんね…♡」
やく そく?
「覚えてない?母乳が出るようになったら、赤ちゃんが産まれるまでギーくんが一人占めしていいって♡」
「タイミングずれちゃったけど、これは全部ギーくんのものだよ♡♡んっ♡あっ♡」
エリアが乳房を持ち上げて差し出すとぴゅうと母乳が噴き出しギゴバイトの顔を濡らす。もう我慢という文字は頭から消え去っていた。エリアに抱き着き乳房に吸い付き思い切り吸い上げる。
はぶっ!じゅるっ!じゅるるるっ!
「うんっ♡あはっ♡よかったぁ♡ギーくんが好きな味で♡」
ぢゅうううう!ぢゅるるる…
「ふふ…♡赤ちゃんギーくん可愛い♡♡好きなだけ飲んでね♡よしよし♡」
ごきゅっごきゅっ ちゅううう
もみもみ むぎゅううっ ぴゅうっ
「あっ♡もうっ!ミルク無駄にして!悪い子!」
眉間を指で弾かれ、ギゴバイトは口を離してしまう。ごめん、なさい…
「わかればよろしい♡それでさ…おちんちんつらいよね?」
エリアの母乳を飲んでいるうちに、己の小さな一物はピンと上を向いていた。バレないようにしていたのだが丸わかりだったようだ。
「じゃあ…♡ママと…みるくのこうかんしよっか♡」
くぱぁ…♡
「なかでぴゅっぴゅっ♡ってして、おっぱいちゅーっ♡ってして、こうかんするんだよ♡できるかな?」
…できる
「…おいで♡」
ぱちゅんぱちゅん ぱちゅんぱちゅん
肉をぶつける音が響く。しかしいつものような激しさはなく、迫力の無い音であった。エリアを気持ち良くしたい。母乳が欲しい。そう思いながらギゴバイトは乳房に吸い付きながら腰を振り続ける。
「ふふ♡ギーくんがんばれ♡ギーくんがんばれ♡あっ♡うんっ♡だーいすき♡」
エリアの甘い声が耳朶をくすぐり、ギゴバイトはあっという間に果ててしまう。だが不思議な事にどんどん力が湧いてくる。もっと、もっとエリアとしたいという欲が強くなる。
「んっ♡まだしたいの?いいよ♡いっぱいい〜っぱいみるくこうかんしようね♡」
いくら吸っても吸っても湧き続ける母乳。それと同じようにギゴバイトの精力は未だに衰えをみせない。
むぎゅう…はぶっ!ぢゅるるる!ぢゅゅうううう!
「ひあっ♡りょうほうすわれたらっ♡たえ、られ…♡♡あああっ♡♡♡」
我慢できずエリアの乳房を掴み、両方の乳首を口に入れ吸い上げる。身体を震わせ絶頂したエリアが、性器を締め付けてギゴバイトを射精へと導く。
「はーっ♡はーっ♡ギーくん…♡ごめんね…」
エリア?なんで謝って…
「あかちゃんもいないのに…おっぱいでてごめん…おっぱいのまれて、えっちになっちゃうこでごめんね…」
「ギーくんは…こんな私でも…好き?」
ずっと好きだ、それは変わらない
弱々しいエリアの問に間髪入れずに答えるギゴバイト。振られてもひどいことされてもずっと想い続けてきたんだ。どんなエリアでも大好きだ。
「ギーくん…ギーくん!」
感極まったエリアはギゴバイトを抱き締めて、口元へと乳房を押し付ける。
「うれしい…♡うれしいよぉ♡もっと♡もっとのんで♡♡からっぽになるまでのんで♡♡♡いっぱいびゅ〜っ♡ってして♡♡♡」
愛しい人の望みを断る理由はなかった。ギゴバイトは母乳を吸い上げながら激しく動く。
「あひっ♡♡♡すきっ♡ちゅうちゅうすきっ♡♡ギーくんすきっ♡すきっ♡♡ギーくんだいすきぃ♡♡♡こっちみて♡みて♡ちゅう♡♡♡」
言われるままにエリアと視線を合わせると、母乳があるにも関わらずエリアが口を重ねる。
「ぢゅうううう♡♡♡んぐっ♡ぢゅぷっ♡ぢゅううう♡♡♡ごくっ♡♡♡ごくっ♡♡んん♡♡んんん♡♡♡」
「────────────ッッ♡♡♡♡♡♡」
母乳を口移しで飲みあった二人は共に絶頂し、ギゴバイトはありったけの精液を注ぎ込んだ。
「はひっ♡はひっ♡えへへ…♡なんか…甘い気がする…♡ギーくんと飲んだからかな…?」
答えようとしたギゴバイトだったが、散々したせいか力が入らなくなってしまっていた。
「…おねむかな?寝てる間も咥えてていいからね♡」
エリアは口に乳首を含ませるとギゴバイトの頭をゆっくりと撫でていく。安心感と温もりに包まれながら、ギゴバイトの意識は闇に溶けていく。
「おやすみ…ギーくん♡」
「オーバーフロー、ですか…?」
「間違いない、満タンの水槽に水入れたら溢れる。それがお主の身体で起きたんじゃ。魔力を含む母乳として出たのは初めてじゃな…通常は嘔吐や下痢の症状になるんじゃが、うーむ…興味深いのう…」
翌日、薬を服用しなかったのに何故か元通りになったガガギゴは再びコザッキーを訪ねていた。検査もしたがエリアにも自分にも悪い所は発見されなかった。
「しっかしのう、お主ら。お盛んじゃな?こりゃ祝いの準備でもしといたほうがいいかの?」
「あの…ギーくん出ててくれる?私ちょっと相談あって…」
自分がいたら進まないのだろう、ギゴバイトはそう判断し素直に退出した。エリアの相談、それはガガギゴとの間に子供が中々できないことだった。ガガギゴを原因にしたくないという思いがあって一人で相談したのだった。
「いや当たり前じゃろ、種族が離れてるし。獣と獣戦士ならまだしも爬虫類と魔法使いじゃろ?妊娠確率は低いぞ?」
「そ、そんな!?だって昆虫とか植物に繁殖目的で襲われた事例があるって!」
「あれは自分のクローンを植え付けてるだけじゃぞ?そういう奴らは他種族関係ないからの」
「じゃ、じゃあギーくんとの赤ちゃん…出来ないんですか…?」
「出来るぞ。ワシの力なら、のう」
絶望するエリアに、コザッキーは興味深い事例を見せてくれた礼だとニヤリと笑って答えた。
「ごめんねギーくん待たせちゃって」
別に気にしてはいない。自分がいたら相談しにくいことだったんだろうし。幾分、エリアの表情が明るく見える。相談は上手くいったようだ。
「それでねギーくん…ううん、何でもない♪」
エリアは出しかけた言葉を飲み込む。コザッキーさんがくれた装備魔法。これを使うのは後になってから。私がもうちょっと強くなったら言うんだ。
私と本気で子作りしようって…♡
「エーリーアーせーんーぱーいー…?」
おどろおどろしい声に振り向くと禍々しいオーラを纏った後輩が立っていた。
「なーにがママですかー!!あれガガギゴさんだったじゃないですか!ヒータ先輩が口割ってくれましたよ!?」
「へー、ヒータはお仕置きが必要かも…でもいずれママになるのは確定だもん♡ねーギーくん♡」
ピッタリとガガギゴと密着するエリア。それを見た後輩は怒りのボルテージを更に上げていく。
「キー!ガガギゴさん!私ともイチャイチャしてください!!いやって言ってもしてもらいますから!!」
「はー!?だからギーくんは私のものだよ!?何でわかんないの!?こうなったら後輩ちゃんにエッチを見せつけて…ギーくん?」
ガガギゴは走る。己を守るために。戻ったばかりなのにまた小さくなるのはゴメンだ!
「ギーくん!」
「ガガギゴさん!」
今は勘弁してくれ!ガガギゴの叫びはどこまでも響いた。
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