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『SKY』ではほとんどの出来事の経過年数が「数年」「十年以上」「十数年」と曖昧にされており、学園時代から現代までの経過年数も不明瞭である。一方、同時代の『ZERO』では経過年数がある程度記載されている。
そこで、『SKY』と『ZERO』の両方に登場する人物の経歴から、学園時代から現代までの経過年数を考えてみる。

前提

『SKY』学園時代の甲の年齢を16(高校一年〜二年相当、甲は学園編では誕生日を迎えない)と仮定する。
『ZERO』咲良編「咲良」、フラン編「フランツィスカ」、シゼル編「シゼル」、マレル編「マレル」で語られている通り、『SKY』は『ZERO』の2年後となる。従って、学園時代から『ZERO』までの経過年数を算出すればよい。

甲とシゼル

注目するのは、『SKY』の主人公にして『ZERO』の主要登場人物でもある甲と『SKY』の主要登場人物にして『ZERO』のヒロインでもあるシゼル。
甲は南八坂に住んでいた頃、シゼルと一夏を過ごしたことがある。
「シゼル少佐は以前、俺の家に滞在していましたよね?」
「中尉はまだ7、8歳の頃だな」
門倉甲&シゼル・ステインブレッシェル/『BALDR SKY ZERO』マレル編14章「同志」
上記より、シゼルと一夏を過ごしたのは7、8歳の時であることが分かる。

シゼルの経歴

『ZERO』を基準として、シゼルの経歴を整理する。
  • 南米千人殺し事件で家族を失い、本人も瀕死の重傷を負う。
  • 永二に大人の義体を与えられ、一時的にフェンリルに身を寄せる。
  • 永二の命令で甲と一夏を過ごす。
  • フェンリルを離れ、傭兵として活動しつつ家族の仇として永二を狙う。
  • 7年前、グッドマンの協力で永二を暗殺しようとするが、失敗。永二の指示で再びフェンリルに身を置く。
  • 3ヶ月、グッドマンと訓練。
  • 5年前、フェンリルに正式に入隊する。
  • 星修学園都市に来訪(「SKY An」)。
ここから、甲と出会ったのは7年以上前であることが分かる。
「(グッドマンに対して)掃き溜めで育ったヘドロのようなガキを、九年経っても見間違えずに、人生のイロハを教えたのはどなたでしたか?」
シゼル・ステインブレッシェル/『BALDR SKY ZERO』マレル編11章「意地」
「掃き溜めで育ったヘドロのようなガキ」は南米千人殺し事件当時のシゼル、「九年経っても見間違えずに、人生のイロハを教えた」のは7年前の訓練を指す。つまり、南米千人殺し事件は16年前となる。
ここから、甲と出会ったのは7〜16年前であることが分かる。
また、「SKY An」ではフェンリルの一員として星修学園都市に来訪している。従って、学園時代から『ZERO』までの経過年数は5年以内、すなわち『ZERO』の甲の年齢は16〜21歳であることが分かる。

甲の経歴

学園時代から現代までの甲の経歴を整理する。
  • 灰色のクリスマスで被災(16)
  • 訓練所に入所(17〜)。
  • 訓練所を卒業、統合軍に所属。
  • 統合軍を脱退。ドレクスラー機関を追って各地を転戦。
  • SASに来訪(『ZERO』)。
  • 2年後、清城市に来訪(『SKY』)。
「(卒業時、甲とレインに対して)二十代のいいオトナが十代のガキみたいな顔しやがる」
教官/『BALDR SKY』「戦場の二人〜lives in the battlefield〜」
上記より、訓練所卒業時の甲は20歳以上、すなわち『ZERO』では20〜21歳であることが分かる。

総括

『SKY』学園時代から現代までの経過年数は6〜7年、現代での甲の年齢は22〜23歳となる。

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