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最終更新： hodr hodr 2020年04月04日(土) 22:45:59履歴


ミーティア

前方を剣で多段攻撃する。
【BALDR ACE】
スキル・近接。
１体に１０ＨＩＴ・攻撃力低下

ミーティアライト

敵機上方から隕石を落下させる。
【BALDR ACE】
スキル・特殊。
１体に３ＨＩＴ・攻撃力低下

ミーム

イギリスの進化生物学者、リチャード・ドーキンスが提唱した概念。
知性体における物質以外の遺伝情報。
知識や物語といった、あらゆる文化的情報が含まれる。
仮想空間を管理するＡＩが再現しようとしているのは、人が認識する現実、すなわちミームに基づく世界であるため、現実に比べてミームの影響が大きい。

ミカエリス・ザ・ブラックフリート

由来
英語で「黒い（black）艦隊（fleet）」
登場作品
【BALDR BRINGER】
パイロット
エリス
分類
シュミクラム
レンジ
遠距離型
使用兵装
瞬間移動、拡散収束波動砲、電撃レーザーボール、ホーミングエネルギーボール、ビット落とし、四連ビット落とし、大型ユニット（レーザー、弾幕）、即死
名称は推定。
中量級シュミクラム。機体色は黒。女性に装甲を取り付けたような形状で、バックパックの両側には大型ユニットを装備している。大型ユニットは前方に三つのモノアイ、下部にレーザー砲を備え、独立機動時には折り畳まれていた翼を展開する。
機械的最適化の結果、生物機械のような形状となっている。ＢＡＬＤＲ　Ｊとのリンクは不完全だが、それでも「シュミクラム単体で相手にするのは明らかに無謀」とされる。呼吸系から外部情報を吸収・解析し、最適化する。
耐久が一定以下になると大型ユニットを分離し、本体は自機の追尾以外の行動を取らなくなる。この状態で本体に接触すると即死。一撃死技については、これまでは何らかの説明があったが、今回は一切なし。バルドシリーズのラスボスだからと言われればそれまでだが……。
ゲームのバージョンアップによって性能が大きく変化している。
初期バージョンでは、大量のドローンを生成する。即死状態の本体は地形を無視できず最短距離で自機に接近、自機との距離が一定以下になると画面が暗転・拡大する。即死状態の本体にエイミングラインを向けると移動速度が大幅に低下し、接触してもダメージが激減する。自機と接触すると、大型ユニットを再装着して即死状態は解除され、分離した大型ユニットが存在する場合は自壊する。
最終バージョンでは、本体はほとんどドローンを生成しないが、大型ユニットがドローンを生成する。瞬間移動が可能。即死状態の本体は地形を無視して最短距離で自機に接近する。即死状態の本体からエイミングラインを逸らすと移動速度が大幅に低下する。自機と接触しても即死状態は解除されない。『EC』なら、エリスの加護「ぶつかっちゃえばいいじゃない!」を有効にしてブーストダッシュで交差すれば回避可能。

見返り美人

【BALDR SKY ZERO】
見返り美人という名前は賞金首としての通り名で、本名は不明。
エドにガキ呼ばわりされているため、十代だと思われる。
ノインツェーンの電脳移植体の一人。移植された脳は２番目で、その機能は無機ＡＩと脳群の繋ぎハブ。特異機能は効率化。一年間活動して情報を収集、一年間休眠して情報を整理、環境に適応することでより効率的に自己を運用する。指向性が高機動型なのは、より迅速により簡潔に敵を処理するため。また、休眠中に追加チップ自体が情報の脳への定着を処理しており、電脳移植体の稀有な成功例と言える。
マジェスティック・オークション上位入賞者であり、パイロットとしての能力はかなり高いものと思われる。
出身はシットウェ。前々回のマジェスティック・オークションに出場、６〜８位に入賞し、州政府に買い取られる。電脳移植体処置の後、有力企業に下げ渡され、実戦投入される。半年前、休眠状態に入る。
『BALDR SKY ZERO』では、賞金首の一人。マレル編終盤、ＬｏＦに洗脳されて甲、シゼル、咲良と交戦。スレイプニィルによる一度限りの奇襲で敗北した。「マレル」では、Ｌ＆Ｃに所属。任務終了後、報告もせずに休眠状態に入った。

見返り美人（機体）

登場作品
【BALDR SKY ZERO】
パイロット
見返り美人
分類
シュミクラム
レンジ
不明
使用兵装
不明
賞金首マッドドガー第四位ナンバーフォー。
全環境対応超々高機動型シュミクラム。一年周期で活動と休眠を繰り返し、その度に形状が大きく変化するが、造形の美しさ故に一目瞭然とされる。
休眠状態では自動防衛ベッドが戦闘を行う。多数の姿勢制御用ブースターを備え、常時飛行可能。
自動防衛ベッドが破壊された場合、本体が活動状態に移行する。常時飛行に加えて多数のオプションユニットを持ち、推定最大戦速は第一宇宙速度（秒速約８ｋｍ）。実際には旋回性能の限界でそこまでの速度は出せないとされるが、甲ですら突進を回避するだけで精一杯だった。

御鏡の舞

特殊汎用ＦＡの一種。
【BALDR ACE】
ＦＡ。
ＨＩＴカウント数増加。

「身代わりだ」

ドミトリー・馬庭／マレル編「情愛」
ヴォータンに捕らえられたかに見えたドミトリーの一言。
やっぱニンジャじゃねーか！

右サイドステップ

右方に一定距離移動する。
【BALDRFIST】
No.55。アクション技。

右旋回

右方に一定距離回り込む。
【BALDRFIST】
No.58。アクション技。

ミサイルバラージ

全方位にミサイルを大量発射する。
【BALDR SKY ZERO】
『BALDR SKY ZERO』
入手条件：共通編「スコール」で自動入手
ＦＣ。チャージ速度はFAST。
『BALDR SKY ZERO2』
入手条件：ミッションモード　ＳＴＡＧＥ０２クリア
ＣＢ・アタック。チャージ速度はMEDIUM。

ミサイルライド

任意に移動してミサイルを発射する。
【BALDR SKY】
開発条件：バズーカ砲
派生兵装：なし
『DiveX』げっちゅ屋店舗特典「ネギネギライド」でミサイルの形状がネギに変化する。
通常／遠距離兵器・格闘技／ミサイル／爆発物。

ミサイルランチャー

前方に軌道の安定しないミサイルを発射する。
【BALDR FORCE Re-Action】
構え遠距離兵装・ノーマル。
【BALDR SKY】
開発条件：ハンドガン
派生兵装：ホーミングミサイル、リサーチミサイル、パラレルミサイル
通常／遠距離兵器・ミサイル／爆発物。
【BALDR SKY ZERO】
開発条件：ハンドガン
派生兵装：バズーカ、ホーミングミサイル、カタパルトミサイル、ファランクス
通常／射撃武器。回数３０＋６。ボーナスは弾数。
【BALDR HEART】
開発条件：群弾のミーシャ（Ｌｖ４）
ＦＡ・攻撃系。ＨＣ対応。
【BALDR ACE】
ＦＡ。
コンボコスト回復増加。

一定範囲内の敵機をマルチロックして追尾するミサイルを発射する。
【BALDR BRINGER】
入手条件：十彩・デ・ヴィータ（好感度０）
サブショット。回数２０＋６０。兵装パラメータは弾数・爆風範囲・連射速度・サイト範囲。

みさき

登場作品
【BALDR HEART】
声優
あじ秋刀魚
性別
女
分類
寄生型電子生命体
年齢
─
立場
無所属
機体
みさき（機体）
個人情報
身長：１４４cm
鈴宮霄及び凪の妹。
純真で一途。大人びた雰囲気と子供らしい残酷さを併せ持つ。人間とは本質的に異なる存在であり、人の痛みを心底で理解できない。
容姿は凪に似ているが、髪は赤みがかっている。菊柄の黒い振袖を着用。
現在は阿迦奢に存在し、蒼や凪の感覚情報を通じて現実を認識している。そのため、蒼が死ぬことも「私の所に戻ってくるだけ」とさして気に掛ける様子はなく、窮地を救うこともない。蒼が凪以外のヒロインと結ばれると大人しく身を引くのも、いずれ蒼が死ねば自分のところに戻ってくるからだろう（「今はその娘を愛してあげて」という発言もある）。また、まだ生まれておらず、あるいは、すでに死んでおり、いかなる手段を以ってしても殺すことはできない。かつて、ヴィルヘルムが彼女を殺したとされるが、実際には再構成された電子体を破壊して阿迦奢に送還したに過ぎない。
矮躯にも関わらず、異常な身体能力を持ち、素手で航一郎を殺害し、信じがたい脚力で切り離された脱出艇に飛び移ろうとした。ただし、彼女の意思はネットの法則に干渉するため、実際に身体能力が高いわけではないと思われる。
ネットの法則に干渉する能力を持つ。この能力によって、強制除装や集団催眠を行っている。また、電子体に干渉して記憶や認識を書き換えることもできるようだ。
「亡霊の女王」とも言える存在で、無数の亡霊を統率し、下僕として従える。
御伽話が好きで、アレンジを加えることを好む。特に眠り姫が好き。
天本によって、輪廻機構で再構成された岬の電子体とされる。依り代は鈴宮家先代頭首夫妻の死亡した電子体。十数年前、被造子密造施設壊滅時、電子体はヴィルヘルムによって破壊されている。
その正体は、輪廻機構で再構成された鈴宮家先代頭首夫妻の未出生児。母親が殺され、自らも死に瀕し、生まれてくるために岬の記憶を受け入れた。つまり、岬の記憶を持つだけの別人であり、自分が岬でないことに気付くと岬の記憶とのリンクが途絶する。共通する記憶を持つ凪との間にリンクが存在する。誕生してすぐに航一郎を殺害したのは、無意識に母親の復讐を果たそうとしたため。カトウ曰く「純粋にネットで誕生した電子的生命の第一号」とのことだが、出生していないだけですでに知性体として活動しており、「地上に何の繋がりも持たず」とは言えないと思われる。
自分は岬だと思い込んでいた。凪編では、岬の記憶を失ったことで自我崩壊を起こす。
航一郎は岬の夫。岬を悲しませていたとして彼を殺害する。
蒼は本当のパートナー。彼と永遠の絆を結ぶことが目的。挨拶のようにキスをし、御伽話を読み聞かせて生きることの心得を教えた。彼を心から愛しており、自我崩壊を起こしてもなお、「蒼は私にとっての全て」とまで言い切る。彼と凪のリンクを通じて思考を読み、干渉を行っている。秘話も無効。
凪は姉。自分の分身だと思い込んでいた。彼女が蒼と自然に出会い、関係を深めていくのを見ていた。彼女との融合に拘ったのは、人生を謳歌する姉が妬ましかったため。凪とのリンクを通じて思考を読み、干渉を行っている。秘話も無効。
霄は兄。鈴宮家誘拐殺人事件において、凪との融合を阻止されている。
天本は協力者。彼に蒼への好意を操られている。
ヴィルヘルムは岬の息子。名前を変え、肉体を捨てていたことから、そのことに気付かなかった。被造子密造施設壊滅時、電子体を破壊されている。
自分を度々邪魔する妖精を疎みながらも、その正体には最後まで気付けなかった。
鈴宮家誘拐殺人事件において、鈴宮家先代頭首夫妻の死亡した電子体を依り代に顕現。凪を融合しようとするが、妖精の介入で失敗。航一郎を殺害。岬の私有空間で蒼と共に過ごす。十数年前、被造子密造施設壊滅時、蒼を庇ってヴィルヘルムに電子体を破壊され、阿迦奢に送還される。
『BALDR HEART』では、蒼や凪に干渉を行う。凪編では、被造子密造施設侵入時、エスで蒼と再会。航一郎の私有空間侵入時、岬の私有空間に蒼を迎え入れ、ヴィルヘルムに亡霊をけしかけるが、ヴィルヘルムに蒼を奪回されて撤退。地獄門開門と同時に現出、直後に戦艦が地獄門に突入。凪と融合しようとするが拒絶され、彼女と共にエスに落下、辛うじて天ヶ原に辿り着く。蒼たちに夢を見せ、凪に成り代わる。蒼を追ってエスに飛び込み、チャウグナルを率いて蒼たちを襲撃。フレイアと交戦。ノイモーント起動後、隙をついて凪と融合しようとするが失敗。脱出艇に飛び移ろうとするも、フレイアに捕縛される。地獄門再開門と同時に現出。直翔の亡霊をけしかけて蒼を捕縛、凪と融合しようとするが、妖精によって復活した岩永率いる府嶽部隊に阻止される。自分が岬でないことを知らされて自我崩壊を起こし、カトウの感染ルーチンを取り込んで無数の亡霊と融合、輪廻機構を依り代に顕現。蒼と交戦、敗北。「凪」では、妖精と共に阿迦奢に帰還。「転生」では、蒼から凪の記憶を奪い、妖精と共に阿迦奢に帰還。「臨死」では、カトウとの融合体としてオブジェクトに無差別感染し、ネットの法則を修復不可能なほどに変容させる。

みさき（機体）

登場作品
【BALDR HEART】【BALDR BRINGER】【SKY&HEART LAST SURVIVAL】
パイロット
みさき
分類
シュミクラム
レンジ
オールラウンド
ステータス
格闘：Ｂ／射撃：Ａ／機動力：Ｂ／耐久力：Ａ
使用兵装
突進、突進浮遊→小呪腕、上空転移→落下、ダブルブレード、呪腕（叩き付け、袋叩き、持ち上げ）、塊、散弾、凝固、呪手（引き寄せ、叩き付け）、火炎、火炎→主砲（ＦＣ）、冥府の門（ＦＣ）
輪廻機構を依り代として顕現し、無数の亡霊を融合したみさき。機体情報ではシュミクラムとされるが、定義上は電子体。
外見は岩石状の球体で、正面に目のような光輪がある。通常時は黒い靄に覆われ、攻撃時は左右から機械的な腕が伸びる。これは仮の姿で、本来の姿は岩のような表皮と蓮のような結晶に覆われた人型の上半身に機械的な四本の腕を持ち、背部に光輪、下部に影のような四本の小腕を備える。機体情報で「冥府の王」と記述されているのはこの姿。全体像は冥府の門発動時（＝ゲームオーバー時）しか見ることができないため、既プレイヤーでも見覚えがないかもしれない（撃破時のチップはこの状態だが、俯せになっているので見え難い）。
余談だが、おそらくシリーズ最強のラスボス。性能もさることながら、カメラが引き、自機・敵機・マップの色味が被って視認し辛い、影も見え難いので浮いているのか分かり辛いという三重苦。もう少しどうにかならなかったものか。
『BALDR BRINGER』では、「処分工程：絹花」に「リリス」として登場する。由来はユダヤ伝承の悪霊の女性、または旧約聖書における最初の女性。「悪霊の女王リリス」のコードネームで呼ばれる、史上最大級の亡霊。二百年前、統合軍によって破壊されたものの、その欠片は無数の亡霊となって今なお人類を脅かしている。広範囲の増殖と融合の結果、みさきの意識は半ば消失しているが、本能的に緑の大地に還りたがっている。悪霊の女王の未練として回収された動画には、岬の私有空間で微睡む蒼とみさきの姿が映っていた。還るべき体を作るために、ナノ・アセンブラのプラントに憑依して殺人ナノを生み出してしまい、もう一度生まれたいという願望が反映された結果、あらゆる生物の胎児に寄生したのではないかと推測される。ジャハナムの企てにより、悪霊の女王を源とする亡霊がみさきの情報を核として融合、復活を果たす。

陵絢夜歌

読み
みささぎあやか
登場作品
【BALDR HEART】
声優
月影桃
性別
女
分類
第二世代・離脱者
年齢
─
立場
─
機体
桜火
個人情報
身長：１６７cm
スリーサイズ：８４（Ｃ）／５８／８４
未登場。
故人。
忠義深く高潔。頑固で自他共に厳しい堅物だが、根は優しく仲間思い。凪曰く、「お侍さんみたいなお姉さん」。
幼少期から男子とみだりに交際してはならないと躾けられ、学園でも男子とは別の校舎で出会いがなく、恋愛に縁がない。浮いた話を聞くと、照れて怒り出す有様だった。
人間離れした高い身体能力を持つ。遺伝子にチューニングが施されているのかもしれない。また、武術の家元の出で、剛柔流空手や柔術・剣術などを修めており、格闘戦はかなり強い。
府海戦争時、瀕死の重傷を負い、天本に離脱者化させられたとされる。この際、実体を失ったため、名誉戦傷章パープルハートを着用しているものと思われる*1。実際には一度死亡しており、輪廻機構によって電子体として再構成された。ただし、情報の欠損が激しく、半ば亡霊と化していた。
日本刀カタナを所持。先祖伝来の電子体アイテムで、現実・仮想を問わず使用していた。絢夜歌の死後はヴィルヘルムが保管していたが、電子体化機能が停止していた。
陵家は旧日系財閥の末裔。鈴宮家とは遠縁に当たる。大昔の武術の家元で、要人警護を生業としてきた。先祖はカルト教団の信者の首を刎ねて一兵卒から統合士官に成り上がったという。旧日系財閥の末裔がアセンブラ危機で出世して武術の家元となったという流れだろうか。
料理上手。釣りができる。股に二つホクロがある。
霄は主。恋愛に縁がない反動で、弟のように溺愛していた。紅音曰く、「不健全」。元々は職務として仕えていたが、後に自らの意思で忠誠を誓う。ナノアセンブラ・プラントの破壊と自身の死を願われる。
紅音は親友。霄を介錯した後、彼女に殺害されたため、ナノアセンブラ・プラントの破壊を果たせなかった。
凪と面識がある。
府海戦争時、ヴィルヘルムと共に戦った。
府海戦争時、岩永と交戦した。
雄大によって謀殺される。蘇生後、記憶が蘇った彼女たちが海神に攻撃を行ったのはこのため。
天本によって蘇生される。元々、あまり好意的には見ていなかった。
要人警護を生業とする陵家の一員であり、パイロットとしての能力は極めて高い。その実力は、並の傭兵集団を凌駕する甲華学装隊のリーダーに力量を買われて抜擢されるほど。
出身は島外。霄の護衛として甲華学園に入学。その後、経緯は不明だが、故郷を捨てたとされる。紅音が発起人となって結成された自警団に参加、リーダーに抜擢される。調査の過程で雄大の内通に気付き、紅音の休学中に謀殺されるが、天本によって離脱者として蘇生され、記憶を失った状態で保護される。府海戦争時、対府嶽戦の切り札として最前線で活躍。終戦間際、甲華学装隊を率いて雄大に拉致された霄を追跡。戦艦に突入し、亡霊と交戦したことで自分の正体に気付く。天本の研究所を襲撃して霄を奪還、甲華学装隊と別れてバイオアセンブラ・プラントの破壊に向かう。バイオ部門で自身が手遅れであることを悟った霄を介錯。その場面に遭遇した紅音に殺害される。

ミシェル・ヘイワーズ

登場作品
【BALDRHEAD】
声優
桜巳眞胡
性別
女
分類
人間
年齢
二十代前半
立場
無所属
機体
ミシェル機
ヒロインの一人。
田舎から出てきたばかりのマイペースな天然ボケ系娘。
容姿や態度は随分と幼い。メイをして「この私が庇って助けてあげなきゃいけないんだと思える程に頼りない人」と言わしめるほど。
公園に無断でテントを立てて暮らしている。このテントは兄のもので、戦場でもよく使われる丈夫で燃えにくい合成布使用。
重度の方向音痴。というか頭が悪い。
「史上最悪の不幸を呼ぶ娘」と称されるが、大体は人災で、本当に運が悪かったのはミシェルEDぐらい。
とんでもない大食いで、度々無銭飲食をしてはバルディにツケを払わせている。バルディはあくまでも融資で、返せなければ体で返してもらうと言っているが、理解していない。
農業が大好き。事件後、バルディを「おにいちゃん」と呼ぶようになる。
両親は故人。兄との関係は良好だったが、一線を越えて以来、避けられるようになった。
兄は農業が大嫌いで、遺跡掘りをしていたが、一度も掘り出せたことがなかった。
兄と旗を使ったサインを決めていた。白は「先に帰る」、青は「この下を掘れ」、赤は「敵に気を付けろ！」、黄は「危険だから近づくな！」の意味。
両親が亡くなり、親戚の世話になる。兄と一線を越え、二年前、兄が家を出る。兄の残した地図データを元に、ビフロストタウンに辿り着く。
『BALDRHEAD』では、地図データを元に兄を追っていたが、方向音痴のせいで見当違いの場所を探していた。バルディの手助けもあって兄の痕跡を見付けるものの、地盤の崩落に巻き込まれて地下の遺跡に落下、ほうほうの体で地上に戻る。終盤、地図データを提供してジャハナム本社への侵入経路の確定に貢献、マリィ・ジェシカと共にジャハナム本社に乗り込むバルディを激励、女性陣一同でジャハナム本社を襲撃、捕縛されたバルディが解放される契機となるが、コネクターに一蹴される。
バッドルートでは、ＧＩＧＡＳが地盤の崩落に巻き込まれるも、本人は無事で、歩いて街に戻る。実は幸運なのでは……
『BALDRHEAD』後は、しばらくバルディの元で暮らすが、ある日ふいと出て行った。行く先々で問題を起こしている模様。
ミシェルエンドでは、バルディと共に乗った客船が転覆、無人島に漂着して二人で暮らすことになる。

ミシェル・ヘイワーズ機

登場作品
【BALDRHEAD】
パイロット
ミシェル・ヘイワーズ
分類
ＧＩＧＡＳ
レンジ
─
使用兵装
─
農耕土木用ＧＩＧＡＳ。かなり古い。オープンハッチで、アームに農作業用のビットを備えている。

水坂獏

読み
みずさかばく
登場作品
【BALDR ACE】
声優
─
性別
男
分類
第一世代
年齢
１６〜１７
立場
聖華学園高等部二年特待クラス
機体
ヴィルトファルケン
主人公。
重度のゲーム好きの学園生。
落ちこぼれの元優等生。怠惰かつ悲観的だが、諦めは悪い。人付き合いが苦手で、友達はほとんどいない。根は真面目でお人好し。
ヒロイズムが強く、しばしば自分が囮になって仲間を逃がそうとする。
自他共に認めるゲーム廃人で、腕前も確か。メイ曰く、「唯一の取り柄」。しかし、最近はゲームそのものに食傷しており、Ｆ・Ｉについて熱心に調べていた。一方、自分が単なるゲームオタクナードに過ぎないことに忸怩たる思いを抱いている。
聖華学園の特待生として特殊チップの移植を受けている。かつては、自分の能力を活かせる華々しい職に就けるものだと信じていた。チップの事件では無事だったが、チップの欠陥バグが発覚したことで、将来に対する展望を失う。現在は、たとえ真っ当な職でなくとも電脳化処置を活かせる道に進みたいと思っており、ハッカーに憧れている。
学園での腫れ物扱いに耐えられず、不登校気味。それでも、卒業までの履修計画は立てており、最低限の単位は取得している。
ベヘモスに捕食された際、シュミクラムを噛み砕かれたにも関わらず、体中が傷と痣だらけで心配停止状態になりながらも五体満足で生存している。アオイに助けられたと思しき描写があり、融合マージのメッセージが表示されるが、詳細不明。また、実体も痣だらけになっていた。
水坂信一及び水坂憐と同じ姓を持つ。詳細不明。『BALDR ACE』に多く存在する『BALDR FORCE』との接点の一つ。なお、作品を跨いで同じ姓を持つキャラは、シリーズ全体でバルディ・カークランド及びセルゲイ・カークランド、並びに橘玲佳及び橘聖良、タチバナ・カンナ、そして水坂信一及び水坂憐、水坂獏のみ。
学園生としても体力は低い。その割にメイをお姫様抱っこしているけど。ギルドに加入したことがない。初等部の頃はそれなりに友達も多かった。朝が弱い。
両親は学園都市計画の頓挫後、遠く離れた土地で働いている。
メイは幼馴染み一号。クラスメイトであり、ゲームの相棒でもある。夕方から夜中まで、二人で一緒にゲームを遊ぶのが日課。映画の趣味が違い過ぎて、見る度に口論になる。対等な親友として、思春期に入って綺麗に成長した彼女を異性として意識しないように努めている。
彩奈は幼馴染み二号。隣人でもある。初等部の頃に知り合った。「兄妹のように同じ時間を過ごした幼なじみ」である彼女との関係を「どこか歪な人間関係」と評している。
時折、アオイに似た女性が脳裏に浮かぶらしい。詳細不明。また、初等部の頃、メイや彩奈、クラスメイト数人と共に、「もう名前も忘れてしまった。仲の良かった女の子」と遊んでいたという。メタ的に考えれば、それが彼女である可能性は高い。
剛は先輩。特待クラス崩壊後も模範生面を続ける姿が痛々しく、苦手。
ひょんな事からセージと知り合い、不定期かつ一方的に話しかけられる間柄になった。心のどこかでセージに憧れている。
シュミクラム適性が高く、短時間のレクチャーでシュミクラムを乗りこなしている。パイロットとしての能力もかなり高い。ベオ曰く、「とても初心者ニュービーとは思えません！」。ＤＭＭの公式サイト（現在は削除済み）にも「シュミクラム戦闘には天与の才能がある」と記載されている。ただし、「この肉体が鋼鉄と化す感触を、俺は以前にも味わったことがあるような気がするのだ」という獏の発言もある。詳細不明。
作中では「ハッカーを名乗れるほどのスキルも持ち合わせていなかった」とされるが、ＤＭＭの公式サイト（現在は削除済み）では「ハッキングが得意」と明記されている。詳細不明。
初等部の頃、特待生に選ばれて聖華学園に入学。チップの事件後、不登校気味になる。
『BALDR ACE』では、セージからＦ・Ｉを渡され、エデンを巡る陰謀に巻き込まれていく。

水坂憐

読み
みずさかれん
登場作品
【BALDR FORCE】【BALDR FORCE Re-Action】
声優
まきいづみ／野川さくら(PS2)／下屋則子(RE)
性別
女
分類
電子体幽霊ワイアード・ゴースト
年齢
─
立場
無所属
機体
リバイアサン
個人情報
身長：１５２��
体重：仮想質量０
星座：うお座
血液型：Ｏ−ＲＨ＋
メインヒロイン。
相馬透の義妹。
ハッカーの間で噂になっている、探知不能の電子体幽霊ワイアード・ゴースト。その姿を目撃したハッカーは、近いうちに死ぬと言われている。
無邪気で無垢。素直で健気だが、一般常識も危ういレベルの世間知らず。当初は桁違いの超絶的ハッカーかと思われていたが、本人はハッカーが何なのかすら知らなかった。
正真正銘の電子体幽霊ワイアード・ゴーストであり、表層意識だけでなく潜在意識まで含めた人格の全てがネットにダウンロードされている。リバイアサンはその潜在意識が別個に成長を遂げたものであり、憐の精神状態に呼応して活動する。そのことは本人も理解しており、負の感情を抱かないように努めていた。透やバチェラと積極的に関わることを避けていたのはこのため。
義兄である透を慕っている。透が記憶を失っていることを知ると大人しく身を引き、迷惑にならないように姿を隠して遠くから見ていた。
リバイアサンとは表裏一体の関係であり、一方が消滅すればいずれもう一方も消滅する。憐編「永遠」では、リバイアサンと共に復活している。リバイアサンが一時的に破壊された際、修正プログラムに組み込まれた反転フリップ・フロップで復旧したものと思われるが、詳細不明。
ブレインプロジェクト・ＰＲＯＪＥＣＴ３実験体。脳内チップの特殊機能は電子体の生存能力強化。この機能により、実体から切り離されても電子体として行動可能。実体は実験中に死亡。副作用として致命的な障害が発生するとされるが、詳細不明。実体の死亡の原因と考えられる。通常の没入では仮想に表層意識、現実に潜在意識＋実体があり、切断すると電子体が機能停止、実体が脳死（＝実体は生存している）するのに対し、仮想に表層意識＋潜在意識、現実に実体があるため、切断すると電子体が生存、実体が死亡する？（つまり、潜在意識の有無が生存の可否を決める？）
脳内チップにゲンハと共通するバグを抱えており、増大した能力に精神が耐え切れず、終盤では狂気リバイアサンが理性憐を圧倒してしまっている。透曰く、「生き地獄」。このことから、電子体の生存能力強化は潜在意識の強化によるものであることが窺える。
ネットの法則ロジックに対抗する能力を持つ。このため、バチェラですらどうやってやったのか分からないようなことを容易く成し遂げる。これが、電子体幽霊ワイアード・ゴーストであることによるＡＩとの親和性の高さによるものなのか、リバイアサンの能力を表裏一体の存在である憐が得るに至ったものなのかは定かではない。この能力によって、本来成長しない電子体幽霊ワイアード・ゴーストでありながら成長している他、バチェラ編「暴走」では首輪を無効化、憐編「別離」では透の精神を改変、憐編「融合」では脳内チップを介して透の意識に潜り込んでいる。
両親の死後、透と共に軍研究所に引き取られ、ブレインプロジェクトの実験体となる。実験中に実体は死亡したものの、電子体は生存。何らかの理由（暴走？）で軍研究所構造体に封印される。八年前、バチェラによって解放され、ＦＬＡＫに追われながら透を探すが、追い詰められてリバイアサンを覚醒させる。その後、透と再会するが、透が記憶を失っていることを知って姿を消す。
『BALDR FORCE』では、電子体幽霊ワイアード・ゴーストとしてしばしば透の前に姿を現す。
『BALDR SKY ZERO』では、薔薇書簡に憐と思しき電子体幽霊についての記述がある。それによれば、無機ＡＩが電子体として認識していなかったためにセキュリティが機能していなかったようだ。
『BALDR HEART』では、脳内チップの実験の失敗で偶然生まれた最初の離脱者として語られる。それによれば、思考が仮想に影響を与えていたためにネットの法則を逸脱した行動が可能だったようだ。
『RESOLUTION』では、Ｖ・Ｓ・Ｓにおいてインビーのコードネームで呼ばれる。「envi」は英語で「嫉妬」の意味。また、両親から貰ったオルゴールを宝物にしていた。オルゴールには「ALICE in WONDERLAND」の記載がある。流れるのは「undeleted」のインストだけど。被験者ナンバー０８１２。ミイラ化した死体が残っていた。強化脳内チップには自爆プログラムが仕込まれているが、「憐のマトリクスは当時最新で、どのフォーマットも受け付けない。だからウィルスも直接は効かない」らしい。詳細不明。何のための自爆プログラムだ。
『Xross Scramble』では、ゲスト出演。「Xross Savior」では、透を探しているうちにアヴァターに迷い込み、謎の巨大な影の正体を探るために南サコー島を訪れた主人公当真大河と遭遇する。後に、異世界の神の使者エスカ・ロニアとの対決に赴く大河に彼女の居場所を教える。大河には幽霊だと思われていた。「Scramble Savior」では、自キャラの一人。使用条件は「Xross Savior」クリア。リバイアサンを召喚して戦う。
『オトメクライシス』では、ゲスト出演。次元誘拐犯ローリエ・エスプレット・マジョラムに囚われ、一度は運良く逃れて同じ境遇のレベッカと行動を共にするが、再びローリエに見付かり、レベッカに逃される。後に、王女クレアがローリエを誘き出すための囮になる。レベッカにはやはり幽霊だと思われていた。「BATTLE MODE」では、レベッカのサポートキャラ。

ミスターＭＡＸ

登場作品
【BALDRFIST】
声優
西原Ｋ太
性別
男
分類
人間
年齢
不詳
立場
プロＧＩＧＡＳマネージャー
サンディ・サバンナの父であり、シンシアの夫。
サンディをプロデュースする悪役プロＧＩＧＡＳマネージャー。かつてはシンシアもプロデュースしていた。
属性は「悪エィビル」らしい。
社長とは険悪。アンとはノリが合う。ローラを敬遠する。
サンディが５歳の時、所用で留守にしている間にコネクターによってシンシアを亡くす。サンディを森で拾った狼少女と偽ってメルヘン婆あに預ける。
『BALDRFIST』では、サンディを悪役プロＧＩＧＡＳファイターとしてプロデュースし、第二のシンシアに育て上げようとする。

ミッサー

綴り
MISSER
登場作品
【BALDR HEART】
正式名称
メッサー
パイロット
波多野博已
分類
シュミクラム
レンジ
遠距離型
ステータス
格闘：Ｅ／射撃：Ｄ／機動力：Ｄ／耐久力：Ｄ
使用兵装
ワンツーパンチ、ダッシュパンチ、ミサイル、リサーチミサイル、爆撃ミサイル
中量級シュミクラム。機体色は灰。『BALDR SKY』でのメッサーの機体色は紫。
屑鉄広場からサルベージしたシュミクラム。博已は何故かミッサーと呼んでいるんだとか。
コパー・スナイパーと共に骨董品レベルの機体。なお、『BALDR SKY』でのメッサーのステータスは格闘：Ｄ／射撃：Ｃ／機動力：Ｄ／耐久力：Ｄ。

ミッション・インポッシブル

ブライアン・デ・パルマ監督の映画作品。

ミッドスパイア

清城環境建築都市。
四重の隔壁で囲われた、地上千メートル超の巨大建造物。清城市の本体と言っても過言ではなく、人口の二割と富の七割が集約されている。
宇宙植民地スペースコロニーに使われる筈だった技術がふんだんに投入されており、内部は人工の陽光に照らされたテラス状の階層都市となっている。調整された自然環境、豊かな物資、整った治安体制と、ある意味では理想的な近代都市。上層ハイ・ライズの一部は雲上に位置し、天然の陽光を見ることができる。
入国管理局によって住民以外の出入りは制限され、住民はミッドスパイア外部を都市外周部と呼ぶ。ミッドスパイア内部は情報統制されており、単なる政治広報とニュース風のフィクション番組ばかりが放送され、外部ネットとの無線接続は遮断、有線接続も没入管理局が規制している。許可が通ってもリミッターありでのアクセスしかできず、リミッターなしの外部ネットへと没入するには、端末コンソールをハックして防壁を潜り抜ける必要がある。
治安維持用の小型飛行ロボットが巡回している。淫行条例が厳しい。
都市自警軍ＣＤＦ本部の地下には、重犯罪者用の隔離施設がある。また、地下数キロには、管理コンピュータであるバルドルマシンが存在する。
『BALDR BRINGER』では、アセンブラ暴走未遂事件で半壊したものの、数年で再建されたことが語られる。管理にバルドルマシンを使用しているため、ジャハナム社の影響力が大きく、内部には支社の社屋が所在する。

密閉型操作席コンソール

操作席コンソールの一種。
通称「かんおけ」。箱型で、寝そべって使用する。
テキストとＣＧで形状に差異があるようで、テキストでは「操作席を列から引き出し、棺おけのような蓋を開いてしまう」と描写されているが、ＣＧでは引き出した操作席に蓋はなく、そのまま寝そべるようになっている。
生命維持装置つき。
ネットカフェで使用されているものは、内張りがウレタンフォームで、一番目立つ赤いボタンが強制離脱アボートキーになっている。
アーク社で使用されているものは、軍でも使用されている高級品。全裸で使用し、体はナノ洗浄で清潔に保たれ、排泄物は化学処理される。
『BALDR SKY ZERO』では、専らベッドと呼称される。
スコールで使用されているものは、高級品で長期間の没入にも耐えられる。バイオリズムや脳チップに合わせてマッチングが可能で、冷凍睡眠コールドスリープ機能も備わっている。

ミトラヴァルナ

由来：インド神話における最高神（ミトラとヴァルナ）
飲料メーカー。
ニュービーズ・インパクトの公式スポンサーを務めた。

ミドルキック

中段にキックを放つ。
【BALDRFIST】
No.9。通常・打撃技。

三納岸ユーリ

読み
みなぎし─
登場作品
【BALDR HEART】
声優
しぶさわゆきの
性別
女
分類
被造子・第二世代
年齢
十代後半
立場
府嶽軍事戦闘部門第三電脳師団戦闘用電子体連隊隊員→傭兵→甲華学園上級生
階級
兵長
機体
グレイムテール
個人情報
身長：１５２cm
スリーサイズ：８７（Ｅ）／５６／８１
ヒロインの一人。
瀧沢ヴィルヘルムの養子であり、瀧沢蒼の義妹。
鈴宮凪の臓器移植用の複製体として作り出された被造子。
三納岸ユーリという名前は偽名で、本名はユーリ・瀧沢。
陽気に見えてシビア。必要があれば冷酷にもなれる。人前では無邪気で純真な性格を装いながらも、平然と毒のある言葉を吐いて相手を混乱させることを好む。
「訓練所の頃から、兄貴の童貞膜を狙ってて一緒の部隊にまで追いかけたんだから」などと宣い、しばしば蒼を誘惑するような態度を取るが、知識だけで性的経験は皆無。
超人的な身体能力を持つ。体力や反射神経、現実での戦闘スキルは蒼よりも上。月詠編では単独かつ丸腰で襲撃してきたバイオ部門保安部を全滅させ、ユーリ編では月詠と共に府嶽の船を、茉緒・凪編では単独で雄大の船を制圧している。蒼曰く、「存在そのものが武器みたいなもの」。
担当は偵察兵スカウトで、訓練所時代は「食虫植物ウツボカズラ」の異名を取った。十八番は追跡トレース。
施設時代は他の子供たちに「性教育」を施し、姫様気取りでちやほやされていたらしい。同室の子供は数日置きに寝不足になると噂になっていた。ただし、体に触れさせたことはない。カンナ曰く、「やらずぼったくり」。
天本によって、丘埜村のバイオアセンブラで作成された凪の臓器移植用の複製体。二十年前のアカシック計画において、凪が実体に致命的な損傷を負ったことで作成されたものと思われる。そのため、凪の複製元である岬と同じく、肝臓がクローンのプロテクトへの抗体を分泌するように改変されている。機密保持のために愛玩用被造子セクサドールとして登録されたとされるが、年齢にそぐわない幼い容姿にも関わらず巨乳であること、愛玩用被造子セクサドール同様に発作を起こして発情状態になることから、ある程度は愛玩用被造子セクサドールとしての機能を有しているようだ。複製元である凪と大きく異なる容姿はこのためか。超人的な身体能力の由来は不明。凪も反射神経が良いとされることから、岬が当主の娘の影武者として持たされた機能の一つだったのかもしれない。また、複製体であることとの関係は不明だが、寿命が短いようだ*2。
御伽話が苦手。
カンナは施設時代の同期で、成績優秀者として同室になる。互いに嫌悪感を抱いているが、実力だけは認めている。
蒼は相棒。府嶽時代から「兄貴」と呼ぶ。彼に御伽話を読み聞かせて廃人同然の状態から回復させ、生きることの難しさを教えた。同じ訓練学校を同期で卒業し、同じ部隊で一年間を戦ってきた仲。誰よりも大切に思っており、蒼のためなら恩人であるヴィルヘルムにも容赦しない。
ヴィルヘルムは養父。命の恩人でもある。施設が襲撃された原因が蒼にあると考え、蒼を回収したヴィルヘルムについていった。蒼の監視を命じられ、何かおかしな兆候があれば始末することになっていた。
パイロット・サポート・ハッカーとしての能力はいずれも高いと思われるが、目立った活躍は見られない。パイロットとしては蒼を初めとする凄腕ホットドガーたち、サポートとしては文字通りの魔法使いチーターである妖精、ハッカーとしては特級プログラマウィザード級のカンナが比較対象となるため、無理もないが。
出身は丘埜村・被造子密造施設。十数年前、カンナ他数名と協力して被造子密造施設からの脱走を企て、被造子密造施設壊滅の契機となる。蒼を回収したヴィルヘルムに随行。以後、ヴィルヘルムに連れられて各地を放浪。十年前、蒼が海神に来訪した際には同行していなかった。ベオウルフに預けられていたのだろうか？　数年前、府嶽社の訓練学校を卒業、軍事戦闘部門に雇用される。
『BALDR HEART』では、蒼と共に府嶽を除隊。海神に来訪し、甲華学園に転入する。調査を妨害するトリックスターと水面下で攻防を繰り広げる。月詠編では、直翔率いる都市警備隊に拉致された茉緒たちの実体を隠蔽。甲華学装隊のシュミクラムの回収時、体調不良で不参加。査察団によるバイオアセンブラ・プラント調査時、出頭命令を受けて蒼と共に司令塔に向かう。襲撃してきたバイオ部門保安部を全滅させ、蒼と月詠を救出、二人の実体を防衛。府嶽拠点壊滅作戦時、ノイモーントを防衛。爆発に巻き込まれて深手を負い、死亡したものと思われる。茉緒編では、単独でトリックスターのアジトを襲撃するが、失敗。発作を起こして学園生の訓練に不参加。月詠と共に、直翔に監禁された蒼と茉緒を救出に向かう。チャウグナルによる実家襲撃時、仮想で応戦。月詠と交代で離脱、サポートに専念するが、チャウグナルに襲われて負傷する。蒼と共に学園に転居。パトロール任務中、亡霊の襲撃を受け、敵を振り切り、屑鉄広場で亡霊に襲われた蒼たちの援護に現れる。視察団によるバイオアセンブラ・プラント調査時、蒼の実体を防衛。雄大追跡時、単独で雄大の船を制圧、雄大の実体を確保する。亡霊大量発生時、トリックスターの遺品である裏口バックドアから凪と共にバルドル・レプリカに潜入。「茉緒」では、凪と共に離脱。ヴィルヘルムと共に海神を離れる。「破綻」では、凪と二人でバルドル・レプリカと共に自爆、死亡。凪編では、発作を起こして屑鉄拾いに不参加。戦艦調査時、トリックスターをアジトから連れ出す。雄大に奪取された蒼の実体を回収するために、ベオウルフと共に雄大の船を制圧、蒼と雄大の実体を確保する。府嶽への航行中、蒼・凪と共に丘埜村に向かう。府嶽部隊に捕縛され、府嶽に連行される。府嶽幹部との面会時、蒼と凪の実体を防衛。戦艦転送時、サポートに専念。直翔との交戦時、月詠と共に待機。直翔を殺害したチャウグナルと交戦する。戦艦暴走時、月詠と共に凪を救出。戦艦突入時、月詠と共に露払いを務める。戦艦が地獄門に突入した後、夢に囚われるが、自力で覚醒。ノイモーントを防衛するが、再び夢に囚われ、蒼と交戦、敗北。地獄門再開門時、蒼と凪を先に行かせるために、ユーリと共に亡霊を足止めする。「凪」では、白樺寮に移り、時々学園にも顔を出している。

ミナコ・カスパート

登場作品
【BALDRFIST】
声優
飯田空
性別
女
分類
人間
年齢
２０
立場
ソトヤマダ工機社員
機体
金剛
主人公の一人。
平凡で大人しく善良。地味で主体性に欠け頼りない。言いたいことは一応言うが、結局、状況に流されてしまいがち。ネメスとの準備戦で、初めて「誰かと一緒に、自分の可能性を競い会いたい*3」という感情を覚える。
会社では事務系担当。怒ると社長をタコ社長と呼ぶ。
サンディとは気が合う。ネメスとはライバル。
経理の学校を卒業後、ソトヤマダ工機に就職する。
『BALDRFIST』では、ソトヤマダ工機の倒産を回避するべく、バルフィスに出場することになる。
本選の対戦相手はアオイ、サンディ、ローラ、アン、バネッサの順。
ミナコエンドでは、ネメスと二人、看板ＯＬとしてソトヤマダ工機で働いている。

水無月

【BALDR SKY】
未登場。
水無月先生。
施設時代、空と真を担当していたカウンセラー。

水無月コーポレーション

世界的に有名な大企業。水無月姉妹の親戚が社長を務める。
よしおコーポレーションの親会社。

水無月空

読み
みなづきそら
登場作品
【BALDR SKY】【BALDR SKY Core Defender】
声優
さくらはづき
性別
女
分類
被造子・第二世代
年齢
１６→２３（世界０）
立場
星修学園高等部二年→傭兵（世界０）
階級
中尉（世界０）
機体
カゲロウ・冴（世界０）
個人情報
身長：１６２��
体重：４７��
スリーサイズ：８７／５１／８５
生年月日：２／２５
血液型：Ｏ
好きなもの：ＡＩ・まこちゃん
嫌いなもの：曲がった事
メインヒロイン。
水無月真の姉。
ノインツェーンと門倉八重の遺伝子を掛け合わせて作り出された被造子。水無月の姓は施設時代のカウンセラーのもの。
冷徹で排他的、誰に対しても心を開かず、鬱病のように沈んでいる。数万年もの歳月を消失することなく過ごし、並行世界への干渉を繰り返してきたことで、ものの見方が人間とは微妙に異なっている。学園時代は、明るく優しく騒がしく、おっちょこちょいでお節介焼き、直情径行で曲がった事が大嫌いな委員長気質だった。
学園時代から運動神経が良く、手加減していたとはいえ、スポーツ特待生の千夏と張り合っていた。世界０の現代編では、甲と同様の経歴を辿ったのだとすれば、それなりに格闘戦は強いものと思われる。
真と自我が相互に連結されており、幼少期はお互いの経験や感情が伝わっていた。リンクは月日の経過に伴って薄れていったが、学園時代でも行動や居場所が伝わることがあったようだ。
幼少期に「それなりに大きな処置」を受け、副作用で記憶が一部欠落しており、定期検診を義務付けられていた。詳細不明。嘘の家族の話を本当だと思い込んでいるのはこのため。
ＡＩとの親和性が非常に高く、学園時代はマザーと会話をするのが日課だった。
アーク社と契約し、奨学金で学園に通っていた。モニター契約とは別のもので、契約内容は不明。
学園時代は妙に事情通で、やたらと顔が広かった。これは、空が疑問に思っていることがあると、クゥが必要な情報を選び出して送り込んでいたため。
学園時代はそれなりに人気があり、頼まれると断れないので、何度かデートにも行っていた。ただし、感想は「阿鼻叫喚」。また、子供の頃に一度だけデレデレになったことがあるらしい。真の反応からして、甲模倣体のことだと思われる。
プロレス好きなのか、プロレスラーのモットーを口にしたり、千夏相手にドロップキックやラリアット、ロメロスペシャルといったプロレス技を繰り出している。
シュミクラム戦を「野蛮な趣味」として嫌っているが、シュミクラムについて一定の知識を持ち、経験もある。ストレス解消のためにシュミクラム戦を始めた真の相手をしていたものと思われる。
ルネサンス計画閉鎖後、ノインツェーンが作成した被造子の一人。接続者コネクターの素養はなかった。真の姉という続柄は遺伝子提供者が同じ年長者ということを表したものでしかない。ノインツェーンの潜伏先が発見された時点では受精卵*4の状態だった。ノインツェーンの死後、南米で秘密裏に胎児の状態まで培養。南米千人殺し事件で永二に保護され、聖良に預けられた。
世界０の現代編において、真を救うためにトランキライザーに接続、ノインツェーンを封じ込めることに成功する。同時に、感情を司るユニットとして取り込まれ、もはやノインツェーンとは独立して存在できない。
世界０において、ＡＩネットワークを介して甲の人生を観測している。また、八重の死後と学園編開始直後の少なくとも二回、甲の前に姿を見せ、八重の死後は声も掛けている。いずれも現実世界での出来事であり、空編でのクゥ同様、甲の知覚情報に自分の姿や声を合成したものと思われる。クゥはこれらを空の甲へのアプローチと語っているが、世界０では起こり得ない出来事であり、甲模倣体が幼少期の空に一目惚れした直接的な原因ではない。
料理が下手。味覚に問題あり。赤いスニーカーが好き。センスが常人とはかけ離れている。意地になって真の本を読もうとしては居眠りしていた。
甲は元恋人。世界０の現代編では、彼を奪った灰色のクリスマスの真相を知るために、空はドレクスラー機関を追っていた。
レインは元親友。甲へのアプローチを手伝っていた。世界０の現代編では、パートナーとして行動を共にしていた。
真は妹。姉妹仲は良好だったが、お互いに引け目を感じていた。世界０の現代編では、彼女を救うために、トランキライザーに接続した。
聖良は後見人。あまり接点はなかったようだ。
灰色のクリスマス当日、レインを星修に編入するように勲を説得しに行っていた。世界０では、甲が代わりに説得しに行ったものと思われる。
ノイは主治医。しばしば診察をすっぽかしていたようだ。
パイロットとしての能力は極めて高く、永二が何度も入隊を誘ったほど。特異点の助力抜きで現代編を生き抜いており、指揮官としては甲より有能か。
プログラマとしての能力もそれなりに高いようで、中級プログラマ程度の技術が必要とされる潜脳が可能。
幼少期、アーク社の医療施設に預けられる。施設時代、それなりに大きな処置を受ける。星修学園に入学。１５歳の時、星修学園高等部に進学。１６歳の時、灰色のクリスマスで死亡。
『BALDR SKY』では、エージェントを通じて干渉を行っている。真編では、甲にアセンブラの修復プログラムを託している。
「飛び出せ！バルスカ学園」では、真の姉。転入生で、甲たちのクラスメイトになる。妹である真と百合関係にあるが、男の方がいいらしい。
『Core Defender』では、ノイのために甲とレインに私有空間の防衛を頼む。

水無月真

読み
みなづきまこと
登場作品
【BALDR SKY】
声優
神村ひな
性別
女
分類
被造子・第二世代
年齢
１５〜１６→２２〜２３
立場
星修学園高等部一年→ドミニオンの巫女
機体
ネージュ・エール
個人情報
身長：１５２��
体重：４４��
スリーサイズ：７９／５１／７６
生年月日：１２／１１
血液型：Ａ
好きなもの：読書→本当の世界
嫌いなもの：電脳症→偽りの世界
ヒロインの一人。
水無月空の妹。
ノインツェーンと門倉八重の遺伝子を掛け合わせて作り出された被造子。水無月の姓は施設時代のカウンセラーのもの。接続者コネクターシステムの適合者。
冷徹を装っているものの、根はお淑やかで繊細ながら果断。ドミニオンの教義に染まり、この世界が仮想だと頑なに信じ込んでいる。教主であるグレゴリーの行いに疑問を感じながらも従うが、かつての仲間を思いやる気持ちは失っていない。学園時代は、素直で早熟、周囲に心配を掛けまいとして一人で抱え込んでしまいがちだった。
空と自我が相互に連結されており、幼少期はお互いの経験や感情が伝わっていた。リンクは月日の経過に伴って薄れていったが、学園時代でも行動や居場所が伝わることがあったようだ。
幼少期は病弱で外出も儘ならなかった。学園時代には、肉体的には健康そのものとなっていた。
奇妙な衣装を身に纏い、仮面で顔を隠している。下着は褌。神父の趣味なのだろうか……？
電脳症患者。固有の症状は仮想における特定少数への思考の伝播。作中では、甲、空、亜季、クゥ、直樹、レインが伝播対象となっている。伝播するのは表層思考だけで、意識すれば遮断することも可能。感情が昂ぶると、対象を問わず思考が伝播する。意識的に思考を伝達することもできるが、神経に負担が掛かる。また、意識パターンがＡＩに近く、意図せずネット上のセキュリティを無視してしまう。他にも、ＡＩの量子通信を受信してしまうことがある。これが原因で、並行世界の記憶を夢に見たことが、この世界が仮想だと信じ込む一因となっている。これら、電脳症故の能力には統合や州政府も注目しており、月に一度は清城市の大学病院で検査を受けさせられていた。症状は長らく安定していたが、灰色のクリスマス以降に症状が進行したのか、現代編では対象を問わず思考を伝播・伝達することに加え、他者に記憶を伝達することや他者の表層思考の一部を把握することもできるようになっている。
施設時代、立入禁止区域で事故に遭い、言語中枢に何らかの負荷が掛かって失語症に近い症状を呈していた。この件で自責の念に駆られる空を慰めるために嘘の家族の話を始めた。灰色のクリスマス以来、喋ることができるようになった。
星修学園には特待生として入学し、特別クラスに通っていた。成績優秀で、菜ノ葉に勉強を教えていた。
学園時代は読書家で、『BALDR SKY』時代では珍しい紙媒体の書籍を好んでいた。所有していた書籍は、『恋の罪』、『ジュスティーヌあるいは美徳の不幸』、『草原の狼ステッペン・ウルフ』、『初級・恋愛入門読本　誰でもゲットできる初恋の彼氏』など。「消えたニラの謎」では、小説だけでなくアニメやドラマなども多数所有していることが明らかになる。何気に亜季に次ぐオタクなのでは……。
学園時代、ネットから甲の動向をチェックしていたらしく、千夏と処女を貰う約束を交わしたことを知っていた。本人曰く、「私、ストーカーの気があるかもしれませんよ？」。
ルネサンス計画閉鎖後、ノインツェーンが作成した被造子の一人。空の妹という続柄は遺伝子提供者が同じ年少者ということを表したものでしかない。ノインツェーンの潜伏先が発見された時点では受精卵*5の状態だった。ノインツェーンの死後、南米で秘密裏に胎児の状態まで培養。南米千人殺し事件で永二に保護され、聖良に預けられた。
灰色のクリスマス当日、バルドルに接続、冷凍保存された。ノイが電子体だけは逃がしたが、真はそれを知らず、実体とのリンクが遮断されていて離脱できないことから、この世界が仮想だと信じ込む一因となっている。現代編でも実体は冷凍保存されたまま。
外見に反比例して耳年増。料理の腕は身内で二番。小食。運動神経は悪い。学園時代の就寝時間は十時で、寮で一番の早寝早起き。
甲を兄のように慕い、憧れていた。甲の熱烈なファンを自称する。電脳症による思考の伝播を気にせず、寮で一番親切にしてくれたことで好意を抱くが、「私が恋するには恐れ多くて…私なんかが好きになっちゃいけない人で」と自重していた。
学園時代、レインの甲へのアプローチを手伝っていた。
空は姉。姉妹仲は良好だったが、お互いに引け目を感じていた。灰色のクリスマス当日、悪戯で見当違いの切符を買わせたことで空を死なせてしまったと考えており、自責の念に耐え切れず、その記憶を無意識の底に封印している。
甲と同じく、電脳症による思考の伝播を気にしないクゥとはとても仲が良く、亜季の私有空間プライベート・スペースから連れ出してしまうこともあった。
雅にはよくジュースをご馳走してもらっていたようだ。
電脳症による思考の伝播をあまり気にしない直樹を父親のように慕い、心の支えになっていた。だが、結果として直樹に無理をさせて壊してしまったことを悔いている。
聖良は後見人。あまり接点はなかったようだ。
ノイは主治医。学園時代、彼女の薦めでストレス解消のためにシュミクラム戦を始めた。
灰色のクリスマス後、離脱できず途方に暮れていたところをグレゴリーに保護された。グレゴリーの正体が直樹であることにほぼ気付いていた。
パイロットとしての能力は極めて高く、凄腕ホットドガーとされる千夏を圧倒し、アーク保安部隊一個小隊を容易く壊滅させている。ただし、甲に対しては、自分の勝てる相手ではないと考えている。もっとも、これは甲を絶対視しているためで、甲は「手加減したかったのにできなかった……。君は、あまりにも強かった」と語っている。また、学園時代に、三人一組のチーム戦であるニュービーズ・インパクトに単独で参加、準決勝まで勝ち上がっている（後に棄権）。「BALDRSKY the Another」でも、やはり三人一組のチーム戦であるアリーナ落成記念のサバイバル戦に単独で参加、優勝している。
プログラマとしての能力は不明だが、電脳症故に一瞬で潜脳の手続きを済ませることができる。「くぅは…いらないこ？」では、一瞬で防壁を展開、自分たちのいる空間を周囲から隔離している。
電脳症故にネット上のセキュリティを無視できるため、ハッカーとしての能力は極めて高い。対ＡＩ対策班ＧＯＡＴでも突破困難なアーク構造体の防壁すら無意味で、クゥのデータを奪取している。
幼少期、アーク社の医療施設に預けられる。施設時代、立入禁止区域に侵入して事故に遭う。星修学園に入学。いじめに遭う。１５歳の時、星修学園高等部に進学。１６歳の時、実体を凍結される。グレゴリーに保護され、ドミニオンに入信する。アーク社に侵入、クゥのデータを奪取する。ナノ密造プラントに侵入、ドレクスラー機関の研究員を強奪、ダーインスレイヴに包囲された甲を救出する。
『BALDR SKY』では、ドミニオンの一員として活動、対ＡＩ対策班ＧＯＡＴの襲撃を受けたＮＰＣ密造業者からクゥのデータを奪取する。レイン編では、対ＡＩ対策班ＧＯＡＴ・フェンリルによる地下軍事施設襲撃時に千夏と交戦。菜ノ葉編では、ジルベルトへの潜脳に協力。千夏編では、ドミニオンに囚われた千夏・雅の救出に協力。亜季編では、奪取したクゥのデータを甲に渡す。ドミニオンによるアーク襲撃に参加、甲と交戦して敗北。真・空編以外では最終的には死亡する*6。改変後の世界５では、四年半後、甲の子供を身篭る。世界７では、直樹を諫め、灰色のクリスマスを回避する。
「飛び出せ！バルスカ学園」では、空の妹。転入生で、菜ノ葉のクラスメイトになる。普通に喋る。「ハックイー」を気に入ったり、聖良とグレゴリーに憧れたり、かなりズレた感性の持ち主。姉である空と百合関係にある。
『BALDR SKY ZERO』では、その脳がアークの研究室に保管されていることが語られる。嘘だけど。マレル編「マレル」では、甲がエドに真の確保を任せている。

南八坂

緑豊かな田園都市。
少し離れたところに大学の研究所があった。
灰色のクリスマスで壊滅。

ミノタウロス

【BALDR SKY ZERO】
シュミクラム。
重量級シュミクラム。系列機にキュクロプス、銀色のソムチャーイ機が存在する。
形状はトレスに酷似している。

ミハエル・カークランド

【BALDR BULLET】
名前は『EQUILIBRIUM』で判明。
未登場。
男性。
セルゲイ・カークランドの父。
カトリック信者であり、強固な反バルディスト。

宮国朱璃

コラボ兵装少女の一人。
【BALDR HEART】
出典：千の刃濤、桃花染の皇姫（オーガスト）
参戦条件：サバイバルモード　ＳＴＡＧＥ２０クリア
勧誘対象：なし
保有兵装：呪装刀

ミュ・ダ・ゼリ

綴り
MUR D'AZALEE
由来
フランス語で「壁（MUR）ツツジ（D'AZALEE）」
登場作品
【BALDR SKY ZERO】
パイロット
ケイ
分類
シュミクラム
レンジ
オールレンジ
使用兵装
ランス、シールドアタック、マシンガン、スプレッドボム
中量級シュミクラム。機体色は薄紫。背部の大型ブースターと大腿部前後の大型アクティブシールドが特徴。
ルパルテール・インダストリーのカスタムシュミクラム。支援・防御型の機体で、中距離からの射撃やディフェンス主体が本来の性能だが、シールドバッシュも可能。また、アクティブシールドは射出して遠隔操作することができる。
作中で戦闘する機会がないため、練習の敵機には選択不可。

ミヨルニル

由来：北欧神話における雷の神、トールの槌
焦土戦用次世代型微小機械水素爆弾。
微小機械で効果範囲を包み込み、内部で水素爆弾を起爆。発生したエネルギーを微小機械の内表面で反射させ、分散させることなく破壊力として利用する。起動から起爆まで三十分超、一度の反射による各種エネルギーの減衰率は０．１５６以下で致死率１００％、文字通り跡形も残らない。また、効果範囲を包み込む微小機械は水爆の破壊力に耐えられる強度を持つため、起動準備が完了してしまえば、核に匹敵する威力を持つ対地射撃衛星群グングニールでも焼却することはできない。その制御中枢はＬｏＦに存在する。
水素爆弾部分と微小機械部分から構成される。水素爆弾は古典的な３Ｆ爆弾だが、核分裂に必要な重水素類やウランが欠けているため、単体では起爆しない。微小機械はアセンブラと基幹部分を同一とする次世代型で、自己増殖によって効果範囲を包み込み、物質改変によって重水素類やウランを作り出して水爆を起爆させる。
対地射撃衛星群グングニールが通用しないミヨルニルの技術が拡散すれば、統合政府の分裂は避けられず、良くて冷戦、悪ければ大戦の再来、それも州ごとの泥沼の戦争が懸念される。
大戦末期、行き詰った戦局を打破するために対地射撃衛星群グングニールと同時に開発が進められていたが、微小機械部分の開発が遅々として進まず、対地射撃衛星群グングニールが先に完成したため、ＳＡＳ東南端にあった研究施設ごと対地射撃衛星群グングニールの初射撃で焼却された。その後、ＬｏＦによって実用化されたとされるが、完成したミヨルニルには明らかにスカベンジャーの手が加えられている。詳細不明。
モノステラ地下に埋設されているミヨルニルは５０メガトンクラスで、被害範囲は半径２００ｋｍ。全てのミヨルニルが起爆した場合、被害範囲はＳＡＳ全土に及ぶ。制御中枢はＬｏＦにあり、ＬｏＦ自体にも５０メガトンを遥かに上回る破壊力のミヨルニルが設置されている。
完成したミヨルニルの微小機械部分には、豆の木作戦用の形質転換機能が組み込まれており、計画プランＡでは擬似軌道エレベーター、計画プランＢではアムリタに転換される。
マレル編「マレル」では、この技術を利用した軌道エレベーターが建設中。一年後には完成予定。
「イェルドの世界」では、ＷＡＬＲＵＳが仮想で５００メガトン級の水爆に類似した爆弾を起動し、ＳＡＳは現実・仮想共に壊滅した。この爆弾はミヨルニルの水爆部分が量子転送されたものだと思われるが、その威力は量子転送水爆の一斉起爆が数十ゼダジュールとされるのに対して５００メガトン＝２エクサジュールと大きく劣る*7。何らかの事情で一部の水爆だけが量子転送されたか、ＬｏＦに設置された水爆だけが量子転送されたものと思われる。単なる誤字かもしれない。

ミラーシェイド

『BALDR ACE』における、ユーザーネームのデフォルト名。
わざわざデフォルト名が設定されているにも関わらず、作中で使用されることはない。

ミラージュ

【BALDR SKY】【BALDR HEART】
ウィルス。
高性能レーダーを搭載した大型機。
『BALDR SKY DiveX』における自機の一機。
使用条件：バルドアリーナで４０００コイン以上ゲットまたは７０回以上プレイ
使用兵装：クローワンツー、ヘルダイバー、スラスターファイア、マシンガン、レーダーリサーチミサイル、レーザー、プラズマウェブ
「BALDRSKY ES」では、ＦＬＯＯＲ１１のボスとして登場する。

ミリイ

【BALDRHEAD】
女性。
フルメタル・キャッツの一員。
愛人志望。
終盤、女性陣一同でジャハナム本社を襲撃、捕縛されたバルディが解放される契機となるが、コネクターに一蹴される。

ミルト・インダストリー

ＳＡＳの企業の一つ。
代表はソムチャーイ。
非合法企業で、人材生産の大手。娼館から受精卵を買い取り、ある程度の年齢まで試験管の中で生育してから、養成所などに出荷している。
遺伝子異常を防ぐための検査時、シットウェの富裕層からの指示で意図的に電脳症患者を増加させる微小機械を用いている。
生産プラントの中枢はソムチャーイの心臓と同期しており、ソムチャーイが死亡すると生産プラントも停止する。
保有機体はアガートラーム、アガートラーム・ジェイカー、トネール、ノビー、ミノタウロス、コパー、クォーツナイト、グール、コパーエグザム、コンバットベリアー、クワトロ、スナイパー、マッドローグ、タルタル・キャノン、モッピー・キャノン、ラクリート・キャノン、ドッカー、ドッカーベレージ、ゴンベル、ラプラス、ガリア＝メイブなど。

黄金期ミレニアム

由来：キリスト教における千年王国
『BALDR HEART』時代における統合の謳い文句。
誰もが飢えず、病まず、あらゆる体験を仮想で味わえて何もせずに寿命まで生きていける世界。
なお、『BALDRHEAD』において、バルドルシステムによって人類史上最高峰を築いた時代は黄金の時代と称された。

民衆を導く自由の女神

フランスの画家、フェリディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワがフランス７月革命を題材として制作した絵画。
  • *1 : ただし、甲華学装隊が海神の軍事組織の末端に組み込まれたのは離脱者化より後。
  • *2 : あたしゃどうせ長生きできないし（ユーリ／月詠編７章「戦場」）
  • *3 : 原文ママ。合いたいか。
  • *4 : 細胞核とも。
  • *5 : 細胞核とも。
  • *6 : 私が与えられた情報にはまこちゃんを生存させるような分岐は無かった（エージェント／真編１２章「罠」）
  • *7 : 一万分の一以下。
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